445: 名無しさん 02/03/25 12:44
ある新婚夫婦が、東南アジアのとある国へ新婚旅行に出かけた。 

地元の服を買いたいという妻の要望で、二人はわりとこぎれいな服屋へと入った。店には店長らしき年配の男が一人と、若い店員が一人だけだった。
 
民族衣装を簡単なドレス風に仕立てた服に眼をつけた妻は、試着してみる、と試着室へと入っていった。夫はしばらく時間がかかるだろうとみて、店内をうろうろと見てまわっていた。 

2分ほどして試着室の前に戻ってみるが、妻はまだ出てくる気配がない。5分たち、10分たつが出てこない。おかしいと思った夫は、中に声をかけてみるが返事はない。

思い切って試着室のカーテンを開けてみると、そこにいるはずの妻の姿がなかった。 

自分がうろうろしている間に試着を終えて出てしまったのだろうかと思い、店内を探してみるが見当たらない。店外に出てしまったかと思って外を見てみるが、やはりいない。 

男はパニックになりながら、日本にいる頃ネットで見た、人身売買に関する嫌な話を思い出した。 

途上国では試着室に仕掛けがしてあり、試着室に入った女性をさらって売り払うような事件がある、と。 


446: 445 02/03/25 12:45
男は試着室の中を調べてみた。

回転扉のようなものは見つからないが、コンコンと叩いてみると壁の向こうに空洞があるように思える。とはいえ、木造のあばら家のような店なので、すべてが空洞といえばそうである。 

しかしもし妻がさらわれていたら、事は一刻を争う。夫は店を飛び出し、近くの雑貨店に駆け込んだ。数分後、雑貨店から出てきた夫は、手に何かを入れた紙袋を持っていた。 

服屋に戻った男は、わき目も振らず店長のもとへと歩み寄っていった。ものすごい形相でせまってくる夫の姿を見て、店長は驚いて固まっていた。 

夫は紙袋の中に手をつっこみ、いま買ったばかりの果物ナイフを取り出し、そのまま店長の首筋に当てた。 

447: 44502/03/25 12:45
「Get me back, my wife」 片言の英語で夫が言う。

店長は目を白黒させながら「I don't know」 と、これまた片言の英語で返している。 

異変に気づいた若い店員が店外に出ようとするが、夫は「Stop!」と叫んで店長に当てたナイフに力をこめた。店員は酷く困った様子で立ち止まった。 

「Get me back, my wife, now!」 

夫が叫ぶが、店長は首を横に振るだけだった。次の瞬間、男はナイフを店長の腹に突き刺した。 

「Now!」 

夫が続けて叫ぶが、それでも店長は首を横に振るだけだった。 

448: 445 02/03/25 12:45
その時だった。 

「あなた、なにしてるの!?」 

聞き覚えのある声に振り返ると、店の入り口に妻が立っていた。唖然とする夫。力が抜けたようにその場に崩れ落ちる店長。店を飛び出して助けを呼びに行く店員。そしてその様子を呆然と眺める妻。 

妻は、試着中に突然おなかが痛くなり、トイレに入っていた。
 
その間に夫が戻ってきて、妻が消えたと勘違いしてナイフを買いに出てしまった。そこへ妻が戻ってきて、夫は外に出たと聞き、自分も店を出た。 

それと入れ違いに、夫が戻ってきてしまったのだった……。 

449: 名無しさん 02/03/25 16:34
>>446-448 
それは後味が悪い話じゃなくてホッとする話では。

450: 名無しさん 02/03/25 16:56
>>449
後味悪いんじゃないか? 

