山

・平標山の遭難

1: 名無しさん 2000/12/03(日) 01:57
よく聞くけど何かないっすか?

2: 名無しさん 2000/12/03(日) 02:34
怖くはないですが…

去年夕方、ゆびそ川の河原を延々と歩いていたときに、ふと谷川岳を見上げたら、沖の耳とトマの耳の真ん中あたりに丸く光ってました。 

ライトを当てたような感じでしたので、太陽光がどこかに反射しているのだと思ったのですが、太陽はちょうど谷川岳の向こう側に沈んだところだったので、光の反射とは思えません。 

誰か真相を知っている人はいませんか?

※谷川岳:
群馬・新潟の県境にまたがる山。右の山、猫の耳みたいになってるところが「オキの耳・トマの耳」
Mount_Tanigawa_-_Manaitagura_view_from_Tenjin_Pass_2015-10

※拡大:オキの耳(標高1,977m)トマの耳(標高1,963m)
オキの耳トマの耳

(wiki:谷川岳掲載画像より)

3: 名無しさん 2000/12/03(日) 03:28
小屋の常連で、毎回昔の話をし、ふんぞり返っている**おばさん。相性がいい?のが不幸です。

あああああああああ気弱な私を助けて。

4: 名無しさん 2000/12/03(日) 09:48
吹雪の時によく出会う幽霊のパーティとすれ違っても、絶対に振り向いては駄目。

5: 名無しさん 2000/12/03(日) 13:48
雪女って本当にいるのでしょうか?

12: 名無しさん 2000/12/05(火) 12:25
>>5 
谷川岳の近くの温泉に出てたとさ。雪女?が毎年出るので閉鎖した旅館があった、と水上温泉出身の人が言ってた。

13: 名無しさん 2000/12/05(火) 15:09
雪女ってきれいな人なんでしょうか?

14: 名無しさん 2000/12/05(火) 23:10
見た者は凍らされちゃうからわかんないよ。

ホントはすげえドブスで、それを見られて怒るのかも知れないね。 

15: 名無しさん 2000/12/06(水) 19:45
セクシータイナマイツな雪女ってのがなぜいないんだゴルァ

16: 名無しさん 2000/12/06(水) 19:55
雪女って、やっぱりほっそりとしてる方がいいよな。 

6: 名無しさん 2000/12/04(月) 13:45
西丸震也の本にはたくさん出てくる。本当かな?

7: 名無しさん 2000/12/04(月) 14:01
「西丸震也」は「西丸震哉」が正解。でも、雪女の話はなかった気がするけど。

山とお化けと自然界 (中公文庫)
西丸 震哉
中央公論社
1990-11


8: 名無しさん 2000/12/04(月) 19:34
「八甲田山死の彷徨」

※八甲田山雪中行軍:
1902年(明治35年)1月、日本陸軍の歩兵連隊が八甲田山での雪中行軍の途中で遭難し、訓練の参加者210名中199名が死亡(うち6名は救出後死亡)した。救助された生存者11名のうち9名が重度の凍傷にかかっており、手足の切断を余儀なくされた。凍てつく寒さの中服を脱いで全裸になり発狂し、絶命していった者もいたという。彼らは未だに八甲田山をさまよってるとか…。

9: 名無しさん 2000/12/04(月) 19:44
以前にどこかの山小屋で、登山者から聞いた話です。 

まわりは霧の為、白一色の世界です。自分の手を伸ばした指先さえ見えない状況で、友人と二人山で立ち往生する事になってしまいました。目の前の白い闇と無音の世界。

お互いの顔さえ見えない状況で二人は仕方なく立ち止まり、話をして霧の晴れるのを待ってました。 お互いの話し声以外何の物音もしない、自分以外何も見えない状況での立ち話、周りが見えないので座る事も出来ない状況です。 

これは闇夜とまったく同じ状況です。白闇と呼ぶのがふさわしいでしょう。 

一人が、あまりにも静かなので「こだま」でもしよう!ともちかけたのは、立ち止まってあまり時間のたってない頃です。 

「おーい」と叫びました。 

しばらくして、くぐもった声で「おーい」と、こだまが帰ってきました。 

「はやく霧が晴れてくれ~~」と叫びました。 

しばらくして「…くれ~~」と、小さなこだまがもどって来ました。 

なぜか自分の声とはまるで違うこだまに当惑して、友人に声をかけました。しかし友人はなにも答えません。まるで一人でその場所にいるようです。

不安になったその登山者は、大声で友人の名を叫びました。 

しばらくして… 「おーい」と声! 

「どこだーーー!」と、大声で叫びました。 

「ここだぁーーー」と、少し下の方角から声! 

