1912年4月14日23時39分、タイタニック号の見張り員が進行方向に氷山を発見したことから始まった一連の沈没の様子をリアルタイムで...。

見てたら映画見たくなっちゃった...ローズやジャック、スミス船長、トーマス・アンドリュー、マードック航海士、オーケストラが演奏を続けたあの出来事の裏にこんな出来事があったのね、的な感じ..。

映画「タイタニック」のジャックやローズ、婚約者のキャルは架空の人物だけど、実在の「不沈のモリー・ブラウン」はジャックにタキシードを貸したりマナーを教えてくれたいい人よね...(´・ω・`)...。

実際のタイタニック号のオンタイムとイベントの翻訳は動画の下に。

 
1912年4月14日(日)

23時39分(00:18)氷山発見、監視鐘が3回鳴る。面舵一杯、全速後進命令。
 同40分(01:00)氷山に接触。
 同45分(06:10)船体の損傷調査、機関停止。
 同47分(07:44)スミス船長が「両舷半速前進」を命じる。
 同59分(19:41)タイタニック完全に停止。
 同59分(20:19)流れ込んだ海水での水蒸気爆発を防ぐため、ボイラーから過剰な蒸気が排出される。

1912年4月15日(月)

00時00分(21:25)救命ボート準備、乗客起こし、乗組員招集の命令が下る。
 同06分(27:09)一等乗客用のラウンジが解放され、避難開始の場所に指定される。

ー衝突から30分経過ー

 同15分(36:12)無線オペレーターのジョン・フィリップスとハロルド・ブライドに、救難信号を出す準備をするように指示が出される。

 同16分(37:21)ラウンジでオーケストラが演奏を始める。
 同17分(38:08)タイタニック号が右舷側に傾き始める。
 同22分(43:03 )設計者のトーマス・アンドリュースは船体の損傷を確認し、このダメージではあと1〜2時間でタイタニックは沈むだろうと予想する。

 同25分(46:23)タイタニック号が最初の遭難信号を発信する。
 同27分(48:38)別の船のライトが水平線に点在しており、万が一の時にも充分近い位置にいるのが確認される。

 同30分(51:00)タイタニック号遭難信号に対し最初にマウント・テンプル号から応答があり、マウント・テンプル号は進路を変えてタイタニック号へ向かう。

 同32分(53:07)ほとんどの救命ボートで乗客を避難させる準備が整う。
 同37分(58:20 )カルパチア号がタイタニック号の遭難信号に応答する。
 同37分(1:01:29)定員65名に対し28人が乗った救命ボート7号艇が最初に降ろされる。
 
ー衝突から1時間経過ー

 同42分(1:03:18)フランクフルト号がタイタニック号の遭難信号に応答する。
  同43分(1:04:20)救命ボート4号艇はAデッキ下方に装備されていた。乗組員はAデッキの窓を開けることができず、救命ボート4号艇は待機することとなった。
 同44分(1:05:03) 36人乗った救命ボート5号艇が2番目に降ろされる。

 同44分(1:05:26)救命ボートに乗るのを手助けするためにDデッキの搭乗口ドアが開けられる(しかし使われることはなかった)。

 同45分(1:06:04)タイタニックの無線オペレーターが「SOS」を使い始める。
 同45分(1:06:39)ポンプ作業員が進入するため後部水密ドアが開けられる。
 同46分(1:07:22)救命ボート5号艇の乗組員は、一方が滑って救命ボートを下すのが難しくなっているのを目撃する。

 同47分(1:08:02)四等航海士のボックスホールが、救助に向かってる水平線上の船に向けて最初の発光信号弾を発射する。

 同47分(1:08:36)火夫(缶焚き要員)が大階段を駆け上がってきて乗客を怖がらせる。
 同48分(1:09:20)海水に浸かった船尾楼甲板にいる2名の操舵員から、ブリッジに信号弾と救命ボートを出すようにと電話がくる。彼らは状況を把握していなかった。

