882: 名無しさん 03/03/09 18:14
俺が3歳の時、祖父さんの家の近くにある岩場で遊んでて、足を滑らし海に転落した。 

ところが沈んでいく最中、「君じゃない」と声がしたあと、海中から手で押し上げられるような感じで海面に浮上。そこを近くにいた親戚に助けられた。 

翌日、北上川を挟んで浜の反対側にある親戚の家に行き、従兄弟と一緒に砂浜に遊びに行ったら、ちょうどドザエモンが見つかって大騒ぎしてた。 

で、その上がったドザエモンというのが、祖父さんちの近所住んでる兄ちゃんで、俺が助けられた日の夕方から行方不明になってたという…。

ちなみに、その後同じ浜の同じ場所で2回ほどドザエモンを見てます…。

883: 名無しさん 03/03/09 22:21
>>882
次に引きずり込まれた時は「おまえの番だ!」 と言われるかもしれないので、海には気をつけよう 。

885: 船乗りの妻3代目 03/03/10 03:14
先日は失礼しました。旦那が今、忙しくて家にも帰れないどころか、お届け物をしにいっても会えない状況ですので、話が聞けない状況です(砂糖の出荷の時期なので、港に着いても折り返しで出ていく)。 

うちの祖父の話を思い出しました。 

祖父は、6年ほど前に他界しましたが、年寄りの自覚のない、まったくカッコイイ海の男でした。いい年になっても、私が結婚しなかったのは、祖父よりカッコイイと感じさせる人がいなかったからなんですね。 

どれくらいカッコイイかというと、御年83歳の時、「Kちゃん、最近、肉が前より美味しく感じないんだ。ちょっと前までは、これくらいの、幾らでも食べられたのに」 と、南の島の名物料理「豚足」を前に口にしました。 

前々から、集落の老人クラブのゲートボール大会には出ない、カラオケにもはまらない、俗にいう老後の楽しみらしいことを一切嗜まないので、妙だとは思っていたのですが、その時、この人には年寄りの自覚がないのだと、つくづく思ったのです。 

この自覚のなさが良い方向に働いたケースとしては、膠原病(こうげんびょう:臓器障害をもたらす疾患)にかかり、余命3ヶ月と診断されながら、「おかしい、こんなに俺の体が弱いはずはない」の思いこみのもとに、8年ほど延命しました。 

ですが、悪い方に働いたケースを、これからお話します。

886: 船乗りの妻3代目 03/03/10 03:15
それは、推定78歳頃のある日のことです。 

島を出て暮らしている私の母や叔父たちから、常日頃「年寄りなんだから、一人で沖に出てはいけない」と厳しく言い渡されていたにも関わらず、雲の動きだけで天候を予測できる「天気見の神様」と呼ばれていた祖父は、海上も凪で、天候の急変もないと判断し、誰にも黙って一人で漁に出てしまったのです。 

いつも祖父の相手をしてくれる魚捕りの弟子のTおじさんは、過疎の小さな島の数少ない若手なので、電気会社やら、電話会社やらのメンテの委託社員も兼任しているので、行きたいというと、そっちの仕事の手を止めさせてしまうからです。 

その日は、鰆やらが多少とれたので、孫たちに送る分があればいいかと思い、昼過ぎに程々にして帰ろうとした時です。エンジンが掛からなくなったのです。 

祖父はすっかり困ってしまいました。だって、誰にも言って来なかったんですから。当時は携帯電話もまだ無く、まして、無線機なんて積んでません。 

いつもなら、どの辺の漁場に行くと、おおよその場所を誰かに告げて行くので、帰りが遅ければ見に来てもらえるんですが…もし、居ないのに気づいたとしても、時間が経ちすぎたら流されてしまうし。いろんな思いが頭の中をよぎったのだそうです。 

