昭和35年に厚生省の監修のもとに製作された映像「し尿の行方」。

かつて日本ではし尿は大切な肥料として、人力で汲み取り畑にまいて作物を育てるということが行われていた。人口が増え、住宅が増えるとともに畑が少なくなり、し尿は大切な肥料から厄介者へ…。

そして始まったし尿の海洋投棄…しかし海洋投棄した現場で漁をすると紙が網に絡まり、近くの海水浴場ではイチジク浣腸の空き容器がプカプカ…魚介類は汚染…これによる感染症から、毎年たくさんの人が犠牲に…。

バキュームカーの登場でし尿処理場での一括処理ができるようになり、糞尿と畑の間でリサイクルされていた寄生虫も激減…。

25分とちょっと長めですが、なかなか興味深い映像です…(´・ω・`)…。