 同49分(1:10:24)カルパチア号は、タイタニック号が58マイル(約93km)、約4時間かかる距離にいることを確認する。

 同50分(1:11:03)タイタニック号の煙突から蒸気の排気が停止する。
 同50分(1:11:39)救命ボート9号艇が首席航海士ワイルドによってAデッキに降ろされる。他の右舷後部の救命ボートは浸水してきた海水により浮き始める。

 同51分(1:12:23)二等航海士ライトラーは、救命ボートには「女性と子供だけを乗せる」とした。
 同51分(1:13:20)5つのボイラールームの浸水により、右舷の傾きが修正される。

 同53分(1:14:34)ストラウス夫人は夫と分かれて救命ボート9号艇に乗ることはできないと乗船を拒否し、夫人の救命ボートの席はストラウス夫妻のメイドに与えよと主張する。
 同58分(1:19:11)オーケストラが救命ボートデッキにつながる大階段の出口付近に移動。

01時00分(1:21:28)27人が乗った救命ボート8号艇が降ろされ、タイタニックから2マイル(約3.2km)以上離れるためオールをこぐ。

ー浸水する船内ー

 同05分(1:26:54)12人が乗った救命ボート1号艇が降ろされる。
 同07分(1:28:22)浸水したエリアでは排水ポンプが作動している。

ー衝突から1時間30分経過ー

 同10分(1:31:33)マーガレット・ブラウン(のちに「不沈のモリー・ブラウン」と呼ばれる)を含む23人を乗せた救命ボート6号艇が降ろされる。

 同14分(1:35:40)救命ボート6号艇はボートを操る操舵員が充分ではないことがわかり、降ろすのが止められる。一等乗客のアーサー・ピューチェン(彼はヨットマンであった)が申し出て救命ボートに乗った。彼はライトラーが避難させた唯一の男性乗客であった。

 同15分(1:37:03)海水がタイタニック号のネームプレートまで上がる。
 同18分(1:39:37)タイタニック号の船尾が持ち上がり始める。

 同20分(1:41:09)機関員や火夫に避難命令が出される。
 同20分(1:41:40)53人が乗った救命ボート16号艇が降ろされる。
 同22分(1:43:20)第4ボイラー室が放棄を余儀なくされる。
 同23分(1:44:08)タイタニック号の傾き方が増加する。

 同25分(1:46:54)40人が乗った救命ボート14号艇が降ろされる。
 同26分(1:47:19)五等航海士ハロルド・ロウが、Aデッキを降ろされていた救命ボート14号艇に飛び乗ろうとした乗客を制するため、ピストルを空に向けて威嚇発砲する。

 同26分(1:47:50)バルティック号がタイタニック号の遭難を確認する。
 同28分(1:47:19)フランクフルト号がタイタニック号の遭難を確認する。

ー浸水する船内ー

 同29分(1:51:10)タイタニックの航海士に拳銃が支給される。
 同30分(1:51:18)救命ボート14号艇が引っ掛かり、4フィート(約1.2m)の高さから海に落とされる。

 同30分(1:51:42)42人が乗った救命ボート12号艇が降ろされる。
 同31分(1:52:10)二等航海士のライトラーが救命ボート2号艇に乗った男性乗客を銃を突き付けて脅し、ボートから降ろす。
 同31分(1:52:29)40人が乗った救命ボート9号艇が降ろされる。
 同32分(1:53:21)バージニア号がそれらが来ていることを確認する。

 同33分(1:54:31)タイタニック号は12隻ほどの船と通信している。
 同34分(1:55:40)船員が救命ボート2号艇で暴れる乗客を拘束する。
 同35分(1:56:34)海水が電気設備をショートし始める。
 同37分(1:58:32)タイタニック号の電力が減少し、カナダ・ケープ岬との無線が途絶える。
 同37分(1:58:53)50人が乗った救命ボート11号艇救命艇が降ろされる。

ー衝突から2時間経過ー

 同40分(2:00:41)55人が乗った救命ボート13号艇が降ろされる。
 同43分(2:04:33)演奏を続けていたオーケストラのメンバーが救命胴衣を着けるため演奏が一時止まる。

