【その2】
岳

90: 名無しさん 2001/01/07 06:48
山岳部員A君の遺体発見と収容について
ttp://w3222.nsk.ne.jp/~toukou/index.html 

山岳部は、本年1月後立山連峰鹿島槍ヶ岳で行われた冬合宿において死者1名、行方不明者1名という大変残念な遭難事故を起こしました。

私ども山岳部OB/OG会は、行方不明となっていた現役部員
A君の捜索を鋭意続けてまいりましたが、去る6月26日、同君の遺体を発見、翌27日から28日にかけて大町に収容し、ご家族にお引き渡しできましたことをご報告申し上げます。

発見場所は私どもがかねて想定していた通り、冷乗越の直下400m、北股中岩沢大滝基部の15m厚の雪渓下でした。幸い遺体に大きな損傷はなく、検死の結果、死因は凍死と断定されました。墜落による衝撃で意識不明となったまま、体温が低下して死に至ったものと思われます。

本捜索では、導水による融雪等の積極的な対処により発見を早めることができました。もしこのような措置がなければ、発見が遅れ、さらには谷の状態が一層悪くなって現場に到達することすら困難になるところでした。

また、収容作業にも多くの危険と困難を伴いましたが、速やかかつ無事に完了することができました。これもひとえに事故発生当初から皆様より寄せられた幾多の貴重なご助言、ご援助によるものと考えております。物心両面にわたる皆様からの温かいご支援に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

また、勤務の合間を縫って現地捜索や遺体収容に従事された多数の会員諸兄のご苦労にも厚く御礼申し上げます。

平成11年7月6日。

事故経過概要
ttp://w3222.nsk.ne.jp/~toukou//keiji/gaiyo_hokoku0112.html

12月27日の夜行列車アルプスにて離京。28日朝信濃大町駅着後、タクシーにて登山口となる鹿島山荘まで入り、そこから爺ヶ岳東尾根に取り付く。

積雪は例年よりも少なめで、天気は快晴無風。年末の登山シ-ズンということもあり、ルート上にはトレースがしっかりついていたためラッセルもなく、順調に高度を稼ぐ。

この日は東尾根上1978m地点に幕営。翌29日も快晴。風がやや強かったが、この日もしっかりしたトレースをたどり、昼過ぎに爺ヶ岳登頂。主稜線を冷池山荘まで下り、山荘近くに幕営する。この日までの行動は全く順調であった。

29日午後より冬型の気圧配置となり天候が悪化し始めており、30日と31日は視界が不良のため同地点に停滞した。

年が明けて1月1日。高気圧の張り出しにより晴れてはきたが、厳冬期の後立山連峰特有の非常に強い風が吹き荒れる。全員で合宿の目的であった鹿島槍ヶ岳南峰をアタック、登頂に成功。身体ごと浮かされるほどの強風下、A君は手首に凍傷(2度/水疱)を負い、またコーチが戻る途中の布引山頂直下で浮き石に足を取られ捻挫する。

2日、コーチの捻挫の状態が悪く自力での下山は不可能と判断し、アマチュア無線機および携帯電話にて救助要請を試みるが、交信できず。A君と相談した結果、A君の凍傷の具合が心配ということもあり、現役部員だけで赤岩尾根から下山し、コーチの救助要請をすることに決定した。

天幕を撤収し、コーチは冷池山荘冬期小屋に移り、午前11時に幕営地を出発する。天候は晴れているが、時々ガスがかかり視界不良となる。赤岩尾根の下降口が分かりにくいため、29日に爺ヶ岳から下りてくる途中に確認しておいた、赤岩尾根の頭にあるフラッグを目指して登り返す。

降雪と強風のため幕営地からのトレースは全く残っていなかった。フラッグのある場所までたどり着くも、ガスに巻かれてしまい、下りるべき尾根を間違え、別の急峻なリッジを下ってしまう。途中小雪崩が頻発するもことなきを得る。

夕方4時頃、高度計が2100mを示すところで斜面の雪を削り、幕営。この時点でA君はルートを誤っていることは認識していたものの、西沢側に下っているものと誤認しており、このまま下りていけば何とか無事に下山できると判断していた。