そして、日がだいぶ傾いた頃、もう駄目かもと思った時、Tおじさんの船がやってきました。 

祖父の行動を熟知しているTおじさんは、仕事で島内を移動している途中に、祖父の家や畑のあたりを通りかかるごとにチェックをいれていたのでした。
 
おかげで大した騒ぎにもなることなく、Tおじさんも私の母たちに告げ口したりしませんでしたが、二年ほど経った時、うちに叔父たちを含め親戚が集まった席で、本人の口からポロッと、「あん時は死ぬ思いをした」と話し始めたのです。

その後、一同からとっても怒られていました。笑い事で済んで、本当に良かったです。

904: 名無しさん 03/03/11 00:20
>>885 
そこまで言わせるとは、ホントにかっこいい海の男だったんでしょうな 

>祖父の行動を熟知しているTおじさんは、仕事で島内を移動している途中に、祖父の家や畑のあたりを通りかかるごとにチェックをいれていたのでした。

ここら辺に人間関係が希薄な都市にはない良さを感じる。 

884: 名無しさん 03/03/10 02:30
ちょっと不思議な話。 

8年か9年くらい前に、江ノ島の片瀬東海岸の海の家でバイトしたことがある。 その時に店のおばさんとその娘に聞いた話なんだけど、それよりさらに数年前に、お店のお客さんが水難事故に遭ったそうだ。 

ご遺体が店の前で上がったのか、別の場所で上がったのかは 記憶が曖昧で覚えてないのだが、その翌日、そのお店の前にだけ大量の貝が打ち上げられたらしい。

両隣の店の前には、全く打ち上げられなかったそうだ。

897: 名無しさん 03/03/10 06:58
去年海水浴に行って、夜シャワーを浴びてたら嫁さんに「肩に手形が付いてるよ」て言われた。日焼けした肩にハッキリと人の手の形が残ってた。(((;゚Д゚))ガクガクブルブル 

…が、今では日焼け止めを塗った手で触られたのを忘れてるだけだと思ってる(手形が小さかった気もしないでもないが…)。

905: オキ 03/03/11 09:08
これは父が生死の境を三日間さまよった時の話です(また父かよ)。私が2~3歳の頃。もちろん私には記憶がなく、父、および母から聞いた話。 

父もまだ若かったので、頻繁に海に潜りに行き、貝やらなにやらを採りに出かけていた。

うちは結構な貧乏で、ウエットスーツのような良いものはなく、父は長袖の肌着にパッチという、それは素晴らしい格好で潜っていた(海中にはいろんな虫や魚がおり、それらに刺されたり、身を食われないようにするためのものだったとか)。
 
装備するのは水中メガネのみ。それで5~10m潜る。→続く

907: オキ 03/03/11 09:33
ある日父は友人と共に出かけ、帰りはその友人の助けを借り、命辛々病院に運ばれた(急展開ですみません)。
 
母が病院に駆けつけた時、既に父は意識不明の重体だった。医者に容態を聞くと、ここ2~3日がヤマだという。39℃から40℃の熱。全身に広がるミミズ腫れと裂傷、そしてなにかに巻き付かれたようなうっ血した痕。 

医者や父の友人は「電気クラゲにやられたかもしれない」 と言っていた(それにしてもヒドイと、二人とも首を捻る) 。そしてこの時、医者はあることを見落としていた。 それとも敢えて言わなかったのか…。 

それは後に母によって明らかになる。→続く

908: オキ 03/03/11 09:48
母は父につききりだった。父の熱は下がらぬまま、二日が過ぎ、三日目の夜を迎えた。 

ベッドの上の父が突然苦悶の表情を浮かべたかと思うと、体を掻き毟るように、体にまとわりつくものを剥がすように、手足をジタバタさせながら叫んだ。 

「コラーーー!!帰れーー!!メにあわすぞーーー!!!」 

母は驚き、父に声をかけた。 

「お父さん!どげしたかね!」 母が体をさすると、父はスゥッと目を開け、「○○(母の名)か…俺は死なんけん」 と言い放つと、またスゥッと目を瞑り、スヤスヤと眠りだした。 

