【その7】
ほんのり


483: 名無しさん 2001/07/19(木) 00:04
ばあちゃんが危篤で入院してた時のこと。 

俺は田舎に呼び戻されて、連日病院に泊まり込んでる親父と交替した。

ばあちゃんは酸素吸入を受けてずっと昏睡状態。鼻の酸素チューブをいやがってはずしてしまうので、寝ずの番でチューブがはずれたら直す。とっても退屈。病棟は古い木造で校舎みたいだった。

明け方、一寝入りした親父が交替に来た。喫煙室でしばし会話する。 

親父「ばあちゃん、何もなかったか? 何か言わんかったか?」 
俺 「何も。だって意識ないやん」 

親父「こないだ、夜中に起きたんや」 
俺 「へえ。まだ意識あったのん」 

親父「それでな、『●●のおじさんが来たからお茶出したげて』て言うんや」 
俺 「誰やの、その●●のおじさんて」 

親父「ばあちゃんのお兄さんや。もう死んどる」 
俺 「気持ち悪い話やな~」 

親父「すぐ寝てしもうたけどな。せやからわし、気味悪うてここおるのいやなんや」 
俺 「それで俺呼んだんかい!」 

親父 「せや」 

俺はもう一晩世話したが、何もなかった。俺が東京に戻って数日後、ばあちゃんは息を引き取った。 

たぶん意識が混濁しとったせいや思うけど。


478: 名無しさん 2001/07/18(水) 15:37
俺が高校の時の話なんですが、友人にDJやってるやつがいたので、仲間でライブ身に行ったんです。

着いた時には狭い会場いっぱいでずっと後ろだったんですが、友人の計らいで、2階の部屋から見せてもらえることになったんです。DJのブースがあり、その前にお客さんがいる場所、そしてそれ全体を見渡せる場所で楽しんでました。 

その間、仲間の女の子が写真を持っていたので、ずっと撮ってたんです。そして最後の方で、DJブースと客席全体を写したんです。その時はもちろん、会場も変な感じはありませんでした。 

そして、写真ができ上がり、みんなで見ていたんですが、全体を写した写真を見て、みんな言葉を失いました(ホントにみんな止まりました)。
 
そこに写ってたのは、まずはDJブースです。しかし、客席があるはずの場所には、まるでブースを黒板にみたてたかのように、机がずらっと写っているのです。そう、学校の教室そのものです。 

そしてさらに、一人分の足(とゆうより靴)が写ってました。その靴には○○(名前)が書いてあります。その名前を見て、写真を撮った女の子が真っ青になりました。 

「○○って、小学校の時亡くなったウチにクラスの子や」 

誰も口を開けませんでした。その写真は後日、お寺に持って行ったらしいです。
 
写った○○さんと写した女の子は、特に親しかったわけじゃないそうです。別に○○さんも、クラスで浮いていたわけでもなく。結局なぜこの写真に写ったのかは分かりません。 

ただ、写した女の子はよく見るとゆう事実だけははっきりしています。 

484: 名無しさん 2001/07/19(木) 00:12
>>478 
おお~ゾゾっときた・・。

489: 名無しさん 2001/07/19(木) 22:12
>>478 
その写真を想像するとめちゃ怖いよ・・・。

479: 名無しさん 2001/07/18(水) 15:46
茨城県の北の方、福島の県境のあたりを、友人カップルとWデートした。
 
帰りお酒もちょっと飲んだので、国道6号を使って水戸方面に帰るのは怖いので(飲酒検問)、ドライブがてら花園ダム・花園渓谷の山道を通り、いったん西に行き国道118号(だったかな?)へ出て帰ろうということになった。 

