【その7】
搬送

※人の死についての生々しい描写があります。少し閲覧注意。

615: 名無しさん 01/12/21 15:39
中2の冬、一時退院したじーちゃんと、コタツでみかん食べながらいろいろ話してたんだけど、ふと会話が途切れて、じーちゃんの顔見たら目を閉じて、すでに息もしてなかった…。 

悲しいとか怖いって言うよりも、ただただ唖然っていう感じ。

だって、たった今まで二人で笑ってたんだもん。

じーちゃんの葬式の直前、父の姿が見えなくなって家族で探してたら、両手に酒パックいーっぱい抱えて帰ってきた。

 病気してから禁酒してたけど、若い頃は酒豪でならしてたから、父は「ごくろうさん」って言いながら棺おけに酒パック入れてた。 

それ見てたらすごく泣けて泣けて、あの時じーちゃんの体をゆすって無理やりにでも起こしてたら…って思ったんだけど、 「じーちゃんは最後まで笑ってたんだから、お前もいい顔でお別れ言わんとな」って父に言われたことを覚えてる。 

下手な文でスマソ。
 
616: 名無しさん 01/12/21 15:45
>>615 
全然下手な文じゃないよ。俺もじーちゃん子だったからジーンときちゃったよ。 

じーちゃん、幸せな逝き方だったと思うよ。

617: 名無しさん 01/12/21 15:45
>>615 
幸せそうな死に方だね、泣きそうです。

618: 名無しさん 01/12/21 15:46
>>615 
そんな幸せな死に方できる人は滅多にいないぞ。

619:名無しさん 01/12/21 15:50
>>615 
事件・事故で、前触れもなく人生を止められちゃう人が毎日いっぱい居る中で、最後に孫と話せて考えようによっては幸せだったかモナ 。

俺のじーちゃんも死んじゃったけど、病気入院中に家族や親戚とで交代で夕飯食べさせるの手伝いに行ってた。当時は面倒だなぁ~なんて思ったりもしたけど…今となってはもっと見舞いに行ってやればよかったなとか思う。 

「墓に布団は掛けられない」ってホントだよな。
 
順番では今度は親だもんな…

626: 名無しさん 01/12/21 20:37
>>615 
やばい。マジ泣きしちゃったよ…。

627: 名無しさん 01/12/21 21:10
>>615 
泣いてしまいました。

ウチのおばあちゃんはまだまだ元気で(私はおばーちゃん子なの)、「死」なんて全然考えられないけどいつか、そのおばーちゃんも死んじゃうんだよね…。 

ヤダよー死んで欲しくないよー!!今からでもおばーちゃん孝行しよっと。 

643: 名無しさん 01/12/22 00:13
死の前では人間って本当に無力なもんだね。 

>いい顔でお別れ言わんとな 
これ、名言だと思った。

621: 名無しさん 01/12/21 19:08
>父は「ごくろうさん」って言いながら棺おけに酒パック入れてた。それ見てたらすごく泣けて泣けて 
最期の別れはどうあっても泣けるな。自分もそうだった。その時の気持ちなんて、今でも言葉では表現出来ないんだけど。 

>「じーちゃんは最後まで笑ってたんだから、お前もいい顔でお別れ言わんとな」 
その通りだと思う。故人に心配かけさせる様な別れはすまいと改めて思ったよ。

622: 名無しさん 01/12/21 19:21
泣ける…泣けるよ…

623: 名無しさん 01/12/21 19:31
葬式って人生を見つめなおす良い機会だよね。

624: 名無しさん 01/12/21 19:59
いい顔で別れを、かぁ…お父さんもカコイイな。

635: 名無しさん 01/12/21 22:38
身内の死の瞬間は何度か体験したけど、全員病院だったな。しかも最後は体中にチューブやら機械やら沢山繋がれてて、先生に「機械を止めても良いですね?」って聞かれた。 

>>615のおじいちゃんはいい死に方をしたと思う。家は全員ガン死だ。

638: 名無しさん 01/12/21 23:08
>>635 
うちも同じ。まだかすかに脳波(?)とかあるのに、「一応○○時○○分ご臨終といたします。」 って言われて、看護婦さん達は機械の片付け始めて、親や親戚も荷物の片付けし始めて、どうしようもないんだけど、まっまだ生きてるのに…ってやるせない気持ちになった幼心…。 

文章まとまってなくてスマソ…。
 
645: 名無しさん 01/12/22 01:09
>家は全員ガン死だ。 
食べているものに問題があると思われ。

648: 名無しさん 01/12/22 02:36
>>645 
遺伝子による場合も多分にあるので断言はできないよ。気をつけた方がいいのは確か。

625: 名無しさん 01/12/21 20:26
彼女と河原でピクニック。お弁当を食べていた時のことです。 

うしろで「ドシャァ!」と物凄い音がしました。そうしたら後ろで銀杏をゆすって落していたおじさんが、木から落ちていました。 …血ダマリ。ほぼ即死。救急車呼んだり警察の現場検証したり、大変でした。 

そのあとほとんど場所変えずにご飯たべたんだけどね、ちなみにハンバーグ(苦笑)。

627: 名無しさん 01/12/21 21:10
しかしさー>>625も確かに「死の瞬間」なんだけど、な~んか感動してたのが一気にグロくなってちょっと…。だって最近ココ、なんだかちょっぴり感動スレちっくなんだもん。

ってみんなそう思わない?私だけ?