その後、父は驚異の回復をみせる。→続く

909: オキ 03/03/11 10:11
(母の証言) 
父が熱にうなされている間、幾度か体をふいた。その時は裂傷の包帯でよく解らなかったが、体中に妙な痣がたくさんあった。

包帯が取れた後見てみると、足・腕になにやら握りしめられたような痕が多数。背中にも手形のようなものや、引っかいたあとのようなものが多数あった。

素人の母が見ても、『それら』は手でつけられた痕のように思われた。 

(父の証言) 
父「あれは確かに電気クラゲだった!」(言いきる) 
私「嘘ー、電気クラゲでそこまで酷くなるのぉー?」 
父「(ポツリと)…クラゲの足にまじって、ようけ人間の手がはえちょったぞ。クラゲの頭にもう一つ、坊サンみたいな首も乗っちょったぞ(ニヤリ」 

…あの、それは妖怪ですか…はたまた幽霊系ですか…悩む私の横で、「電気クラゲ!!」 と笑う父がいました。 

ソレがどんな姿か想像して海に潜ると、ちょっと怖いかも…と思う私の幼少期でした。

925: 名無しさん 03/03/12 09:38
>>909 
クラゲに刺されると、鉄条網で皮膚を思いっきり引っかいた様な痛みだそうですね…。 

でも手形みたいな傷痕ってのは嫌だなぁアワワワワ …。

930: オキ 03/03/12 15:10
>>925 
普通の奴でも痛いですもんねぇ。昔、足の長ーーーいクラゲの足だけが海中を漂ってて、それに触れた時ヒドイみみず腫れになりました。足だけと思って油断しました…。 

921: オキ 03/03/12 03:19
自分で書いてて思ったんですけど、海の生物+幽霊系・妖怪系ってのに会った人あるのかなぁ?(父の話が本当ならだけど)私はある程度信じてるんですけど。 

912: 名無しさん 03/03/11 13:36
友人の体験なんですがちょっと聞いてください。 

そいつがまだ小学校低学年の頃の話らしいのですが、海に行った時、背中を磯に打ちつけて、ふじつぼで傷を作ってしまったそうです。 

その時はたいしたこともなく、消毒だけで収まったらしいが、それから数日して傷が腫れ上がり、痛みもひどいので病院に行くと、化膿だけでなく何か中に入っていると言われ、麻酔して切開したところ…小さなふじつぼの幼生(その時の医者の談)がわらわらと出てきたそうです。 

そいつの性格からして担いでいるとは思えないのですが、こういうのってありえるのでしょうか?

913: 名無しさん 03/03/11 13:44
>>912 
都市伝説みたいな話だな。

921: オキ 03/03/12 03:19
>>912 
フジツボ話は都市伝説化してるみたいですが、どうなんでしょうね。実際私はフジツボがメチャメチャ張り付いてる岩の上をよく踏み荒らしてましたし、そこで怪我しても何にもなかったし…。 

とりあえず、フジツボは貝類の中で一番ダシとかでるし、お吸物とかかなりウマーです。貝は、タコなんかにまけず劣らず悪食らしいけど、岩に張り付いてるものは草食が多いよ。 

人に寄生するものは少ないんじゃないかなぁ。 

922: 名無しさん 03/03/12 03:30
>>921 
フジツボって甲殻類じゃなかったっけ?