山道は道も舗装され綺麗だが、車一台分程度。頂上付近で後ろからヘッドランプが見えた。どうやらバイクのよう。

私は、少しとはいえ飲酒運転中なのでゆっくり走ってたので、狭いが路肩に減速して先に行かせることにした。 

助手席の私の彼女が「どうしたの?」と聞くので、彼女の方に顔を向けて「バイク先に行かせるんだよ」と言いながら、バイクが私の車を抜かしていく音がした。 

その時、彼女が私の肩越しにバイクを見たようだが、すごい顔をした。?と思ったが車を発進。後ろの友人カップルも、さっきまで盛り上がってたのに急に黙ってしまった。 

車は直ぐに左カーブ、もうバイクはいない。バイク速いなーと思いつつ、今度は右にカーブ。とその時、急にそれまでの舗装された道路から砂利道。

車は一瞬制御を失い、後輪が流されだした。慌てた私は思わず急ブレーキを踏んでしまった。 

なんとか何処もぶつけず止まった。「ゴメーン、ビックリした?」と聞く私。彼女は泣きそうな顔で前を指差す。そこには花束とコーラの缶がお供えとしてあった。 

「ああ、ここで誰か事故起こしたんだね」と言う私に、彼女が「もういや!早く帰る!」とかなりパニック。友人たちも早く行こうと言う。そんなに怖いかな?と思いながら走らせ国道へ。
 
コンビニが見えてきたあたりで彼女は泣き出した。「ど・・どしたの?」と聞く私に「お前・・・何言ってんだ?」と友人。
 
「何が?」 

「何がって、さっきのバイク、人乗ってなかったろ?」

480: 名無しさん 2001/07/18(水) 16:08
飯能にある「畑トンネル」ってとこが、一時期心霊スポットとしてすっごい流行ってたんだけど(今は通行禁止かなんか)、3年前、そこに友人数人で行ったんだ。 

いろんなルールがあると思うけど、うちらの聞いてたのは「トンネルの真中で車を止めて、エンジンを切って、窓あけて、目をつぶって2回クラクション」この後、目を開けると誰かの足を手がつかんでるっていう噂だった。 

やろうと思ったんだけどあまりにも他の見物客が多くて、それじゃってことでトンネルの真中の壁際にみんなで潜んで、誰か来たら驚かそうってことになった。うちら以外にも来てた奴も全員ひきこんで。

しばらくすると、車が一台(入口からライト消すから、潜んでるのに気づかれない)。

で、やっぱり真中でクラクション鳴らしてて、「今だ!!」ってみんなでわらわら寄って行ったら案の定、めっちゃビビったみたいで。

その車の運転手に「驚かすなよー!」とか言われながらも笑ってて、少し談笑してその車が行こうとして、ライトつけた先に小さい人影が見えた。みんなも車の人も気づいて、しばらく無言だった。 

んで、運転手が「まさかな」ってライト一度消して、またつけたんだ。そしたらその人影が、あきらかに10mほど前進しててさ。

そこでなにかキレたみたいに、みんなで一目散に逃げ出した。 

485: 名無しさん 2001/07/19(木) 03:22
高校が自転車通学だったのですが、部活で帰るのが遅くなってしまった日の事です。 

疲れていたので、のんびり自転車をこいで話しながら、友人と2人で長くて細い道を並んで走行してました(すぐ近くに国道があったので、車は殆ど通りません)。 

しばらくすると、前方に人が見えました。昼間は見通しの良い一本道なのですが、夜は街灯が少なく、薄暗いので私はライトを付けていました。
 
ライトに照らし出された人物は、サラリーマン風の男性。背広を着て、アタッシュケースみたいなものを手に提げていました。

そのままでもギリギリすれ違える幅はあったのですが、邪魔かと思い、1列になるために少し早くこいで友人の前に出ました。 

男性が通りすぎた後にまた並走に戻ったのですが、友人がずっと黙っているのです。不思議に思った私は「どうしたの?」と聞くと、友人は「そっちこそ!」と言いました。 

何の事か分からなかった私が「私、なんか怒らせる事言った?」 と聞くと、「あんたが先に怒ったんでしょ?急に先に行ったりしてさ」 と言われ、唖然となりました。 

ちゃんと人をよける為に1列になろうとして…と話をしても、友人は、そんな人居なかった、誰も通らなかった。の一点張り。ついに誤解が解けないまま、その日は喧嘩別れの状態になってしまいました。 

次の日、先に学校に来ていたその友人が、他の友達に「昨日○○が私を怖がらせる為にお化けの話をした~!」と笑いながら言っていたので、自然と仲直り出来たのですが、未だに同窓会の時に「あの時は騙された」と言われるのは不本意です。

スーツの型まで覚えているのになぁ。もしかして、騙されたのは私の方なのかも!?

