【その1】
山


69: 名無しさん 02/08/24 17:43
すんません、前スレによく出て来た「おろく」ってなんですか?


70: 名無しさん 02/08/24 17:46
>>69
死体

71: 名無しさん 02/08/24 17:52
>>70 
どうも。なんでおろくなんだろ?

535: 名無しさん 03/07/11 21:02
>>69 
「南無阿弥陀仏」を「六字」を漢字で書くと6文字になるから「お六」。主に山で使われる隠語。

140: 名無しさん 02/09/09 04:13
同じ夢を見た。何回も。 

どこの山か不明だが登山中、樹林に囲まれたとてもきれいな小屋を見る。休憩しようとその小屋に行き、入り口のドアを開ける・・・そこでいつも夢は終わり。 

しばらく経って、某山に初めて登った。 登山道を歩いていると、なんだか初めての感じがしない。だんだん夢の記憶が。ドキドキしながら登って行くと、樹林の中に、夢と同じ小屋が見えた。「あ!」と思い、近づく。ドアを開けた。

ここまでいつも見た夢と同じ。汗が出てくる。 

すると感じのよい青年が出てきた。「すみませんこの小屋、閉めるので片付けしてるんですよ」と言ういう。まだシーズン中なのに、なぜと聞くと、ココのオヤジが精神的にまいってしまい、入院 
してしまったとのこと。話は続く。 

「いやあ、なんでも幽霊が出ると言ってねェ。足音がして小屋のドアが開くと、誰もいない。そんなのが続いたらしくて・・・」 

143: 名無しさん 02/09/09 23:09
>>140 
アンドレ・モーロワの短編だね。 

山ヤをなめてはいけない。

151: カヌー乗り@working 02/09/11 11:41
和歌山の山奥の川を1人で下ってキャンプして寝ていたら、テントが外から手で押されたみたいに、内側に丼ぶりぐらいの大きさでふくらんだ。風はほとんど吹いてないのに、そこだけゆっくりとふくらんで戻った。

人が来ているのかも知れないと、外をライトで照らしたけど誰もいない。川からでないと来れそうにない河原だった。

いまだ正体はわからず。コワー。

152: 名無しさん 02/09/11 14:15
>>151
それ、熊だよ。

154: 名無しさん 02/09/11 16:03
こないだ聞いた話。 

20年ほど前、ある山岳部のパーティが、南アルプス南部を縦走していた。予定より大分遅れてしまい、途中で日が暮れ、縦走路で幕営することになった。荷を下ろしていると、少し離れたところから若い男らしい声が聞こえてくる。 

「ひとりで怖いから誰かこっちへ来てくださいよー」 

何度も聞こえたが、もう荷を下ろしてしまっていたので「みんなここにいるから大丈夫だよ」とだけ返事して、その声の方へは誰も行かなかった。 

翌朝、声の主らしい人物はどこにも見当たらないし、どう見てもそこに前夜誰かが野営したらしい痕跡はまったくなかった。 

もし声のする方へ行っていたら・・・。

156: 名無しさん 02/09/11 19:25
>>154 
いかにも作り話ぽい。

157: 名無しさん 02/09/11 19:43
好みとしては、何気ない地味な話がコワイ。 

たとえば吹雪の中を3人で必死に歩いていて、途中で誰か合流してきて4人になったと思っていたら、避難小屋に着いたらやっぱり3人だったとか、そんなの。 

ただの錯覚かもしれないけどね。 

158: 名無しさん 02/09/11 20:17
俺なんか子供の頃、毎晩誰かが添い寝してる気配とかあったんだけど、起き上がると気配が消えちゃうとか、飯食ってたら、目の前を西洋のシーツお化けが横切っていったとかあるんだけどね。
 
いまじゃそういうの見ないなあ。

159: 名無しさん 02/09/12 00:46
富山から雲の平に何度か行ったけど、太郎山(富山県、標高2373 m)から薬師沢の所に降り立つ所で、いつも胸騒ぎを感じました。

すごく不思議で、あたりを見回しては、なんか景色に原因でもあるのかと考えました。でも景色は素晴らしいだけでおかしくはない。でもなんだか落ち着かない。

僕にとってはミステリースポットです。 

160: 名無しさん 02/09/12 09:20
>>159 
かなり前に一度しか行ったことないけど、そういえばその辺で変な感じがしたような覚えはあります。

怖いというほどではなかったけど、誰か他にいるような(当方単独)見られているような感じでした。



161: 名無しさん 02/09/12 16:12
ハイキングで周りに人がいなくなった時、何故か不安になることが多々ある。 

河の音と風で揺れる林の音と、葉の合間をぬって差し込む太陽の光、これと15時以降という時間が加わると、不安になって怖くなる。

162: 名無しさん 02/09/12 18:57
>>161
そりゃ、動物としての本能が正しく働いている証拠。

163: 名無しさん  02/09/13 19:55
私が幻を見ただけの、全く怖くない話をひとつ。 

秩父の大洞川
(おおぼらがわ)を3人で遡行(そこう:沢登り)していた。キンチヂミ(難所:怖くて金が縮むとか)を過ぎた頃、大きな岩の前に人が休んでいる。距離にして20mくらい先・・・。

