161: 名無しさん 2001/08/21 01:02
先日、団地のそばを歩いていたら、黒猫が歩いていた。 

僕は猫好きなので「猫だー」と近づいていくと、何か変。10メートルほどの距離まで近づいてよく見てみると、その猫に全く厚みがないのに気が付いた。 

例えて言うなら、というかまさにそのものなんだけど、黒ラシャ紙で作った切り絵状の猫が歩いていたのだ。猫が向きを変えると、一気に平たくなる。 

「あ、やばいな」と思ったので無視して通り過ぎると、ペラペラの黒猫が路地の方に歩いてゆくのが横目に見えた。 

そのようなものも密かに住んでいるのだな、と思った夏の日。


167: 名無しさん 2001/08/22 06:32
1人で家にいる時トイレに入ろうとしたら、ドアが少し開いたところで「バンッ」と中から引っ張られた。

怖くて家人が帰ってくるまでトイレに行けず、お風呂場で用を足した…。

168: 名無しさん 2001/08/22 14:34
>>167
昔、旅行先のオンボロ宿の一室でのんびりテレビを見てたら、横のユニットバスのドアが唐突にバタンと勢いよく開いた。もちろん室内に風などなし。というか、風なんてもんじゃない勢いだった。

テレビ(有料エロ)を見る姿勢のまましばらく凍った。

ただ、今じゃ多分、何か気圧の関係だったのだろうと思うけどね。

169: 名無しさん 2001/08/22 15:38
トイレ繋がりで。

深夜、自宅のトイレで用を足していたら、いきなり壁がドンドンと鳴った。壁の向こうは風呂場。もちろん誰も使っていない。和式だったから、しゃがんだまま思わず「神様仏様~」って拝んじゃった。

しばらくはお風呂もトイレも気味が悪かった。

170: 名無しさん 2001/08/22 16:45
1人で家にいる時、トイレに入っていたらドアをノックされた事がある。

171: 名無しさん 2001/08/22 17:33
>>169>>170はマジ怖いんですけど…。

174: 名無しさん 2001/08/22 17:42
>>169>>170
ほんのり級でいいんだから、ほんのりで…。

172: 名無しさん 2001/08/22 17:35
>>169>>170 
マジで怖い…。 

そんな事あったらどうしよう…今日トイレ行けない…。

173: 名無しさん 2001/08/22 17:39
>>169>>170 
それはかっぱの仕業でしょう。

182: 名無しさん 2001/08/23 19:38
とあるアパートに住む友人の部屋のトイレは、鍵が外側からしか掛からないようになっている。 

友人もなぜそのような造りになっているのか知らないそうだ。

183: 名無しさん 2001/08/23 21:48
>>182 
トイレでおばあちゃんか誰か逝っちゃった…とか。 

そんで鍵開けれないで大変なことになったんじゃないか?

184: 名無しさん 2001/08/23 23:41
>>183 
だったらカギそのものを廃止したほうが早くない?

178: 名無しさん 2001/08/22 19:01
塾の先生(バイトでやってて、実際は北大生)から聞いた話。

中学校の修学旅行の時。

同室に早く寝たい人がいて、夜中に騒ぐとキレるから仕方なく皆で寝る事にした。

暑苦しくて寝れなくて、自分1人で起きてた。廊下から足音が聞こえてきたんだけど、見回りの先生だと思って気にしないでいたら、隣の部屋からテレビの音が聞こえて、上からは足音かなんかがドンドン聞こえてくる。

さすがに先生に言おうと思ってドアを開けて廊下を覗いたら、隣の部屋のドアの前になんかものスゴイ光が人の形に集まってて、それがこっちに振り向いた瞬間に、それの髪の毛がものすごい勢いでブァーって伸びた。

あわててドア閉めて、布団に入ったけどその日は寝れなかった。

あとから隣の部屋の奴にいつまでテレビ見てたのって聞いたんだけど、すぐ寝たって言われたらしい。そのホテルの自分が泊まった階の部屋写真は、全部なんか映りこんでたらしい。卒業アルバムにも載ってるとか。