486: 名無しさん 2001/07/19(木) 15:37
数年前、両親が出かけていて、家で妹をあやしながらテレビを見ていた時のこと。 

夜の8時は過ぎてました。妹はまだちっちゃいので、ひざの上に抱っこして一緒に見てたんです。そしたら妹が急に私にかじりついてきて、「おねえちゃん、首」と言ったんです。 

「首が痛いの?私の首になにかついてる?」と聞いてたら泣き出して、「犬さんの首!」と私の後ろを指差すんです。お姉ちゃんは怖かったけど、思い切って振り返ってみました。

でもなんにもなし。妹は犬さんの首が浮いているのを見たというんですが。

487: 名無しさん 2001/07/19(木) 17:49
>>486 
犬のでまだ良かったですね・・・。

488: 名無しさん 2001/07/19(木) 20:10
>>486
犬神ですかね。

494: 名無しさん 2001/07/21(土) 13:27
ベット脇の蛍光スタンドをつけながら、缶ビールを飲み飲み読書をしてました。 

突然でっかい蛾が飛んできて、蛍光灯にぶつかりながら「夏の虫」状態。粉が缶の口から舞い込んでしまったので、蛾を始末した後、台所へ残ったビールを流しに行ったら、缶の中からさっきのとは別の小さい蛾が出て来ました。 

一体いつから入ってたのか、気持ち悪くて吐きました。

495: 名無しさん 2001/07/21(土) 14:01
うちの裏手には公園があるのよ。

公園に面した窓に向かってPCが置いてあるんで、PCいじってると公園も見えるわけ。
 
毎日暑いから、午前中って公園に誰もいないわけ。珍しく9時過ぎくらいに、子供が一人遊びに来てたのよ。ちょうど窓に即したフェンスのところにある植え込みに座って、ガサガサしてたのね。
 
「捨てられたエロ本でも拾いにきたのかな、ご苦労さん」とか思いながらメールチェックしてたら、なんかキナ臭い匂いがしてきたんだ。 

なんだ?と思って窓の外を見てみると、さっき子供がいた植え込みのところから、出火してるじゃん!オイ、おれンち家事にする気かよ!と慌ててバケツ持って消火したさ。
 
周囲を探しても、子供はもう既に逃げた後・・・。ああ、今日出かけなくて本当に良かった。 

497: 名無しさん 2001/07/21(土) 14:51
>>495 
それ、ほんのりじゃなくてホントに怖いよ…。 

ある意味洒落になってないし。>>495が気づいてよかった。

501: 名無しさん 2001/07/21(土) 23:26
>>495 
たしか数日前、中野かどっかで老婆ひとり焼け死んだ放火の犯人も、子どもだったよね。最近のガキはストレス溜まりやすいのかな・・・。
 
ともかく無事でなによりでした。

498: 人差し指 2001/07/21(土) 16:23
この間の寝苦しい晩の出来事です。まさに、ほんのりとした体験でした。

その日、猛暑と仕事で疲れていた私は、いつもよりかなり早めの9時頃に、子供と一緒に就寝することにしました。

疲れていたので、すぐに寝入ることは出来ましたが、早く寝過ぎたのと暑さのせいか、夜中に目が覚めてしまいました。まだ目は閉じたままでしたが、ふと気が付くと、軽く握った自分の左手のひらの中に、何かがありました。

それは誰かの人差し指のようでした。同じベッドに寝ている子供は、自分の右側に寝ているはずです。いつもそうしてますから...。

それに、それは子供の指にしては大きすぎるのです。ドキッとしましたが、目を開けて確かめる勇気はありませんでした。 

それなのに、自分でもどういう訳か分かりませんが、反射的にギュッとその指を握ってしまったのです。それは確かに人間の人差し指でした。 

不思議と恐怖心は湧いてきませんでした。というより、その指はどこかで触ったことの有るように感じで、懐かしくさえ有りました。妻か、あるいは親か...とにかくそんな感じがしました。

そんなことを考えていると、左手の中に握られた指の感触が、スッとふいに消えて無くなりました。

499: 人差し指の続き 2001/07/21(土) 16:24
しかし、今度はすぐ横に人が座っている気配、というより圧迫感を感じました。その圧迫感が段々と重みに変わってきて、体中から冷や汗がドッと出てきました。
 