大江賢三郎みたいなメガネで、赤いザックは
シングルストラップのとても古いタイプ。30歳くらいにみえる。

「ズイブンと古風なスタイルだな~。でもまだ若い人だな。20年前くらいのICI(石井スポーツ)のカタログに載ってたザックだ。よし、聞いてみよう」 と思った。 
   
大岩の前にヘツル(狭い足場をへばりつくように横に進むこと)ところがあったので、一瞬視界から見えなくなった。で、大岩の前に着くが、その人はもう居ない。その先にも・・・「あれ、ここに居たさっきの人どうしたんだろ?」皆に聞くと「え?ここには誰もいなかったよ」と・・・。 

う~む、あんなにハッキリと幻を見ると、却って怖くないもんです。

キンチヂミのあたりで、滑落者の霊が出るなんてのも全くのデマです・・・と思うことにしている。

165: 名無しさん 02/09/14 01:37
>>163
単に、みんなそんな遠くのおっさんに興味が湧かずに、記憶のかけらも残らないほど気にかからなかっただけだと思うが・・・。

167: 163  02/09/14 02:07
>>165 
たったの20mくらい先だから、それはもうハッキリみえましたよ。グレーのニッカボッカとチェックのシャツを着てました。入渓地点には前夜泊で、そこにはそんな人いなかったし、当日は一番先だったしね~。 

でもまあ、よくある話だと思うのであまり気にしてませんや。 

164: 名無しさん 02/09/14 01:11
>>163 
そういえば西丸震哉のエッセイで、幽霊の登山者を発見して、その顔を確認しようと近付く話しがあった。すごい、 怖くないんだなぁ。 

でその顔は? 本読んでね。 

169: 名無しさん 02/09/15 19:38
>>164 
○ッ○ル○ン○ーでしょ? 

「釜石の幽霊」は怖かった。 

172: 名無しさん 02/09/16 16:55
>○ッ○ル○ン○ーでしょ? 
アッ!ルパンだーでしょ?

166: 163 02/09/14 01:55
「山歩き山暮らし」の中の、横尾の岩小屋の話かな?でも顔は確認してないね。他にもエピソードに事欠かない人だから、別の話かもね?

どの本か知ってます? 

※横尾の岩小屋:
穂高岳(長野、岐阜にまたがる山。標高3190m。)の麓、横尾大橋から登った所にかつてあった自然の洞窟。穂高の屏風岩を登るクライマーや登山者たちの無料宿泊所として使われていた。3畳ほどの広さがあったという。ここは”出た”らしい。

169: 名無しさん 02/09/15 19:38
>>166 
「山とお化けと自然界」西丸震哉:中公文庫:1990 

山とお化けと自然界 (中公文庫)
西丸 震哉
中央公論社
1990-11


168: 名無しさん 02/09/14 08:56
すごいクラッシクな格好で山へ行くのが趣味、という人もいるかもしれない。親父さん譲りの道具かなんかで。 

俺んちにもあるんだけど、今度やってみようかな。

170: 名無しさん 02/09/15 22:25
釜石の話は怖い・・・。

173: 名無しさん 02/09/16 21:08
まあ山屋なら西丸は読んでいる人多いでしょ。

でもたしかに釜石の水産試験場の話は怖かったなぁ。

176: 名無しさん 02/09/18 13:38
>>173 
たのむ。その話きぼんぬ。

177: 173ではないが 02/09/18 13:51
>>176 
思い出そうとするだけでも怖い。

180: 名無しさん 02/09/18 17:46
>>176
ずいぶん前に読んだのでうろ覚えだけど、毎晩毎晩、同じ場所で女の幽霊に会って、好奇心から話しかけたり、本当に体が透けてるかどうか、バットかなんかで殴ってみたりして、とうとう取り憑かれて寝付いてしまったって話じゃなかった? 

さしもの西丸さんも、危なく連れてかれるとこだったらしいけど、普通そこまでしないよな。

181: 名無しさん 02/09/18 20:08
>>180
補足すると、取り憑かれて日に日に痩せて、上司に理由を話して釜石から逃げ帰った。それで憑依現象は治まったが後日、町の占い師に「あなたの後ろにいる髪の長い女性は誰?」 って言われる。

191: 名無しさん 02/09/29 14:19
>>180
もし、幽霊じゃなくてちょっとおかしい人だったら、西丸さんはどうしたんだろう? 