そのホテルは、泊まった後すぐ潰れたけど洞爺湖の近くのホテル。名前も聞いたけど忘れた。洞爺湖ホテルだかなんだか。

聞いた話だけど、その人の性格から考えて多分本当。

180: 名無しさん 2001/08/23 00:38
私はすごく恐がりで、母にもらった数珠をいつもベッド脇の棚に置いて寝ています。

この前の夜、すごく怖くなって部屋の入り口(襖)を見ると、青白い女の人が立っていました。私の部屋と隣の部屋を見比べるように、じっと凝視していました。

でも女の人が立っているのは部屋の外で、襖が閉まっているのに女の人が立っているのが見えました。

私は怖くなって、枕元の数珠を手探りで探しました。でも、置いてある場所も分かっているのに手が届きません。怖くて布団の中でガタガタ震えていました。しばらくして緊張が解け電気をつけると、いつもの場所に数珠はありました。

次の日、隣の部屋で寝ていた母の血圧が上がり、大変な目にあいました。

それからは別に変わったことも起きていないんですが、もしかしたらその女の人は、母が寝ている隣の部屋に入っていったのかもしれないですね。

181: 名無しさん 2001/08/23 08:43
ものすごい急な斜面の坂が真冬に凍結して、横を歩いていた兄ちゃんが足を滑らせ、20メートルほど滑っていった。

20メートル先は太陽がさす平地で、凍結していない。それでも勢い余った兄ちゃんは、10メートルぐらい滑っていった。その時「ジャッジャッジャ~」と音がして、何かが路面で削られていくのがわかった。

その兄ちゃんは救急車で運ばれて一命を取りとめたらしいが、右ほほ、右肩から右手小指、右腰から右ひざまでが各々1センチずつ、アスファルトで削り取られたらしい。

地面には、血とも肉とも思えるものと、衣服の切れ端と思えるものが付着していた。

185: 名無しさん 2001/08/24 00:00
友達が、幽霊が出るって噂の空家に行った時の話。

その日は何故か誰も捕まらなくて、仕方なく友達(仮にKとする)は一人でその空家に行った。

ドアは鍵がかかってるので、窓から中に入るとそこはどうやら居間らしく、家具もそのまま残っていた。中はかなり暗くよく見えなかったが、それでもあちこち見回してると、少し離れた所に絵が飾ってあるのが見えた。若い女性の絵で、表情は笑っている。

しかしそれ以外に面白そうな物は無く、Kは帰る事にした。

その後Kから話を聞いた俺達は、Kを連れてその空家に行ってみた。中にも入ったが、少しも怖くは無かった。が、Kの見た女性の絵だけが見つからなかった。

Kの見た場所は洗面所だったらしく、鏡が貼ってあるだけで、到底ここに絵が飾ってあるなどとは考えられない。最初は余裕だったKも、次第にあせり始めてきて必死に絵を探すが、どうしても見つからない。俺達も怖くなってきて帰る事にした。

その時、「ダダダダダダダッ!!!」 と、俺達がいる部屋の横の廊下を、誰かが走り抜けていった。

この空家は、俺達のいる部屋の窓からしか入れないはずなのに・・・それから俺達は、その空家には2度と行ってない。

191: 名無しさん 2001/08/24 16:39
>>185 
実は野良猫だったとか・・・。

192: 名無しさん 2001/08/24 17:00
>>185の話を腐(くさす:悪く言う)わけじゃないんだけど、小動物の足音って>>191の言う通り、意外にでかいんですよね。 

先日、田舎の祖母の家(少なくとも築80年以上)に泊まったんですが、夜中に屋根裏を走るネズミの足音が、まるで人間の足音のように聞こえました(仏間に寝てたので怖かった…)。
 

祖母に話したら「それは大黒様じゃ」と笑われたっす。

194: 名無しさん 2001/08/25 10:09
板間を走る猫の足音はけっこうるさい。

186: 名無しさん 2001/08/24 00:01
近所の家で、押入の板が抜けた。

修理しようとしたら、その床下には位牌がびっしりあったらしい。

187: 名無しさん 2001/08/24 00:21
これは、私自身の話です。

2000年8月14日(月)深夜1:00~放送された「ココリコのオールナイトニッポン」にまつわる話です。

私はこの日、12時30分頃布団に入りました。寝る時は、ラジオをスリープタイマーでかけながら寝るのです。日によっても違いますが、だいたいはニッポン放送を聴きながら寝ます。たまにJーWaveを聴きますが。