923: 名無しさん 03/03/12 05:21
フジツボは甲殻類だな。食うぶんには、貝って言っても差し支えなさそうだが。フジツボがうまいってのは聞いたことある。 

まー、フジツボの幼生はプランクトンだから、万一体内で繁殖すると血管に詰まって心筋梗塞とかだろ。>>912はそこを考えた改良版だ。でも幼生は顕微鏡サイズだから、わらわらとはいかがなものか…不満の残るところだ。

916: 名無しさん 03/03/11 15:47
一番基本的なのはヒザをケガして 、ヒザのお皿の裏にフジツボがビッシリってパターンだけどね。

925: 名無しさん 03/03/12 09:38
部屋から異臭がするので隣人が管理人に頼んで部屋をあけると、全身にびっしりフジツボがついた死体が見つかるってパターンの漫画を読んだ事あるなぁw 

926: 名無しさん 03/03/12 10:04
>>925 
高港基資の「顔をみるな」か? 死体ではなく、そんなになっても、死ねないところが怖かったが。

【中古】その他コミック 顔をみるな / 高港基資
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924: 船乗りの妻3代目 03/03/12 06:50
今度は、わたくしの父の体験をお話をしたいと思います(またまた怪奇じゃないですけど、日本ではあまりできない体験でしょう)。 

それは、平成五年頃じゃなかったかと思います。当時、父は年金をもらいながら、とあるダーティな海運会社に、正規の船員の休暇用の交代要員として臨時雇いされておりました。
 
その時は、中国・台湾とを結ぶ航路に勤務しておりまして、日本人船員は二、三人で、あとはフィリピン人船員が数名のっておりました。 

外国航路が初めての、語学力のまったくない父を少し心配していたのですが、フィリピン人たちは老境にさしかかっていた父をとても大切にしてくれていて、父の話の中にも和気藹々とした雰囲気が満ちており、ひと安心していました。 

そんなある日のことです。船は沖縄を目指す航路の途上、中国の艦船に遭遇しました。 

父は当直時間ではなかったので自室にいたのですが、中国船が近づいてくるらしいというので、甲板に出ようとデッキへの扉に手を掛けた時です。ダダダダという音がして、たまたま後ろにいたフィリピン人が父の肩を掴んで制したのです。 

船は機銃の掃射を受けたのでした。父は、とっさに何の音かわからず、彼が止めてくれなかったら、そのまま外に出てでしょう。
 
そのまま中国船は去っていったのですが、その後、甲板に出てみると、扉の下の方に弾痕が。扉を開けていたら危ないところだったのです。父は幸い無事でしたが、たしか誰かけが人が出たと思います。 

その夜、何も知らない私は、その日も残業から帰ってきて、ニュース・ステーションを見ながら遅い夕食を取っておりますと、父の乗っている船の名前が。私はとてもびっくりして、台所に居た母を呼び、テレビに釘付けになりました。 

船との電話のインタビューがあり、答えていたのは父ではなかったのですが、わりと落ち着いた様子なので、ひとまず安堵したのを覚えています。 

尖閣諸島を巡って、中国と台湾が揉めている頃の話です。 

925: 名無しさん 03/03/12 09:38
>>924 
確かに銃声を聞く機会のない日本人にとっては「?」だったんでしょうね。怪奇・心霊現象、UMA、都市伝説とは全く違う怖さですね。 東南アジア方面の海賊とかに襲われたりするのも、きっとこういう怖さなんだろうな。  

932: 名無しさん 03/03/12 18:36
密入国者らしき人を見たことがあるんですが、ここで書いても良いですか?

934: 名無しさん 03/03/12 19:32
>>932 
どうぞ!たっぷりと書き込んでください。

936: 不良船員の倅 03/03/12 23:55
うちの親父は外国商船の下級船員だったが、霊とかネッシーとか全く信じてなかったので、生前この手の話は聞けませんでした。 

ただ一つだけ不思議なモノを、サルガッソー海で目撃したそうな(まあオカルト 的に言えば、バーミューダー・トライアングルの中ですね)。 

昭和30年代初めのある晴天の日、いつものように甲板を歩いていた親父が、船の右舷に沿うように、水面下10メートル程の深さに細長い物体を発見した(親父曰く、超長い白木綿の晒しの布のようだったそうです)。 

