415: 1/7 2001/07/15(日) 12:39
中学生の頃、家が火事にあいました。

全焼で家を失ってしまったのですが、父の商売の関係で、どうしても同じ町内で家を見つけなければなりません。新居を見つけるまでの間、私達は斜め前のお家に間借りすることになりました。 

その家は、1年ほど前に相次いで老死した夫婦の家でした。本来なら家は遺族が住む筈でしたが、その息子夫婦も郊外に家を持っている人達で、今更その老夫婦の家に移り住む気もなく、また、人に貸す気もないと言うことで、そのままにされている家だったのです。 

もちろん、斜め前に住んでいた私達はその老夫婦のことも知っていたし、その家の状況も知っていました。だからこそ、こんな事態の時に家を貸してくれたくれた息子夫婦の申し出を有難く思い、感謝の気持ちでその家に移ったのです。

しかし初めてその家に入った時、私達一家はちょっとした戸惑いを感じていました。


416: 2/7 2001/07/15(日) 12:40
家は1年前に主を失ったと言うのに家財道具がすべて残されており、何一つ処分されたものはなかったのです。

月に一度は遺族が掃除に来ていると言うことで、冬らしく、コタツの上には老夫婦の湯のみ茶碗が置かれている、そんな状態で家は保存されていました。

まるで老夫婦が亡くなってこの世にいないことが嘘のようです。無人のはずの家に、妙に生々しい生活感があるのが何か不思議な感じでした。 

私達一家は火事で焼け出されているので、必要最低限な物しか持っていません。食器類などこの家のものをすべて借りつつ、当面は生活していくことになります。 

この家に移り住んだその初日、引越しのあわただしい中で、私一人がこの家の留守を任される場面がありました。手持ち無沙汰の私は、居間にぽつんと残り部屋を眺めていたのですが、その部屋に据えられている仏壇に興味を持ちました。

私の家は無宗教なので仏壇の無い家でしたが、仏壇のある家では、何かとそれに手を合わせる習慣があるのを見聞きしていました。

この家にお邪魔している身なのだから、仏壇に手を合わせるくらいはしたほうが良いのではないか?子供ながらもそう考えたのです。早速お線香に火をつけ、仏壇に向かって手を合わせました。

しかし、線香の匂いが立ち上ると、妙に私は落ち着かなくなってきました。何か視線を感じるのです。仏壇から、じっと私を見ている気配が感じられます。

その視線は冷たく、明らかに私を疎ましがっている視線でした。 

私は急に怖くなってしまい、仏壇から逃げるように居間の中央まで移動しました。お線香の匂いは部屋中に充満し、じっとりとした嫌な雰囲気になっています。

私は何か自分に出来る仕事は無いかと思いました。何か動いてないと不安だったのです。

417: 3/7 2001/07/15(日) 12:41
私の目に移ったのは、昔の柱時計でした。昭和初期が舞台のドラマなどに良く出てくる、振り子の付いた螺子巻き式の時計です。

それはとっくに動かなくなったまま、ただのオブジェと化していました。しかし電池式ではなく、螺子巻き式です。螺子さえ巻けば動くのなら、せめて動かす努力位してみようと思いつきました。

ちゃぶ台を柱の横まで移動させ、その上に乗って時計をはずすと、試しに2回ほど螺子を巻いてみました。するとその途端、「ボーンボーンボーン」と、物凄い大きな音でなり始めたのです。

その音はとても陰気で、ただでさえ怯えかけていた私は、余計に怖くなってしまいました。何とかして止めなくては行けない。焦り、ただ闇雲に秒針を回していると、「ガタン」と、すぐ耳元で物音がしました。

慌ててそちらを見ると、なぜか鴨居に掛けたあった、この家の持ち主おじいちゃんの遺影が外れ、宙ぶらりんに紐で引っかかって揺れているのです。

鴨居の溝は結構深く、そこにはめ込むように掛けてあった遺影が外れるのは、なにか不自然な気がします。私はすでに恐怖で半泣きになりながらも、とりあえず時計を掛けなおし、大きく揺れているおじいちゃんの遺影も立てかけなおしました。

