【その5】
都市伝説


51: 名無しさん@お腹いっぱい。 2000/08/27(日) 04:24
第五十一夜 タクシーの幽霊

ある日の夜、雨でもないのになぜかずぶ濡れになっている女性が、1台のタクシーを呼び止めた。

運転手は妙な客だと思いながら、その後部座席に乗り込んできたずぶ濡れの女性に、行き先を尋ねた。女性はか細い声で目的地を告げると、それっきり黙ってしまった。やがてタクシーは、目的地である一軒の家の前に到着した。

「着きましたよ」

そう言って振り返った運転手は驚いた。女性がいつのまにか車内から消えてしまっていたのだ。

運転手は呆然としながらも、ひとまず女性の家の呼び鈴を押してみた。いつのまにか車を降りて、家に帰ったのかもしれないと思ったのだ。

しばらくして家の中から出て来た初老の女性に事情を話し、さらにその女性の特徴を告げると、彼女は驚きながら、それは1年前に川に身を投げて死んだ自分の娘に違いないと言った。今日はちょうどその命日にあたるのだという。

彼女は娘を家まで送ってきてくれたことに礼を言うと、運転手に運賃を渡した。

運転手がタクシーに戻ると、その後部座席のシートがぐっしょり濡れていたという。

解説::

「怪談系都市伝説」と「その他の怪談」の違いの定義は厳密ではありませんが、ここでは体験談ではなく誰か、例えば友達の友達、見知らぬ第三者に起きた出来事であり、広い地域に様々なバージョンで流布している話とします。

おそらく、日本人なら誰でも一度は聞いた事はあるであろう、タクシーを止める幽霊のお話です。基本パターンはある人物(主に女性)がタクシーを止め、目的地に着くと(まれに移動中に)車内からその人物が消えてしまうというものです。

その後にその女性が誰であるかが、家族の話や見せられた写真から判明したり、幽霊が幻でない証拠に持ち物を残したり、シートをぐっしょり濡らしたりといったエピソードが語られることも多いです。

余談ですが、幽霊がシートを濡らすというのは、元々はその幽霊が雨の中を傘もささずに立っていたからだったり、川や海で死んでいたために濡れるという、ちゃんとした理由からでした。ところがやがて、これらの幽霊が濡れているという理由は忘れられ、幽霊が乗りさえすればシートが濡れるようになっていきます。

ところで、「日本人なら誰でも」知っていると書きましたが、これは正確ではありません。実は日本だけでなく、世界中の人がこの話を知っているのです。

韓国には火葬場にタクシーを呼んで家まで乗せてもらう幽霊(消えます)の話がありますし、アメリカやヨーロッパでもヒッチハイクする幽霊(消えます)の話がよく知られています。

また、どの国でもこの話の期限は古く、日本では戦前の円タク(一円タクシー:大正から昭和初期にかけての一円均一料金のタクシー)から明治の人力車、最大で駕籠(かご)から消える江戸時代の幽霊までさかのぼれます。アメリカやヨーロッパにおいても、馬車の時代までこの話はさかのぼれるのです。

それぞれの国や文化圏でこれらの話が別個に発生したのか、それとも何らかの影響を与え合ったことがあるのか、真相はわかりませんが、案外人間というのはいつの時代でも、どんな場所でも同じような事を考える動物なのかもしれません。

52: 名無しさん@お腹いっぱい。 2000/08/27(日) 04:26
第五十二夜 リカちゃん電話

あなたは「リカちゃん電話」というものを知っていますか?