その声で安心したのか、霧も少しずつ晴れてきたように思って、そのままその場所で待っていました。やがて霧が薄くなり、周りの景色も見えてきました。足元が見えるようになって、友人を探そうとまわりを見回すと…。

少し先の足元に、人が背中を向けて横たわっていました。友人の服装とは違うし、あまりにも汚れていました。まったく知らない人のようです。 

友人はしばらくして戻ってはきましたが、一切話はしてないといいます。そして声も聞いてないと! 

後でわかった事ですが、目の前に倒れていた人は、ずいぶん前に遭難した登山者だったようです。発見された時は、死後2日ぐらいたっていたとの事です。 

10: 名無しさん 2000/12/04(月) 19:54
>>9 
そういうのはよくある話。べつに驚くことではなく、幸運なことだと思えばよい。

18: 名無しさん 2000/12/10(日) 02:45
車両が入れないような登山道で、幼児が跨いで乗って遊ぶ 、大きなプラスチック製の消防車のおもちゃが捨ててあった。 

「山にこんなもの捨てやがって」と不愉快に思っていたけど、ふと考えて見れば、ここまで自動車道から徒歩で30分。 

こんな大きなものをどうしてここまで捨てに来たのか。歩きながら何を思ってこんなものを抱えていたのか。ここまで持ってきた理由は何か。愛用していた子供はどうしたのか。 

いろんなことを考えていたら、もの凄く恐怖感を感じ、その場を離れて先に進んだ。

歩いている時「今、振り返ったら、あの消防車のおもちゃに子供がまたがって、こっちを睨みながらながらバタバタとせまって来たりしていて」 と、嫌な想像力がはたらき、振り返らなかった。 

19: 名無しさん 2000/12/10(日) 05:21
奥多摩の山を一人で登って、下山途中に廃屋がたくさんあって、生活品がたくさん転がってたので最初はおもしろかったのだが、木造家屋の軋む音を聞いてるうちに怖くなってきた。 

そのとき突然、知らないじいさんがうしろから肩叩いてくるもんだから、本気でちびりそうになった。生きてるじいさんだったのでよかったけど。

22: 名無しさん 2001/01/29(月) 15:25
山小屋で、疑惑つきのところはたくさんある。奥秩父の富士見小屋、大日小屋。北八のせいたい荘(漢字忘れた)。中央アの檜尾避難小屋など。毎年そこでなんらかの現象にあうって奴が多い。

27: 名無しさん 2001/02/13(火) 11:36
>>22 
去年の10月に檜尾避難小屋に泊まった時、夜になって用を足しに外に出たとき、月明かりに照らされた頂上の道標が十字架に見えて怖かった。

23: 名無しさん 2001/02/12(月) 16:22
うーん奥秩父のK小屋の親父曰く、「日航機が落ちた後、女の幽霊がきて強チンされそうになった」と言っていた。ネタだね…

24:名無しさん 2001/02/12(月) 22:08
山小屋が冬場で遭難した人が亡くなった時、雪がひどくて降ろせないから遺体安置所に変わる、とゆー噂を子供の頃聞いたから怖かった。

25: 名無しさん 2001/02/12(月) 22:18
>>24 
今は解らないけど、昔海外では本当にあったらしいよ。

31: 名無しさん 2001/02/14(水) 18:32
>>24 
谷川岳のふもとにある登山指導センターは遭難の時、遺体安置所に代わる。夜中に着いてそこで仮眠したことがあるけど、気味のいいものではない。

700人以上の亡霊がさまよっていると想像しても、真実味があるから怖い。

32: 名無しさん 2001/02/14(水) 19:16
>>31 
ヤメテクレヨー山小屋泊まるの怖くなっちゃうじゃないかー…。

54: 名無しさん 2001/03/14(水) 03:11
>>24 
それってヘミングウェイの短編にあったような…。
都市伝説ならぬ、山伝説なのかも知れませんね。
 
58: 名無しさん 2001/03/15(木) 00:10
>>54 
俺は上高地に通じる「釜トンネル」が冬の間の遺体安置所に変わると聞いた。
 
本当かどうかは知らんが。

26: 名無しさん 2001/02/12(月) 23:27
学生の頃、クリスマス前で誰も入山してない鹿島槍・天狗尾根登って冷池へ下ってた時、小屋の横に黄色いヤッケ着た人がいた。「もう登ってきた人いるんだな…」と思って小屋に着いたら、誰もおらんかった。トレ-ス(※足跡・踏み跡)もなかった。 

目の錯覚だと信じています。

28: 名無しさん 2001/02/13(火) 17:09
少し違う怖さだけど、平標山から谷川岳へ縦走したとき、地図上では平標山から谷川岳の方へ少し下ったところに避難小屋のマークがあったので、そこに泊まる予定だった。

