【その10】
流星


101: 通常の名無しさんの3倍 01/10/09 11:30
 大スクープ!

さっき友軍の通信傍受したんだけど、ガルマ様が戦死だってよ!


103: 通常の名無しさんの3倍 01/10/09 13:07
>>101 
嘘つくな!

※0079年10月4日:
ジオン地球攻撃軍司令ガルマ・ザビ大佐、北米にて戦死。

120: ジオン兵α 01/10/12 02:23
上官のシャア少佐には困ったもんだ。あの人が俺の作戦提案飲んで、WBの作戦さえ読んでれば、ガルマ様が死ぬことは無かったってのに・・・。

まてよ・・・まさかシャア少佐はそれを狙って!? 

・・・まさか、な。

121: 名無しのフェンリル隊 01/10/12 02:30
>>120 
それなんだが、先日作戦行動中に偶然通信を…あ、いや、その、なんだ。 

確証ないしな、忘れてくれ。

125: 通常の名無しさんの3倍 01/10/12 23:32
>>121 
まさか本当にシャア少佐が・・・?

128: 名無しのフェンリル隊 01/10/13 16:12
>>125 
悪いがその件は忘れた方がいい。アンタのためだ。 

…振り向くなよ、向こうに親衛隊がいるんだ。

126: 仮面の男 01/10/13 00:38
フッ…坊やだからさ…。

153: ジオン軍広報官 01/10/19 03:03
1カメ、2カメ、準備はいいか! あーん?マイク一つ調整すんのに何分かかってんだゴラァ! 

…ふぅ、ガルマ様国葬全国放送もあと少し、か。なーんか、TV屋やってた時と、仕事があんまり変わらん気がする…。

※0079年10月6日:
サイド3のズム・シティにてガルマ・ザビ国葬。ジオン公国総帥ギレン・ザビが全地球規模の演説を行う。ランバラル隊、ホワイトベース討伐に派遣される。

 

※0079年10月6日頃:
ガルマとは相思相愛の仲であったイセリナ、ガルマの敵討ちに参加するが失敗し、深手を負っていた彼女は、ガウから転落し死亡。遺体はアムロたちによって埋葬された。

 

73: WBクルー(コック見習い) 01/10/02 00:40
あーー、タムラさん!!いい加減つまみ食いはやめてくださいよ! 

あれ?警報??右弦機銃に行ってきますね。

※おそらくこの戦闘でホワイトベースの食糧庫に被弾、塩不足問題が発生し、ホワイトベースは塩湖を目指すことになる。

111: ランバラル隊管制オペレータ 01/10/11 03:02
はぁ、又ハモン様の悪い癖が始まったよ・・・。 

なんであんな子供に色目なんてつかうんかね? 薄汚れたマントなんか羽織っちゃって、目つき悪りぃガキだな・・ ・。

そういやこの前、ラル様が新型のテストに行ってる時に、配属されたばかりの新人が、こっそりカーゴのテントに呼び出されていたよな・・その後、何故だかラル様に木馬索敵の斥候に任命されて、帰ってこなかったけ・・。 

「ヒューヒュー!」 
「あやかりたい、あやかりたい」 

あ~本心はあやかりたく無いね。触らぬ神に祟り無しってね。 

そういや次回の作戦では俺、ハモン様と2人きりになりそうなんだよな・・ハァ、ゲリラ屋本来の仕事がしたいよ・・。

112: 少年兵@グラナダ 01/10/11 15:10
>>111 
ハモン様は大人の色気があってまだいいですよ。 

僕なんて、幼年学校出たばっかりでグラナダに送られて…船乗りに憧れてたのに、気が付いたらザビ家の近辺警護ですよ? 