「リカちゃん電話」とは、女の子に人気の「リカちゃん人形」のメーカーであるタカラがサービスで開設している専用電話で、ここに電話をすると、リカちゃんの話がテープで流れるという仕掛けになっています。

ある小さな女の子が、家で留守番をしていた時の事です。彼女は暇なので「リカちゃん電話」に電話をかけて遊ぶ事にしました。

「もしもし、私リカちゃん。これからお出かけするの」

しばらくしてから女の子はまた電話をかけました。

「もしもし、私リカちゃん。今お出かけ中よ」

話が変わるんだ!面白がった女の子は次に何を話すか聞いてみたくなり、また電話をかけました。

「もしもし、私リカちゃん。今、あなたの家の前よ」

女の子ははっと驚き電話を切りました。そして、まさかとは思いましたが、恐る恐る家の扉を開けて外の様子をうかがいました。

大丈夫、そこには「何も」いません。

ホッとした女の子が家の中に戻ると、突然電話のベルがなりました。女の子は一瞬凍りつきましたが、もしかしたらママかもしれないと思い、電話に出ました。すると、今ではもうお馴染みとなったあの声が・・・。

「もしもし、私リカちゃん。今、あなたの後ろよ・・・」

解説:

子供の時、友人達と怖い話をして盛りあがっていたことがありました。その中の一人がいきなり「リカちゃんから電話がかかってくるの。怖いだろ」と謎の発言を・・・。

どうもリカちゃん電話にまつわるとても怖い話を聞いたことがあるようですが、詳しく内容を覚えていなかったらしいです。しばらくして、友人が何を言いたかったのかわかった・・・つまりこの話の全貌を知った時は、さすがにゾッとしました。

相手がだんだん迫ってくる、突然のベルとかかって来るはずの無い相手からの電話、そして知らぬ間に後ろに立っている人形・・・この話には多くの恐怖のポイントが詰め込められていて、怪談としての完成度が非常に高いと感じます。

ちなみにこの話には、最初からリカちゃんから電話がかかってくるバージョンもあるようです(あるいはこちらの方が一般的かもしれません)。

その場合女の子はマンションに住んでおり「今1階よ」「今2階よ」というように、電話の相手はよりじわじわと近づいてくるのです。

53: 名無しさん@お腹いっぱい。 2000/08/27(日) 04:28
第五十三夜 山小屋の怪

ある大学の山岳部の部員4人が、雪山で遭難してしまった。

彼らは吹雪の中で、1軒の山小屋を見つける。彼ら4人は荒れ狂う吹雪から身を守るため、山小屋に入っていった。ところが、その山小屋は長い間使用されていないようで、中には暖をとれるような物がなにも見当たらない。

夜になるにつれ、気温はどんどん下がっていく。もし眠ってしまったら凍死してしまうだろう。彼らは体を温めるためと眠気を覚ますために、運動をすることにした。

まず山小屋の4隅に一人ずつ立つ。そして最初の一人がとなりの角へ走り、そこにいる人にタッチする。そしてタッチされた人は次の角へ走りタッチ、そしてタッチされた人が次の角へ・・・。

明かりもささぬ山小屋の暗闇の中、彼らは朝になるまでこれを繰り返しつづけた。その翌日、小屋に訪れた救助隊員によって彼らは助け出され無事に下山した。

大学に戻った彼らは、部員達にこの時の様子を詳しく話して聞かせた。すると一人の部員が、不思議そうにこう聞いてきた。

「でも、それって変じゃないですか?最初4隅に立って一人が走り出したのなら、そこには誰もいなくなるはずでしょ。そこでリレーは終わっちゃうはずです・・・5人目の人がいない限り」

解説:

何かの出来事が起こった後に、実はその出来事は起こり得ないものであった事に気づく・・・そんな不条理なモチーフが登場する怪談は多くありますが、その中でもこれは代表といえるものです。

他に停止してしまったエレベーターの中で退屈しのぎに・・・というバージョンもありますが、どちらもシチュエーションが不自然な事には変わりありません。

54: 名無しさん@お腹いっぱい。 2000/08/27(日) 04:30
第五十四夜 自殺写真

ある写真家が高い崖から海の写真を撮っていると、一瞬ファインダーの端に白いものが横切るのが見えた。

しばらくすると辺りから、女が身投げをしたというような騒ぎが聞こえてくる。どうやらさっきカメラを前を横切ったのは、その身投げをした女性らしい。

「嫌な場面を写してしまった」彼は一瞬そう思ったが、すぐに気持ちを切り替えて仕事の続きに取り掛かった。

それから何週間かがたったある日、彼の元にあの時身投げをした女性の遺族が現れた。人づてに彼がその時、写真を偶然撮ってしまったというのを聞いて、見せて欲しいと訪ねてきたのだ。