628: 名無しさん 01/12/21 21:33
>>627 
禿同

629: 名無しさん 01/12/21 21:35
>>627 
他人の死に直面したくなければ…今すぐお前が死ぬんだ! もっともらしいだろぉ~!

630: 名無しさん 01/12/21 21:35
17年前、ツレが死んだ時の事思い出した。

ずっと入院してて、面会時間ぎりぎりに、約束してたアイスを持って見舞いに行った。

個室だったんで勢いよく入ったら、苦しそうにナースコール押してるツレがいた。なにが起きてるのか解らないまま看護婦や医者が飛んできて、あっという間に死んでしまった。

ツレの両親が来るまで霊安室にいてて、ツレのお父さんが俺に「ついててくれてありがとう。」って言った後、俺の持ってた溶けたアイスをツレに食べさせようとしてるのを見て、ボロボロに泣いた。

636: 名無しさん 01/12/21 22:42
>>630 
>溶けたアイスを ツレに食べさせようとしてるのを見て 

この下りで、私も泣いてしまいました。

641: 名無しさん 01/12/21 23:40
深い…考えさせられた。ほんっとに色んなドラマがあるんだなぁ…。

642: 名無しさん 01/12/22 00:00
今もパレスチナやアフガンで氏に直面してる人もいるんだよなあ…

644: 名無しさん 01/12/22 00:34
うううう……

639: 名無しさん 01/12/21 23:09
快楽を伴って死ねるなら、長生きできなくてもいい。

640: 名無しさん 01/12/21 23:21
>>639 
今すぐ雪山で遭難しれ。

650: 名無しさん 01/12/22 03:23
4年間病院で働いて、30人くらい看取ってきました。 

人がこの世を去る姿が目に焼き付いて離れないときもあったけど、意外と慣れてる自分もいました。

だんだんと霊感(第六感?)も強くなったのか、死期も敏感に感じることが出来てきて、ある意味辛かった。一生懸命尽くした患者さんは、亡くなった後必ず会いに来てくれました。

 先輩に叱責された私を励ましてくれた患者さんも、みんなみんな癌で逝ってしまった。
 
私に赤ちゃんが出来たとき、一番最初に喜んでくれて、それを楽しみに待っててくれたあの人にもう一度会いたい。

切迫でしばらく入院し、退院後に大きくなったお腹を見てもらいに行ったときには、もうそこにはいなかった。 

一番喜んでくれただろうなーー、と思うと、今でも涙が出ます。 

って、スレ違いだったらすみません。

652: 名無しさん 01/12/22 03:29
>>650 
すれ違いだけど今の流れからするとOK! このスレの流れがアンビリーバボーみたいになってきた。
 
前半コワヒ→グロイ・痛い→感動のアンビリーバボー

714: 名無しさん 01/12/22 18:30
>>652の言うとおりだとすると、感動のアンビリーバボーが終わりつつあるのでまたコワヒ系に逝くのでしょうか?

657: 名無しさん 01/12/22 04:12
アンビリバボーの構成に確かに似てる…

653: 名無しさん 01/12/22 03:38
うううっ…泣いちゃう。みんなの読んで。

654: 名無しさん 01/12/22 03:44
田舎の国道でなんだけど、私の前を走っている軽自動車がやけに遅い。でも追い越し禁止だったから、少し車間距離をおいて走ってました。
 
大きなカーブを過ぎて橋にさしかかった時、対向車がすごいスピードで対向車線を乗り越え、前の軽自動車に正面衝突。橋の上だったから、私も思いきりハンドルを切って歩道側につっこみ、なんとか接触を免れました。 

で、事故処理しようと思い、2台に近づくと、軽自動車にはおじいちゃんとおばあちゃんがシートベルトをして乗ってました。「痛い痛い」って(たぶん肩を脱臼したのだと思われ)言っていたので、救急車を呼びました。
 
で、ぶつかっていた方の運転手(若い男)がこっち側に歩いてきて「大丈夫ですか?」って。顔を見たら血まみれで…。 

で、「あんたも動いちゃダメ!」って言ったんだけど、フラフラと動き回り、突然なんかをドロドロと吐き出して倒れました。 そしてそのまま帰らぬ人に。
 
徹夜で彼女とドライブしてたらしい。助手席の彼女はシートベルトしていて無事でした。しばらく飯が食えなかったよ。

656: 名無しさん 01/12/22 04:01
俺が小さい頃、よく父方の祖母んとこに行ってた。でもしばらくして両親が離婚して、俺は母に引き取られたから、その祖母とは逢わなくなったんだ。 