バットで殴ってみたなら大怪我させるし、暴行傷害で捕まるぜ。

192: 名無しさん 02/09/29 14:34
>>191 
西丸さん自身が、ちょっとおかしい人だからね。 

実際その時も、精神科医だったお兄さんが様子を見に来てくれて、家へ連れ帰ってくれたんで助かったらしんだけど、お兄さんは西丸さんが本当におかしくなったと思ったらしい。

175: 名無しさん 02/09/18 02:24
赤岳(長野、標高2899 m)の真教寺尾根を、まだ暗い明け方登っていた時、林の中に生首がぶら下がっているのを見て、腰を抜かしたことがある。 

・・が、良く見るとマネキンの首。こういうのを、悪質ないたずらというのだろう。兎に角不愉快だった。

179: 名無しさん 02/09/18 14:40
夜の山で突然赤ん坊の泣き声が聞こえたけど、よく聞いたら発情期の猫の声だった。

183: 名無しさん 02/09/27 22:43
北アのテント場で、出るというところはありますか? 

184: 名無しさん 02/09/27 23:14
>>183
出るよ。町内会のグループが。 

ドリフの効果音の笑い声と同じ声が聞こえてくるよ。

185: 名無しさん 02/09/27 23:16
だみだぁこりゃ。

186: 名無しさん 02/09/29 00:25
単独キャンプしてたら、40代後半位と思われるババアがテントに勝手に入ってきて、「3万でいいわよ」とか言いやがった。

腹が立つやら鳥肌が立つやらで、かなりの恐怖話だと思うよ。

187: 名無しさん 02/09/29 04:07
>>186 
それは、押し売り・・・。

193: 名無しさん 02/09/29 14:37
幽霊とエッチする話もあったような気が・・・。

200: 名無しさん 02/10/12 22:43
あれは、私が高校の山岳部員だった頃のことだ。

小屋に着き、サブリーダーだった私はサイト料を払い、主に何処にテントを張ったらよいか聞いてみた。トイレの近くは臭うかもしれないので、離したほうがよいとのことだった。 

週末にもかかわらず、他のパーティはまだいないようだった。それにしても気持ちのいいテン場だ。多すぎず少なすぎずの林と笹の台地で安眠できそうだ。ただ、4つのテントをまとめて張るためにはトイレの近くにならざるをえなかったが、 特に皆からは文句はでなかった。 

夕食・歓談も終わり、それぞれのシュラフに入り眠りについたが、夜半になり「ギギギギ~、バタン」と音がした。しばらくすると、また「ギギギギ~、バタン」と。 

「・・・誰だよトイレの扉を閉めなかったやつは・・・」 丁度尿意を催したこともありトイレに行き、もう安眠を妨害されないようにしっかりと扉を閉め、再びシュラフにもぐりこんだ。 

15分もたっただろうか、また「ギギギギ~、バタン」 と。

隣で寝てる奴から文句が出た。当然だ。オレもうるさいので閉めにいったくらいだ、しっかり閉めたさと説明したが、信じていないようだった。 

私の後に外に出たものはいない・・・こういう静かな夜は、他のテントのチャックの音が聞こえる筈だからだ。そして何より不思議なのは、風が全く吹いていなかったことだ。 

その後も4.5回、同じ音がしたように記憶している。

201: 200 02/10/12 23:04
そんなことがあってから半年も経った頃だったろうか。ニュースで、とある山小屋の主人が若い女性を殺して、テント場のトイレの近くに埋めていたということが伝えられていたのは・・・。 

そしてその小屋の名前は、紛れもなく私達がテントを張った富士見平小屋だった。間違いなくその時、女性はソコにいたことになる・・・。また、小屋の主人が「トイレのそばにテントを張らない方がよい」と言ったのも頷けたのだった。 

あの音は、私達に居場所を知らせたかったのだろうか。 

202: 名無しさん 02/10/13 07:13
>>201 
居場所ったって、殺害現場&死体遺棄場所は、富士見平から少し瑞牆へ登ったところだよ。 事件当日にはテン泊のパーティーがいくつかいたから、あんなところで殺すわけないし。 

女性がトイレにたった時、誘い出したのは事実だが。

203: 名無しさん 02/10/13 08:22
>>202 
出所してきた犯人さんですか?

