686: 名無しさんの初恋 02/01/14 15:39 ID:J5ozzTua
もう10年も前の話になる。

その頃僕は私立高校の非常勤講師をしながら、あるメーカーの技術顧問をしていた。技術顧問といってもそんな大層なものではなくて、数式を適当に立ててはコンピュータ上でシミュレートし、うまくいったらおなぐさみ的な、半分遊びみたいな仕事だった。 

とはいえ、時給5000円ももらっている以上、たまには真面目に仕事をすることもある。ある曲面を構成するのにどうしてもギャップが出てしまって、その解決法を探すのに色々と苦労していた時のことだ。行き詰って、

紀伊国屋の数学関係の棚を見ていた時、役に立ちそうな題名の本を見かけた。手に取ろうとしたら、隣に立っていた女の子も、ちょうど手にしようとしていたところだった。 

「あっ」と、ほとんど同時に、僕と彼女は声をあげた。

「どうぞ。ちょっと見たかっただけだし」と、僕がそう言うと、彼女は「ありがとうございます」と言ってレジに向かった。 

月並みな言い方だけど、本当にどこにでもいるような、これといった特徴のない普通の女の子だった。 
あんな本を買う女の子って何者だろう、と、僕はいぶかしげに彼女を見送った。 

これが彼女との出会いだった。


687: 686 02/01/14 15:50 ID:J5ozzTua
それからしばらくたっても問題は解決しないままで、本業の仕事の合間にも、式を立てては計算、もう一度立て直しては計算という日々が続いていた。

紀伊国屋には何度かそれからも立ち寄ったが、あの時見ようと思った本はそれから入荷されてなくて、ちょっと残念なことをしたな、と正直思っていた。

その日も紀伊国屋に寄って、本を探していた時のことだ。 

「あの」 

声がしたほうを見ると、そこにあの時の彼女が立っていた。これは今だからそういえるのだが、その時、僕はその女の子が誰だかわからなかった。 

「はい?」ずいぶん不審そうな顔で見てた、と、後で彼女にそう言われたくらいだから、そうとう 
変な表情をしていたのだろう。 

「あの、先日、ここで・・・」と言って、彼女は一冊の本をバッグから取り出した。僕はその本の 
題名を見てようやく思い出した。 

「ああ、あの時の・・・」

688: 686 02/01/14 16:01 ID:J5ozzTua
どうやら似たような仕事をしていることがわかったところで、お茶でも飲みながら話をしましょ、という事になったのは、別にそんな色々と考えがあってのことではなかったと思う。 

こういう話ができる相手というのはそんなに多くなかったし、そのメーカーの中でも、言い方は悪いが特殊な分野で、周りの人たちにも遊んでいるように思われていたのは事実だった。 

彼女が取り組んでいたのは、僕がやっていたのとは構成方法などがちょっと異なってはいたが、基本的な部分は同じようなものだったし、僕がアドバイスできるところはそうしたし、彼女がしてくれた話もずいぶん参考になった。

この年になったから言えることだが、考えてみるとずいぶん危ない話である。もしかしたら、二人とも会社の守秘義務違反をしていたかもしれないのだ。

しかも相手はほぼ同業者である。

691: 686 02/01/14 16:21 ID:J5ozzTua
それから僕は自分の仕事と、彼女の仕事の一部を同時にやっていくことになった。

よく体力が持ったものだ。日中は本業の講師の仕事。週に2回は午後からそのメーカーで仕事。家に帰ってからは彼女のと自分のを平行して式を立て、計算し、また式を立てて計算する。睡眠時間は本当に少なかったと思う。 

結局のところ、僕と彼女が抱えていた問題というのは、当時のコンピュータで解決するのは難しい問題だったのだ。詳しくは言わないが、時間と費用の問題である。 

恋愛感情とでも言うべきものは、その頃お互いになかったと思う。問題を解決するのが難しいということがわかった頃から、何となくそういうものを意識するようになった、と言うのが本当のところだ。
 