が、その瞬間「ガタン」と、次はおばあちゃんの遺影が外れ、私の目の前で大きく揺れていました。 

418: 4/7 2001/07/15(日) 12:42
何も手を出していないのに、なぜ・・・?おばあちゃんの遺影を直す私。 

その時、「ガタン」と、またおじいちゃんの遺影が外れてしまいました。まるでわざと遺影を鴨居から落としているようです。

そしてまた突然鳴り出す柱時計。 

突然のこの騒ぎに怯えながら、老夫婦は、自分達の家に入り込んだ私達に対して怒っているのではないか?という危惧が生まれてきました。 

これはすべて私一人がいる時に起きた出来事です。

今回の火事の件、引越し先のこと、色々と大変な問題が起こっている時に、「もしかしたら、ここの家の死んでしまった二人は幽霊としてここに残り、私達の侵入に対して激怒している」など親に言っても馬鹿にされるどころか、説教すらされかねません。

私はこの出来事を誰にも言わずに、黙っていようと思っていました。

419: 5/7 2001/07/15(日) 12:43
その夜、初めての家での就寝。

しかも、昼間の出来事が私の気持ちに影を落としていたせいか、なかなか寝つけないでいると、不意に金縛りがやってきました。まるきり体が動かない状況に恐怖する私。

その時、枕もとの襖一枚で仕切られている廊下から、ゆっくりと踏みしめる音が聞こえてきたのです。 

「ギシ、ギシ、ギシ」 

決して急がない、ゆっくりとした足取りが廊下の板張りに響きます。
 
その足取りは、老人の歩くテンポの遅さを想像させるものでした。この家にはこの時、私を含めた家族5人が寝ているはずですが、足音は状況やその他から考えても誰にも当てはまりません。

この家から早く出ていけ。老夫婦がそう言っているかのようでした。 

なぜ、自分だけがこんな思いを・・・。

翌朝、日の光の中でこの家を眺めながら、私はため息をつきました。朝になれば昨日の出来事はすっかり忘れて、新しい気持ちになれると希望していたのです。

が、その考えは甘く、家は陰気な雰囲気に包まれていました。

ほとんどの時間を外で過ごしているほかの家族に比べ、中学生の私は帰宅時間も早く、一人で家の中にいる時間も多かったのです。家の中の怪現象はそんな私を狙いすましたかのように、一人になった時によく起こりました。 

突然脈絡も無く鳴り響く柱時計。いくらはめ直しても、音を立て外れてしまう老夫婦の遺影。金縛りには毎夜遭い、その度に廊下を歩き回る音がします。

420: 6/7 2001/07/15(日) 12:44
ですが、現実問題として家の無い私達が、ここを出ていくことは不可能な話でした。

現に今、両親は次の住居を決めるため、仕事の合間に不動産屋を回る日々を送っています。私は毎夜金縛りに遭うたびに、そのことを説明するように念じていました。 

「この家にいるのは一時的なものです。すぐに出ていきますから、お願いですからしばらくの間ここに居させて下さい」 

しかし、老夫婦の霊はそれを理解できないようでした。いくら嫌がらせをしても出ていこうとしない私達に苛立っているように、日々怪現象が起こります。 

そんなある日、いつもの金縛りが起こり、廊下を歩く音が聞こえました。毎夜のこととはいえ、いくら経っても慣れない私は恐怖に震えていると、その日は廊下の足音が部屋の前で、ぴたりと止まったのです。

スッと襖を開ける擦れた音がしました。私は怖くて必死に目をつぶります。その時、「ドスン」と胸に衝撃が走りました。急に胸が圧迫され、苦しくなります。まるで上に人が乗っているようでした。