3日、天幕を撤収し行動を開始した直後、先頭のA君が雪の中に埋まっていた木の根に足を取られ滑落。傾斜が急角度で切れ落ちている場所であったため、一瞬にして姿が見えなくなる。1年生3名が大声で名前を叫んでみるも全く応答なく、自分たちだけでの救出は不可能と判断。

またこの時点で、遥か上部の尾根上を行く登山者の姿が見え、現在地が北股側であることを確信し、登り返すことを決断する。A君の滑落開始地点付近の潅木に、目印として天幕を縛り付けたのち、登行を開始。天候は高曇りで視界は比較的良好であった。

ラッセルが腰くらいの深さまであり、ザイルを出して確保しながらの慎重な登行を続け、夕方5時に3人一緒に入れる雪洞を掘りビバ-ク。全員元気であった。

4日、天候は前日に引き続き持ちこたえていた。不必要と思われる装備を放棄し、早朝から上部目指しての行動を開始した。ラッセルはこの日も深く、途中難しい露岩帯の登攀に手間取るなど、苦しい登行を強いられ続ける。

夕方5時30分頃暗くなり、また天候が悪化してきたので、2晩目のビバークを決意。場所が悪く、各自1人用の雪洞を掘る。この晩は3人とも皆疲労の色濃く、お互いを気遣い合う余裕はなかった。またB君はこの日の行動中にザックを落してしまっており、食料等も何も持っていなかった。

一晩中降雪が続き、狭い雪洞の入り口が埋まったり崩れたりと、3人とも殆ど眠れる状態ではなかった。
一方で冷池に残ったコーチは、警察へのSOS交信を何度も試みていたが、不通であった。

5日の朝を迎え天候は回復し、快晴となる。雪洞から各自這い出し、お互いの無事を確認しあう。朝6時40分から登攀開始。直後、B君が10mほど滑落し、潅木にひっかかり止まる。C君がB君のところに行き様子を見たところ、B君がかなり衰弱していることに気付き、D君を呼びよせる。

B君は自ら、「もう動けないので救助を求めに行って欲しい」と告げた。B君の身体をザイルで木に確保し、シュラフカバ-をかけてやり、コンデンスミルクを口に含ませたが、この時点では既にB君の意識は朦朧とした状態であった。

C君とD君はさらに登行を続け、遂にC君が赤岩尾根の頭付近の稜線上に登り着く。不安が募り、痛みをこらえながら下山行動を開始していたコーチとここで偶然合流し、さらに携帯電話での交信を試みたところ、長野県警に連絡を取ることに成功した。

その後、最初のヘリコプターでコーチとC君が救出され、次いで稜線に登り着いたD君もヘリで救出された。救出ヘリの中からB君の位置を指示し、次のフライトで既に息絶えていたB君の遺体も速やかに回収された。

翌6日朝8時30分より長野県警と東邦航空のヘリで計5度、空中からA君の捜索と救出を試みたが、痕跡を発見することは出来なかった。

この報告書の遭難、当時の地元紙の報道によれば、パーティー5人中4人が、冬山は初めて。冬山経験ゼロの者が、いきなり真冬の鹿島槍に行くか?普通。 しかも唯一冬山経験のある某コーチが捻挫で冬期小屋待機、冬山経験無しの4人だけで未知の赤岩尾根を下山ルートに取る。 

起こるべくして起きた遭難だな。計画段階で心が遭難してたってとこか。

91: 名無しさん 2001/01/07 07:09
初心者が見栄とカッコ付けで冬の北アルプスに行くのは本人の勝手だろうが、万一の際の周囲への影響、自分の命の重みを考えて、慎重に行動しましょうね。

116: パンパカパ~ン♪ 2001/01/09 17:02
遭難?東京農大山岳部員の3人下山せず 
ttp://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/010109/dom/11450000_maidome032.html 

長野県大町市の蓮華岳(標高2799メートル)などを縦走していた
東京農大の山岳部員3人が、予定日を過ぎても下山しないと8日夕、同大山岳部から大町署に届け出があった。同署は遭難した可能性があるとみて、9日午前7時半から県警ヘリなどで捜索している。 