無実の店員に傷害起こしてるし、その根拠がネットの情報だろ…。

455: 名無しさん 02/03/25 23:55
>>450 
後味が悪いね。

夫の今後を考えると、夫は自分の思い込みだけで犯罪を犯しているわけで、ネットだの達磨と言ったところでどうにもならないだろうからね。

391: 
名無しさん 02/03/23 18:57
昔空襲で町が炎に包まれ、少年だった「私」は必死に逃げた。

なんとか助かったものの、焼け出されて
家財道具が何もない。何か焼け残りがないか、辺りを掘り返していると、一枚の波状のトタン板が。

剥がして見るとその下はちょっとした空間ができており、全裸の少年が四つん這いでいた。一瞬びっくりしたものの、すぐに様子が変なことに「私」は気づく。少年の体が妙に透けているように見えるのだ。

近づいてわかった。炎に追われてここに逃げこんだのだろう、少年は蒸し焼きになっていたのだ。
 

「水餃子の皮のように、ぷるぷるした感じになっていたよ」 

朝●新聞の誰かのコラムだったかも…人間水餃子!!

392: 名無しさん 02/03/23 22:05
>>391
うげげ(泣)・・・。

「空襲の時はこの辺も死体がごろごろで…防火用水(?)に上半身突っ込んだままの死体は、上半身が煮えてて、下半身が炭になってたんだよ」 ってな話を、高校の時に上野でカレー喰ってた時に、たまたま隣に座ったおっさんに聞かされて、欝になりながら帰って来たさ… 。

「話聞いてくれてアリガトな」って感じで、ゆで卵1個奢ってくれたけど(その店の常連さんだったらしい)。

393: 名無しさん 02/03/23 22:12
>>392 
それで、カレーの後味が悪くなったと。 

で、いい?

394: 名無しさん 02/03/23 22:35
>>393
OK

400: 名無しさん 02/03/24 00:25
カレーつながりで便乗。 

1~2年前にTVのニュースで見た事件だったかなあ。 

幼い男の子が、レトルトパックのカレーを盗み食いした罰で、両親に酷い折檻をされて殺された事件。すごく後味悪かった。その子は食事も満足に与えられず、常に虐待を受けていたそうな。 

それ以来、自分はボンカレーが食べられません。 

近所の人の証言ではガリガリに痩せこけて、町内を彷徨っていたそうな。コンビニで食べ物を万引きした事もあったけど、店員は可愛そうに思って警察沙汰にはせず、菓子パンをあげたとか。 

つか、警察沙汰にしていれば、おまわりさんは子供の異変に気付いたと思う。近所の人は見てるだけで何もしないってのも後味悪い。

399: 名無しさん 02/03/24 00:17
映画「シンプル・プラン」 

妊娠中の妻とともに平凡な日常を送っていた主人公は、ある日、兄とともに大雪原に墜落していたセスナ機を発見する。その中にはミイラ化したパイロットの死体と、大金の入ったバッグが。

やがて兄の悪友をも巻き込み、大金をめぐってお互いが疑心暗鬼になり、人間関係はギクシャクしはじめる。

もしかしたら盗まれた金かもしれないということで、主人公は兄と兄の悪友に黙っているようにクギを刺すが、兄の悪友は大金が自分に回ってくることを見越して、金遣いが荒くなる。

大金のことが漏れることを危惧した主人公は、兄の悪友をおどかしてそのことを黙らせようとするが、口論のはずみで銃撃戦になりそいつを殺してしまう。兄とともに殺人をうまく事故に見せかけ隠蔽するが、良心の呵責に耐えられなくなった兄は自殺。 

ラスト近くで、主人公の知人の警察官が、セスナ機の墜落の事件の調査結果を知らせる。 

あのセスナは強盗が奪ったものであり、中に入っていた大金も盗まれたものだった。しかも、番号はすべて控えられていて、使ったらわかるようになっているという。絶望した主人公は、隠していた大金をすべて焼却する・・・。 

大まかなストーリーはこんな感じ。大金を手にしたことで、平凡な生活がじわじわと蝕まれていく辺りがコワー。



403: 名無しさん 02/03/24 01:14
15、6年前(私は小学校の高学年くらいだった)に、水曜ロードショーだかゴールデン洋画劇場だかで見たんだけど、「悪魔の追跡」っていう映画、誰か覚えていませんか? 