そのあまりの苦しさに、思わず半目を開けた私が見たものは、白い着物を着たおばあさんの後姿。 

正面を向いていなくて本当に良かった。そう思いながら私は気絶していたようです。

421: 7/7 2001/07/15(日) 12:45
次の日、たまりかねた私はようやく親に相談をしました。 

「この家、ちょっと変じゃない?」そんな私の言葉を受けて、母親の顔が曇ります。「そうなのよね。最近、意味も無く柱時計がなったり、やたらに写真が落っこちてくるのよ」 

私だけに嫌がらせをしても埒があかない。老夫婦の霊はそう思ったのでしょうか。 

それから数日後、いつまでも人の家にお世話になっているわけには行かないと言う理由で、私達一家は別の場所に引っ越しました。次の家も別に本格的に住む気の無い、いわば仮の住居だったので、今となってみると、親もあの家には何かを感じていたのかもしれません。 

老夫婦の家は、それから数年後に取り壊されてしまいました。 

生前の彼らに対して特に私は記憶が残っていません。ただ近所に住む二人と、その程度の認識でした。多分あちらもその程度にしか思っていない、淡い近所づきあいだったと思います。

だからこそ、急に上がりこんできた私達一家に怒りを覚えたのでしょうか。

私にはそこのところは分かりません。

427: 名無しさん 2001/07/15(日) 23:25
>>414-421 
体験談ありがとうです。 

うーん、怖い...。

424: 名無しさん 2001/07/15(日) 15:28
>>414-421 
う~、近所付き合いは大事にしようと思いました・・・。 

俺今度引っ越すんだけど、何軒先までタオル配ったらいいんだろ・・・?

425: 名無しさん 2001/07/15(日) 22:13
>>424 
「向こう三軒両隣」っていうけど、今の時代はどうなんだろうね・・・。

436: 名無しさん 2001/07/16(月) 14:57
私の家は5年前に引っ越してきた。 

向かいの家は親子三人の家。ここではAさんとしよう。裏の家は空家だった 

向かいのAさんのお母さんによると、「裏の空家は誰が入ってもすぐ出て行っちやうのよ、何かあるのかしらね」とのこと。 確かに私が住むようになってからも、3度入居者が変わっている。

しかも、皆夜逃げ・事業が失敗して出て行くという、ろくなことのない家といえる。 

そんなある日、仕事からの帰り、車で私の家の駐車場に来た時、突然寒気のようなものが走った。
 
前を見ると一匹の青い蛇が、向かいのAさんの家の方から道を渡ってきたようだ。その蛇はなんだか「轢いてはいけない!!」と強く感じ、じっと道を渡るのを待っていた。どうやら裏の空家に向かっていった様子。 

駐車場に車を入れてからふと気付いた。「今12月じゃないか!」 しかし12月でも蛇は必ず冬眠するわけでもないだろうと思い、忘れてしまっていた。 

1月1日、正月を迎えた私の家にAさんがやってきた。
 
「私の家、今度離婚するんです」 

正月から何を言い出すのかと思いながらも「ああ・・そうですか・・・」と答えるのが精一杯。

続けてAさんは「私の弟は今度B石油会社に勤めるの・・・でも電話料金が増税されると石油が売れなくなるの・・・」 「はあ?」 

その後もAさんは電波ビンビン飛ばしまくり(天皇は・・とか、月の石は・・・とか)、帰っていってしまった。酔っ払ってんのかな?とも思ったが、その後もAさんの奇行はやまず、完全に狂ってしまった様子。 

そして裏の空家には1月に新しい人が入居して、子供も生まれ幸せそう。 

蛇の守り神みたいなものだったのかと本気で思っています。

437: 名無しさん 2001/07/16(月) 21:06
>>436 
江戸時代の貧乏神や、死神の話を思い出させられますね。

438: 名無しさん 2001/07/16(月) 23:21
>>437
どっちかつーと座敷わらしに近くないかい?