行方不明になっているのは同大4年の男子学生(22)
同大2年の女子学生(20)、同大1年の男子学生(20)の3人。3人は8日間の日程で12月24日に大町を出発。蓮華岳から北葛岳、船窪岳、不動岳、ブナ立尾根などを経て同月31日に下山予定だった。

3人は悪天候などを想定し、9日までの燃料と食料を持参しているという。 

117: 名無しさん 2001/01/09 21:00
冬に行くにはかなりきついコースだね。年末までにエスケープしなかったというのは、その時点で行き詰まっちゃったんだろうなあ。 

テントの中で息を潜めていた3人の姿が目に浮かぶよ。残念だけど。

~遭難から2日後~

119: 名無しさん 2001/01/11 19:12
農大の3人パーティーは、まだ見つからないのか? 

捜索費用1000万円超えちゃうぞ。

~遭難から13日後~

153: 名無しさん 2001/02/09 11:34
そういえば年末に農大でキャンプに行ったままの人達の続報記事が出ないね(>>116参照)。

この続報を心待ちにしてるんだが、若者3人だっけ? 1人20歳の女の子もいて、きっとお母さんはこの娘のために成人式の着物を用意してたんだろうにね。 

人の死がおかしいんじゃないよ。「死んでもいい」って気持ちで山を登って行くのが可笑しいんだ。身内を亡くしたご遺族は可哀想だが、死んだ人間はちっとも可哀想じゃない。家族や友達を悲しませたくなかったら登山なんかやめればよかったんだ。

死んだら笑われるのも中傷を受けるのも覚悟してから登ればいい。残された家族が悲しむのを考えずに好き勝手してる奴などに憐憫の情などかける気は無い。これからも山で遭難死というニュースを見つけたらここにどんどん書くよ。
 
タイトルは♪パンパカパ~ン♪で。

154: 名無しさん 2001/02/09 11:49
>>153 
それを葬式の場でやってみろ。それで遺族や友人達の前で上にお前が述べた「崇高な精神」をとくと語ってくれ。 

遺族はきっと「あなたのおっしゃるとおり!目からウロコがとれました」って涙を流してお前の説法に感動するだろう。

156: 名無しさん 2001/02/09 11:59
>>153 
そういうふうに育てられてきたから、そういうものの考え方しかできないんだよ。それがわかっているのかな? 

違う考え方を持つ人もいるってことがわからないのかねー。 

163: 名無しさん 2001/02/09 13:16
>>153 
どうも山に登った経験もない様子。でもね、自分の知らない世界というのも世の中にはあるんだって事だけ学んでちょうだい。

第一、素人の貴方が思いつく「山で死ぬ奴はバカ」程度の批判なんて、一時期山屋の間でも散々議論された。何て言ったって私ら当事者だから。明日はわが身だから。もう言い古されてるんですよ。 

ま、素人さんには所詮分からん世界。理解できないのなら、私らの領域に首突っ込まない方がいい。突っ込んだって、どうせ貴方には窺い知ることはできないんだから。 

172: 名無しさん 2001/02/09 20:58
基本的にセルフレスキューの技術がない人は冬山に入るべきじゃないんだけど、どうしたもんかね。なんとなくだが、雪山非難論者の言いたいことが分かった気はするよ。 

ただなんていうか、三浦雄一郎みたいな技術のある人が富士山滑降だとか、無茶するようなのは許容したいんだよね。なんでもかんでも批判するのは、ちょっと納得のいかないものがある。

山でも、遭難の危険の高いかなり挑戦的な山行ってのもあるけど、そこに挑む勇気と実力を備えたような人には、山に行って欲しいと思う。そういう人が死んでも別に同情は必要無くて、間とかが淡々と後始末するだけでいいと思う。

ま、もちろん色々な人に多大な迷惑をかけてはいるし、その行為は誉められたものでもなんでもないけど、許してやって欲しいと思う。 

なんか、まとまらないけど。

174: 名無しさん 2001/02/09 21:23
危険な時期に、危険な山域に行く人って、パンパカパーン呼ばわりされるのを承知の上で行くんだと思うけど。違う?