僕は車の免許を取らないままだったので、よく彼女の運転する車でドライブをしたものだ。紅葉のきれいなある日曜日に、彼女はついと、幹線道路から離れ細い道に車を入れた。
 
「どこへいくの」と僕が聞くと「うち」と彼女は言った。

「うち?」 
「そう。わたしんち」

ありゃ・・・と思ったが、まあそういうこともあるかな、とも思った。

692: 686 02/01/14 16:27 ID:J5ozzTua
彼女の実家は東京のはずれにあって、ここが同じ東京かと思わせるようなところだった。

彼女の両親は、これまたごく普通の良き父親と母親という感じで、本当に普通の家庭だった。彼女は一人っ子だったのだが、両親は、特に父親は彼女のことを実にかわいがっていた。 

誰にでも経験があることだとは思うが、「ああ、このままいったら僕は彼女と結婚することになるんだ 
ろうな」という考えが、ほんの少しだけこの時に思い浮かんだ。 

まったく順調に僕と彼女は付き合っていたと思う。

ほんの短い間だったけれど。

693: 686 02/01/14 16:37 ID:J5ozzTua
「最近、なんだか調子が悪い」と彼女が最初に言ったのは、ゴールデンウィークが明けた頃だった。

僕はいい加減、東京都の学校の採用試験に合格しなくては、という気持ちがあって、メーカーの仕事も止め、夏の採用試験に向けて勉強を本格的にはじめていた。 

「どうしたの」 
「体だるくて・・・」 

春に会社の検診があった時は特に異常がなかったというのだが、僕はいまだにそう思っていない。いい加減な検査だったのだろうと思っている。もっとも、一ヶ月くらい早くわかったところで、どうしようもないのだが。 

「そっかー。そういえばなんかやせてない?」 
「そんなでもないんだけど・・・先月検診した時はなんでもないって言われたし」

694: 名無しさんの初恋 02/01/14 16:41 ID:agOzoiNf
話が全然見えてこないよ。

695: 686 02/01/14 16:44 ID:J5ozzTua
それから中間考査やら何やらで、しばらく彼女と会えなかった。

彼女のお母さんから電話があったのは、体育祭前だから5月の末だと思う。 

「実は、入院しました」 

電話では彼女と話もしていたし、体調はよくないとは言っていたが、それほどとは思わなかった。
 
「どうしたんですか?」 
「それがまだ・・・検査中なんです」 

「そんなに悪かったんですか・・・」 
「微熱が続いて、風邪とは違うようなので、病院に行ったら入院しなさいって言われたもので」 

「そうですか・・・」 
「たいしたことはないから、こんなこと言わないでって言ってたんですが」 

「いえ・・・病院はどこですか?」

696: 686 02/01/14 16:56 ID:J5ozzTua
彼女は少し見ない間に、ずいぶんやせたように思えた。

後で聞いた話だが、もうこの時にはすでに発病していたし、放っておいたらいつ死んでもおかしくない状態だったそうだ。白血病だったのだ。

病名を聞いた時、妙な非現実感におそわれた。まるで、テレビドラマか映画のような・・・しかもありきたりな・・・。 

その後、さまざまな療法が取られた。完治は困難なこと、いかにして症状を抑え、日常生活を送っていくかが課題であること等々、彼女の両親から涙ながらに話をされた時は、本当に夢を見ているような気持ちだった。 