439: 名無しさん 2001/07/16(月) 23:56
>>436 
この手のはたいてい白い蛇ってのが相場だけど、青い蛇とはずいぶん普通だね。 

あ、もちろん本物のスカイブルーとかだったなら別だけど。

446: 436 2001/07/17(火) 11:47
補足させていただきますと、12月のかなり寒い日。雪が降りそうな日の夜8時前後。
 
青いというか青銀の蛇で、体をくねらせるのでなく、ただまっすぐに体を伸ばしたまま道路を横切っていった。長さは1.2mぐらいでした。 

私は鈍いのか、後であの時の事なんか不思議だな・・・と思うことがたくさんあります。でも、なんとなく科学的にも証明できそうなことばかりです。

452: 座敷わらしの話 2001/07/17(火) 23:22
岩手県二戸の金田一温泉。 

緑風荘・・たしかそんな名前の座敷わらしがでる旅館のその部屋に泊まったとき、まじで怖かった。気配があるんだよ。夜なんか寝られなかった。霊感ある人は絶対見るよ。 

いろんな霊能者が来て写真とかあったな。 部屋には、いろんなおもちゃ・本なんかが置いてあってね。見えた人には翌朝、おかみさんが記録ノートみたいなの見せてくれる。それによると、みんな楽しんだようだが、俺は怖かった。 

交通が不便で旅館自体は古くさく、大したこと無い。でる部屋は一つしかなく、あとは普通。 

そういうの大好きな妹と泊まったが、座敷わらしが紙風船が好きと聞いて、紙風船を持っていって一緒に遊んだと言っていた・・・。

※緑風荘:
2009年10月4日、火災により全焼。2016年5月、新築して営業再開。

442: 名無しさん 2001/07/17(火) 06:32
昔、祖父の家でオ○ニーしてたんです。
 
そして想像の中でさてチ○コでも入れようか、と思った時、頭の中に「入れるな!!!」 という男の声が響きました。この声はどこから聞こえてきたとかそういうんではなく、頭に直接聞こえてきました。 

祖父の家でオ○ニーする私も私なんですが、この時わたしは「恐い!」という感情よりも、オ○ニーを止められたということが恥ずかしくて恥ずかしくて・・・先祖の霊にオ○ニー見られた!なんて・・・。 

話が話だけに誰にも言えず、言ったところであまり恐くもないので今まで黙ってましたが、はじめて告白。

443: 名無しさん 2001/07/17(火) 07:22
厨房の時に、近所に廃屋がありました。

いつも学校行く時に通るんだけど、ある日、学校帰り友達と遊びで中に入ってみる事にしました。

そこは平屋で相当ぼろく、玄関が板で打ち付けてあったんで、割れた窓から入りました。中に入ったとたんものすごくカビくさいし、布団とかカーテンとかぼろぼろのがあって、やな雰囲気でした。

色々見て回ってこれといったものは無かったんですが、最後に見た部屋に着物がたたんで畳の上に置いてあって、その上に小銭と昔のお札が置いてあるのを見て、なんか怖くなって急いで出ました。 

何年も使われてないはずなのに、きれいにたたまれてあった着物が不気味でした。

今は、もう取り壊されてしまってありません。

447: 名無しさん 2001/07/17(火) 15:20
5年ほど前のことなんですけど、迷子の女の子を保護しました。 

自宅の近くの空き地と道路の間にある溝で泣いてたの。私は家の前でゴミ焼きをしていて泣き声を聞いたので、なんとなく見に行ったら、3歳くらいの女の子だったんだよね。 

女の子の手を引きながら、保護者(近所はお年寄り世帯ばかりなんで、きっとお孫さんが遊びに来て、迷子になったんだと思ったの)を探してたんだけど、全然見つからない。

仕方がないから派出所に連れて行こうと思った時に、車でお父さんがやってきて連れて帰ってくれました。 

ただ私の住んでる場所って、市内でもけっこう山奥で、3歳くらいの子が1人歩きするような場所じゃないんです。

あの頃は何とも思わなかったけど、子供を育てるようになった今は、あの子がどうしてあの場所にいたのか、不思議~。

っていうか、本当にあの子は居たのか???