彼は、遺族の方が見られても楽しいものではないからと見せるのを拒んだが、遺族は彼女が自殺をしたとはまだ信じられない、もしかしたら写真に怪しい人物など映っているかもしれないし、そうでなくても自殺した事を納得できる材料になるから、と頼み込んできた。

断りきれないと思った彼は、「いいですか、ここに何が写っていても驚かないでください」と念を押した後、その時の写真を手渡した。

一枚目の写真には、今まさに海に飛び込もうとする女性が写っていた。二枚目の写真を見た時、遺族はハッと息を飲んだ。

海に身を投じた女性の下の海面から、まるで女性を海に引きずり込もうとするかのように、無数の手が伸びているのが写っていたのだ。

解説:

他に、海に飛び込んで遊んでいた子供たちを撮影していたが、そのうちの一人が溺れ死んでしまって・・・といったバージョンもあります。

どのバージョンでも写真を持っている相手(カメラマン、写真屋など)が写真を見せることを渋り「何が写っていても驚かないでください」などと念を押す部分は共通してしいます。

これらの話はかなり有名ですが、その現物の写真自体が出回る事は決してありません。心霊写真と呼ばれるものが、メディアに好んで取り上げられる傾向があるにもかかわらず、です。

もちろんその理由は、その写真がこの世界ではなく、都市伝説の世界に存在するものだからでしょう。

55: 名無しさん@お腹いっぱい。 2000/08/27(日) 04:31
第五十五夜 おんぶ

ある所にとても仲の悪い夫婦と、二人の間に生まれたまだ小さな男の子ががいた。

ある日、夫は喧嘩の最中に激昂して、思わず妻を刺し殺してしまった。我に返り青ざめた彼は台所の床下に穴を掘り、その場所に妻の死体を埋めた。子供には「お母さんは遠いところに出かけた」とだけ告げたのだが、その日からどうも息子の自分を見る目がおかしい。

もしかして見られていたのか?自首する事も考えたが、そうするには残された息子が不憫でならない。それならばいっそのこと息子を殺して自分も・・・。

決心を固めたある日、彼は息子を自分の前に座らせると「父さんはお前に話したいことがある」と言った。殺す前に告白しておこうと思ったのだ。

ところが、彼の次の言葉よりも先に息子の方が話を切り出した。

「実は僕もお父さんに聞きたいことがあったの。なんでお父さんはずっとお母さんをおんぶしているの?」

解説:

「子供には、普通見る事のできないものが見えてしまう」という考え方が、我々の間には存在します。また、殺されたものの霊が背中などに取り付くことがある、という考え方も存在します

それらが理解できるからこそ、最後の子供の一言が怖いのです。

56: 名無しさん@お腹いっぱい。 2000/08/27(日) 04:31
第五十六夜 正夢

ある女性が家に帰ろうと、夜道を歩いていた時のことです。

彼女が背後に気配を感じ、そっと振り返ると、彼女の後ろを黒っぽい服装の男が歩いています。しばらく歩き続けましたが男の足音は消えず、まるで彼女の後をつけているかのようです。

まさかとは思ったものの、少し怖くなった彼女は近くにあったコンビニに駆け込みました。男はコンビニの中まではついてきていないようです。自分の思い違いであったかとホッとした彼女は、簡単な買い物を済ませコンビニを出ました。

するとコンビニの入り口の脇から、さっきの黒っぽい服装の男が飛び出し、彼女ナイフで突き刺したのです。彼女の意識はだんだん遠のいていきました・・・。

そこで彼女は汗びっしょりになって目覚めました。すべては夢だったのです。

嫌な夢を見たなと思いながらも、気を取り直した彼女は家を出て、ごく普通の平和な1日を過ごしました。ところがその帰り道・・・。

彼女が家に帰ろうと夜道を歩いていると、背後に気配を感じました。そっと振りかえってみると、黒っぽい服装の男が彼女の後ろを歩いています。まるで後をつけているかのように・・・。

