450: 名無しさん 05/03/03 17:09:25 ID:nNzqUifR0
クラスで姉御肌の女の子が居て、一人娘だった。 

その家は代々続く商家でデカイのなんのって、その子の誕生日だっつーんで家に呼ばれたら、クラスメイトやら何やら30名以上来てて、2段ケーキ3つ頼んで、法事のような長い机でお祝いしてたんだ。 

その子が「まだ誰にも私の部屋見せたことないんだ。来て」って言うんでついて行ったら、ぬいぐるみがいっぱいある女の子らしい部屋で、その子は和田アキコみたいなタイプだったんで驚いた。 

そしたら、階段の壁から「うう~うう~」って唸り声が聞こえてきて、「ちょっと待って、お兄ちゃんにご飯あげないといけないから」って、ドックフード入れる皿に雑炊みたいなの盛り付けて、階段の横の壁ガラガラって開いたんだ。

真っ暗な部屋に鉄格子と光る獣のような目があって、私と目が合うと「うがが~~」と、激しく格子や壁にぶつかって音を立てていた。 

その子に「ごめん、興奮してるからやっぱ、下居りよう。みんなの所に戻ろう」 と言われて、みんなのところに戻った。

すんげぇ広い家だから、その部屋でどんな大きい音してもみんなの所には聞こえないらしい。もう1人お兄ちゃんが居て、同じように別部屋に居るとも言っていた。 

今まで伸び伸びしてて活発で無敵だと思っていたのに、家でこういうことがあるなんて全然知りもしなかった。人って深いね。

451: 名無しさん 05/03/03 18:30:57 ID:teHmBeRs0
>>450 
もう一人の兄も同じように変ってこと?

455: 450 05/03/03 19:53:31 ID:nNzqUifR0
>>451 
そうそう。もう1人は、とてもその子の部屋の近くになんて置けない位、もっと重症なんだとか。 

452: 名無しさん 05/03/03 18:35:47 ID:LhtCcCLC0
座敷牢か…今でもあるんだ。

455: 450 05/03/03 19:53:31 ID:nNzqUifR0
>>452 
私がその時見たのは昭和56年前後だったかなぁ。今はどうか分かりませんが。 

453: 名無しさん 05/03/03 19:32:10 ID:2mNRCEbx0
>>450 
専門医に言わせると、悪化させる前にさっさと連れて来いってんだけど、兄二人とも発症したということは遺伝性疾患かな? 

地方の商家というといろいろあるだろうけど、家族の不調を恥として外へ出さずに内へ押し込めるものだから逆にドツボに…今でもよく聞くけどね、こんな話。 山岸涼子にもあったし。

455: 450 05/03/03 19:53:31 ID:nNzqUifR0
>>453 
多分遺伝性疾患だと思う。
 

親戚では暗黙の了解らしいけど、近所は知らない。その子のお父さんの兄も似たような感じで、戸籍にはないけど、その辺うろついている。こっちは攻撃性低い。 

「あの子二人お兄ちゃんが居て、小さい頃までは表で見かけたけど、病気で死んじゃってねー、お気の毒に」と近所の婆さまが言っていた。「いや、死んでないって牢屋に居ます」って思ったけど、子供心にこれは口に出してはいかんのだと思いました。 

多いらしいですね。

456: 名無しさん 05/03/03 20:10:44 ID:VS58nqDX0
代々男が狂う一族か…でもその狂人に、小学生の妹に食事を与えさせる親もどうかと思う。

458: 名無しさん 05/03/03 21:01:51 ID:CQfAX/m9O
>>450 
ものっそい興味ある。そういう話。 

面白い話を聞いたなぁ。俺が若いから、そういう話を聞かないのかな。一昔前はそういう事は多かったんだろうか? あと、商屋だから~って意味もわからない。説明キボン。

460: 名無しさん 05/03/03 21:46:05 ID:2mNRCEbx0
>>458 
真剣に聞くなら真剣に話そう。 

>>450のケースが同じであったとは断言できないが、地方の旧家や商家だと財産の散逸を恐れて、親戚筋で結婚を済ませてしまうことが多かったのだ。血族結婚は、時に重大な遺伝上の欠陥をもたらすことがある。