ある町がまるまる変なカルト教を信仰してて、キャンプに来てた2組くらいの夫婦が、人間をいけにえにささげる儀式を目撃してしまい、そのカルト教集団に追いかけられて、すごい必死で逃げる話。 

家族みんなで見てたんだけど、見終わった後は家族5人がみんな、目も口も広げて愕然としていた・・・。
母親も私も未だに「後味悪い=悪魔の追跡」と即答できるほどです。
 
たぶん最後悲鳴を上げていたかも。 映画撮った方にしてみたら、大成功なんだろうが・・・。

411: 名無しさん 02/03/24 01:48
>>403 
俺は見てないんで、検索してみたらいっぱい引っかかった。 

で、ラストが印象的なのはわかった。救いがなくて衝撃的らしいのも。ところがどんなラストシーンなのか具体的に語ったのはないんだ。これが。 

…気になるよう。コッソリ教えてくれないか?

414: 名無しさん 02/03/24 02:20
>>411 
ようやく邪教の集団から逃げ延びたと思い、キャンピングカーを止めて一息つく主人公たち。突然キャンピングカーを取り囲むように火柱が上がり、さらにその周りには邪教の集団が大量に・・。
 
ここでいきなり終わります。

415:名無しさん 02/03/24 02:39
>>414 
サンクス。確かに後味悪そうだ。

416: 名無しさん 02/03/24 07:25
>>414 
結局逃げ延びる事は出来ず、皆死んだって事なんだねー。 

俺ならそこで「改宗させてくれ!」って言って、家族に後味の悪い思いをさせそうだ。 

425: 名無しさん 02/03/24 14:53
私も子供の頃「悪魔の追跡」テレビで見て、凄く怖かった覚えがある。その後ビデオでみたいなと思いつつ、つらつら探してたけど、レンタル屋でおみかけしたことないなあ。

427: 403 02/03/24 15:17
うぁーい、悪魔の追跡見たことある人がいて嬉しい。 

子供だったから、マジで主人公と一緒に逃げてる気分だったんだよね。だから最後、まるで自分が燃やされたかのようなショックを受けた・・・。 

※「悪魔の追跡(Race With The Devil)」予告編



433: 名無しさん 02/03/24 16:12
20年近く前の時代の、洋画劇場のセレクションは良かったね。 

俺はまだせいぜい小学生低学年だったが、マセてたのでよく見てたよ。B級ホラー、B級アクションを沢山放映してた。ちょっと前までは日曜洋画劇場が渋いセレクションをしてくれてたが、淀川センセが亡くなってからはチョットね・・・。 

面白いB級映画とかたまに放映してれ。

434: 名無しさん 02/03/24 16:18
>>433 
そうですね。 そのテの映画の宝庫だった「木曜洋画劇場」も最近は妙におとなしいようだし…。 

ヒドい映画やった後に、「あなたのハートには何が残りましたか?」ってのが楽しかったんだけど…。

※木村奈保子1:00~あなたのハートには、何が残りましたか?


474: 名無しさん 02/03/27 01:03
体に障害のある「ワルイ」人の話。 

この人は町に出ては、気のよさそうなねーちゃんばかり狙って、ナンパを繰り返してる(私は体が不自由なので、手伝って下さいとかナントカ)。
 
で、30~50人に一人は「・・・私でよければ」と、言ってくれるらしい。 で、ソイツはデートの終わりの方に、体まで要求するとか。

で、やっぱ100人に一人くらいは「・・・はい」っていうことに(「ボクの体が不自由だから、あなたはイヤなんですね」とか言うんだと)。 

で、ソイツが語るには「街のナンパ男は、顔やお金で女の子の気を引く訳でしょ。でもボクには この不自由な体しかない訳で。だったらソレを武器にしても良いわけで~」
  
少なくとも、コイツのところへにオイラが納めてる税金が行くのは、やめて欲しいと思った。

479: 名無しさん 02/03/28 03:07
>>474 
人の優しさにつけこむヒドイ奴だな。 

475: 名無しさん 02/03/27 16:41
>>474 
後味悪いっつーより胸くそ悪い話だ…。

479: 名無しさん 02/03/28 03:07
>>475
そんな優しい子達がヤラレてると思うと、後味が悪いというか胸糞が悪いね。

478: 名無しさん 02/03/28 03:04
>>474 
みんな優しいのねぇ・・いい話だ。

481: 名無しさん 02/03/28 03:25
>>478 
この話が美談に思えるのか? 