でも、その避難小屋はドラム缶を横倒しにしただけのもので、中には靴下やタオルが散乱していて気味の悪いものだった。 

仕方がないのでその横にテントを張って泊まったけど、稜線上で夜には雷が鳴ってるし、風は強いしで、怖かった。

※ドラム缶型の避難小屋:オジカ沢ノ頭避難小屋
避難小屋

171: 名無しさん 2001/07/28(土) 13:02
知人から聞いた話 

1月に、上越国境の平標山の平標小屋付近に一人、テント泊
していた(当然誰もいない)。 

夜中の2時くらいに、複数の人の足音で眼が覚めた。

足音はテントに近づいてきて、テントの周りで「どっちだ?」「何処に居る」 「早くしないとまずいゾ!」等という声が聞こえている。友人は恐い気もしたが、ほっとけなくてテントから頭を出して様子を窺った。 


その瞬間、「邪魔だっ、どけっこの野郎!!」という怒声とともに、後頭部に蹴りを入れられた(と認識したらしい)。そのショックで気を失いかけつつ、ナンとか身体をテントに戻して、意識を失った。 

翌朝見てみると、テントの周りには自分の足跡しかない。雪も降ってなかったので、他の足跡が消えたとも思えない…。

後頭部には確かに痛みが残っている。薄気味悪くなって、即座に撤退したということです。
 
202: 名無しさん 2001/08/17(金) 00:36
>>171 
上越国境の平標山の平標小屋は、出るらしいですね。何年か前NHKラジオでやってたのを聞きました。
 
208: 名無しさん 2001/08/22(水) 16:35
平標山は、四十年以上前に東芝の山岳部が、そこの小屋に向かおうとして力尽き、何人か凍死したんだよ。その日、平標小屋の親父は姿亡き足音に、恐怖の一夜をおくったとさ。 

まだ出るとはね、怖いね。
 
210: 名無しさん 2001/08/22(水) 21:27
>>208 
あぁ、平標山登ったなぁ。

たしか、ドラム缶の大きいヤツを半分にしたようなカマボコ型の小屋だったような…。

211: 名無しさん 2001/08/22(水) 21:31
>>210 
それはエビス大黒の避難小屋だね。平標小屋は有人小屋。
 
平標山(たいらつぴょうやま):群馬県と新潟県にまたがる。標高1984m。現在の山小屋は平成18年に新築されたもの。

 
216: 171 01/08/29 14:33 ID:52ZwB.Zc
私、山といわず色々と奇妙な体験してるんですが、今回は自分の話をいたします。 

8月25日夕方、群馬の袈裟丸山・折り場登山口にテントを張り翌日に備えました。翌日はどうも体調が悪く賽の河原までも行けず、撤退し車で休んでました。その後腹痛を覚え、トイレに入ったのですが、ここからです。 

しゃがんだその瞬間、確かに人間の声のトーンなのですが、単語になっていない呪文のようなものが、トイレの中をめぐりました。時間にして4~5秒程度でありました。 

私、これまでの経験で「これはこっちの声ではない」と感じ、鳥肌が立ちました。ただ、私もいろいろ経験していますので、恐れながらも速攻で済ますものは済ませて外に出ました。時間は午前10:30位でした。 

その後激しく嘔吐し、ボロボロになって家路につきました。 

袈裟丸山には寝釈迦像があるなど、ナンかあるみたいですが、私がトイレで感じたものには、私的には悪意は感じ取れませんでした。
 
なお、平標、仙ノ倉には毎冬私も入っておりますが、実際奇妙な経験があります。

218: 名無しさん 01/08/31 20:07
土合駅の男子トイレではかならず幽霊だ出ると聞いたが、どうだろね。 

>>208でも書いたが、体が動かなくなっても、魂は早く暖かき小屋にいきたかったんだろうな。それを思うとなんか可哀相。
 
287: 名無しさん 01/11/08 14:35
土合駅の下りホームからの階段は、でます。
 
※無人駅となっており、駅構内で寝泊まりし、夜明けに出発する登山客が多い。下りホームが新清水トンネル内にあり、駅舎(地上)からは10分ほど階段を下りないと到達できない。


231: 171 01/09/19 16:46
私ほぼ毎年、晦日から正月にかけて平標~仙ノ倉にいきますが、数年前の話です。 

31日に、平標小屋前にテントを張りました。小屋の後ろ側(水場のあるところ)に二人組の男のパーティーが先着してました。顔を見たわけではありませんが、ボソボソとした話し声から二人と思ってました。 

翌日、曇りでしたが二人はザックを小屋前に置き、アタックザックで平標を目指してました(ザックは2個でやはり二人でした)。

 私は後を追う形で平標を目指し、山頂に着いたときには二人の姿は仙ノ倉への稜線にありました(かなり小さく見えました)。他は誰もいません。ただこの時から強風で、天気も崩れる気配がありました。
 