こんなことは、初めての体験でした。さすがに怖くなってきて、知っているお経を頭の中で何度か唱えました。しばらくすると、その気配も突然スッと消えて無くなりました。 

ほっとして、ゆっくりと目を開け、まわりを確認しましたが、何も変わったところは有りません。子供は静かな寝息を立てて、やはり右側にねていました。 

しばらく横になって、今の出来事を思い返してみました。その時、ふっと亡くなった祖母の記憶が蘇ってきました。
 
自分にとって祖母は母親代わりの人でした。そんな祖母が老衰と院内で感染した病で、余命幾ばくも無くなっていた時の事です。 

週に何度か見舞いに行っていましたが、いつもはただ寝ているだけの祖母が、その日に限って目をぼんやりと少しだけ開けており、私に向かってゆっくりと手を差し出してきたのです。まるで助けを求めているかのようでした。

私はその時、ある種の恐怖心のようなものを感じてしまって、弱々しく差し出されたその手を、どうしても握り返してあげる事が出来ませんでした。

それからしばらくして祖母は亡くなり、自分はその日の事を少し後悔しました。 

感傷的になってると思われるでしょうが、あるいはさっき握った指は、祖母のものだったのかも...と思うと泣けてきました。 

500: 名無しさん 2001/07/21(土) 17:28
>>498-499 
ビールでも飲み交わしながら・・・まさにそんなほんのり怖い話だね!

504: 名無しさん 2001/07/22(日) 16:43
小学校5年生くらいの頃、私も含め4~5人くらいで肝試しによく行きました。 

そこは空家なのですが、いろいろと不可解な点がありまして…。

空家なのに靴や洋服、布団、家具などちゃんとそろってたり、首吊りをした女の人の写真のネガがあったり、テーブルの上に何故か黒の電話と白の電話が並べて置かれてたり(両方共ダイヤル式、白の方は受話器がもぎとられてる)。 

ある日、いつものように中へ入ろうとしました。入り口がボロボロでとても狭いので、前の人が入るまで待っていました。後ろには「はやく行けよ」とせかす友人……… と、いきなり、耳元でとても低い男の声。囁き声で「クルナ…」と…。 

とても小学5年生の声ではありませんし、それに私の隣には誰もいませんでした……。怖くなってそれ以降そこには行っていません。

3年経った今、もうそこは立ち入り禁止になってしまいました。 

いったいあの家では何があったのでしょうか……。

505: 名無しさん 2001/07/22(日) 16:48
家族から聞いたウチのじいちゃんの話。 

危篤状態で、家族で周りを囲んで見守っていたら、もう数日前から意識が無いじいちゃんが、いきなり話し出した。 

「お前達が周りでウルサイから、船に乗り遅れたじゃないか!隣のじいさんは先に乗って行ってしまったのに」 

まさにその時、隣のじいさんが息を引き取っていた事が後に分かって、驚いたらしい。 

亡くなる時には数人がまとまって・・・という事が多いじゃないですか? 気象の関係なのでしょうが、私の住む地域では昔から、船がまとめて運んでいるからだ、と言われています。

506: 名無しさん 2001/07/22(日) 17:08
>>505
で、そのあと爺ちゃんどうなったのよ? 

507: 505 2001/07/22(日) 17:18
>>506
じいちゃん、数日後になくなりました。

508: 名無しさん 2001/07/22(日) 17:19
>>505
そうかぁ。次の便に乗ったんだね。合掌。

・・・あぁ、お盆も船に乗せて流す地域あるね。

509: 名無しさん 2001/07/22(日) 17:37
一昨日、奥多摩にキャンプに行って、たき火用にまき拾いに杉林に入ったら、足元にカセットテープが落ちてた。

見るとそこら中にいっぱいあって、ゴミかなと思ってそのまま林に入ったら、今度は手紙と写真がいっぱい。さらに進むと、木にわら人形と、写真とスニーカーが打ち付けてあった。 

すげー気持ちわるかった。

514: 名無しさん 2001/07/23(月) 00:22
>>509 
こう言う話もクルね。山には当たり前のようにあるし。 

だけど、気になるのは山で焚き火をしたがどうか(大抵の山は禁止。指定場所があったりする)、その焚き火後をどうしたかも気になる(黒く焼けた石やカスを残すのは良くない)。 