448: 名無しさん 2001/07/17(火) 22:42
>>447 
その、車でやってきたお父さんって、じつは誘拐犯とか。

454: 名無しさん 2001/07/17(火) 23:38
歩いてたらヤクザに絡まれて、通りがかる人も横目で見るばかり。 

しばらくしてそのヤクザの上の人がやってきて、「何弱いモンいじめとるんじゃゴルァ!」と一喝。で、その人が「コイツ見張っとくからはよ行けや」と言って、なんとか事無きを得た。 

他にも刃物を振り回すキチガイに追いかけられた事もある。

455: 名無しさん 2001/07/17(火) 23:43
こんな話信じますか?

今まで誰一人として信じてくれないんです。誰に話しても。 

小学校2、3年の頃でした。学校で野外学習のようなことで、T山に行ったんです。それでオリエンテーリングみたいに、2人一組で決められたコースを辿ってくるということをしたんです。 

その時に、背丈くらいある茂みの中で方向がわからなくなっちゃったんです。どっちがどうだか全然わからなくて、道に迷ったんです。

時間はどんどん過ぎていくし、前の組とは2、3時間のブランクができたんじゃないでしょうか。しまいには、お互いのせいだと責任をなすりつけあうよう、喧嘩になったんです。 

そしたら「うおおおぉぉぉおおおお!!!」って、それはもう山じゅうに響き渡るような物凄い声がしてきました。すごいんです、ほんと、「うおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお!!!」でした。なんだあ?と思いましたよ。

そしたらでっかくて真っ赤で、物凄い顔のヤツが突進してくるんですよ、僕達の方に。真っ赤なんです。全身真っ赤でした。真っ赤で物凄い大きな男が、すごい顔で走ってきました。 

3メートルくらいはありましたよ本当に。子供だから大きく見えたなんていうんじゃないです。いくら子供ったってねえ、2メートルを3メートルとは思わないですよ。  

立ちすくんじゃって動けないでいるとね、僕達のすぐ前をエル字に曲がっていきました。「うおおおぉぉぉおおおお!!!」叫びながら「ドドドドドドド」って物凄い速さで。 

もう怖くて、「うわあぁぁ!!」ってんで走りました。前の組とは、2、3時間はブランクがあるくらい迷ってたはずなのに、追いついちゃったんです、いつのまにか。 

でも、これ誰にも信じてもらえないんですよ。友達と2人で見たんですよ。 

この目で、はっきり見たんですよ。

813: 名無しさん 2001/08/07(火) 20:00
>>455 
T山ってのは、もしかして飛騨立山の事ですか?だとしたら、夜叉猿の可能性が大です。



456: 名無しさん 2001/07/17(火) 23:45
高校時代、先輩と8ミリ映画をよく作っていた。 

僕以外はみんな1年先輩の仲間だったが、映画のこと以外でもよく一緒に遊んでいた。 

みんなで撮影したフィルムが現像からあがってきて、T先輩の家でアフレコをすることになった。T先輩の部屋は二部屋ぶち抜きになっていて広く、フィルムを映写しやすいのと、人がたくさん入れるからだ。 

しかし、その先輩の家はユーレイが出るということが、常々話の種になっていた。ウワサではなく、住んでいる本人からもいつも聞かされていたのである。 

「階段の上をふっと見るとさ、人が通るんだよ。廊下なんてないのにさ」 「この部屋泊まるだろ?ザコ寝してるとさ、誰かが邪魔なんだよ。まったくよ~と思って起きると、近くに寝てるヤツなんていないの」 そんな話ばっかりなのである。 

その部屋に映写機などの機材をセッティングし、すべてが整って、さあ、始めようという時。映写機が動かない。ウンともスンとも言わない。 

「おっかしいなあ、持ってくる前は大丈夫だったのに・・・」 どうにかしようと色々試したが、一向に動く気配がない。原因不明である。あとでみてもらうことにし、その日の作業は中止になってしまった。 

それから持ち主の先輩が家に持ち帰ると、何事もなかったように動いたのだった。「やっぱり・・。ユーレイに邪魔されたんじゃないか?」 そう言って片付けるしかなかった。 

そのT先輩がとうとう引っ越す事になった。なんで?やっぱりユーレイがいやで?