うんと分かりやすく説明すると、良くない遺伝形質を持っている場合でも一般的には父親か母親の一方だけで、二つ揃ってしまい発病に至る確立はごくごく低い。だが近親間での結婚の場合、この二つがそろう確立がうんと高くなるので、最悪の場合これが代々受け継がれることとなる。 

こうした遺伝性疾患は、離れ小島や山奥の小村など閉鎖された社会で度々報告される。それもこれも、一族の血と財産を護るため…。

ま、これはひとつのたとえ話として挙げておくので、専門の人は突っ込まないようにw 

475: 458 05/03/04 04:52:07 ID:l4kZIZ8e0
>>460 
為になる話をありがとう。

464: 名無しさん 05/03/03 22:55:17 ID:QZFNKIjq0
父の田舎の大地主さん一家なんですか、やはり財産を守るために血族結婚をしていたらいです。 

実際詳しい話を聞いたわけではないのですが、記憶にある話では2代ごとに「くろこ」と呼ばれる子供が産まれるそうで、その赤ちゃんの体は全身赤黒く、皮膚といえる様なものは無く、肉の塊のようだそうです。もちろん「産まれた」といっても死産らしいですけど。 

その一族の中には明らかに精神病の人もいたので、盆に田舎に行くのが子供心に怖かったです。 

やっぱり>>460 さんの言うような時代背景があったのかな。

465: 464 05/03/03 23:06:28 ID:QZFNKIjq0
「くろこ」の赤ちゃんは医学検証?をするために、提供するっていう話だったと思います。 

地主でお金があるのに金銭目当てでやってる、という様なことをおばさん達が言ってたような…悲しい出来事なのに、逆にお金に換えて喜んでいる身内がいるって、産んだ当事者(お母さん)はどんな気持ちなんだろう。 

夏に見かけた精神病の女性はもしかしたら、その当事者なんじゃないかな…。 

もう20数年前の、子供の頃の記憶なんですが…。 

※【関連まとめ記事:「家系」にまつわる恐い話ない

481: 名無しさん 05/03/04 21:25:55 ID:c8KjBG1o0
私がまだ子供だった頃、近所に庄屋さんって呼ばれてる家があった。 

本名は別にあるんだけど、戦前は大地主だったそうで。庄屋さんの敷地には白い漆喰壁のお蔵があって、その中に女の子が閉じ込められてた。 

その子アルビノだった。全身真っ白で、目と髪の生え際が薄ピンクなの。庄屋さんの奥さんが、食事や着替えを運び込んで世話してたよ。

一回偶然見ただけで、女の子とは話もした事なかったけど、子供心にうすら恐かったな。 

今から30年くらい前の出来事。 

484: 名無しさん 05/03/05 01:24:17 ID:MxILwX8s0
>>481 
閉じ込められてたんだよなぁ。映画のような悲劇だな。 

こういう話を聞くたびに、田舎への偏見が強くなっちゃうよ。

488: 名無しさん 05/03/05 06:06:00 ID:6zyQwJvE0
>>481 
たぶん自分と年齢近いんだと思うんだけど、ウソみたい。そんな世代じゃないと思ってた。

495: 名無しさん 05/03/05 15:21:28 ID:Ss5mCnGN0
>>481 
田舎と都会の意識の違いなのかな? 叔母さんが子供の頃には(35年くらい前)には一緒に遊んでいたって。「色素の足りない病気なんだって」って事で「ふ~ん」くらいの感覚だったらしい。 

485: 名無しさん 05/03/05 01:26:32 ID:vHFqQ0NY0
家系を維持するために、近親婚のタブーを犯すってのも恐いな。 

昔の旧家とかでよくあったと考えるとガクブルですわ。

486: 名無しさん 05/03/05 04:04:24 ID:MxILwX8s0
>>485 
タブーの定義は時代や土地によっても変わるからね。場合によっては推奨されていたこともある。あるいはそうして生まれてきた子を、「神の子」として崇める文化もあった。そうした奇形児をミイラにして祀ったりして。 