ただその長さが半端でなく、船の全長の3倍はあろうかというシロモノで、数時間に渡り、船に寄り添うように付いて来たそうである。 

親父の乗ってた船は総排水量1万トンクラスの貨物船だったので、おおよそ全長300m以上はあった計算になります。 当直航海士にも報告し、航海士も目視したので、航海日誌にも記載されてる筈だ、と言ってました。
 
ただ、別に船に近づくでもなく、一定の距離を保ったままで危害を及ぼす心配もなかったので、放置してたら夕刻いつのまにか消えていたそうです。 

結局、航海士も船長も(もちろんドキュソだった親父も)何かは分からず、下船後、他の船の同僚たちに聞いて回っても皆目見当もつかないし、見た事無いって言われたそうです。 

第二次大戦中は、乗ってた船が機雷と魚雷にやられて2回も沈没の憂き目に遭ってるのに(そのうち1回は、夜間だったので乗員の3分の2が死亡・行方不明)、心霊体験とか全く無いって言うんだから、つまらん親父でした。

937: 名無しさん 03/03/13 00:28
>>936 
そのたった一つの出来事が聞けただけで十分だよ。

938: 名無しさん 03/03/13 10:25
>>936 
そんな超長いいったん木綿、聞いた事ないよ。すんげぇ。

942: 名無しさん 03/03/14 10:28
>>936
シーサーペントよりもなんか「あやかし」って妖怪を想像しちゃったよ。 

>第二次大戦中は、乗ってた船が機雷と魚雷にやられて2回も沈没の憂き目に>遭ってるのに(そのうち1回は、夜間だったので乗員の3分の2が死亡・行方不明) って体験も相当スゴイけど。 

※アヤカシ:
船が難破する時出るという怪物・妖怪。

SekienAyakashi

939: 不良船員の倅 03/03/14 01:32
あぁ、つまらない親父の話にレスが付くとは思いませんでした。どうもありがとうございます。 

うちの親父はお袋と結婚する前は、相当なワル&遊び人だったようで、古い日活映画の不良マドロス
(船乗りのこと)を絵に描いたような人生を過ごしていたようです。アムステルダムで「飾り窓の女」と遊んだ話とか、そっち系の話の方がずっと面白かったのですが、カテ違いなので自粛…。 

ではもうひとつ、ウチの兄貴の体験談を書き込ませてもらいますね。ちょっとスレ違いかも知れませんが…。 

うちの兄貴とその友人2人は、何故か高校の時、水中銃にハマったんです。水中銃って言うのは、ゴムかバネ仕掛けで銛を打ち込む物で、結構強力で、15cm位の魚だと粉々に砕ける程の威力があります。
 
で、夏休み中、毎日のように海に潜っては魚を撃って遊んでいた(時々は収穫が晩のおかずにもなってたし)のです。そんなある日の事でした。

940: 不良船員の倅 03/03/14 01:33
続きです。 

友人の一人が、そろそろ夕暮れ時だし帰ろうや、って言い出したので、兄貴は最後のひと潜りって言う事で、普段よりもう少し深い所へ潜ってみたそうです。

まあ岩場だったので、それまで気が付かなかったんでしょうけども、何と岩陰で女の死体が暗くなりかけた海中で、ゆらゆら揺れていたそうです。 

驚愕の余り慌てた兄貴は、その死体を誤射してしまい、見事に銛は腹部にHIT! 腐れかけた死体ですから、ひとたまりもなく腹の肉は粉々に砕けてしまったらしいです(これは後日談で判明)。 