普通、どんなに寝つけなくても深夜1時30分頃には眠りに入るのですが、この日は、全然眠れませんでした。

そして、深夜2時。この日は、お盆と言う事もあり、何と「怪奇特集」をやったのです。

188: 名無しさん 2001/08/24 00:24
私の身に起こったのは、「怪奇特集」のコーナーを放送中の事です。

リスナーからのハガキは、鳥肌の立つ内容ばかり。

この日の夜は、とても涼しい夜でした。この時期は、窓を空けて寝るのですが、風はあまり吹かなくても気温が低かったので、快適に眠れる夜だったのです。

しかし怪奇特集が始まると、最初は「ヒュー」と言うような音が聞こえてきました。最初は「風が吹いてきたのかな?」と思ったのですが、カーテンは、全く揺れていませんでした。

そしてよーく聞いてみると、女性がボソボソと話しているようにも聞こえました。また、聞き方によっては、女性が「フッフッフッフッフッ」と、不気味に笑っているようにも聞こえるのです。

私の家はマンションの4階。私が寝ている部屋の、壁を隔てたお隣さんの家の部屋には、その家の娘さんが寝ています。しかし、娘さんの声は、大声で電話をしていても、ほとんど声が漏れる事は、これまでありませんでした。

そう考えると怖くて怖くて、心臓の鼓動は高鳴りました。しかし、なぜか意外と冷静な部分もあって、目を開けて部屋の中を見まわす余裕はあったのです。

結局、謎の女性のような声(音)は、「怪奇特集」のコーナーが終了すると同時に消えました(尚、ラジオからの音ではない。ラジオのスピーカーとは全然違う、窓付近の天井から聞こえてきた)。
 
これは何だったのだろうか?と思います。気のせいかもしれませんが・・・。
 
ちなみに風水によると、私の部屋は間取りの関係で北東の角が柱で欠けており、ここが鬼門との事。そこでこの部分に、小皿に入れた塩を盛って置いてあるのです。この盛り塩が良かったのかなぁと、思っています。

それにしても眠れなかった夜に、偶然にも単発企画の「怪奇特集」を聞いたのは、単なる偶然だったのでしょうか? ちょっと謎です。

190: 名無しさん 2001/08/24 14:33
>>188 
偶然に決まってる。

風水 盛り塩 お試しセット
風水 盛り塩 お試しセット

189: 名無しさん 2001/08/24 07:12
ここの、「真昼の坊主」いいよ
ttp://nagasaki.cool.ne.jp/mantamu/tinkogomibako2s.htm
※ウェブアーカイブより。

その現場は事故続きでした。

昨日はアオちゃんが神棚外そうとしてて、どういうわけかカッターがアタマに突き刺さり流血、今日は冷静沈着をもって知られる棟梁(アダナです。役職じゃありません)が階段から転げ落ち、ケツに釘をさしてしまいました。

大体はじめっから変な現場だったんです。

中は木造3階建てなんだけど外からは2階建てにしかみえないし、一階の一部が焼き肉屋になってるんだけど、そこからはどうしたって建物の中に入れない。

でもどこを探してもも玄関はおろか、勝手口さえない、私達は窓ブッ壊してやっとなかに入ったくらいだったんですよ。

依頼主は、そこから50メーターはなれた所にあった不動産屋さん。

ただ不動産屋さんは、その家を焼き肉屋さんに貸した憶えはなかったし、大体いつの間に焼き肉屋になんてなってたのさえ知らなかったっていう状態だったっていうんです。

つまり最初にこの家を貸した人達は、誰も知らないうちにどこかへいなくなっていて(しかも結構荷物やら家具を置いたまま)、今から1年ほど前に、突然焼き肉屋になっていたということらしいんです。

焼き肉屋をやっていた人達は、物件を探していてたまたま人づてにここを紹介され、指定された口座に毎月家賃を振り込んでいただけという話で、どういうわけか賃貸契約書さえ交わしていない始末でした。

一月程前に近所の人達と雑談してたら、「どう?焼き肉屋儲かってるかい?」なんて言われ、びっくりして見に行って、やっと気がついたんだそうです。

不可解なことなんですが、用事で何度もそこの前を通っていたのに、1年間全く気がつかなかったそうです。

それにここの家は、どういうわけか事故続きだったと。

ここに住んでいた人達は、大家である不動産屋さんの知る限り、お爺ちゃんとその息子夫婦、彼等の2人の子供という家族構成だったらしいんですけど、お爺ちゃんがある日、階段から転げ落ちて亡くなってからというもの不幸続きで、それから数年後に息子さんが極度のノイローゼになり自殺。