510: 名無しさん 2001/07/22(日) 21:54
3年前、私は某会社の倉庫兼配送センターでバイトしていました。 

そこは1Fがトラックの搬入口、2Fの半分は事務所で後は商品の梱包所、3F~5Fは倉庫になっています。私は2Fの事務所で事務の仕事に就いていました。 

蒸し暑い夏のある日、仕事が終わらず残業をしていた時の事です。残っていたのは私とSさんだけでした。ここではSさんと呼びますが、どうしても彼女の名前が思い出せません。 

Sさんは当時35歳で、化粧もせず地味な感じの女性です。「死んだ人の霊より生霊の方が怖いわよ」と急に言い出す事もあり、優しい方でしたが何か不思議な感じのする人でした。 

8:00を過ぎても中々仕事が片付きません。普段は騒々しい所だったので、妙に事務所内がシーンと感じます。彼女も黙々と仕事をこなしています。車の音、虫の鳴き声さえ聞こえません。 

私は急に静けさが怖くなって、Sさんに話をしようと口を開いた瞬間、「ガラガラガラガラァァァ―――! 」と、突然もの凄い音が響きわたりました。
 
驚いて立ち上がると、また同じ音が聞こえます。どうも3Fで、誰かが台車を勢い良く走らせている音の様です。私は咄嗟に泥棒だと思いました。

511: 510 2001/07/22(日) 21:55
「警察に電話して早く逃げましょう!」 

私はそう叫びました。女2人では泥棒に太刀打ち出来ません。Sさんを見ると目を閉じて、何事かを小さな声でブツブツと呟いています。 

「何してるんですか!ここを出ましょうよ!」 私がそう言うと、彼女は押し殺したような、有無を言わさない強い口調で「静かに、黙りなさい。あれは、人間じゃない」とSさんは言いました。 

なにか言い返そうとしましたが、何故か声が出ません。そして一瞬静寂が訪れたかと思うと、今度は違う音が聞こえます。 

「ゴォンゴォンガタン」 

業務用の大きなエレベーターが動いています。事務所からもそのエレベーターは見える位置にありました。私が見た時には3Fに止まっており、▼のマークになりました。 

全身が総毛立ち、逃げようとしても体が動きません。

何かがエレベーターに乗っている!ここに来る!

512: 510 2001/07/22(日) 21:56
そして「ガタァン」と音がして2Fで止まり、「ガ―ン」と扉が開きました。 

その瞬間Sさんは一喝する様な声を出し、金縛りみたいになっていた私は体が動き、とっさに耳を塞いでうずくまりました。 

彼女は何か必死で叫んでいますが聞き取れません。物凄い恐怖でした。私は「助けて!」と心で叫びながら震えている事しか出来ませんでした。 

そんな中突然、髪の毛をグイッと引っ張られ「クックックッグッゥゥ……」 という、泣き声とも笑い声ともつかない男の声を耳元で聞き、私は失神してしまいました。 

気がつくと彼女に「もう大丈夫だから帰ろう」と起こされ、私達は逃げるように家に帰りました。 

不思議なのは、家に帰った時間が12:00を過ぎていた事です。気を失っていた時間は5分ほどだったと彼女に聞いていたし、感覚的に9:00頃に起こった事だと思っていたからです。 

3日後(会社を休んだ)彼女に会うと、右半身に真っ赤な湿疹がでていました。「心配しないで~」と笑っていましたがあれは何故でしょうか。 

その時の事は私には恐ろしすぎて、その話題を口にする事なく会社を辞めました。Sさんは御主人の転勤で九州に行かれたそうです。 

エレベーターに何が乗っていたのか、Sさんにしか解りません。あまり霊感の無い私でも、得体の知れないモノの気配は感じました。私は音と声だけしか聞いていませんが、あの声は今でも耳に残っています。 

あんまり怖くない上に長文ですいません。でも実話ですので許して下さい。

513: 名無しさん 2001/07/22(日) 23:15
>>510-512 
よかったす。落ちがはっきりしていないところが実話の味わい。

514: 名無しさん 2001/07/23(月) 00:22
>>510-512 
実際の体験なんて、血まみれの顔が近くにあったり、意味のある言葉を語られるのではなくて、その異様な雰囲気が忘れられないんだよね。この話はその様子がよく出ている。 

だから脅かしがない方が十分リアル。 

【その9へ】