先行の二人は新潟側にルートをはずれ、ジッと風をよけていた様子でした。私は退却を決め、フト二人の方を見る、とその姿はありませんでした。
 
場所を移動したのであろうと、特に気にせず小屋まで降りてきたのですが、2個のザックが無くなっているのです。二人が私より先に戻れるはずはなく、不思議な気がしてなりませんでした。

私は1月1日も続けてテン泊しましたが、ついに二人は降りてきませんでした。この日も他に登ってくる人はなく、実に奇妙な気分で一夜を明かすことになりました。 

今年も晦日から入山する予定です。 

232: 名無しさん 01/09/25 22:45
昔亡くなった東芝山岳部の回向をお願いします。

233: 216 01/09/26 10:50
ホントに東芝山岳部の関係なんでしょうか?…東芝山岳部の件はこの板を見るまで知りませんでした。 

とりあえず今年、それなりに回向してきます。 

234: 名無しさん 01/09/28 03:52
回向って何?

※回向(えこう):成仏を願って供養すること。

237: 名無しさん 01/10/01 19:43
ほんとですよ。25年くらい前に、週間読売から、山の怪談特集というものが出され、それを古本屋でみつけました。 

その中に平標山の遭難記事と、怪異現象がかいてありました。

他には尾瀬の顔だけの女の話や、釜トンネル、奥穂高や農鳥岳の空を飛ぶような登山者の話、
横尾の岩小屋の話、雲ノ平の失踪事件などがありましたよ。
 


 403: 名無しさん 01/12/18 00:37
かって谷川連峰で遭難した東芝山岳部は、仙ノ倉と平標の間でリンデワンダリング(吹雪などで目標物を見失い、同じところをぐるぐるさまよう事)になり、疲労凍死したそうだ(3人全滅)。
 
彼らを追い抜いていった三井鉱山山岳部は、平標山頂と平標山小屋の間で山小屋まで600mの所でダウン、2人が死亡し、1人だけはヴィヴァーク(緊急的な野営)で凌ぎ、無人の山小屋を経て法師温泉まで自力で下山。
 
406: まさか 01/12/18 10:17
>>403 
>>171← これってまさかその関係?

408: 403 01/12/19 04:12
>>406 
う~ん。幽霊だったら別の奴だと思うけど。小屋そばの遭難では男一人、女一人が死亡し、女一人が助かっているから。 

有名な遭難事件は俺の書いた奴だけど。あんまり平標で死ぬ奴もいないしな…

※一部抜粋
※171: 名無しさん 2001/07/28(土) 13:02
夜中の2時くらいに、複数の人の足音で眼が覚めた。

足音はテントに近づいてきて、テントの周りで「どっちだ?」「何処に居る」 「早くしないとまずいゾ!」等という声が聞こえている。友人は恐い気もしたが、ほっとけなくてテントから頭を出して様子を窺った。 

その瞬間、「邪魔だっ、どけっこの野郎!!」という怒声とともに、後頭部に蹴りを入れられた(と認識したらしい)。そのショックで気を失いかけつつ、ナンとか身体をテントに戻して、意識を失った。 

翌朝見てみると、テントの周りには自分の足跡しかない。雪も降ってなかったので、他の足跡が消えたとも思えない…。

415: 教えて下さい 01/12/22 13:45
>>403 
質問です。コレっていつくらいの話なんですか? 

年・月おわかりであれば教えて下さい。いやちょっと気になったモノで。

416: 403 01/12/22 19:07
>>415 
昭和25年11月4日。谷川岳-三国峠の縦走路はこの年出来たばかりだった。

417: 415 01/12/23 12:37
>>416 
なるほど、縦走路ができたばかりのS25年の出来事だったんですか…11月と言うことであれば、いくら昔とはいえ積雪量は多くなかったと思えますねぇ。 

大源太山を経て法師温泉に下山した登山者は、女性だったわけですね>>408生存者のみ他の登山者と比較して、それなりの体力が残ってたというコトなんでしょうね。 

現在であれば、17号線に出たところで誰かしらと遭遇すると思えるんですが、S25年ですから交通量もすくなかったんでしょうかねぇ…。 

いえ、法師温泉まで降りなければ人に遭遇しなかったと、いうところが引っかかったモンで。どうも有り難うございました。

※平標山~大源太山~法師温泉の直線距離は約7km。 凍死するほどの冬山ならどれくらいの時間がかかるのか…。


184: 名無しさん 2001/07/29(日) 04:01
久しぶりに背筋に悪寒が走った。恐るべし山!

【その2へ】