その後、残されたお母さん方の親戚一家が越してきて一緒に住み始めたんですが、今度は越してきた親戚の旦那さんが、やっぱり階段から落ちて脊髄を炒め、半身附随になってしまったと言うんです。

それが5年位前の話で、2年程前に契約ので訪れた時はその親戚一家とも違う、やはり遠縁にあたるとかいう家族と初めからいたお母さんが住んでいると言うことになっていたそうです(でもおさんはいなかった)。 

そんなコトは最初に言ってくれよ~、ということで、ケツから血を垂れ流している棟梁の指示でお浄めをやり直すことになりました。

もう水場はいうには及ばず、家中に塩まきまくりです。壊す前には取りあえず「塩」ってのが、現場の合い言葉です。

でも不信心モノってのはどこにでもいるもんで、「アホか!」とうそぶき、屋根に登ったオトコらしい職人もいたんです。だけど1時間もたたないうちに、ものの見事に屋根板を踏み抜いて降ってきて、足の骨にヒビを入れ、そのまま病院に行ってしまいました。

それ見て棟梁が「だから塩まけって言うんだよ、こんなとこで意地張ってどうするんだよ、昔から言うだろ、泣く子とユーレイにはまかれろ!って」などと大卒の片鱗を見せてくれましたが、残念ながらなんのことだかさっぱりわかりませんでした。

結局普段の倍くらい時間を消費しつつ、手だれの職人達を次々と病院送りにしたこの曰く付きの現場も、なんとか後は基礎の石を撤去するだけというところまでこぎつけました。

「お昼ご飯たべたら基礎剥がそうねー」なんて言いつつパンとか齧(かじ)ってたら、なんだか気がつかないうちに、入り口のところにお坊さんが立ってます。

で、数珠とかじゃらじゃら言わせながら、なんだかこっち拝んでるじゃありませんか!

や、やめてくれよ!!縁起でもない!!って理由聞いてみたら、実はこの場所、もともと関東大震災の時に出た、無縁仏葬った場所だったんですって。

それが戦争で焼け野が原になってたのを良いことに、そのどさくさで誰かが勝手に家建ててしまったという、この辺りじゃ最強の心霊スポットだと。

いっやぁ~~~~!!

お坊さんは「大丈夫でしたか~?何もありませんでしたか~?」と、こちらを気づかいつつも、入り口より中には絶対入らず、「まぁ終わったらお払いとかしといたほうがいいですよ~」なんて、完全に他人事状態で言いたいことだけ言うと、さっさと帰ってしまいました。

「何言ってんだよ!この科学万能の時代にだな、そんなこといちいち怖がっててどうすんだよ、さぁバカなコトいってないでさ、とっとと終わらせろよ!」

昼飯から帰ってきて坊さんの話を聞いた棟梁は、あれだけ塩まきまくった人間とはとても思えない台詞を吐き、それまで自分が座っていた基礎石ひっくり返したんですが、そのまま固まってしまいました。

基礎石、墓石だったんですね。

使われていた基礎石の大部分が、壊れた墓石でした。あたりの残土も少し掘ると、その手のお供え用の花瓶のかけたようなのがゴロゴロでてきます。

本当はちゃんと残土も取って整地しなければいけないんですが、もう誰もそんな恐ろしいことできる人はいませんでした。

棟梁は即、残土処理業者に電話入れると「おしっ!アトはプロに任せて俺等は帰ろう!」と言って片付けだしたんで、後のことはすっかり忘れることにして皆でとっとと帰ってしまいました。

事務所に帰ってから、皆お払いとか言って酒飲みまくってましたけど、効果あったんですかね?