177: 名無しさん 2001/02/09 22:37
>>174 
本人達はある程度覚悟してるよ。当然、うしろめたい気持ちもある。 

でもどのような背景があるにしろ、人が死んだことをそんなに軽々しく扱うべきではないと言いたいわけさ。いくらなんでもパンパカパーンは不謹慎でしょ。自業自得かもしれないが、人の痛みを感じられないようになっちゃだめだと思うよ。 

もちろん、遭難者に対して怒るのは普通の感情だよ。周りに相当な迷惑をかけているわけだしね。

175: 名無しさん 2001/02/09 22:25
>>174 
まあ、そういう人もいることは否定しないよ。

ただ、そのパンパカパーン呼ばわりってのは止めて欲しいけど、基地外じみた山をやる人は確かにいる。 人から止めろと言われても、言う事を聞かずに突っ込む人もね。本人にとっては大したことないと思ってても、他人がどう思うかはまた別問題だし。

冬の一の倉も、壁に取り付く事さえ出来れば、なんとかなる
んだが、そこに取り付く前に雪崩でやられてしまう可能性だってないわけではない。それくらい普通だと思える人もいれば、それが異常だと感じる人もいる。

でまあ、そんなアプローチごときで死ぬ気は全くないが、
最悪の時のことも少しは考えるよな。確かに。普通の冬山だったら別になんの問題もないんだけどね。

面白い場所ってのは、
ちょっぴり危険な所にあるんだよな…。

176: 名無しさん 2001/02/09 22:33
つうか普通、冬山で(まあ夏山でも)、入山前に天候悪化が伝えられれば、家族が入山を引き留めるのが普通だと思うが。そんな意味では家庭環境からして異常。

178: 名無しさん 2001/02/09 22:41
>>176 
家族は天気の事なんてそんなに知らないもんだよ。それに、本人が今まで無事に帰ってきて、信頼しろって言ったら、家族だって信頼するしかないんだよ。それに、単独でない限りはパートナーにも迷惑かけることになるから。 

せちがらい感じだけど。

180: 名無しさん 2001/02/09 22:55
どんなに屁理屈をこねても、圧倒的な弱みは遭難者にあるんだよ。 

181: 名無しさん 2001/02/09 23:21
>>180 
多分その通りでしょうね。

「死んだら負け」ですから。 

~遭難から113日後~

306: 名無しさん 2001/05/02 20:19
正月に北アの蓮華岳に入ったまま消息を断っている東京農大の人パーティーは、まだ見つからないのか? 老い先短いジジババならとにかく、前途のある若者だしなあ…。

307: パンパカパ~ン♪ 2001/05/05 02:52
>>306
合掌。 

北ア3遺体発見、農大山岳部員3人、12月から行方不明 
ttp://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/010504/dom/23000000_maidomm059.html 

長野、富山県境の北アルプスで昨年12月に入山したまま行方不明だった東京農業大学の山岳部員3人が、船窪岳(標高2459メートル)山頂付近のテント内で死亡しているのを捜索中の同大関係者が4日、見つけた。遺体は民間ヘリで長野県警大町署に収容された。 


見つかったのは、
同大4年の男子学生(22)同大2年の女子学生(20)、同大1年の男子学生(20)の3人。

調べでは、3人は約6メートルの積雪に埋まったテントの中で死亡していた。凍死とみられ、遺体は同日中に家族に引き取られた。
3人は昨年12月24日に長野県大町市を出発。蓮華岳から船窪岳を経て同月31日に下山する予定だった。 

同大山岳部の部員やOBが、先月28日から蓮華岳の登山口を起点に捜索していた。
 


309: 名無しさん 2001/05/05 19:20
合掌。

308: 名無しさん 2001/05/05 07:11
>>307 
何にせよ、遺体が出てきてよかったかも。
130: 名無しさん 2001/02/07 11:44
私、とある寺で僧侶になるために修行中の者だけど、なんか人間の死について感覚が麻痺してますね、ここのスレの住人。 

そりゃ山の遭難は、自分の道楽のために周りまで危険な目にさらす迷惑な部分も確かにある。そのことに対する怒りの感情も分かる。でも、だからって「パンパカパ~ン♪」は、いくらなんでも飛躍しすぎではありませんか? 