時間があると、僕は彼女のところへ行った。 

「もうすぐ採用試験でしょ?勉強したほうがいいよ」と、行くたびに彼女は言った。彼女の母親にも 
そう言われていた。 

「○○さん、お忙しい中来ていただけるのはありがたいですが、◎◎もかえって気にしてるみたい 
で・・・」

697: 686 02/01/14 17:08 ID:J5ozzTua
期末考査のあとに病院へ行った時、彼女にこう言った。 

「一次試験が終わるまで来ないよ。成績処理もあるし」 化学療法のせいか症状は抑えられ、彼女は一時に比べたらずいぶん元気そうに見えた。 

「うん」 
「ちょっとは良くなったみたいじゃん」 
「そうかも」 

別れ際に僕は彼女の手を握った。個室ならともかく、それ以上のことはできなかった。
 
彼女の手は軽く、心持ち小さくなったように思えた。 

一次試験が終わり、夏休みになった。補習があったり、臨海学校や林間学校へ行ったりと、そんなに彼女と落ち着いて過ごすこともできなかった。病院だから、落ち着いて過ごすなんてどだい無理な話なのだが、彼女とはそこでしか会えないのだ。 

元気になったら、どこへ行こうかとか、それを言うなら車の早く免許を取りなさいよとか、林間学校で生徒が夜中に抜け出した話や、寝ぼけて柱にあたまをぶつけて大出血した話とか、たわいのない話をずいぶんした。

698: 686 02/01/14 17:18 ID:J5ozzTua
夏休み前半の補習が終わった日だった。

次の日は、一次試験の発表だった。帰り際に電話があった。 

「あの、さっき出血して・・・」 

白血病になると、血管がもろくなるのだそうである。彼女もそうだった。脳内で出血したのだ。彼女が遠い世界に行ってしまうまで、そんなに時間はかからなかった。

僕が病院についた時は意識もなく、あとは死を待つだけだった。 

婚約したわけでもないし、ましてや家族でもない僕が、その後のことに色々手出しをするのはなんとなくはばかられた。目立たないところで、雑用を引き受けていたように思う。

実を言うと、よく覚えていない。

699: 686 02/01/14 17:29 ID:J5ozzTua
月末に二次試験があり、終わったところで彼女の家に行った。

都心は暑かったが、ここでは夕方になるとすっかり秋の気配だった。
 
今までも彼女の話を両親から聞くことはあったが、その日はこれまで以上に話を聞いた。夜更けまで話は続き、僕は結局そのまま泊まることになった。 

「もう、ずいぶん働いたしいいかなと思ってね」と次の朝、彼女の父が言った。仕事を辞めることにしたというのだ。 

「庭いじりでもしようかなと思ってね」 

さわやかな、夏の終わりを感じさせる朝だった。 

「夏の夜にきれいな花を咲かせるのがあるだろう?月下美人・・・あれを咲かせたいな」

700: 686 02/01/14 17:39 ID:J5ozzTua
それから2年後のある夏の日、電話がかかってきた。

僕は採用試験に合格し、都内のある中学校に勤務していた。 

「今晩あたり、咲きそうなんだよ」 

彼女の父だった。 

夜半を過ぎた頃、ちょうどきれいに咲いた月下美人を見ることができた。

仕事をしていたら、こんなことはできなかっただろう、彼女の父は言った。もっともあんなことがなかったら、こんなことはしていないと思うがね、とも言った。彼女の命日まであと数日だった。 

3,4年はそんなことが続いた。ひと夏に何回か行くこともあった。 

ある夏の日、いつもならかかってくるはずの電話が、今年はかかってこないことに気がついた。

703: 686 02/01/14 17:47 ID:J5ozzTua
電話をしてみた。誰も出ない。その後も何度かかけたが、つながらない。 

部活のない日に休暇をとって、彼女の家に行ってみた。なんとなく、荒れた感じがした。誰も出ない。隣の人に聞いてみる。彼女の母が病気で入院しているという。

冬が来る前に、彼女の母も亡くなった。

翌年、正月に様子を見に行ったら、彼女の父がひとりで庭いじりをしていた。 

「もう、俺ひとりだよ。淋しいもんだね、一人で暮らすっていうのは」 
「そうかもしれません」 
「家が広すぎてね」

705: 686 02/01/14 18:09 ID:J5ozzTua
その父親からの連絡もなくなった。

学校を異動することになったという通知を出しても、返事が来ない。電話をしてもつながらない。まさかなあと思いつつ、彼女の家に行ってみる。例によって隣の人に聞く。 

「もう、これまでだな」と彼は言った。 

「◎◎がいなくなって、やっぱり生きる気力っていうのが半減したよな」 
「母さんもそうだったからな」 
「あんなに元気だったのに、あの子が逝ってからは気が抜けたようだった」 