彼女は夢と同じコンビニに駆け込むと、店内から携帯で彼氏に迎えに来て欲しいと電話をしました。このままだと殺されると言って。

彼氏は最初は「なにをバカな事を」という感じで話を聞いていましたが、彼女があまりに真剣な口調で話すので、車で迎えに来てくれる事になりました。彼女はコンビニの中で彼が来るのを待ち、彼がやってきてから二人でコンビニを出ました。

コンビニを出ると、その脇から夢と同じ男が飛び出してきましたが、その男は彼女が彼氏と一緒にいるのを見ると、「なんだ、夢と違うじゃねえか」と一言だけつぶやき、立ち去っていったそうです。

解説:

この話も様々なバージョンが存在する、広く知られた怪談の1つです。「おんぶ(第五十五夜)」等の話と同じ様に、最後のセリフで意外な事実(相手の男も同じ夢を見ていた)が判明します。

怪談は基本的に、オチで相手を怖がらせる必要がある事から、最後に誰かの発する一言が恐ろしいという構造のものが多いようです。

57: 名無しさん@お腹いっぱい。 2000/08/27(日) 04:35
第五十七夜 友達だよな

ある若者達が肝だめしで「でる」という噂のあるトンネルに、1台の自動車で向かった。トンネルはさすがに不気味な雰囲気であったが、何も怪しいものは出ず、彼らは陽気に記念撮影などを終えて車に乗りこんだ。

ところが彼らを乗せた車は、いつまでたっても発車しない。

「早く車を出せよ」仲間の一人が運転席に座った友人に声をかけると、彼は「俺たち・・・友達だよな?何があっても」と聞いてきた。それを聞いたみんなは口々に「当たり前じゃないか。変なこと聞くなよ」等と答えた。

すると彼は「じゃあ・・・俺の足元を見てくれ」と言った。

彼らが運転席の下を覗くと、なんと車の床から2本の白い腕が生えていて、それが運転席に座る彼の足をしっかりと押さえつけいるのだ。驚いた若者達は彼を見捨てて車外に転がり出ると、一目散に逃げ出した。

しばらくして若者達が現場に戻ってくると、車も、運転席にいた彼も、そこから消えていたと言う。

彼も車も未だに発見されていない。

解説:

壁や床から手が生えてくるという怪談は、非常に多く存在しています。それに捉まれるとどうなるか・・・それを考えるのはさらに恐ろしいことでしょう。

この話の類話には「でる」と噂の屋敷に肝だめしに出掛け、そこの床から生えた手に捉まれてしまうという、車の出てこないバージョンもあります(行方不明になるというオチは一緒ですが)。

58: 名無しさん@お腹いっぱい。 2000/08/27(日) 04:39
第五十八夜 コインロッカーベビー

ある未婚の女性が、子供を身ごもった。

彼女は自宅で誰にも知られぬように子供を出産したが、一人で育てていく自身はない。彼女は子供を捨てる事にした。彼女は、生まれたばかりの赤ん坊を駅のコインロッカーの中に入れると、鍵をかけてその場を立ち去った。

5年後、彼女がたまたまそのコインロッカーの前を通りかかると、幼稚園児ぐらいの男の子が泣いているのに出くわした。可哀想に思った彼女は、男の子に話しかけた。

「どうしたの?迷子になったの?」

男の子から返事はない。ただ泣きつづけている。

「どこに住んでいるの?お父さんは?」

やはりまた返事はなく、泣き止む様子もない。最後に彼女はこう尋ねた。

「お母さんは?」

すると、その男の子はさっと顔を上げた。

「おまえだ!」

解説:

怪談の中には「大声系怪談」とでも呼べるようなものがあります。ひそひそと小さな声で話しつづけたのち、最後に大声を出すことで相手を驚かせるのです。

この話の場合、最後の部分で相手の顔をさっと指差し、「おまえだ!」と大声で叫ぶのが驚かせるコツです。

59: 名無しさん@お腹いっぱい。 2000/08/27(日) 05:09
第五十九夜 影がない

ある霊感の強い女性が、人通りの多い街を歩いていた時のことです。

信号待ちをしていた彼女は、通りの向こう側にいる一人の女性から異様な感じを受けました。見た目はごく普通の若い女性。だが、何かが違う。よく見ると、その女性には影がありません。

ああ、これは人間ではないな。それがわかった彼女は早くその場から離れたいと思い、信号が青になると横断歩道を足早に渡りだしました。

だが横断歩道の中ほどでその女性とすれ違う時、その影のない女性は彼女に向かってこう言ってきました。

「よくわかったね」

解説:

この話もかなり有名ですが、どうやらマスメディアを通じて広まった部分が大きいようです。笑っていいともや女性週刊誌で、この話を体験談として語った芸能人が何人かいるとか・・・。

現代のフォークロア(都市伝説のこと)は口伝で広まるとは限らないという、よい例かもしれません。

60: 名無しさん@お腹いっぱい。 2000/08/27(日) 05:35
第六十夜 学校の怪談

この学校に伝わる7不思議を教えてあげようか?いいから遠慮するなって。

1)音楽室にあるピアノが、夜中になるとひとりでに鳴り出す。自殺した音楽の先生の霊が弾いているらしい。

2)二宮金次郎の像が、夜中になるとグランドを走り出す。

3)夜中になると、美術室にあるモナリザの絵の目が動く。

4)理化準備室にある人体模型が、夜中になると校舎の中を走りまわる。

5)1階から2階へ行く階段の段数は普段は14段。ところが夜中に数えると、死刑台の階段の段数と同じ13段になっている。

6)夜中になると誰もいないはずの体育館から、ボールをドリブルする音が聞こえる。昔事故で死んだバスケ部のキャプテンが練習をしている音だという。

7)トイレの3番目のドアを3回ノックして「花子さん」と呼びかけると、かわいらしい女の子の声で「ハーイ」という返事がする。

そして、最後の不思議。

この学校の7不思議を知ってしまった者は、呪われてしまう。そう、あなたも・・・。

解説:

学校の怪談とは、いわば子供たちの都市伝説です。その内容は、大人にとってみれば実に他愛も無いものですが、子供達にとってはその内容は真実であるかもしれない恐ろしいものであり、同時に好奇心をかきたてられる魅力的なものなのです。

さて学校の怪談の中でも、近年その代表と目されるようになったのが、この項でも取り上げた「トイレの花子さん」です。1990年代前半から始まった学校の怪談ブームの中でまさにヒロインのような活躍を見せ、ついにはアニメ化まではたしてしまいました。

ところがこの話はつい最近できたものではなく、昔からあるものなのです。

最も古い例としては昭和52年の岐阜市で語られた話が確認できますし、内容は大きく異なりますが原型と思える話(体育館の奥から3番目のトイレに入ると「3番目の花子さん」という声がして便器から白い手が出る)ならば、昭和23年までさかのぼる事ができます。(松谷みよ子:著「現代民話考」参照)

トイレの花子さんは、初めは呼びかけると返事をするだけの無害で可愛いものででしたが、時代を経るに連れて尾ひれがつき、中には花子さんが追いかけてくるとか、首を締めてくるとか、包丁で刺してくるといったバージョンまで現れてきました。

ちなみに私が小学生の時に聞いた話もこの「追いかけてくる」バージョンで、友人の中には目撃者までいました。
これは子供たちによって語り継がれる中で話がより派手に、そしてより恐ろしいものに変化していったためだと思われます。

噂話はより強く相手の興味を引く内容に改ざんされていく・・・これは子供達だけに当てはまる事ではないかもしれませんね。






【その7へ】