こういうことを平気で書けると言う事は、書き手さんは、身近な人の死に一度も触れたことのない若者たちなのかな? 

もしも人の死というものに実際に立ち会った経験が一度でもあるなら、こういうどこか線の切れたような発言は出来ないと思うのですが… 。

131: 名無しさん 2001/02/07 20:24
>>130 
冬山をやる人なんか所詮、死を覚悟で入山するんだろ。要するに、いつ死んでも悔いは無いよってことで、身辺整理をしてあるんだろ。 

そう言う行為自体が、親から授かった貴重な命に対する冒涜だろ。違うか?

132: 130 2001/02/07 23:12
>>131 
たとえ貴方の主張が正しいとしても、だからと言って、何故遭難事故の勃発をパンパカパ~ン♪という言葉で「祝う」必要まであるのでしょう? 

思わず笑みがこぼれてしまうほど、遭難事故に巻き込まれた登山者たち激しく憎んでいるのですか?「親からもらった命を粗末に扱い愚か者」として……。 

135: 名無しさん 2001/02/08 02:14
>>131の言うこともまあ一理あることはあるんだけど、親からもらった命をどうとかって、じゃあどういう生き方すればいいわけさ。

人間なんていつか死ぬわけだし、死ぬ時にどれだけ満足して死ねたかと省みて、それなりに満足して死ねればいいと俺は思ってるわけだ。自分が生きるか死ぬかに、親であろうとなんだろうと、他人は関係ないんだよ。自分がどれだけ生きることが出来るのかそれが大事だと思う。

ただ、こう言うとすごいエゴイストのような感じがするが、まだ到底死ぬ気はないから安全登山してるよ。それでも、譲れない一線というかそんなようなモノがあるような気がする。だから、山に登っているというか。 

で、命の冒涜などという大それた言葉を他人に投げ付けるのは、ちょっと納得がいかない。そもそも、冒涜ってなんなんだ?人間が人間らしく生きようとする事が冒涜に値するのか?それとも、単なる税金の無駄使いということで馬鹿にするのか? 

とりあえず、生きてるにしろ死んでるにしろ、むやみやたらと人を馬鹿にするな。死んだやつにだって、それなりの理屈も理想も美学もあったんだよ。

137: 名無しさん 2001/02/08 04:26
生死にかかわるレスですね。

これって価値観の問題になってしまって、誰が正しい、悪いという結論はでないんじゃないかな? ただ、一般論として「ぱんぱかぱーん」に対する批判は正当に思う。

今の世は荒んでる傾向あるんでお坊さんの意見は新鮮だね。 

140: 名無しさん 2001/02/08 10:01
山やったこと無い人がしゃぁしゃぁとしたり顔で、無謀だとか親にもらった命の冒涜だとかの建前のそんなんじゃなくて、どんなエキスパートでもどんな著名な登山家でも、雪山登山においては雪崩や凍傷やガス中毒等など、運悪く事故に巻き込まれた場合に怪我を負ったり、命を落としたりするのはあっという間の一瞬のことである。

雨の中の丹沢とかの夏山登山でも、行き慣れたルートだからって甘くみてれば、ふとしたアクシデントが原因で雨合羽忘れたり沢に滑落たりと、結果逝くときは逝く。 

しかし、遭難死は一瞬で決まるものではなく、些細なミスや意思決定の結果、誤った判断や躊躇の繰り返しが原因で、結果として取り返しが付かない大怪我を負ったり命を落としたりするのである。 

もし、山に関してその人が幅広い技術知識があっても、その特定の分野の知識学習不足でそういう状況に陥ったら、エキスパートでないおおよその人の行動パターンと同じく、直感に頼らざるをえない。

うまくいった山行でも、途中でふと疑問とかヒヤリとした経験が皆さんもあるかと思う。そういう偶然や直感の連続で明暗を分けているのだと思う。 

決して、自殺目的で山に行く奴はいない。そんなのは青木ヶ原樹海とかの名所があるではないか。山に魅せられた者は、牡丹灯籠に魅せられた者とあまり変わらないかも知れないが…。 