彼が亡くなったという連絡をもらったのは、それからしばらくたってからだった。

彼女の家族はもういない。家もない。

彼女の墓は母親の実家のほうにあるというが、僕は行ったことがないので見たことはない。 

時おり思い出すのは彼女の手の軽さだったり、なにげない一言だったりする。表情はもうぼやけてしまって、明確ではなくなってきている。もう10年になるんだから、そんなもんだ、と思えばそんなものかもしれないが。

やれやれ、ここで話すれば少しはすっきりするかと思ったら、ちっともすっきりしない・・・。 

706: 名無しさんの初恋 02/01/14 23:33 ID:cRUgIv3L
>>705 
悲しすぎるよ!

707: 名無しさんの初恋 02/01/15 01:15 ID:x3O0Qp8H
>>705 
読んでてツラクなりました。あなたには幸せになってほしいです。

711: 名無しさんの初恋 02/01/15 02:54 ID:QPfiAZIh
>>705 
もっと吐き出せよ!すっきりするまでつきあうよ! 

708: 名無しさんの初恋 02/01/15 01:46 ID:/fjzCGY7
あなた、小説家の才能があるよ!!

867: 705 02/02/06 21:36 ID:oWeuc6kT
後日談ね。

少し前に運転免許を何となくとって車を買いました。納車の日に若葉マークつけてドライブ。彼女の家まで。別な家が建ってた。風景も変わってた。

当然のことかもしれないけど、少し悲しかった。 

871: 名無しさんの初恋 02/02/07 02:07 ID:FwU+0+hy
>>867 
なんか・・・切ないね。 

時の流れの残酷さを感じるよ。

738: 駄目女 02/01/20 13:43 ID:BTFJCQ79
遠距離恋愛で、1年半付き合ってた人がいました。
 
彼は前向きな人で、それと同じくらい弱い人でした。私はそんな彼が、大好きで愛しくてたまりませんでした。 

でもある時、私が死んでしまいたいと思うぐらいの出来事が起こり、彼は「俺はなんでも協力するから2人で解決していこう」と言ってくれたのですが、私は傍にいてくれた人を選んでしまいました。 

それでも彼は「お前とは恋愛だけじゃない。家族みたいな関係でこれからも付き合っていきたい。」と言ってくれたのですが、私は彼の事を傷つけた罪悪感に耐えられず、「二度と会わない」と言ってしまい、彼との連絡はそこで途絶えました。 

それから半年が経って、自分が逃げていた事に気付き、彼に電話をしてみました。

彼には彼女がいました。「幸せなんだね。よかった。」と言うと、彼が「俺暴力ふるうようになってしまった。自分に自信がないんだ」 と。

その時、私が彼をどんなに傷つけたかという事に気付きました。電話もするべきではなかったと思いました。その日は泣き続けました。それから彼には電話していません。 

3ヶ月経ったのですが、電話したくて、彼が幸せかが気になって、今でも彼を想うと泣けてきます。 

ほんと自分勝手な女。 

739: 名無しさんの初恋 02/01/21 01:57 ID:f2CCi3xi
>>738
>私が彼をどんなに傷つけたかという事に気付きました。 
その事だけでも伝えてあげて欲しい。なんとなく・・・。

740: 駄目女 02/01/21 02:51 ID:iJoHnpsa
>>739 
そうした方がいいのかな? 

