投げて消す消火剤『消える魔球』なら、軽量・小型なのでお子様や女性や高齢者の方でも安心してご使用できます！













※阪神大震災の火災の6割は通電火災(電気が復旧したことにより、倒れてたストーブやショートした電線からの火災発生)により、倒壊した家屋や無人の建物から火が出たので、放火のデマが流れたようです。

私が避難をしていたところは、在日の方がいたかどうかわかりません。日本語話してたら区別がつかなかったし、在日の方(あるいは外国人)とのトラブルも聞いたことはありませんでした。でもやはり震災にデマは付き物のようで、福島原発に関するデマは流れたことがありました。「放射能がものすごくヤバい」、と。

当時は停電していたし、日々の食べ物にも困っていたので、福島原発がどうなっているか知る術がありませんでした。津波で大変なことになっているのも知らなかった。ある時、誰かが「福島原発が大爆発した」という情報を持ってきました。ただ、それがどういう影響を引き起こすのか誰も知らなかったし、距離も離れていたのでみんな聞き流していました。

電気が復旧し、テレビが見れるようになってから。画面枠何重にもＬ字型の情報が表示されていて、戸惑いました。外側から、原発の情報、余震の情報、地域の給水・開いているスーパー等の情報だったと思います。映像は原発が爆発する様子、ヘリコプターからの散水の様子を繰り返し放送していました。「あぁ、ほんとにヤバいんだ」。映像を見て、初めて実感しました。

電気が復旧してテレビが見れるようになって、しばらくしてからです。外を歩く人は、雨合羽を着ている人が多くなってきました。雨合羽、マスク、長靴、ゴム手袋、晴れてる日でもです。「放射能がヤバいから、外に出るには雨合羽を着た方がいい」との噂が流れていました。つまり、テレビで見る原発作業員のような恰好をしていれば、放射能は大丈夫だ、とされたのです(笑)。

私も例に漏れず、雨合羽を着てマスクをしてゴム手袋をして、1人2本までのペットボトルの水を買いにスーパーに並びました(笑)。当時、水道水もめちゃくちゃ汚染されているとされ、飲んだら明日にでも病気になるって話でした(笑)。当時、雨合羽を着て外出するのは当たり前のこと、スーパーには雨合羽ゴム手長靴マスクでフル装備した人達であふれていたのでした。無知って怖い(笑)。