※富士見小屋の事件:
1983年9月19日午後、山梨の奥秩父連峰瑞牆(みずがき)山中腹の、富士見平小屋近くの雑木林から、女性の腐乱死体が見つかった。9月3日に1人で登山に行き、行方不明となっていた武蔵村山市の女性(22)と判明、女性は殺害されており、9月23日には富士見平小屋管理人(50)が逮捕された。
 
9月3日午後9時20分、山小屋に泊まっていた女性が、就寝前にトイレへと外へ出たところ、管理人はレ○プしようと女性を山林へと引きずりこみ、下り斜面を悲鳴を上げながら逃げる女性のシャツを掴んで、手で口を塞いで窒息死させた。翌日早朝、管理人は死体を遭難死に見せかけるべく発見場所へと運んだ。



204: 名無しさん 02/10/13 14:05
キャンプ場の夜のトイレなら、俺も怖い体験がある。 

男子便所入ったらさあ、個室の中から2人ぶんの荒い「ハァハア」という、男のもだえ声が聞こえて来るんだよ。あれは怖かったね。

205: 名無しさん 02/10/13 14:09
>>204 
それは怖いね。太い腕がぬっと出てきて、連れ込まれたらもっとコワイ。

206: 名無しさん 02/10/14 10:26
>>204みたいなのじゃなく、正統派の怖い話たのむ。

207: 名無しさん 02/10/14 10:58
>>206 
先日、南アでテン泊した時に、カレーでも食べようとアルファ米にお湯を注いだ。カレーだから白米のつもりだったが、よくラベルを見たら山菜おこわだった。

おー怖わっ。

208: 名無しさん 02/10/14 13:39
>>207 
南アフリカ?

212: 名無しさん 02/10/19 01:59
麻婆春雨が150%増量品だったため、鍋からあふれた。 



213: 名無しさん 02/10/19 02:40
知人に聞いた話。 

グループでキャンプに行った時、夜トイレに行ったら、天井から仏さんがぶら下がってたそうです。若い女性の自殺だったそうです。 

その後は警察を呼んでキャンプ場中大騒ぎになり、すぐ帰りたかったけど暗い中で撤収も出来ず、散々だったそうです。 

214: 名無しさん 02/10/19 20:18
私がまだうら若き乙女だった頃の、北八(北八ヶ岳:長野県の2000m級の山々で構成される八ヶ岳連峰の北部)でのある小屋での話。 

なんでだか、夕食が済むまで各自部屋に入れてもらえなかった。消灯時間の9時近くなって、やっと2階の部屋に案内された。 

単独者(私も単独)や夫婦者を含む数組の登山者が、6~4・5畳の殺風景な畳敷きの部屋にそれぞれ入った。部屋には薄暗い赤電球はあったが、間もなく点かなくなり、仕方なくヘッドランプを点けて寝支度をした。 

そして深夜。し~んと静まり返った闇の中で、「ミシ、ミシ、ミシ」と、廊下の床が鳴る音がして、私の部屋の前で止まり、続いて「カリカリカリ・・・」という音が。

私の部屋の廊下との境の障子を、誰かが外から引っ掻いている・・・ひえー、な、なんなんだ?だれだ?こんな悪ふざけをするのは・・・。 

食事の時に一緒だった、単独行の暗い感じの男性が、隣の部屋に入っているのを思い出した。 まさか・・・ね。でも、もしそうだったら、どうしよう! 

結局、途切れ途切れに音はしつこく続き、朝までろくに寝られなかった。 

翌朝、窓から差し込む光の中でよく見たら、その障子はなぜか丈夫なセロハン紙で張られてあり、1ヶ所、縦に裂けて破れた穴があって、そこに少しの風が吹き込むたびに「カリカリ」と大袈裟な音を立てているのだった。

その上、小屋自体が古くて隙間だらけで、少しの風でもあっちこっちでミシミシと音を立てるようなのだ。 

「おはようございます。よく寝られましたか?」 

廊下に出ると、隣室の青年が声をかけてきた。 

えっ!?夕べ見たよりさわやかそうな人じゃんか!変なこと疑ってゴメンネ!お兄さん。

215: 名無しさん 02/10/19 23:11
>>214 
思い込みの激しい人ですね。 

216: 214 02/10/20 00:19
>>215 
ハハ。でも若い女の単独行には、男の人にはちょっとわからない怖さがあるのよ。 

経験から言って、なあんにも知らない頃はかえって怖くないんだけど、いくらかでも知ると怖くなるのよ(何をかって?そりゃ、あーた・・・)。それはその頃のこと。 

ほんとのオバサンになっちゃえばもうコワイもん無しだけどね。

219: 名無しさん 02/10/20 16:02
>>216 
男には絶対わかんないって。あきらめて自営だね。

220: 名無しさん 02/10/20 16:28
>>216 
なあんにも知らない頃のあなたに出会いたかった。

217: 名無しさん 02/10/20 09:56
根暗ブサイクほど自意識過剰な罠。

【その3へ】