仕事は楽なんですけど、結構不気味なこともあって、同郷の友達は、2種勤務の時にいなくなったと思ったら2週間くらいして帰ってきて、いきなり少尉に昇進だって。 

地球のオデッサに異動だって言ってたけど、あれ以来あんまり口聞いてくれないんです。 

なんかげっそり痩せてたし…隊長は「軍機」だってなにも教えてくれないし…。

91: 技術開発部(酸素欠乏症) 01/10/07 20:16
ザクの上半身とマゼラ・ベースを合体させマニュピレータを交換してザクタンクか…。 

じゃあ、グフの上半身にマゼラ・ベースを合体させてグフタンクかぁ。

ラル大尉に「ザクタンクとは違うのだよ」と言ってほしいなぁ。

バンダイ 1/144 MS-06V ザクタンク
バンダイ 1/144 MS-06V ザクタンク

5: 連邦歩兵 2000/12/22(金) 02:50
歩兵はいつも命がけ。 だって、グフ相手に手榴弾と手持ちのマシンガンじゃなー。 

しかも操縦の下手な味方に踏み殺されかかった。

※0079年10月11日:
レビル大将、オデッサ作戦のため部隊集結を急ぐ。連邦軍第3軍、ドーバー海峡を横断。

113: 連邦軍従軍カメラマン 01/10/11 22:16
今さー、ドーバー海峡渡ってパリの近くなんだけどさ。 

俺初めてレビル将軍に会っちゃったよ!一緒に写真撮っちゃったよ! ぱっと見ただのじーさんなんだけど、やっぱ貫禄あるよなー。 

それに引き換え、なんなんだあのエルランって野郎は! カメラ構えたらものすげー勢いで「撮るな!」って怒鳴りやがった。 

なんか後ろめたい事でもあるのか、あの参謀様は・・・。

114: 下っ端参謀 01/10/11 22:59
>>113 
あ~エルラン中将は、とかく噂がありますね。参謀上がりの人を悪く言いたくは無いけど。

副官のジュダックは、言葉にへんな訛りがあるって士官学校の頃から上級生に目付けられて、良く制裁くらってましたよ、ってそれ俺等ですけど(w、

116: 連邦軍従軍カメラマン 01/10/12 00:58
>>114 
噂・・・ですかい、こりゃちょっと聞き捨てならんなァ・・・その副官のジュダックって野郎もなんか臭えェ・・・ 。

よっしゃ、ちょっとツツいてみるか。俺、情報部に知り合いがいるから、ちと調べてもらいますよ。

いやいや、心配しなくても大丈夫。ダンナから聞いたって事は秘密にしておくからさ。これでも俺、従軍する前はちったあ名の知れたパパラッチだったんですぜ。その辺の事はちゃーんと心得てますって! 

だからダンナもさ、それとなくジュダックの野郎を監視してくんないかな。多分、エルラン中将は自分じゃ動かねーと思う。動くとしたら奴だ。 

じゃ、なんかあったら連絡してくれよ。頼んだよ、参謀のダンナ!

123: エルラン側近兵 01/10/12 02:51
>>116 
そういえばこの間青い髪の、気持ち悪い喋り方する奴と通信していたな・・・連邦の士官で見たことが無い顔だったし、妙にオドオドしてたしな。 

まぁ、俺はこれ以上突っ込みたくはないが、有益な情報が入ったら教えるよ。

124: 連邦軍従軍カメラマン 01/10/12 21:07
>>123 
青い髪の士官ねェ・・・見たことねェな。 

よし、人事のデータベース覗いてみるか。例の情報部の奴にさ、コッソリとpass教えてもらってあるんだよね。 ああ大丈夫、アンタのファイルなんて覗かないから安心しな。 

ところでさ、モノは相談なんだけど。エルラン中将の執務室に盗聴器仕掛けらんねえかな。もちろんタダでとは言わないよ。
 
じゃ、うまくいったら連絡くれよ。頼んだよ!