アフリカでは同一氏族間での結婚は認められなかったりして、意識的にこれを避けていたりもする。イヌイットだと、長子は必ず外から婿なり嫁なりを迎え入れなければならないとか。 

こういうのってほじくり返すと、あ人類の暗黒面が見えてきてなかなか興味深い。

496: 名無しさん 05/03/05 15:34:13 ID:OH5qFJMW0
田舎と言うか、なんとかブラク(集落?)の人達は顔が皆、似てないか?

498: 名無しさん 05/03/05 19:40:24 ID:8wMP1XmyO
>>496 
アホか!? 他いって勉強してこい!部落、集落もわからん奴が余計な事書くな!

502: 名無しさん 05/03/05 23:35:31 ID:uZxA2LlL0
>>498 
ごくごく内輪で結婚して集落を継続していくんだっけ? 

詳しい方レス希望。

503: 名無しさん 05/03/06 00:02:57 ID:9BkLs5Fc0
>>502 
特に詳しくはないけど山本周五郎の小説にそういうのがあった。 

罪人の子孫としてその集落以外の者との婚姻を禁じられていたのだが、時代も下ってそうした咎
(とが:あやまち)も問われなくなったのに、未だに村人は村の外へ出るのを恐れているとか。

主人公の役人はそうした旧い因習を正そうと、断崖に釣り橋を架けて外と村とを繋ごうとするお話。
 

近親婚が多いので、精神薄弱の者が多く生まれるという描写だった。人口抑制のために、中絶が多く行われているという描写もあった。 

ちいさこべ (新潮文庫)
山本 周五郎
新潮社
1974-05-28


507: 名無しさん 05/03/06 12:53:32 ID:SlxV+22L0
田舎なので集落から集落の間が結構開いてて、それぞれ特徴がある。バカっぽい顔の人が多いな、と思ってたら近親結婚が多い土地だったりね。 

最近になって知ったんだが、自分トコも近親婚が多くて、他から蔑視されてたらしい。

知らぬが仏だなあw。

509: 名無しさん 05/03/07 16:27:01 ID:/6u3e0FI0
>>507 
そうだね、オラの実家も血が濃いよ。

田舎は葬式に近所の人達が手伝うじゃない…誰が他人かわからなかったヨ…農家だからガン黒…プッ!

513: 名無しさん 05/03/08 12:27:40 ID:d1/31lAJ0
なんかさ、ウチの実家、蔵の中に座敷牢(っぽいもの)があるのかもしれない。

514: 名無しさん 05/03/08 12:32:58 ID:aJwuJkwL0
>>513 
君のために準備してあるんだよ…(ΦωΦ)ふふふ…。

516: 名無しさん 05/03/08 20:12:03 ID:OFQBhQtC0
>>513 
あっても良いんだけどね。放蕩息子を懲らしめるために閉じ込めたりして。 

罪人を監禁するために、お庄屋さんのお蔵にはあっただろうし。

466: 名無しさん 05/03/03 23:19:36 ID:6m6fmSXz0
うちの父親は船で1時間位の島出身なんだけど、私が小学校高学年になる頃まで、地下室があったよ。

その地下室って、座敷牢そのもの。しかも、一部が海に繋がってるの。そこに行くとすご~く怒られて…マジ怖かった。

471: 名無しさん 05/03/04 00:01:13 ID:AsgnfKAS0
>>466 
島の名前「彼岸島」っていうんじゃない?


459: 名無しさん 05/03/03 21:22:13 ID:WZHTz4RR0
小学校の頃の話です。私が住んでいたのは神戸市で、奈良?あたりに遠足に出かけた時のことです。

お寺の庭に立て札があって、白蛇の神様が云々~書かれていました。私にはその周辺に白蛇がたくさん見えたのですが、今考えるとお寺などに放し飼いの白蛇がたくさんいるのも不自然だし、周りの子供達も全然騒がなかったのも不自然です。

もしかして、あの時の白蛇は私だけに見えていたのかもしれないと、霊体験などは一切ない私の唯一の不思議な体験です。 

近畿に住んでいる人で、このお寺に心当たりがある人はいませんか?