遭難の後始末と顛末記を書くのは残された者の義務である。そんな極限の状況の中で逝った人に真摯に向かい合うにはあまりにも哀しいではないか。

そこで、亡くなった人には申し訳ないが、あなたは失敗したんだと、引導を渡す必要がある。 

これは、残された者や今後登山者が同じ過ちを繰り返さないための戒めであるということを認識すべきであり、興味本位で語るべきものではない。

ここは、株板における運用失敗者のスレのようなものであり、山を愛するあなたの戒めとして読んで欲しい。他人の失敗(遭難死)を知ることで、自分への戒め、あるいは危機管理能力を高めて欲しい。

山やらない人は人の不幸は密の味で酒の肴にして飲んで欲しい。そんな人は世間の常識的にはまともな人だが、なんか不幸な人だ。

暴走族が事故って行って現場に花束を、あちら側へ行ったあいつは英雄…辛いけれど、この論理だけは避けなければならないのは皆さんご承知のことだろうと思う。 

144: 名無しさん 2001/02/08 13:37
自分は身近な人が目の前で死んだ経験があります。今年の夏までに事故報告書を書き上げる予定です。 

彼のお葬式では、棺の上で泣くおじいさんの上におばあさんが寄り添って泣き、その上からご両親が覆い被さるように泣いていたのを思い出します。 

自分より先に死んでしまった孫を送るおじいさんおばあさんの気持ち、夜中に突然呼び出されて警察署に行き、すっかり冷たくなった我が子と対面したご両親の気持ちを、自分なりに考えれば、今でも涙が出てきます。 

人の死を簡単に嘲笑する人が、少なからずいることがとても残念です。たとえ軽率な行動で死んだひとがいたとしても、第三者である私たちにその死を軽軽しく批評し、あざける権利があるのでしょうか。 

皆さんどうか死者に対する思いやりと、加えて特にご遺族に対する思いやりを忘れないでください。

145: 名無しさん 2001/02/08 14:24
自分が山に登っているのは何故か。どんな人でもぱっと思いつく理由に加えて、以下の理由があります。 

登山を通して自分が成長してきたし、これからも成長できると予想できるからです。命の危険があるようなやばい状況に、時に私たちは遭遇しますし、登山という行為は命を危険にさらすことを積み重ねていくことだと思います。 

当然ではありますが、私は何とかして死なないように・怪我しないように、知力・体力を注ぎ危険を回避しようとします。死なないように死ぬほどがんばること。そのときにも、何か得るものがあるのではないかと思うのです。 

もちろん、私は危険愛好者ではありませんし、自分のできる範囲での安全管理は極力して、未然に防ごうという姿勢で登山しています。

しかし、私も遭難する可能性がゼロではありません。他人に迷惑をかけてしまう可能性がある点で、世間に背を向けている気がしますし、少々後ろめたい気持ちがあります。 
 
146: 名無しさん 2001/02/08 21:37
実力不相応の時期に、実力不相応の山に行く人は、要するに、自分の命より自分の快楽のほうが上に 
立つということで…。

148: 名無しさん 2001/02/08 22:40
山岳遭難で、子供や配偶者や一家の大黒柱を失った人って、こういった他人の遭難死のニュース見て、どう考えているんだろう。好きなことをやって死んだのだから本望だと、あっさり割り切っているのかな?それとも、やり切れない思いなのかな? 

自分は当事者になったことが無いから、よく解からないが。

149: 名無しさん 2001/02/08 23:02
ヤマケイBBSの過去ログからの引用です。 

ニュース報道「年末より捜索していた〇×山岳会のパーティー3名を遺体で発見」 

おかあさん「あらまぁ、気の毒に」 
おじいちゃん「正月のめでたい時に山なんか登るからバチがあたったんだ」 

おばあちゃん(孫に向かって)「おまえは、あんな危ないことはしてはいけないよ」 
孫「はぁーい」 

でもこれが、世間一般の山岳遭難に対する見解でしょう。良くも悪くも。

【その4へ】