11年後、父がいきなり家にやって来た。 

「おばあちゃんが倒れたから来てやってくれ。」 

祖母が入院している病院に行き、11年ぶりに祖母と対面した。
 
病名は脳硬塞。体にチューブが取り付けられ、薬の副作用か何かで顔が膨れていて、あの頃の祖母とは別人のようだった。意識も無く、ただ眠っているみたいだった。 

「お母さん起きてや」 

父が何度もつぶやき、祖母の手を握っていたのを覚えている。 

二ヵ月後に祖母が亡くなり、荼毘に付す前に祖母の白い毛髪を手渡された時、俺も父も初めて涙が出た。 

父方の祖母の死に目には逢えたけど、母方の祖母は阪神大震災で家の下敷になって亡くなったから、死を見取ってあげる事ができなかった。 

その事が今でも俺の心に残っていたたまれません。 

658: 名無しさん 01/12/22 04:34
じいちゃん入院してた。そしたら親父が急に今から田舎帰るぞって言い始めた。 

本当はその次の日に出発する予定だった。田舎行きの最終の新幹線に乗って、到着して30分後くらいににじいちゃん老衰で死んだ…。 

息子の顔見てホッとしちゃったのかな

661: オカルトではないんだけど… 01/12/22 05:58
小学校時代、ずっと好きだった男の子がいた。ちょっと無口だけど力持ちでみんなに優しくて、クラス全員が慕ってた。本当に『ヒーロー』だった。 

その彼(S君)が、中学2年の春休みに死んだ。 

私の家の真裏の線路で、うちから20mくらい離れた場所で電車に轢かれた。その日の夜、私の母がその事故を目撃した近所の人から話を聞いてきた。
 
S君は夕方、犬を散歩させていたという事。その犬が何を思ったか突然走り出し、土手を登って線路に飛び出したという事。S君は「チビ!」と叫びながら犬を追いかけ、線路上で捕まえたという事。その瞬間、電車がきたという事。 

葬式当日、彼の両親にかける言葉は見つからなかった。 

その事故から一年、私の両親と彼の両親が顔見知りだった事もあり、私は両親と一緒にS君の家を訪ねる事になった。S君のお父さんとお母さんは、なんとか笑えるようになっていた。そして事故の話をしてくれた。 

現場に駆けつけた時、S君の体は腰の辺りから真っ二つになっていたと。そして彼の両腕には尻尾が切れ、震えてるチビがしっかりと抱き締められていたと。 

事故からしばらくの間、お父さんは「あの子は何の為に生まれてきたんだ?」「犬を助ける為だけに生まれてきたのか?」「もうチビを見るのはつらい。よそにやろう」そんな事ばかり考えていたらしい。
 
けれどお母さんが「あの子がせっかく助けた命。せめて私達が精一杯かわいがってあげなくてどうするの?」そう言ってくれたから、ちょっとだけだけど心の整理がついたと。 

帰り際、S君のお母さんが裏口の方へ私達を呼んだ。そこには尻尾の切れたチビがいた。お腹の大きいチビがいた。 

「あの子が残してくれた命、未来につなげていかなくちゃね」 

S君のお母さんは優しく笑ってそう言った。 

やっぱり彼は『ヒーロー』だった。

長文でゴメンナサイ

662: (T-T) 01/12/22 07:25
>>661 
ええ話や…その子あってその親ありって感じ

666: 名無しさん 01/12/22 08:04
>>661 
朝っぱらから(泣)…。 

669: 名無しさん 01/12/22 09:04
>>661 
自分に将来子供が出来てそういう運命をたどったら…それは絶対いやだし考えたくもないけどでも…美談だ…(泣

671: 名無しさん 01/12/22 09:16
>>661 
泣けた。マジ泣きしたよ朝から。 

中学生ながらこんな男もいれば、俺のように日々だらだら過ごしてる奴もいるんだよ。なんか今の自分がはずかしいよ。

676: 名無しさん 01/12/22 09:46
>>661 
色々考えさせられてしまう話だね(泣)。 

673: 名無しさん 01/12/22 09:30
>>661 
感動に水を差す様だが、この世で一番の親不孝は親より先に死ぬ事。 

文字通り「犬死に」した彼は、気の毒だとは思うが、中学生にしては明らかに判断が稚拙。自分が親なら犬を許せないだろうと思う。 

「おまえのせいで息子が…」

676: 名無しさん 01/12/22 09:46
>>673 
確かに親より先に死ぬことは親不孝だよね。 

>>661 を読む限り、そのお父さんは「おまえのせいで息子が…」って何度も思ったんじゃない? だからその犬を見てるのがつらかったんじゃない? 

でも結果、その両親は前向きに歩き始めた。そこを「素晴らしい」と思ってみてもいいんじゃないかな。

痛くない死に方 [ 長尾 和宏 ]
痛くない死に方 [ 長尾 和宏 ]

679: 名無しさん 01/12/22 10:26
ヲイ!眼汗がとまらねえぞ(゚Д゚)ゴルァ! 

こんなに俺を泣かせておまいら何がしたいんだ!