ちょっと悩みます。彼は私からの電話嫌かもしれないし・・・。

741: 名無しさんの初恋 02/01/21 09:42 ID:d+GLnIRo
>>740 
>>739
さんに同意。

何かお互いつらいけど、偽りなしの本当の気持ちを伝えるってこと、時に必要かなと思う。まだ3か月だし。これが10年とかなら、今更というのもあるけどね。

742: 駄目女 02/01/21 12:12 ID:iJoHnpsa
>>741 
>>739
さんのレス見て心が動いたのですが、彼との電話を切る時に、かけなければよかったなという思いから「彼女いるし、私からはかけないね」と言ってしまったのです。 

電話したいのは山々だけど、そんな約束をしたのにかけるのは気が引けて・・・でも>>741 さんの言うとおり、気持ちを伝えるのは必要だと思いました。 

なんかすごく悩んでしまいます。(涙)

744: 741 02/01/21 13:10 ID:d+GLnIRo
>>742 
電話じゃなくても手紙でもいいと思うよ。こないだは電話しないと言ったけど、どうしてもほんとの気持ちを打ち明けたいんだよって、電話してもいいと思う。 

その結果彼と今の彼女、さらにあなたを救えるかもしれないよ。後悔しないで!

749: 駄目女 02/01/21 21:26 ID:iJoHnpsa
>>741 さんありがとう!! 

手紙書いてみようと思います。彼と彼女と自分自身がちゃんと前を見れるように・・・私が手紙を書いた事で、彼と彼女がいい方向に進んだら、私も前に進めそうです。

今からちゃんと自分の気持ち、手紙に書きます。 

本当にありがとうございます。 

743: 名無しさんの初恋 02/01/21 12:17 ID:9eI9nxq2
初恋の相手に、夢を語った思い出。あとになって、後悔の涙。 

とくに同窓会には顔合わせづらい(涙)。

745: 名無しさんの初恋 02/01/21 13:10 ID:W22xRm+i
大好きな女、Yがいた。友達Tも、そのYのことが好きだった。
 
ある日女友達から、Yは俺に気があるという話を聞いた。Tには言えるはずない。そしてTは、Yに告白したが振られた。 

その時のTの涙を見て、こいつのほうがずっとYのこと好きだって思った。Tに「おい!まだあきらめんなよ!!俺が手伝ってやるから」 そう言ってTを励まし、俺には彼女がいると女友達からYに伝えてもらった。Yを好きな気持ちを押さえながら、Tのアシストをした。

そして見事、YはTのものになった。

俺は二人が付き合い始めたことがわかり、家に帰って1人で泣いた。

これでよかったんだと自分に言い聞かせた。

754: 名無しさんの初恋 02/01/22 09:27 ID:e5ZvHYc+
>>745 
これって最近のことなの?遠い昔? 

こういう経験って若い頃あるなあ。僕にもあったし。でも、Yから見ると、一番好きな「俺」とは恋が成就しなかったんだよね。しかも「俺」も落ち込むし。 

そう考えると「俺」の言動はドラマ的だけど、決してすごく良いというわけでもないと思うのだよ。友情より恋だなんて決して言わないけど、自分のいいところを見つめて、正直になって欲しい、などと考えるねえ。

751: しってる? 02/01/21 23:09 ID:m9O/8Uwr
大好きな女Yがいました。 

ある日、親友KもそのYのことが好きだと告白された。私は苦しくってたまりませんでした。 

私はKのYに対する気持ちを諦めさせようと、Kの人格を否定するような残酷な言葉をはなち、精神的ダメージを与えKに恋を諦めさせました。 

私はY以外ならKにやさしい言葉をかけ、心から応援したでしょう。しかし私は、Kと利害を衝突することを恐れたのです。そして私はKの知らない間に、Yの母に婚約を申し出たのです。
 
結婚は決まりました。しかし、Kはそれを知った次の日、自殺して死んでしまったのです。

752: 名無しさんの初恋 02/01/22 00:24 ID:WLZmpMhv
>>751
…夏目漱石の小説ですか?