130: エルラン側近兵 01/10/14 11:29
>>124 
エルラン中将をマークしてたんだが・・・とてつもない事を知っちまった。 

悪いことは言わない、この件にはもう関わらない方がいい。んたの知り合いの諜報部員に伝えてくれ。「エルラン中将から目を離すな!」と。 

それ以上は言えない・・・。

134: 連邦軍従軍カメラマン 01/10/16 00:26
>>130 
おいっ!側近兵さんよォ!おいっ!チッ!切れちまった。大丈夫かなアイツ・・・。 

なんかとんでもねー事になってきたぜ。こりゃ相当でかいヤマ当てちまったな。奴の言う通り、これ以上首つっこんだらやべーだろーな・・・。 

そう言やァ、軍の人事データベースじゃあ「青い髪の士官」はヒットしなかったっけ。その代わり、別の所でヒットしたんだ。情報部の機密ファイルの中。 

そのファイルは、敵さんの地球攻撃軍指揮系統に関する調査報告書だった。俺の知ってるPASSじゃ全部読めなかったけど、どうやら「青い髪」はオデッサの人間らしい。 

こりゃあ・・・ほぼ決まりだな。側近兵のにーちゃんがうろたえるのも無理ねえよ。

どうすっかな、なんせ相手は中将様だ。俺もケツまくって逃げちまおうかな。>>133の参謀のダンナからの情報からすると、すでに情報部も動いてる様だし、後は奴等に任せておけば・・・。

でもなー、俺の中に流れるパパラッチの血が騒ぐんだよなー。 

まあ、いいや。とりあえず情報部の奴とコンタクト取ってから決めるか。 ええと、奴の軍アドレスは・・・。 

ん?うわっっ!!誰かハッキ

132: 下っ端参謀 01/10/14 23:08
あぁ、忙しい!

いきなり上から「エルラン中将の司令部が壊滅した想定でシミュレーションやれ」って言われて、土日返上で図演ですよ。 

図演の結果、このままでは中将の受け持ち戦域がやばいってんで、総司令部のレビル将軍のビックトレーはコンピュータ載せ換えたり、大騒ぎになりました。

しかしホントにエルラン中将は上から信用されてないなぁ。なんぼ戦下手でも、いきなり司令部奇襲はされないでしょうに。

148: 連邦軍従軍カメラマン 01/10/18 22:47
すぱー・・・ふー・・・あータバコがうめー・・・どうすっかな、これから・・・。 

くそ、あれからロクに寝られりゃしねェ。俺が嗅ぎ回ってるのがバレちまったからな。俺の軍アドはマークされただろうから、もう誰にも連絡取れねえし。 

憲兵隊・・・無駄だな。事情を話した所で証拠は無えし、不正アクセスがバレたら重罪だ。それに、エルランの息がかかった奴が何処に居るとも限らねェ。

だとしたら、何故あのハッキングからこっち、手を出してこねえんだ? どっかで俺を監視してるのか? 

やっぱ全部放っぽりだして逃げちまおうかな・・・このドイツの「黒い森」の中でか? ダメだ、一番近い街で50キロあるし、それこそ脱走になっちまう。 

しかしよー、いくら他部隊との合流待ちだからって、2日もこんな所に居るこたあねえだろうよ。 

もう一本・・・ちっ、もう全部吸っちまったか。えーと・・・ 

「私ので良ければ吸う?」 

「!」

155: 連邦軍従軍カメラマン 01/10/19 20:47
「だっ、誰だアンタ」(いつの間に・・・まったく気配を感じなかったぜ) 
「そんなに驚く事ないじゃない」 