私はそうゆう方面の根性は全く持ち合わせておりませんので、あの後、神社行ってお払いしてもらっときましたけど。

196: 名無しさん 2001/08/25 11:17
クラブの合宿で、夜中に3人で怖い話をしてた。
 
そしたら1人のコ(♀)が「あそこの窓から誰かこっち見てる」って言いだして、俺が「えっ?どこどこ?」って言ったら、そのコがあそこあそこって指差したとたん、もう1人の♂が「指差すなや!こっち来るぞ!!」ってめっちゃキレだした。

その時はそれきりだったけど、あとで寝る前にさっき言ってた場所を見たら、ほんとに誰か見てた。ってか人影があって、誰かいるように見えた。

なんか物を見間違えただけかなって思ってそのまま寝て、朝もう1度見たらそこの窓、何にも物なんてなかった。

199: 名無しさん 2001/08/26 00:14
仕事帰りに通る、橋の近くの交差点での出来事。

私が車に乗って信号待ちをしていたら、車の左前方に、白っぽいワンピースの髪の長い女の人(貞子みたいな)が立っていた。前のめりで、うなだれた感じで。

信号が変わって私が車を走らせ始めると、ブワッて車の前に飛び出してきた。でも当たった感触もなく、人をひいた形跡もなかった。

何日かして、友達にその話をした。友達はそういった類の話は信じない方だったけれど、その時は真っ青な顔をした。

何でも友達の話によると、「友達と車でその交差点の近くを通った時に、友達の1人がブルブル震えてた。車を停めて話を聞いたら、女の人が車の外からジッと覗いていた」と言ってたらしい。

友達は別々の友人からそんな話を聞いて、怖くなったそうです。

その交差点は別に有名ではないけれど、同時期に見たと言う人がいたってことは・・・・。

200: 名無しさん 2001/08/26 06:31
夢の中で、小さな墓石のような石の前に立っていた。

しばらくそれをじっと見ていたんだが、ふとそれを蹴りたくなった。蹴ろうとして1歩前に踏み出した所、耳元で「やめろ」と誰かが囁いた。とても低い声だったが、なぜか子供の声のように思えた。

その声を無視してさらに1歩前へ出ようとしたところ、再び「やめろ」という声が聞こえた。さらに無視して、いよいよ石を蹴り飛ばそうとした所で目が覚め、直後、金縛りにあった。

201: 200 2001/08/26 06:32
夢の途中で目が覚めて、その直後に金縛りにあうというのは、過去に何度も経験していることなので特になんとも思わなかったが、今回は少し違っていた。

いつもは単に「体が思うように動かなくなる」だけだったが、今回は違う。全身が締め付けられるような感覚だった。

ん、なんだろ・・・そう思っていると突然、右耳に強烈な圧力を感じた。金縛りにあっていて全身が動かないはずなのだが、その右耳への圧力で体が傾いているように感じた。そういえば、さっきの夢の中での「やめろ」という声は、いずれも右耳のそばで聞こえていた。

そう気づいた途端に猛烈に怖くなり、自分でもなんだかよくわからない言葉を、心の中で必死に唱えつづけた。その「声」に対して謝っていた気がするが、自分でも良く覚えていない。

そうこうしているうちに、いつのまにか金縛りは解けていた。右耳への圧力もなくなっていた。

時計を見ると、午前4時40分。あと2時間は寝れる。

202: 200 2001/08/26 06:32
気が付くと、再び墓石の前に立っていた。

同じ夢の続きを見るなんて久しぶりだな・・・そんなことを思いながら、俺はまた墓石を蹴り飛ばそうとしていた。

また「やめろ」という声が聞こえた。今度は今までと違って、強く戒めるような声のように思えた。しかし、俺の足は止まらなかった。 「ゴッ」という鈍い音と共に墓石が倒れる。

その瞬間、高いところから凄い勢いで叩き付けられたような感覚と共に目が覚め、再び全身が締め付けられるような金縛りにあった。そして右耳への圧力。ものすごい力だ。体が傾くどころじゃない、このままだとベットから突き落とされそうだ。

心の中で必死に謝る。具体的にどう謝っていたのかは覚えていない。

203: 200 2001/08/26 06:32
気が付くと、いつのまにか金縛りは解けていた。右耳への圧力も無い。

時計を見ると、午前4時40分・・・・・・一分も経ってないのか。

金縛りにあったことも含めて全部夢という気もするし、別に霊体験とかいうわけでもないだろうけど、なんだか妙に怖かったんで。

204: 名無しさん 01/08/26 09:17
邯鄲の夢。

205: 名無しさん 01/08/27 07:45 ID:9mgLeqN2
>>204
なんて読むの?