兄貴はもうパニックで、水中銃を海中に置いてきたまま家に帰り、「ガクガクブルブル」状態w。死体損壊罪のため、警察にも通報出来ず。 

数日後、地元紙に「行方不明女性、○○海岸に漂着、発見」との報道。 

もちろん○○海岸ってのは、兄貴たちがよく潜ってた場所。どうやら兄貴が誤射したお陰で、岩に引っ掛っていた死体が浜に流れ着いたようでした。 

記事にはならなかったけれど、親父の知人がその地元紙の関係者で、知人曰く「いやぁ、ヒドい死体だったよ。腹なんかもう魚か鮫に食い破られててズタズタでさぁ」ってな話で結果が分かった訳でした。
 
銛が貫通してたので兄貴は逮捕されずに済んだけど、兄貴は今でも時々夢に、半眼で睨む女の顔(余程印象に残ったんでしょう)が出てくるそうです。 

まあ本当、海の中ってのは何が居るか分からんもんですね。

941: 名無しさん 03/03/14 07:08
>>940 
それ、怖い。トラウマになりそう。

943: 名無しさん 03/03/14 13:07
よかったよ。何かあったらまたカキコしてくれ。 

963: 名無しさん 03/03/15 01:08
何年か前のことですが、もう直ぐ夏も本番という頃、私は仕事をしながらラヂオを聞いていました。 

昼少し前、午前11時ごろの番組で「怖い話特集」みたいなことがはじまり、耳をそばだてて聞いていたのです。番組のパーソナリティ?が、怖い話ありませんかと呼びかけて、それを聞いた聴取者が電話でネタを話す、という趣向でした。 

その時仕事場には私一人だけでしたが、天気のよい真昼間のこと、面白く聞いていたんです。 

パーソナリティ(以下パ)「もしもしこんにちは」 
リスナー(以下リ)「こんにちは」 

パ「どちらからですか?」 
リ「石狩の主婦です」「いつも聞いています」 

パ「どうもありがとうございます。えー…どんな話ですか?」 
リ「私の家、海の直ぐ近くなんですけど、あのー、いまいるんです。その…立ってるんです。海の上に。海面の上に」 

パ「え?もしもし立ってるって…人が?…海の水の上に?」 
リ「そうです…えーと何人も」 

パ「え?えー?な何人も?い今?」 
リ「そうです…こっち見てます…」 

パ「…見てるって…こっち見てる人がいるの?」 
リ「みんなです。…全員こっち見てるんです」 

その人はそういったものをしょっちゅう見るので、引っ越したいという話を淡々と語って電話を切り、番組はCMに入りました。 

頭の中にその異様な、まがまがしい光景が浮かび上がって離れず、仕事場に他の人が出勤してくるまで私はずっと外にいて、まったく仕事になりませんでした。 

もう、一人の時はそんなの聞きません!

964: 名無しさん 03/03/15 01:54
>>963 
昼間に出るの?

965: 名無しさん 03/03/15 02:10
>>963 
わたしは、視線を移す時に視界の角に見えます。 焦点を合わせると何もいません。 昼間です。

966: 名無しさん 03/03/15 23:36
>>965 
眼科に逝きなされ。

967: 不良船員の倅 03/03/16 01:06
>>965さん 
親父は霊とか信じないし見えない人でしたが、お袋は霊感がある血筋の出なので、結構見えると言います。見え方も貴方と同じで、視界の端に見えると言いますね(残念ながら、私は親父の血が濃く遺伝したらしく、全然見えませんがw)。 

ただ、生霊の場合は別で、死期が近い人は、はっきり見えるそうです。
 
見え方も色々で、隣家の寝たきりお婆ちゃんが亡くなった時は、逝去される1週間程前から、我が家のリビングのお袋の座る定位置から庭を見ると、黒い額縁の中の笑顔のお婆ちゃんが見えてたそうです。葬式に出て、遺影と全く同じだったので納得が行ったと話してました。 

残念ながら、死期が近い人全部が見える訳でなく、見るのも死の直前~一ヶ月前位とバラバラなんで、余り役には立たないですが。 見た話を聞いて、倅の私は香典を準備するくらいでしょうか…。 

【その18へ】