※夏目漱石「こころ」

755: 名無しさんの初恋 02/01/22 22:22 ID:oPDfZgtd
イギリスに二週間行っている間にメールが来ていて、開いてみたら別れ話でした。 

今までの色々な事が書いてあって。最後まであの人はいい人で。どうしてあの人が苦しんでいたことに気づいてあげられなかったんだろう。
 
いつかまた、それこそお爺さんくらいに、あなただとわからないまま会えたなら、もう一度その時恋が出来たらいい。 

どうかあの人に、私が頂いたように沢山の幸せをください。幸せになりますように。 

でもやっぱり涙が出るなあ。

761:名無しさんの初恋 02/01/24 22:10 ID:D2ClES1i
俺から「付きあおか?」って言って、付き合いだしました。 

彼女も「好き」って言ってくれてたのに、1ヶ月ぐらいして「よく考えたらあまり好きじゃなかったかも。ちょっと距離おきたい」 って言われて、今連絡とってません。

わけがわかりません。

762: 涙は出ないけど。 02/01/25 01:08 ID:Mw0N7JqX
受験生、時代すっごく好きな人がいた。 

行きたい大学に行けば、地元の大学に行こうと思っていた彼とは離れる。 でもまだ付き合ってないし…と思ってたけど、好きで好きでしょうがなくって、周りの人にどう見られようとホントに好きだったのに、「応援するね」と言ってた、私の友人と付き合っていた。 

何回か聞いたけどウソつかれてた。センターの後打ち明けられた。 

もう涙も出なかったけど、あの時あんなに人を好きになれたことを思い出すと、自分は今、なんか冷めちゃってるなぁと、しみじみと感じる

764:  02/01/25 01:39 ID:TNb3egkV
>>762
どんなに好きになっても、想いを伝えてはいけない。友達以上を望めない。もうすぐ離れ離れ。 

あ~今の現状じゃんよ・・・。
766: 名無しさんの初恋 02/01/25 18:16 ID:X0x2Hv7X
女に振られ、職も失い(倒産)、人生のどん底にいた時、10年来の女友達と飲みに行った時、そいつに「私が側にいるよ!私は○○の良いところ沢山知ってるよ。10年間○○の事がずーっとずーっと好きだった。コレからも好きだよ」って言われた。 

ずーっと友達だと思ってたヤツに言われたから、正直驚いた。 

ソイツに恋愛相談とかもしてたのに・・・バカだな俺。なんで俺は、こんなそばに、自分を思ってくれている人がいることに気付かなかったんだろう・・・。 

そう思ったら涙が込み上げてきた。人目もはばからずわんわん泣いた。何故かヤツも泣いてた。二人で涙でくしゃくしゃになった顔を見合わせ、大笑いした。 

ヤツに励まされ、俺はどん底から立ち直った。 

そして今はヤツと俺、そして子供、家族3人で、ささやかだけど、共に支え合い、幸せに暮らしてます。 

さちえありがとう、そしてコレからもよろしくな。

768: 名無しさんの初恋 02/01/25 20:11 ID:o4eQV7f9
>>766 
やや!ハッピー!ほんと素敵!!

769: 名無しさんの初恋 02/01/25 20:18 ID:NqqAJo+w
>>766 
なんか読んでる方も勇気が出てくるよ。ありがとう。

844: 名無しさんの初恋 02/01/30 19:06 ID:vC+R8FJt
>>766 
素敵です、感動した!