 同44分(2:05:21)救命ボート13号艇がタイタニック号からの排水に巻き込まれ動けなくなる。
 同44分(2:05:57)68人が乗った救命ボート15号艇が降ろされる。
 同45分(2:06:20)「できるだけ早く来てくれ、エンジンルームはボイラーまで満水」聞き取ることのできた最後のメッセージがタイタニックから発信される。

 同45分(2:06:45)救命ボート13号艇は自力で動けず、その上に救命ボート15号艇が降ろされる。
 同45分(2:07:10)救命ボート15号艇が着水したことにより救命ボート13号艇が押し出され、動けるようになる。
 同46分(2:07:38)17人が乗った救命ボート15号艇が降ろされる。

 同46分(2:08:05)一等乗客のベンジャミン・グッゲンハイムと使用人がタキシードを着て現れる。「私は最後まで紳士らしくありたい」それが彼の残した最後の言葉だった。

 同47分(2:08:40)フランクフルト号はもうすぐすべてが終わる状況を把握し狼狽する。
 同48分(2:09:31)デッキの明かりが水面下に消える。
 同49分(2:10:29)約500マイル(約800km)離れたところにいたタイタニック号の姉妹船であるオリンピック号がタイタニック号の遭難を確認する。

 同50分(2:11:42)タイタニック号の電力がさらに減少し、オリンピック号とマウント・テンプル号との通信が途絶える。
 同50分(2:11:52)30人が乗った救命ボート4号艇が降ろされる。
 同51分(2:12:25)57人が乗った救命ボート10号艇が降ろされる。
 同52分(2:13:40)タイタニック号の電力がさらに減少し、イピランガ号との通信が途絶える。

ー浸水する船内ー

 同54分(2:16:14)救命ボート4号艇がタイタニックの号の搭乗口ドアを開けようとするが、ドアはすでに水面下に沈んでいた。
 同55分(2:16:58)タイタニック号の電力がさらに減少し、カルパチア号との通信が途絶える。
 同56分(2:17:44)スミス船長は2人の無線オペレーターに対し、「持ち場を放棄し脱出するように」と告げる。しかし彼らは無線が送信できてるかもわからないままギリギリまで遭難信号を発し続けた。

 同57分(2:18:07)二等航海士ライトラーが、折り畳み式救命ボートDに群がる乗客を制すために空に向けて威嚇発砲する。

 同59分(2:20:18)設計者のトーマス・アンドリュー、スミス船長、首席航海士ヘンリー・ワイルドは定員に達していない救命ボートに対し、戻って多くの乗客を乗せるようにとメガホンで呼びかけを行う。しかしこれは絶望的な試みだった。

 同59分(2:20:49)J・ブルース・イズメイ(タイタニック号のオーナー)は脱出する乗客を必死に励またが、一等航海士マードックの計らいよって折り畳み式救命ボートCに乗せられた。

02時00分(2:22:12)タイタニック号に残された時間はあと20分。
 同00分(2:21:58)船の側面をこすりながら43人を乗せた折り畳み式救命ボートCが降ろされる。
 同02分(2:23:15)乗組員は船員居住区の屋根の上で最後の2つの折り畳み式救命ボートを組み立て始める。

 同03分(2:24:25)タイタニック号の電力さらに減少。無線送信機能喪失。
 同05分(2:26:13)20人が乗った折り畳み救命ボートDが降ろされる。タイタニック号から正常に脱出した最後の救命ボートとなった。

 同07分(2:26:13)設計者のトーマス・アンドリュー、スミス船長、首席航海士ヘンリー・ワイルドが、救命ボートを呼び戻すことをあきらめる。
 同08分(2:29:39)タイタニックから解読不能な最後のメッセージが発信される。

 同09分(2:30:50)ルーフにあった折り畳み式救命ボートAが、オールを使って作った斜面を滑り落ちる。
 同09分(2:31:03)無線室が放棄される。
 同10分(2:31:29)準備が整っていない折り畳み式救命ボートAがにデッキに降ろされる。
 同10分(2:31:42)一等航海士マードックがいた位置から銃声が聞こえた。

ー浸水する船内ー

 同11分(2:32:32)折り畳み式救命ボートBが船員居住区の屋根から投げられる。ボートBは無線オペレーターのハロルド・ブライドが下に押し込められたままの状態で逆さまに浮かぶ。
 同12分(2:34:10)生存者は船の中の深いところで何かが4つ爆発する音を聞く。