「だから誰だよアンタ」(すげえ美人だが・・・部隊にこんなウェーブいなかったぞ) 
「まあ、ひどい顔。従軍カメラマンっていつも睡眠不足なの?フライデー軍曹」 

「!何故俺の名前を・・・」 
「吸わないの?」 

「誤魔化すなよ。一体アンタ誰なんだ?」 
「その口の訊き方はないんじゃない?上官に対して」 

「えっ?ああ、失礼しました少尉殿。で、少尉殿はどちらさんで?」 
「先程合流した部隊の者だけど」 

「いや、そうじゃなくて。俺が聞きたいのは・・・」 
「ねえ軍曹。私、貴方とちょっとお話したいんだけど。私の部屋まで来てくれないかしら?」 

「話?」(やべ、今丸腰だ・・・ポケットカメラしか無ェ・・・) 
「ええ。あのビックトレーに私の個室があるの」 

「個室?ここじゃダメなんですかい?」 
「ダメよ。話は『例の件』についてだから」 

「!」 
「どうする?」 

「ひとつ訊きたいんですがね、少尉殿。アンタ俺の味方かい?それとも・・・」 
「少なくとも敵じゃないわね、今の所は。貴方次第よ」 

「・・・解りましたよ。お伺いしましょ」 
「そ、良かった。じゃあ付いてきて」 

注)ウェーブ=女性軍人

156: 通常の名無しさんの3倍 01/10/20 00:27
>>155 
わわ、凄い気になる展開。 

美人少尉と、密室で何が行われるのか・・・どきどき・・・。

164: 連邦軍従軍カメラマン 01/10/20 23:18
「そこに座って。なにか飲む?」 
「・・・」 

「なに黙ってるのよ。安心なさい、この部屋はクリーニング済みだから」 
「少尉殿、アンタもしかして情報部の人間かい?」 

「察しが良いわね、その通りよ。で、何にする?」 
「・・・そうか。あ、いや結構。それより少尉殿、アンタは・・・」 

「そうね、まず自己紹介するわ。私は地球連邦地球軍情報部欧州方面課所属、フミコ・ミネ少尉よ。よろしくね」 
「フミコ少尉、ね。俺は・・・」 

「知ってるわ。地球連邦地球軍総務部記録広報課所属、フライデー・コーダン軍曹」 
「すべて調査済みって訳ですかい?」 

「ええ、軍曹の前歴もね。貴方、随分と派手にやっていたのねえ。訴訟まで起こされてる」 
「そんなの裁判所ごと、いや、街ごと吹っ飛んじまいましたよ。それより話を」 

「そうね。でもその前に」 
「は?」 

「ポケットの中の物を出しなさい。変な写真撮られたらたまったもんじゃないわ」 
「!」 

「あんなフォトデータを大量に集めてるなんて。もしかして貴方、変態?」 
「じゃあ、あのハッキングは・・・」 

「そ、私」 
「なっ、何てことしやがるんだアンタ!おかげで俺は、俺はなあ!」 
「言葉遣いが無礼よ」 

「ぐっ!・・・失礼しましたあ、フミコ少尉殿」 
「よろしい、フライデー軍曹。説明するけど、あのハッキングはエルラン中将から貴方を守る為だったの。あと少しでバレる所だったんだから。でも、もう大丈夫だと思うわ。貴方のデータ丸ごと消したから。感謝してよね」 

「丸ごと?!あぁ、俺のコレクションが・・・」 
「軍曹、貴方は自分の命と変な写真と、どちらが大切なの?」 

「うーむ、難しい質問ですな」 
「バカ言ってないで早くカメラを出しなさい!」 

「はいはい」 
「まったく・・・。もういいかしら、話」 

「はぁー。もう何でも訊いて下さいや、少尉・・・」

172: 連邦軍従軍カメラマン 01/10/23 00:36
「・・・エルラン中将の部隊に?」 
「ええ、従軍カメラマンとして。表向きはね」 

「何で俺なんです?情報部には腕っこきが集まってる筈だ。フォーカス軍曹は?」 
「情報部は今、オデッサの情報収集に手一杯なの。貴方のお友達もすでに任務に入っているわ」 

「内部調査にまで手が廻らないって訳ですかい」 
「そうなの。コトがコトだから、直ちに手を打たなければならないのに、情報部で今すぐ動ける人間がいない。それに・・・」 

「?」 
「この件に関して、貴方以上の適任者はいないわ」 

「なるほどねえ・・・」 
「行って貰えるかしら?」 

「・・・いいでしょう、行きますぜ」 
「いいのね?これは正規の任務じゃ無いのよ?」 

「どうせ断ったらタダじゃ済まねェんでしょ?」 
「憲兵隊に不正アクセスを告発されるか、宇宙軍でボールに乗るか、選んで貰う事になると思うわ」

「怖いねえ・・・まあ、俺もこのままケツ捲っちゃあ面白くねェとは思ってたんで」 
「有り難う、フライデー軍曹。期待してるわ。では詳細はワルシャワで連絡します。話は以上よ」 

「フミコ少尉」 
「何か?」 

「報酬は無ェんですかい?こっちも危ねえ橋を渡るんだし」 
「報酬?」 

「ほら、よく言うでしょ。美人スパイが人にモノ頼む時ゃ・・・」 
「そんなにボールに乗りたいの?軍曹」 
「?! いや、冗談ですよ少尉、冗談」(チッ) 

「フフッ。ま、任務が成功したら考えてあげてもいいわよ」 
「よっしゃ、その言葉忘れんで下さいよ、フミコ少尉殿」

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