767: 名無しさんの初恋 02/01/25 18:23 ID:JvX5nCdf
>>766 
すんばらしい。の一言。マジで、いいな~~~~~。素敵~~~~。

770: 名無しさんの初恋 02/01/25 21:01 ID:ZpJanDDZ
いい話だぁ~。泣けるの~。

821: 名無しさんの初恋 02/01/27 01:41 ID:t0aFi8LE
俺と連絡を絶ってから、元気にしてるんだろうか? 好きではないと思っていながら、心のどこかで気になってる。もう一度会おう。飲み友達だった頃のように、馬鹿な話しながら飲もうよ。 

今どこで何をしてるのだろうか?

831: 名無しさんの初恋 02/01/27 23:32 ID:ltzNFok4
おいらの好きだった人は今同棲中。今年結婚するんだってさ。記念にマンションの前までいって(外から)部屋の明かりを確認してきたよ。表札までは確認できなかった。 

もしかしたらおいらがそこに住んでいたかもって考えたら、帰りの電車の中で泣きそうだったな。

832: 名無しさんの初恋 02/01/27 23:57 ID:HP3XDL/p
>>831 
全然泣けない、っつーかキモイ。ストーカー? 

835: TOMATO 02/01/28 18:55 ID:cIofReAd
本当に淡かった。 

高校の時、急に親の転勤で海外に渡ることを告げられた。今まで遊んでた友達とも、急に別れる事に。

本当に真っ白で、友達にもはじめは相談しなかった。そして何よりも辛かったのは、入学した時から隣の席で、いつも明るく笑って、一緒にバカ騒ぎしたりしてた女の子の事だった。じょじょに自分から好きになって来てた頃だった。

そして、日が迫ってくるたびに大きくキモチも膨らんだ。僕も気持ちの整理がついて、やっと友達に全てを話した。どうやら周りの友達は僕の気持ちに気づいてたらしく、「絶対告ってから行けよ」と応援してくれた。

でも結局、僕は彼女と、最後まで友達という感覚でしか喋れなかった。

彼女にも行くことを話したのは、僕が行く3,4ヶ月前だった。 

839: TOMATO 02/01/28 20:44 ID:S0k5NKyX
続き 
そして引越しの準備が進む寒い時期だった。忙しくて、ゆっくり学校も行けなかった。

そんな時、夕方5時ほどに電話が。「今から***にこいよー!(よく行ってたメシ屋)」。行ってみると彼女も含め、友達が大勢待っていた。え!?っと思う俺を連れ、みんなで騒ぎ明かした。

そこで俺に気をつかってくれた友達が勢いで、彼女に告るシチュエーションを作ってくれ、2人で外に。この時はもう自分のなかにためらうキモチは無く、思いを告げた。

彼女は驚いた様子で、黙ったまま下を向いてた。そんな顔を見て、僕は歯がゆくて、一言「ごめん」と何故か謝ってしまった。 

その時は完全に振られたと察し、又一緒に店内へ。

840: TOMATO 02/01/28 20:57 ID:IgvINRmb
そして、日本を発つ当日。

駅まで来てくれた彼女は、いつもの笑顔で「ガンバレヨ!」っと、簡単に挨拶を交わした。僕は何故か、皆との別れも悲しくは無かった。当然彼女への思いは、その時はまだ捨てきれてなかった。でも、必死で自分のキモチを変えようと、こらえての別れであった・・・。 
  
それから1年と少し。休みを使っての一時帰国で再び戻った。なんかまた彼女に会いたくて会いたくて、胸が躍ってた。久しぶりに会った彼女は変ってなく、2人でしばしば会って遊んだ。

ある夜、花火がしたいと言う彼女と2人で、神社の境内で手持ち花火を楽しんだ。本当に嬉しかった。たとえ彼女と彼氏という間でなくても、2人でいれればそれでよかった。 

そのとたん、いままで無理にでも抑えてた自分の本当の気持ちを感じた時、胸が熱くなった。

彼女が手を握ってくれて「今まで辛かった事、全部受け止めてあげる」と、あのいつもの笑顔で言われた時、涙がこぼれた。人前では決して流さなかった涙も、彼女の前では恥じなかった。 

再び日本を発つ日。今度の見送りに、彼女は来なかった。でもそれでよかった。 

あれから数年。当時は淡かった。

842: 名無しさんの初恋 02/01/30 11:15 ID:Xl4mwtyb
 >>840 
切ねえじゃねーかシクシクじゃねーかゴルァ! へこたれるんじゃねーぞゴルァ! これからハッピーーなことが続くよう祈るぜゴルァ!