「そう!もうだめだっていう事があった。俺の部屋はね、人が入って来るの。3人。女の人。寝てるとさ、一人づつ部屋に入ってきて、俺の耳元で何かボソボソ言ってからこたつの方に行って座る。3人がみんなボソボソ何か言うんだよ。そしてみんなコタツのところに座るの」

「いっつもだからさあ、半分慣れたっていうか、そんな感じだったんだけど、ある時、何言ってるかはっきり聞こえたんだ。Tさん・・どこか連れてって・・・ってよう、そう言ったんだよ。もうダメさあ!」 

その後、その家はどうなったかは知らないが、自分の名前言われるとはそりゃ怖い・・・。

464: あぷ乗り 2001/07/18(水) 03:30
去年の8月から11月下旬まで、俺はバイクで日本一週の旅に出てました。 

その旅の途中、11月初めの頃の話です。ちなみに俺は霊感は一切無く、今まで一度も霊などを見たことはありません。その日は埼玉の知人の家を早朝出発し、静岡近辺のキャンプ場を目指して走っていた。

話は少しそれるが、俺の旅のスタイルは、知人の家に泊まる以外は全てキャンプで過ごしていた。なので荷物がとにかく多く、重さで言うなら、人を一人乗せてるぐらいの重さである。 

時間は夜の7時ぐらいだろうか。完全に日は落ちていた。静岡に入り、しばらくは海沿いの大きな国道を走っていたが、地図を見ながら「そろそろこの辺を右かな?」と思いつつ、交差点を曲がりしばらく進むと急な上り道になり、下に今まで走っていた国道が見下ろせる感じだった。
 
しばらくすると「○○キャンプ場→」という看板があり、それに従って走ると車が一台通れるかどうかの細い道に変わった。

何となく「公園の中にある道」という感じで街灯も多く、犬の散歩をしてる人もいて、その道は特別怖い感じはしなかった。ただ、木が覆い茂っていて、地味な道だなと思った。 

その道を抜けると、突然大きな道にぶつかった(T字路の下から来た感じ)。「どっちに行けばいいんだ?」と悩んでいると、小さく「キャンプ場→(5km)」と出てたので、そっちに進む。 

しかし、この道が妙な感じがするのだ。2車線の大きめな道で、まだ新しい感じがする。だけど、街灯が一つも無く、すれ違う車もまったく無い。かなり高いところまで上ってきたようで、夜景がきれいだったのが印象的。 

だが、とにかく生活感が無いというか、人の気配がまったく無い。かなり怖くなってきた。結局、後2kmのところで引き返すことにした。 

「こんなに怖くちゃ、キャンプなんてできねーよ」と思いつつ。

465: あぷ乗り 2001/07/18(水) 03:31
道に迷ったりした場合、来た道を引き返せばいいのだが、その時はそうはいかなかった。 

まず、地図を見ながら走っていたため、景色などをあまり見ていなかった。夜で、尚且つ街灯が無いため、周りがよく見えてない。そして、来た道が細い道から大きい道に出ているので、気づきにくい。
 
これらの条件が重なり、元の道を通り過ぎてしまった。しばらくたってからその事に気づいたので、今さら戻る気はしない。

しばらくそのまま走ると、またもやT字路にぶつかる。今度は看板も何も無い。左は細い1車線。右は今と同じ広い2車線。感覚的に右の方が国道に近づいてる気がしたので、右に進む。
 