206: 名無しさん 01/08/27 07:50 ID:YIkF.cJ6
邯鄲=かんたん

※邯鄲の夢枕:
盧生(ろせい)という若者が一旗揚げようと邯鄲に向かって旅をしていた。途中のある町で、昼飯を食べるため一軒の店に入ったとき、そこにいた呂翁(ろおう)という道士(日本でいう仙人)に出会い自分のこれからの夢を話した。道士は若者の話を興味深く聞き、飯ができるまで一休みするようにと夢が叶うという枕を若者に貸してくれた。

若者がその枕を使ってみると、みるみる出世し嫁も貰い、時には冤罪で投獄され、名声を求めたことを後悔して自殺しようとしたり、運よく処罰を免れたり、冤罪が晴らされ信義を取り戻ししたりしながら栄旺栄華を極め、国王にも就き賢臣の誉れを恣に至る。子や孫にも恵まれ、幸福な生活を送った。しかし年齢には勝てず、多くの人々に惜しまれながら眠るように死んだ。

「食事ができましたよ」という声で若者は目を覚ました。自分が今見ていた夢、50年にも渡るあの波瀾万丈の出来事は、粟粥が煮えるまでのつかの間の出来事に過ぎなかった。彼は自分の抱いていた夢のはかなさに気がつき、邯鄲に行くのをやめ、故郷に戻った。唐の故事。(wiki:邯鄲の枕)

208: 名無しさん 01/08/28 13:32 ID:HVZX7W6Y
20年程前の実話です。

私の実家の有る山間の小さな村での、少し気味の悪い出来事。

実家の近くの山中に、○○○○苑と言う精神薄弱者の施設が有るのですが、そこの生徒がたまに脱走するんです。はじめは先生がその辺りを探します。探しても見つからない場合は、地元の人と消防団が山狩りを決行。そんな大事は2年に一度くらいで、わりとすぐに見つかりました。

20年前の春頃の事。一人の女生徒が脱走して、行方不明に。

かなり大掛かりな山狩りが行われたにもかかわらず、女生徒は一向に見つかりませんでした。ところが半年後、その女生徒は山中の林道で、遺体となって発見されました。死後2日程だったと思います。

そこで不思議なのは、半年の間その女生徒は何処に居たのか?という事です。それと発見された時の服装は、行方不明時の物とは明らかに違っていた事。

行方不明時には上下のトレーナー(施設の制服)だったのに、発見された時にはブラウスにモンペ、エプロンだったそうです。

どこかで働かされていたのでは?との疑問もでましたが、20年前当時その辺りには、工事現場や作業所等全く無かったのです。

第一、女生徒が発見された道から奥は、集落はおろか、小屋1軒無い山の中(道もその先数百メートルで無くなります)。
 
女生徒の遺体を解剖した所、胃の中には肉類など食事をしていた形跡があり、体系も以前と全く変化が無い(かなり太め)。彼女はこの半年間、確実に「生活」をしていたと思われました。

ちなみに死因は心臓麻痺か凍死だったと・・・すみません。当時、10歳くらいだったので覚えてないです。

その時、大人たちの間ではサ○○があるのでは?とウワサになっていました。その後、警察も引っ込んでしまったこともあり、サ○○説が有力に。

20年前との事も有り、その出来事は私の妄想かなあと思っていたんですけど、お盆に実家に里帰りした時、その話題を母にした所「そうゆうこともあったねぇ」と言っていたので、本当のことだったんだなあと納得しました。

209: 名無しさん 01/08/28 14:04 ID:CBsEVmkQ
サ○○って何でしょう?

214: 名無しさん 01/08/28 16:52 ID:yHd5BjRY
「サガミ」だろう。

215: 名無しさん 01/08/28 17:29 ID:Gb7AA1vU
「サウナ」かな~。

222: 名無しさん 01/08/29 19:07 ID:Nhz7YH/c
サラミだろ。

211: 名無しさん 01/08/28 14:39 ID:P6uarysA
山の民サンカでしょ。

サンカがあった、という言い方は変だけど。

212: 名無しさん 01/08/28 14:54 ID:AGnYzQSQ
>>211
なんだそれ?