469: 名無しさん 05/03/03 23:42:53 ID:9VDKREBv0
>>459 
奈良だったら、三輪神社かな?寺じゃないけど。 

その神社には、白蛇が住んでいる大木ってのがあるよ。大木の周りには柵がされていて、白蛇の神様云々の立て札もある。俺も幼い頃、そこで両親と白蛇を見た事がある。

そしたら、翌年妹が産まれたんだけど、その妹の干支は蛇。で、妹は三年程前に結婚したんだけど、なんと旦那の出身地はその神社のある地域。しかも妹夫婦がこの神社に参拝した直後に、妊娠が発覚した。 

不思議な事もあるもんだ…。

480: 459 05/03/04 20:12:53 ID:LlsB8bfu0
>>469 
情報ありがとうございます。>>469さんと両親は、実在しない白蛇をみたのですか?

482: 469 05/03/04 23:21:13 ID:fp7G3aRt0
>>459 
白蛇を見たのは俺と両親だけじゃなくて、神社の境内にいた数人も見てたよ。だから、恐らく現実の白蛇だと思う。俺の両親もいまだに覚えてるし。 

ただ奇妙なのは、白蛇が祭られてるのはかなり大昔からなのに、今も(少なくともその時は)生きているってのと、その白蛇を白蛇の神様が住んでるとされる大木で見た事。 

後は、妹に関する因縁みたいなものかな~。

483: 名無しさん 05/03/04 23:27:09 ID:8x4PbZ6W0
>>482 
その蛇は代が変わってるとして、すごく神秘的ですね。

491: 名無しさん 05/03/05 13:42:50 ID:ghFB8F7E0
白蛇に付いて一言。 

一般的には「青大将」のアルピノ種で、見分け方としては目が赤い。しかし、極まれに純粋な白蛇?(黒目で三日月型の虹彩が金色)の奴がいる。

俺も一度、箱根の浅間神社の境内でお目にかかったことがある。大きさは1m弱ぐらいだったか?結構側に寄ったが、微動だにせず、ある種一種の威厳のような物すら感じ、思わず手を合わせて拝んじまった。 

マジで神様の御使いと思った。

497: 名無しさん05/03/05 17:07:35 ID:nD6V8mja0
>>491 
目が赤くなるのはアルビノ(アルバイノ)、すなわち色素欠乏。目が赤くならないのはリューシスティック、いわゆる白化個体。 

実際には動物の色素異常にはいろんなパターン(段階、組み合わせ)がある。

461: 1/3 05/03/03 22:47:53 ID:qH5MpkLe0
お祖父さんの兄弟で変わり者の親戚がいる。O爺さんとしておこう。 

O爺さんは結婚もせず山の中の炭小屋に住んでて、炭を作って生活していた。近年のアウトドアブームで、羽振りは良かったみたい。俺も子供の頃は炭小屋へ泊まりに行って、O爺さんに昆虫取りとかで遊んでもらったこともある。 

この前までは、親戚のオバさん達がO爺さんの様子を見に行ってたのだが、いよいよ俺にもその役が回ってきた。下の道で車を停め、そこから山道を30分から40分くらい歩かないと、O爺さんの炭小屋に着けない。 

俺が行くとO爺さんは喜んでくれる。「あいつらじゃ話にならんし酒も呑めん」と、俺に酒をすすめてくれる。O爺さんの話は面白く、土曜の夕方に行った時は遅くまで酒を呑んで、日曜の朝に帰ったりしていた(オバさん達は料理を作ったらとっとと帰る) 。

俺が行くようになって5年ほどした頃、O爺さんは持病のリウマチが出て、あまり炭を作らず、寝てることが多くなった。親父から、O爺さんを病院かホームに入るように説得してくれと言われた。 