ー沈みゆく船、約1500人がまだタイタニック号にー

 同20分(2:40:36)タイタニック号沈没。救助の船が到着するのは1時間40分後。
 同21分(2:40:52)タイタニック号は海面で破壊され、水圧によってさらに破壊されて海底に沈んだ。

ー了ー(史実との真偽は不明です)

※補足:
船長
・エドワード・スミス:死亡(とされる)
沈没の10分前にあたる午前2時13分にスミスがブリッジに入っていったとしている。この他にも、Aデッキプロムナードまで戻ったスミスが、その直後に窓が割れて船内の大階段に向けて吸い込まれていくのを見たという証言もある。スミス船長の遺体は発見されていない。

設計者
・トーマス・アンドリューズ:死亡(とされる)
アンドリューズが最後に目撃されたとき、彼は一等船室喫煙室の暖炉の上の絵「プリマス港」をじっと見つめていたという。アンドリューズの遺体は発見されていない。

首席航海士
・ヘンリー・ワイルド:死亡
後日生存者が「上級船員の一人が頭に銃をあて、引き金を引くのを見た」と手紙に書いており、また「ふとブリッジの方を見ると航海士長が拳銃を口にくわえて撃った。死体は倒れて海に落ちた」と生存者の証言もあるため、自殺したのではないかとする説もある。

タイタニック号オーナー会社の経営者
ジョセフ・ブルース・イズメイ:生還
タイタニック号乗船の際、大西洋横断中に特定の場所でためしてほしい速度のリストをスミス船長に手渡しており、沈没事故の際に乗客を差し置いて救命ボートで脱出したため、帰国後に非難を浴びた。イズメイは船の運航は全てスミス船長の責任であり、自分はただの乗客であったと主張したことで、その態度は「無責任な卑怯者」との批判を高めた。

一等航海士
・ウィリアム・マクマスター・マードック:死亡
折り畳み式の救命ボートAを吊り柱に取り付けようと悪戦苦闘していたところ、船首が沈んで船尾が上がるにつれてボートデッキを上がってくる水に飲み込まれて命を落としたという。映画の中では、富裕な乗客から救命ボートに乗せる代償に賄賂を受け取り、パニックを起こした乗客を射殺してから自決した、不名誉な人物として描かれた。しかし生還した航海士や乗客は、「彼は最後の瞬間まで職務を遂行し亡くなった」と証言しており遺族からも抗議があった。

二等航海士
・チャールズ・ライトラー:生還
ひっくり返った折り畳み式救命ボートBにしがみつき、救命ボートBにしがみつく人々の指揮を執った。救命ボートBでは寒さのため、しがみついた人が1人また1人と命を落とし、手を放していったという。

四等航海士
・ボックスホール:生還
救命ボート2号艇の責任者としてタイタニック号から生還。

五等航海士
・ハロルド・ロウ:生還
救命ボート14号艇の操舵員としてタイタニック号から脱出。タイタニック号沈没後、救命ボート14号艇の乗客をほかの救命ボートに移し、現場に戻り2人を救助する。

無線オペレーター
・ジャック・フィリップス:死亡
ライトラーが指揮するひっくり返った折り畳み式救命ボートBで死亡したとされる。
・ハロルド・ブライド:生還
救命ボートBにしがみつき生還。

一等乗客
・ベンジャミン・グッゲンハイム:死亡(とされる)
最後に目撃されたとき、グッゲンハイムはデッキチェアーに腰掛けブランデーグラスを傾け、葉巻をくゆらせていた。その後の2時20分に、タイタニック号は沈没した。グッゲンハイムと使用人の遺体は確認されなかった。

・マーガレット・ブラウン:生還
タイタニック号沈没後、船員に有無を言わさず「体を動かし暖をとるため」と称し、ボートを漕ぎ他の女性乗客とともに救命ボート6号艇を指揮し、生存者を探し出すために沈没現場戻った。「不沈のモリー・ブラウン」として知られるようになる。

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