232: 208 01/08/30 17:24 ID:9abZTYg6
サ○○については皆様方を悩ませてしまいましたね、申し訳ございませんでした。 

私が記したサ○○は、サ○カ+サ○チを合わせたようなものとお考え下さい(当時、大人たちがその様に言っていたと記憶しています)。 

さて、今度は20年前の事ではなく、ついこの前お盆の帰省時の出来事をお話したいと思います。
 
>>208に出て来た○○○○苑へ行く途中にある段々畑では、昔から「ムジナ」が人を化かす、と言われていました (この場合のムジナは、テンやイタチを指す)。つい先月も、近所のおばあさんが化かされたと言って、大騒ぎになっていました。 

そのおばあさんが夕刻、畑で作業をしていた所、遠くの方からお囃子が聞こえてきたそうです。音がどんどん近づいて来ると同時に、おばあさんは金縛りにかかり、一歩も動けず目の前が真っ暗に。 

いよいよお囃子が耳元に迫ってきた、と同時に気を失ってしまったそうです。
 
この話を聞いた、元来怖い物好きの私は、早速現場へ。時刻は午後8時頃で、辺りは真っ暗でした。明かりは私の持っている懐中電灯だけ。何をするでもなく、ぼーっと座り込んでいると、急に虫の声がピタッと止んだのです。 

そして鼻をつく、強烈な線香の匂いがしてきました。なんかヤバげな感じがしたので、すぐ逃げ帰りました(その周囲近辺には、墓も民家もありません)。 

ショボイ話でどうもすみませんでした。 

233: さらなる疑問 01/08/30 17:28 ID:Du21nfRo
サ○チって何?

250: 名無しさん 01/08/31 11:39 ID:y/Y6G10Y
>>232 
あなたの地元は、百鬼夜行の通り道とか?

251: 208 01/08/31 12:42 ID:2muV5FLY
>>250
百鬼夜行・・・そんなにスゴクないですよ。 

でも軽めの、妖怪じみた話はたまに聞きました。狐火みたいなのが、山の斜面を行列で登っていったとか(ちなみにこっちの方にキツネは生息してません)。
 
あと、犬&猫が決して近づかない道とかありましたね。どうって事の無い田んぼ道で、ほんの20メートル程の距離なんですけど・・・。

216: 名無しさん 01/08/28 17:40 ID:aTpjymXk
8年くらい前の話。

当時学生だったのだが、夜に先輩のクルマで、伊豆に心霊スポットツアーに行った。

でも別に何ももなく、東京に帰ってくる頃にはすっかり明るかった。先輩の一人を送る為、荒川(だったと思う)の土手のそばを通った。

ぼーっと外を見ていると、黒い皮のスーツを着たおかっぱ頭の女性が、スキップしながらこっちに来た。夏なのに暑くないのかなーと見送ったが、ふと気になって振り返ったら、誰もいなかった…。

ちなみに堤防沿いだから、ずっとまっすぐ。隠れるところもなく、車がすれ違えるかどうかの細めの道。朝なので明るい。

「今、女の人通りましたよね?」と聞いたら、運転していたよく霊をみる先輩は、こともなげに「ああ、見えたんだ」と。 

ただ不思議なのは、すごく近くで通りすがって服の縫い目まで見えたのに、顔をはっきり覚えてないこと。霊らしきものを見たのは、それが最初で最後だった。

217: 名無しさん 01/08/28 19:28 ID:zlU9Ua.w
数年前の話。
 
千葉の山道で車を走らせていた。用事を思い出し、公衆電話を探していた。電話BOXがあったので入った。その電話の上に、ぼろぼろの日本人形(顔ぐしゃぐしゃ)とお札がおいてあった。

・・・いたずら?

220: 名無しさん 01/08/28 21:18 ID:4AiEdUnY
うちの真ん前にアパートがあって、ここ一週間で取り壊されました。

そこの住人は変わり者が多くて、陰鬱な雰囲気がいつも漂っていました(僕が子供の時はそうではなかったのですが・・・)。その取り壊しの時に、奇妙な物が積み上げられているのが僕の目に入りました。

それは太く長いしめ縄そのものでした。何でこんな物がここにと思い、工事している人に聞いてみると、工事人も首を傾げながら「二階の屋根裏から落ちてきた」 とのこと。

直径は15センチ、長さは3メートル以上はあったでしょうか? 埃にまみれていて半ば朽ち果てていましたが、それは鳥居などに掛かっているしめ縄そのものでした。

もうすべての痕跡は地ならしされてしまい、その場所は完全な更地になっています。

何故そんな物が屋根裏にあったのか? 知るすべは完全に無くなってしまいました。

【その4へ】