俺がO爺さんを説得すると、O爺さんは「ああ、でも瀬古さんが来るけんなぁ」とポツリ。
 
瀬古さんって誰だろう?と思いO爺さんに聞いてみると、O爺さんは慌てた様子で「何でんなか」と、だんまりになった。

462: 2/3 05/03/03 22:50:09 ID:qH5MpkLe0
そういえば何度か俺が泊まった時、O爺さんが隣の部屋で誰かと話していたことがあった。 

一度は「誰かお客さん?」と戸を開けると、ものすごい羽音がして、腰を抜かしたような格好のO爺さんに「ぬしゃ!勝手に戸ば開くんな!」と怒鳴られたことがある。 

でも、O爺さんの姿以外に誰もいなかった。怒鳴られたことは後にも先にもこの時だけ。その後も何度か泊まった時、夜中の2~3時頃お客さんの気配があったが、怒鳴られるのがイヤで、そのまま寝ていた。

…あれが瀬古さん? 

O爺さんが寝込むようになって、しばらくしてO爺さんは倒れた。原因はよく覚えてないが、O爺さんに食事を持って行ってたオバさんが発見して、緊急入院だった。俺も当日、病院まで見舞いに行った。 

翌日O爺さんは意識を回復した。以前のようにベラベラ喋らなかったが、「瀬古さんが来るけん、戻らなん」と繰返してた。「んじゃ、俺が瀬古さんに伝えとこうか?」と言うと、「そら絶対イカン!」と、会わせるのが嫌というより、俺の身を心配したような事を言った。 

それから2年後、O爺さんはとうとう炭小屋に帰る事なく、病院で息を引き取った。

463: 3/3 05/03/03 22:52:14 ID:qH5MpkLe0
O爺さんの入院中、炭小屋はキレイに片付けられ、俺も掃除に行った。 

瀬古さんには貼り紙をしておいた。O爺さんが亡くなってから、O爺さんの遺言で遺骨は炭小屋前の広場に小さな墓をたて、そこに納められた。俺は3ヵ月毎に墓参りに行ってる。 

結局瀬古さんの正体は分からないまま、それから幾歳月。 

去年の夏、7才になる息子がカブト虫を欲しがるので、息子と嫁を連れて炭小屋に行った。 

まだ、中はキレイにしていたので寝袋と食材を持ち込んで、O爺さんの墓の前でバーベキューをし、泊まった。息子はカブト虫やクワガタをたくさん捕って大喜び。

俺はO爺さんの供養にもなったかなと考えて、車で帰ってる最中、息子が「また行こうね」というので、夏休み終わったら行けないよと答えた。

すると息子が「えー、でもまた来るって瀬古さんと約束しちゃったよ?」と心配そうに言った。 

- end -

467: 名無しさん 05/03/03 23:26:42 ID:tz3PuIDw0
>>463 
え~?結局、瀬古さんの正体ってなんだったのよ!?

476: 名無しさん 05/03/04 14:07:46 ID:2qMI2KHh0
>>467 
直後に息子に、セコさんてどんな人?って聞きましたが、自分の腰くらいに手を当て(床から50cm位)「このぐらい」と答えたので、その位の子?って確認したら、「ううんオバちゃん」だそうで…。
 
いつ会ったの?と聞くと、「夜、おしっこしたいと思ってたら、トイレまで連れて行ってくれた」そうです。 もし、息子がトイレに起きたなら俺か嫁が気付くハズなんですが…。
 
今朝になって、「セコさん」という名前はどうやって聞いたのか尋ねましたが、息子はセコさんそのものを忘れているようです。

470: 名無しさん 05/03/03 23:59:21 ID:jWpvZyBZ0
>>463 
もしかして、熊本の人? 瀬古さんって人じゃなくて、セコのことじゃない? 
ttp://www.pref.kumamoto.jp/education/hinokuni/zatsugaku/yama/seko/seko.html
※リンク切れ。ウェブアーカイブより。

