返還されて50年を迎えた小笠原。父島2000人、母島500人ほどの人口で、週1便の定期船「おがさわら丸」船で東京から片道24時間かかる。

「おがさわら丸」の時刻表を調べてみたところ、東京11:00発(1日目)→小笠原11:00着(2日目)→小笠原停泊(3日目)→小笠原15:30発(4日目)→東京15:30着(5日目)と、最速で往復5日間かかる…。

固定翼機が発着できる滑走路がないので、急病人は自衛隊に搬送を依頼して、病院まで平均9時間。写真を見ると海上自衛隊の救難飛行艇US-2みたいなので、父島基地に急病人を運んでUS-2に収容するのかな?



海上自衛隊父島基地。陸揚げされてるUS-2が海へ入るスロープかな?


父島より約50km南に位置する母島で急病人が出たらもっと大変…父島基地からヘリ発進→母島の急患はヘリとのランデブーポイントへ→母島でヘリに急患収容→父島に戻ってUS-2に急患収容→本土の病院へ…そりゃ9時間かかるね…。

検討されているのは1200m程度の短い滑走路で、機体は50人乗り程度のプロペラ機…それでも本土まで2時間半かかる…小笠原村議の中には、いつできるかわからない滑走路ではなく、自衛隊への早急なオスプレイの配備を切に訴えかけてる議員もいました…。

悪天候の夜間だって急患は出るだろうし、自衛隊の皆様いつもご苦労様です…小笠原のみんながお腹痛くなりませんように…(´・ω・`)…。