843: 名無しさんの初恋 02/01/30 17:25 ID:z9YgZ4Q4
>>842 
禿同だぞゴルァ!!

841: 名無し 02/01/30 08:47 ID:wgmUdhEc
一年前、片想いしてた女友達に相談を受けました。

「○○くん(俺の友達)好きになっちゃったみたい・・・」と。 

僕が彼女に片想いしていることは、○○は以前から知っていましたから、当初は僕に遠慮してしまって大変でした(彼女はその時も今現在も知らないですけど)。彼は、僕が彼女に相談を受けていて苦しんでいるのを知って、身を退くから、とまで言ってくれたんです。
 
でもそこで彼に甘えて、僕を信頼して相談してくれている彼女を、どうしても裏切るわけにはいきませんでした・・・。 
  
そして去年の七月のある日曜日、○○から「俺たち付き合うことになった。いままでいろいろありがとう。 がんばるからな」という、報告の電話がありました。僕はそれを聞いた途端泣き崩れてしまい、そのまま30分くらい泣き続けていました・・・。 

いまではよく三人で遊びますね。僕も不思議と楽しいです。 

先日、僕がカゼをひいて一人で寝込んでいると、彼女が看病しに来てくれました。もちろん○○の了解済みです。彼女はいろいろ買い物してきてくれて、お粥まで作ってくれました。 

その後ろ姿を見ていたらとても切なくなってしまい、涙が出てきてしょうがなかったです。
 
彼女にバレないようにするのが大変でした・・・。 

846: 名無しさんの初恋 02/01/30 22:59 ID:DY1n7CtL
振られた時はものすごくつらいけれど、「こんな辛さを、大好きな恋人が味わわなくてよかったな」って思うんです。「こんなに辛いのが自分でよかったな」って。

847: 名無しさんの初恋 02/01/31 10:57 ID:qxDQsRuY
>>846 
図らずもつらい目にあったことで、人が抜群に成長することも事実なんですよね。このスレ読むと、壁を乗り越えた人たちはモーレツに美しいと感じます。 

結局、人が(自分も好きな人も)まったく悲しい目に合わない方が良いかと言うと、この世の中、決してそうではないと思うんです。 

「艱難(カンナン)汝を玉にす」って故事もあって、そこがいわゆる人生の醍醐味だと思います。

※艱難汝を玉にす:苦労や困難を堪えてこそ立派な人間になれるということわざ。

848: jjj 02/01/31 15:25 ID:mPRVDZq1
2週間前に彼女ができたんだけど、彼女にいきなり妊娠しているかもといわれた・・・。 

1カ月半前に付き合っていた、元彼の子供らしい。マジで鬱になる。

849: 名無しさんの初恋 02/02/01 13:23 ID:W6MjEkC0
>>848 
かも、と言われるのも困るね。

852: みな 02/02/02 22:06 ID:1WR486zV
友達が、私の好きな人といつの間にか仲良くなってた。私喋ったことすらないのに・・・。 

一人で泣いてしまった-ぁ!!!

858: 名無しさんの初恋 02/02/04 04:03 ID:BeIC4khd
中学生の頃、イジメられっ子の女の子をひそかに好きだった。その娘がイジメられてるのを見るたんびに泣きそうになり、それを止められない自分がすごく惨めだった。 

859: 名無しさんの初恋 02/02/04 04:17 ID:MhBNT5eT
>>858 
で、お前とその子、どっちがMなんだ?

【その10(完)へ】