482: 478 02/03/28 04:09
>>481
人の優しさに触れたように思えない? 

身障者のハンデを思えば、その程度のしたたかさは、ナンパテクとして認められると思うがなぁ・・。

486: 名無しさん 02/03/28 12:37
>>482 
優しさを利用してるのが糞なんだよ。 

「ボクの体が不自由だから、あなたはイヤなんですね」なんて言い方は、脅迫以外のなにものでもない。「ボクはこんな体なんですけど、お願いします」 とかなら美談になるかもしれんが。

489: 名無しさん 02/03/29 01:55
同情だろうがなんだろうがやれりゃいいっていう心が、この障害者の真の障害だね。

490: 名無しさん 02/03/29 02:52
>>489 
うまいっ。

497: 名無しさん 02/03/30 00:04
これからの殺し文句は「僕がキモイからやらせてくれないんですね!?」でキマリ☆

498: 名無しさん 02/03/30 01:23
>>497 
「キモイから」だったら「わかってんじゃん」で終わりそうなんだが… 。

499: 名無しさん 02/03/30 05:57
「僕のからだが不自由だから」に対しても「わかってんじゃん」で済ませられりゃいいのにね。
 
って言うか不自由でも百人に一人はやらせてくれるそうだから、キモクても百人に一人はやらせてくれるかもね。

500: コピペ 02/03/30 22:04
はじめて、お便りします。あずきといいます。
 
関越道でのお話です。私は過去、人に言えない事件を起こしています。 

私は埼玉の所沢という所に住んでいて、東京から帰る時は関越道を利用します。夜、21:30くらいに、東京での仕事を終え、帰路に着きました。 

あいにくの雨で視界が悪く、ちょっと鬱な気分でした。新宿から青梅街道を通り高円寺を板橋方面に曲がる時、信号待ちの人の中に「あれ、どこかで見た」と感じる人が立っていましたが、急いでいる事もありそのまま関越へ向かい、そのまま車を走らせました。 

雨なのに傘も差さずに、その女の人は緑色の三角布を首の下で結んでいて、何重にもスカートをはいていて、床まである長さのものを着ていました。何だか昔風の感じでした。 

女の子は腰の上まで伸びたお下げで、頭の中央に赤いリボンで結んでいました。服装は覚えていませんが、女の子も昔風の感じがしました。 

車が目白通りに入り、練馬区役所の手前のスーパーのところで何気にその方向を見ると、親子連れの傘を差さない後ろ姿を、またしても見たのです。

この時はただ不思議だなという感覚だったのですが、関越に乗る寸前に、今度は確信したのです。なんとその親子連れは、まるでヒッチハイクでもするかのように片手を挙げていたのです。 

私は恐怖のあまりアクセルを開けて、振り向く事もできずにただ前のみを見て、カーステレオのボリュームをいっぱいに上げて車を走らせてのです。ミラーはどうしても見られませんでした。 

所沢料金所までたどり着き料金を払おうとした時、ブースの人がなんか独り言を言ったような気がしました「やっぱりこうな・・」 

その時、後ろ座席に気配を感じてミラーを見ると、あの親子連れが座っていたのです。そして小さな声で「やっぱりこうなると・・・」 

もうそれ以降は覚えていません、ただ覚えているのは信号が赤だったけどそのまま突っ込み、右方向から来る車の強烈なライトが一瞬まぶしかったことです。 

今、私は冥界の入り口にいます、でも、どうしても先に進めません。 

どうしたらいいんでしょうか、自分には見えているんです、仏壇の前で手を合わせてくれている母親が。そしてそこに刑事が訪ねてきていることも・・。 

そして今まさに、刑事が母親に向かって言おうとしていることがわかるんです・・ 。

「お母さん、息子さんの車の中から実はこんなものがでてきまして・・言いにくいですが、3年ほど前のひき逃げ事件で亡くなられた親子の、服の切れはしなんです」 

506: 名無しさん 02/04/01 10:16
>>500 
てゆーかどうやって書き込んだんだよ!? (w

【その8へ】