しかし、その判断は間違っていた。走れば走るほど山の中に向かっている。鬱蒼とした、カーブの続く道。相変わらず街灯も無く、すれ違う車も無い。恐怖心はピークに向かっていく。だんだんペースが上がっていく。
 
ふっと看板が見えた。しかしスピードが出すぎていて、あっという間に通り過ぎてしまう。かろうじて見えたのは「火」という文字だけ。

「火・・?まさか、火葬場か?この先にそんなものがあるのか?」ここまで来ると何でも怖い方向へ考えてしまう。 

とりあえず引き返せばいいのに、止まる事すら怖いと思ってしまう。

466: あぷ乗り 2001/07/18(水) 03:31
見通しの悪い、緩い下りのカーブを曲がろうとした時である。なぜか、「ヤバイ!」と感覚が頭をよぎる。 

しかし、スピードが出ているため止まる事はできない。そのままカーブを曲がると、目の前には大きなトンネルが。その瞬間、足元から一気に頭のてっぺんまで、震えが走る。こんな感覚は初めてだ。体中がやばいと言っている。 

2車線の道路をすっぽりと覆う、かなり大きなトンネルである。奥行きもかなり長そうだ。ハイビームでも出口が見えてない。しかし、ライトが一つも点いていない。真っ暗なのだ。

こんなでかいトンネルなのに、ライトが一つも点いてないなんてあるのか?

467: あぷ乗り 2001/07/18(水) 03:32
もう、引き返すしかない。だが、こんな時に冷静な判断などできない。 

慌ててUターンしようとした俺は、バイクを倒してしまったのだ。トンネルまで10mくらいの距離である。必死でバイクを起こそうとするが、荷物満載でとてもじゃないが一人では起こせない。
 
しかし誰も通らない。どうしようもないので、バイクを倒したまま荷物をバラす事にする。なるべくトンネルのほうを見ないように、視界を狭くするためメットもかぶったままで。その間、トンネルから視線をガンガン感じる。 

とりあえず、荷物を全部降ろしバイクを起こす。そして荷物をまた積む。メットの中でハァハァと息を切らしながら。しかし汗一つかかない。いや、むしろ寒いくらいだ。

とにかく荷物を積み終える。そしてエンジンをかけその場を去ろうとした瞬間、クラッチレバーが無い。折れてしまったのだ。
 
クラッチが無くても走行することは可能だが、発進する時に押して勢いをつけなければならない。荷物満載、しかも緩い上り。普段なら無理だろうが、その時は関係なかった。鬼のような力で、バイクを押し走り去った。 

そして一息つき、ここはどこなんだと思い辺りを見渡すと、ひとつの看板があった。

「キャンプ場↑すぐそこ」 

終わり。
473:名無しさん2001/07/18(水) 04:33
この前ジュースを買おうと家の近くの自販に向かったら、おじいさんがコーヒーを買ってた。 

「ガタン!」とコーヒーが出てきて、取りだし口から取り出して、「さあ、今度は俺が買うか」と思ったら、そのじいさんは自販機のまん前でコーヒーを飲み始めた。 

どけよと思ったんだけど、なんか飲み方がおかしいっつーか、飲んでない。口につけてはいるんだけど、殆ど飲んでないでこぼれてる。 

んで、空になったらしく、缶をそのまま道路に投げ捨てて、「今度こそ買うか」と思ったら、そのじいさんはまた同じコーヒーを買いやがった。んで、また同じ行動。結局計3回くりかえし、4回目の購入時点で恐くなって逃げちゃいました。 

あの後、何回位続けてたんだろうか・・・影からこっそり見ておけば良かったとも後悔したけど。

474: 名無しさん 2001/07/18(水) 04:35
>>473 
なんか、人間の姿に変装したばっかの宇宙人が取りそうな行動ですね。

475: 名無しさん 2001/07/18(水) 05:23
>>473 
ボケ老人だな。家の近所には一晩中、公衆電話のつり銭あさりしてる婆さんがいるよ。

【その8へ】