【その6】
書き込みから15年後の未来、ネットはマスコミを凌駕し、革命もおこせる強力な力を持ちました。

インターネット

【掲示板初期年表】ネットバカ一代【総集編】

178: 夢見ない名無しさん 2001/02/20(火) 12:07
ワイン比呂有紀氏がここに最後に書き込んでから、一年近く。
2ちゃんねる観は同氏が残した古き良き時代から、新たなフェーズへと移行しつつあり
不完全ではあるけど、補足すべく、駄文で申し訳ないが書き込むことにします。

(1)メジャー化
アクセス数の増加とあいまって、2000年5月初旬のあの事件以来、
この匿名性群衆社会集団はいよいよマスコミに目をつけられるようになった。

新聞・雑誌は「ネオ麦茶が事件前に犯行声明を書き込んでいた」と大々的に報道し、
「2ch=アングラ」という先入観を植え付けようと東奔西走した。
当時、マスコミは巨大化しつつあるインターネット社会に、得体の知れない不安を感じており、
まさに目の上のたんこぶであったのだ。

同時にマスコミによるひろゆき氏の引き込みも行われる。
ひろゆき氏が、テレビに登場し、自己の姿をアピールする傍ら、
一部板閉鎖、放任体制へと変わる。

しかし、ここにマスコミの誤算があった。もはや2chはひろゆき氏なしでも
十分動いていたからだ。

196: それでも夢見る名無しさん 2001/03/04(日) 17:21
(1)について

利用者と非利用者の意識的違い。「2ch=アングラ」は非利用者の意識。
しば氏が「脱アングラ宣言」を行ってから(あめぞうかも)、
利用者にアングラな人々がいても、そのサイトはアングラではない。

いくらマスコミが吹聴しようと、その意識は変わることは無い。
マスコミがひろゆき氏を引き込もうとしても、
埼玉ドコモの時のように2chに参加する姿勢を、
今のひろゆき氏に見出す事はできない。
その点では、「2chはひろゆき氏なしでも十分動いてい」る。

マスコミによって一般社会にまで有名になったという、
ある意味滑稽な状況から生まれた、2chの一般社会への浸透。

2chのような匿名掲示板は管理者の管理によって動くものではない。
利用者がその方向性を決めるものである。

179: 夢見ない名無しさん 2001/02/20(火) 12:08
(2)ネオ「ネタ化」

マスコミが目をつければ、次に登場するのは「団体」だ。

彼らは巧みに板に潜り込むことにより、2chを「プロパガンダのためのメディア」
として利用することができる、と確信した。


すなわち、情報を操作することにより、事件の核心を逸らすことが可能なのだ。
「ネタ化」は単なる厨房による便所の落書き程度のものでしかなかったことに比較すれば、
こうした新たな「意味合いを持ったネタ」は、2ちゃんねらーの議論の的となる一方で、
巧みに2ちゃんねらーの世論を操作するわけである。

結局議論すべきネタは、巧妙な逸らしに遭った後、アスキーアート、sage&age、あぼーんの嵐となり、自然消滅する。消滅後は完全に闇に葬られ、そのネタがなぜ消滅したか、という反省は
行われない。2ちゃんねらーは飽きっぽいからだ。

197: それでも夢見る名無しさん 2001/03/04(日) 17:30
(2)について

2ちゃんねらーの世論の操作は、厨房化が激しくなった時のみに有効である。
ワイン比呂有紀氏(今はワインわひょみ氏)等当時のコテハン達、
そして数多くの名無しさんには通用しない(例外あり)。

上記にあるワイン氏も言われているようにネタにしか価値を見出せない者。
議論ではなくディベートにより勝者を決め、自己の欲求を満たす者。
ワイン氏は「害虫」と表現されているが、誰にとっての「害虫」であるか。

