2014年12月3日に打ち上げられた「はやぶさ2」が撮影した小惑星「リュウグウ」の画像が公開された。

小惑星「リュウグウ」は地球から約3億km離れたところにある小惑星で、直径は約900m。地球からの望遠鏡による観測によると球状をしていると思われたが、実際に撮影された「リュウグウ」はそろばんの玉のような形をしていた。

ちなみに3億kmは、時速100kmの車で行くとしたら300万時間、1万2千500日、342年と6か月ほどかかる距離…時速1000kmのジェット機で行ったって34年以上…この距離を、「はやぶさ2」はスイングバイ等をしながら総飛行距離52億kmの旅をしているんだけどね…(´・ω・`)…。

「リュウグウ」の画像は2::00~、会見が長いのでざっくりまとめました。

・6月21日時点で「はやぶさ2」は「リュウグウ」までの距離76kmに到達。現在、秒速40cmで「リュウグウ」に接近中。

・6月27日前後に「リュウグウ」に到達(距離20km)、以後、観測を行いながら徐々に「リュウグウ」に接近。9月以降タッチダウンとサンプル回収を行い、小型着陸ローバー「ミネルバ2」(3機搭載)、およびドイツとフランスが開発した小型着陸機「マスコット」を投下。

・2019年3月頃、クレーター生成用のモジュールを発射し、サンプル採取。およそ18か月に渡る観測を行った後、2019年末頃小惑星を出発、2020年末ごろ地球帰還予定。