セコ(ヤマンタロウ)とは?
牛島盛光氏(熊本の民俗学者)は、河童(カッパ)・山童(ヤマワロ)について「川、海と山にすむ妖怪の一種。かっぱ・やまわろは標準語で県内各地で普通に使われている呼称は、ガラッパ、ガワッパ、ガッパ、ヤマンタロウ、セコンボ、セコである。

両者は本来同じものでそれが定期的に山と川を交代し、呼称を変えるという伝承も球磨、芦北、八代の農山村に広く分布している。
 
交代の時期は、山から川に山童が下り河童になるのが二月一日、春の彼岸、春の土用、六月一日、半夏生で、逆に川から山に河童が登り山童になるのが夏の土用、八朔、秋の彼岸というのが多い。

特に二月一日を球磨
(くま)地方では太郎朔日(たろうついたち)と呼んで麦だんごを作り、神棚や仏壇に供え、よけび(休日)にした。この日山から集団をなし、ヒョンヒョン(ホイホイ)と鳴きながら下りてくるので、雨戸を閉め姿を見ることはタブーとされた」と述べている。(『熊本県大百科事典』1982年)

丸山学氏はヤマンタローについて、昭和20年~40年に球磨郡大畑村大谷事業所で採話した事例として「山に猟に行くとホイホイと云ってついて来る。猟をする時にはこのヤマンタローに断ってからしないと邪魔する。山に泊る時には芝を四方に立てて、断ってからしなければならぬ。

あの人(山の太郎のこと)がホイホイと云うて来るときは返事をしないで、よくことわらなければならぬ。気嫌が悪い時は非常にあらい。山が伐れるとセコは居なくなる。荒山(木が多い山)ほど多い。現物を見た人はないが、猫位の大きさで人間の形をしていると云う」(『熊本県民俗事典』1973年)
聞き取り調査等の中で捉えたセコ(ヤマンタロウ)像は、

「水神さんと山の神さんの遣いで赤ちゃん位の大きさ」「山の尾根(オバネ、オサキ)や谷川(タニアイ)が通り道で『ホイホイ、ホイホイ』と言って往復する」

「山小屋を揺さぶったり、木を倒す音、山嵐の音、岩が崩れる音、雨の音、人の声、蛙やムササビの鳴き声などの物真似をする」「風呂が好きである」

「春の彼岸に山を下りて川の中に入って川の神様(カッパ)になり、秋の彼岸に山に上って山の神様(セコ、ヤマンタロウ)になる」「セコ(ヤマンタロー)とカッパは同じである」などである。


この近辺かと思われます。


476: 名無しさん 05/03/04 14:07:46 ID:2qMI2KHh0
>>470 
熊本です。セコさんって人の名前じゃなかったんですね。情報ありがとうございます。O爺さんの炭小屋は矢部の方なんで、そこの地図よりもっと北になります。 

あと、ちょっと不思議な事があるんですが、俺以外親戚のだれももうO爺さんの墓参りに行ってないはずなのですが、何故かいつ行っても墓はきれいで、花が供えてあります。 

それも俺が持って行く菊とかじゃなく、スミレとか菜の花とか。

477: 名無しさん 05/03/04 16:12:25 ID:6u5VD0vl0
>何故かいつ行っても墓はきれいで、花が供えてあります。 
セコさん、GJ!!

478: 名無しさん 05/03/04 18:32:21 ID:CdCv8MXx0
いい話だぁ!

473: 名無しさん 05/03/04 00:38:58 ID:ZeL4mdJS0
「セコさん」に関するここまで一連の記述。 

ぞくぞくするほど怖かったヨー! 

474: 名無しさん 05/03/04 04:39:49 ID:H8e/gxpK0
瀬古さん、以前オカ板のどこかで読んだ「ささろさん」みたいなものかな?