議論では受け入れる余地がある。ディベートは不毛である。
ネタにはネタの存在価値、必要とされる場所があるが、
それをわきまえず展開していく「害虫」。

人は少ないが「害虫」も少ない「あめざねⅡ」等に移る人々は、
今現在の2chの「害虫」の多さに、嫌気がさしたのだろう。

198: それでも夢見る名無しさん 2001/03/04(日) 17:45
(2)の「便所の落書き」について

レッテルを貼られる以前は「便所の落書き」だったのか? 否。
貼られた直後は「便所の落書き」だったのか? 否。

さらに言えば、2chだけが便所の落書きとなる可能性を含んでいるのではない。
2ch以前にあった匿名掲示板もその可能性を含んでいる。

板違いに「終了」と即レスをつけるバ○がいるが、
自分自身の愚かさを示しているようなものだ。
駄スレが増加した現状で、いかに駄スレを名スレにもっていくか。
そこに可能性を見出さずして、自分の可能性を見出せるわけは無い。

はっきり言って、2chは「交流の場」である。
それは議論であれ馴れ合いであれネタであれ、全ては交流に繋がる。
その交流を「便所の落書き」と評すなら、全ての掲示板は「便所の落書き」である。

全ての2ちゃんねらーは飽きっぽいのではない。
特に、過去と現在ではほとんど異質であるとさえ思われる。
最後まで議論を続ける、ネタが出尽くすまでスレを続ける。

レス数で名スレか駄スレかを区別する事は、一つの方法ではある。
しかし、その方法を「たった一つの方法」と勘違いするからこそ、
駄スレが生まれる。区別する方法はいくらでもある。

勘違いが多いから「便所の落書き」になってしまう。
厨房は厨房で必要ではあるが、厨房が2ちゃんねらーにならないことを望む。

180: 夢見ない名無しさん 2001/02/20(火) 12:09
(3)不安定

アクセス数の伸びにより、もともとサーバ側の負担が高いといわれる
「2ch」のスクリプトが悲鳴をあげ始める。サーバ増強・分散化は行われるが
板流れ・㌧㌦はもはや日常茶飯事のことである。

181: 夢見ない名無しさん 2001/02/20(火) 12:10
(4)戦争、そして飽き

数々の事件はあるが、ここでは「中○中絶」事件で考察する。
昨年末、中絶騒ぎはニュース板で、他のネタ以上に大いに盛り上がりを見せる。
中○が登場するマスコミの板へ2ちゃんねらーが出陣し、CMで起用している企業へは
抗議メールを送りつける、という「戦争」が勃発する。抗議文は各国語へ翻訳されもし、
マスコミ・○ャ○ーズ・ネットを巻き込む「大戦争」になるかに思われた。

ところが、中○氏の紅白出場とあいまって、年を明けた時点で戦争は自然解消する。
2ちゃんねらーは一つの超えることのできない壁があることを自覚した。
すなわち、「マスコミ」という壁だ。

所詮、彼らがネット上でいくら騒いでみたところで、マスコミが取り上げてくれなければ、
畢竟自らの力は微力なものでしかない、という絶望でもある。
結局この戦争も、年が明けた時点で、空転しはじめ、現在に至る。

同時に各社マスコミも、現在では、ネットの無力性を悟り、
自らの不安も、実は取るに足らないことであったことを知る。
ネット社会は所詮、烏合の衆であり、「放っておけば自然消滅」するものなのだ、と。


182: 夢見ない名無しさん 2001/02/20(火) 12:10
(5)閉塞

いずれにしても、ネタの出所を「マスコミ」に依存しつつ、それ以上の、
ネット以外の社会へのアピールをもマスコミに頼らざるを得ない現状においては、
閉塞感は否めない。

ネットでの世論をいくらかでも形成した以上は、これを実社会で生かしたい、と
考えるが、マスコミという壁に阻まれ、欲求不満に陥りつつある。
この閉塞性を打破するものとして、次に何が現れるのだろうか??

2000年5月初旬のあの事件犯人は2ちゃんねるに犯行予告を書き込んだ。

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