※3歳の娘だけにみえる「ささろさん」の話は【まとめ記事:ほんのりと怖い話】に。

490: 名無しさん 05/03/05 12:28:14 ID:bNbliI6a0
母方の実家の近くに、狐つきのおばあさんがいたらしい。占いをして生計を立てていたとのこと。正座したまま、ぴよーんと3メートルは飛んだとか。

492: 名無しさん 05/03/05 13:59:00 ID:KsEH1noM0
ウチの母の家系は代々神託の能力?があり、母方の苗字の神社が地元にあります。 

祖母は特に力が強かったようで、伯父が戦争に行った時、「夢に伯父が出てきても絶対ご飯を食べさせるな。そしたら自分の袖の下に隠してやる」と神託があったそうです。 

それから祖母は3日間伯父の夢を見ましたが、絶対にご飯を食べさせなかったそうです。

そして、伯父は無事に帰ってきました。伯父の話では、自動掃射でとっさに伏せた時、自分の周りに36発の弾が当たっていたそうです。 

その血を受け継いでいるようで、母には予知夢のような能力があります。私にも少~しだけあるようです…。 

※神託(しんたく):神のお告げを聞くこと。

493: 名無しさん 05/03/05 14:09:28 ID:0rWcTYaz0
>>492 
むしろ、機銃掃射の時も落ちついて着弾数を数えている伯父さん萌え。その冷静さで、助かるべくして助かったんだろうな。むろん夢を否定する気はないが。

494: 492 05/03/05 14:29:40 ID:KsEH1noM0
>>493 
あぁ、すみません。後から数えたって意味でした。 

弾痕数えたってことですね。それでも冷静ですね、ウチの伯父。

518: 名無しさん 05/03/11 16:46:34 ID:44WrEtbQ0
聞いた話でないのですが、不思議な話なので書き込みます。 

以前、女性五人でアジアンなお店で飲んでました。雰囲気も味もまあまあいい感じの店だったのですが、店長さん(おそらく五十代男性)がかなりヘンな人でした…。 

で、店長さんによれば短歌を作るのが特技(本人談)で、気に入った人に自作の短歌を書いた色紙を贈るのが好きらしいです。私たちのグループの中で気に入られた子が、色紙をもらってました。 

ちゃんと覚えてないんですが、「愛」とか「初恋」って言葉が短歌に入っていました。いくらなんでも、初対面の客に送るのはいかがな物かと思いました。正直、そんな物貰っても気持ち悪いし…貰った子は引きつった笑顔でお礼を言ってました。 

その店を出たあと、喫茶店でお茶を飲んでいた時、いつもは元気なその子の顔が真っ青になってました。「どしたの?」と聞くと、さっきから具合が悪いとのこと。

じゃあ帰ろう、ということになり、皆で電車にのったのですが、その子の状態はどんどん悪くなって、電車の中で突然、ぼたぼたぼたーっと鼻血まで出してました。あまりにその様子が異常だったので、皆おろおろしていました。 

どうしようと思っていたその時、グループのリーダー的な存在の子が、「さっきの色紙貸して!早く!」と言いながら、その子が貰った色紙をひったくりました。 

それで、電車が途中の駅に着いた時に、色紙を駅のゴミ箱に捨て、ダッシュで電車の中に走って帰ってきました。で、その鼻血を出した子をみたら、顔に赤みが差していて、鼻血も止まってました。

リーダー格の子に聞いたら、「すぐに捨てないととんでもないことになる、と思い、無我夢中だった」とのことでした。 

幽霊とかは関係ない話ですが、色紙を貰った子の具合の悪さがあまりにも激しかったため、今でも語り草になっています。多分、変なものを貰ったストレスだと思うのですが。

519: 名無しさん 05/03/11 16:50:10 ID:5TkCenjw0
>>518
凄いプレッシャーがかかってたんだね。

520: 名無しさん 05/03/11 19:45:55 ID:8Zwr1Uo10
>>518
>リーダー的な存在の子 
GJだなあ。ストレスだなんてなかなか見抜けないよ。

521: 名無しさん 05/03/11 19:48:19 ID:ZNlNaeUJ0
>>518
短歌のふりをした呪文だとか?

522: 名無しさん 05/03/11 20:48:59 ID:8Zwr1Uo10
>>521
キャアアアアアアア!

【その7へ】