【その4】
岳

587:パンパカパ~ン♪ 02/07/20 07:34
白馬大雪渓で落石、主婦が死亡
ttp://www.shinmai.co.jp/zenken.htm

19日午前8時45分ころ、北アルプス・白馬大雪渓下部を登山中の奈良市の女性(60)が腹から腰にかけて、直径約70センチの落石を受けた。 他の登山者の通報で、県警山岳遭難救助隊や遭対協夏山常駐隊が救出、女性は松本市内の病院に運ばれたが同日午後4時すぎ、死亡した。 

女性は夫(68)とともに同日朝、北安曇郡白馬村の猿倉登山口から入山、白馬岳に向かっていた。 

588:名無しさん 02/07/20 07:46
大雪渓って時々、車大の落石が落ちているからねえ。 

ガスってる時に音もなく雪渓を落ちてくる落石はコワイ!

589:名無しさん 02/07/20 07:49
あそこも結構危ないんだ。70cmじゃあ、あまりにも惨いな。 

雪渓は結構音が聞こえないので、下ばかり見ていてはダメだな。

590:名無しさん 02/07/20 10:04
上のほうから「ラ~ク、ラ~ク」って声が伝染してくるんだよね。 

だいたいは杓子岳側が崩れるんだけど、その崩落の音が谷にこだまして、ドルビーサラウンド的に迫力があって俺は好き。

591:名無しさん 02/07/20 18:54
しっかし、直径70センチの石が直撃かあ。 

体は粉砕状態?

597:名無しさん 02/07/20 22:58
白馬大雪渓では何年か前秋のシーズン終了近くに一人遭難しているよね。あの時はクレパスに落ちてそのまま… 雪渓の上を石、岩が転がってきても音がそうしないからわかんないよ。 

合掌……

598:名無しさん 02/07/20 23:02
白馬大雪渓では、枝沢との合流点がとくに落石に注意がいる。辺りに石が散らばっているのを見れば分りそうなもんだが。
 
視界が開けているせいか、不思議とこの辺りで休んでいるヤツが多いが、枝沢から落石が転がってくるので絶対止めた方が良い。

608:名無しさん 02/07/21 07:40
>>598 
雪渓での落石は、殺人弾丸と化します。ガレ場を高巻く様に歩いていると、雪渓にばら撒き易い。
 
「ラクッ!」と叫ばれても、サンカップの上を「カ、カ、カーッ」と飛んでくる小石は、アイスホッケーのパックだな。

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619名無しさん 02/07/21 23:34
今日白馬から帰ってきたけど、大雪渓は異常に危険な状態だった。 

土曜日に登ったけど、前登ってる人の足に砲丸投げの玉くらいのが当たった。幸い靴の硬いとこにあたったようで大事には至らず(ペース遅いんでその人の右から抜いてる最中だったが、反対によけてたら巻き添え喰ってたと思うとゾッとする)

 
今日も天候の関係で大雪渓降りてきたけど、おばちゃんの足に当たって骨折ヘリで運ばれていったよ。あんなとこにツアーで日に何千人も登るのは異常! 県警はもっと注意を促すべき! 

まあそれを収入源としてる村は反対するだろうがね。 

620:名無しさん 02/07/21 23:40
>>619 
パンパカに至らぬ事故も多いのでしょうね。 

639:名無しさん 02/07/22 15:09
遺体の搬出なんかは大変だよ。特に、滑落、転落、落石に当たったなんていうと、人間の形をとどめていないケースも相当にあるみたいだよ。 

640:名無しさん 02/07/22 16:45
滑落だと大根下ろしか?

641:名無しさん 02/07/22 17:31
>>640 
紅葉おろしだろ?この場合。


642:名無しさん 02/07/22 17:38
滑落には、すいか割りもあるよね。

648:名無しさん 02/07/23 08:41
いまNHK1CHでやってる「油断大敵・中高年登山」。

中高年の遭難者10年前の2倍。全年令の80%が40歳以上。


酒井さん55歳男性。

秩父の酉谷山から熊倉山への尾根歩きで迷う。藪こきで道が分かりにくい。左右への分かれ道が出た。3時間歩いたので山頂直前と思い地図で確認、右への道をとった。ところがその場所は酒井さんが思った地点より相当手前。右に曲がったため違う尾根に迷い込んだ。 

酉谷山の避難小屋で一緒になった40代男性は、天候が良くないので下山。迷い込んだ尾根は道も目印もなくなる。30分ほどで木に打ち付けられた1284と読める看板を見つけた。熊倉山は1400メートル。道を間違えたことに気付く。

村役場で携帯で電話。現在地点が確認できず救援は断った。登るのは辛いのでひたすら下る。20メートル滑落したが無傷。雨もふり2時間歩いた。暗くなってきたのでこれ以上歩くのは危険と思いテントを張って泊まる。熊よけにろうそくつけ、ラジオもかけっぱなしにした。

まだ遭難の認識はなかった。 

650:648 02/07/23 09:14
村役場は救助体制に入った。

自宅に連絡ルート、装備を聞く。奥さんはかなり詳しく知っていた。

一夜明かした酒井さんは自宅に電話。救援が始まっていることを知り安心した。村役場に電話したら尾根まで登れの指示、1284の看板の地点に出た。そこで待つことにする。熊倉山の頂上についた救援隊と直接声で連絡できるようになった。
 
ガスもありそれから救助まで8時間かかった。 

651:名無しさん 02/07/23 09:24
>>648 
ご苦労さんです。

あなたみたいに熱心にテレビを見て勉強される方は山で事故なんて起こしません。このような番組さえも見ようとしない圧倒的に大多数の中高年の爺婆がいかんのです。まさに逝ってよしの世界の連中です。 

653:名無しさん 02/07/23 10:36
>現在地点が確認できず 
そのおじさんが読図のできる人だったら正確な位置が伝えられたと思いますか? 

654:名無しさん 02/07/23 11:01
熊倉山の地図を確認したけど、1284の看板の地点って読図が出来ればすぐに分かるところだな。地図に標高出ているしさ。

地図を持っていても読めなければホント役立たずだな。


655:名無しさん 02/07/23 11:05
>>653 
これって最初から地形図もコンパスも持ってなかったんじゃないの? 

読図がちゃんとできる登山者ならこうゆう形で遭難するケースは少ないと思うけど…。


656:名無しさん 02/07/23 11:10
>>655 
いや地形図もコンパスも持っていたそうだ。


657:名無しさん 02/07/23 11:17
1/25000の地図を持ってたらしい。標高が書いてあるなら、読図ができるでない関係ないんじゃないの? 地図をまったく見なかったのかな? 

テレビで言ってたけど「撤退するのに勇気」って必要か? 

658:名無しさん 02/07/23 11:21
必要です。 

今まで稼いだ距離をご破算にするのだから。


662:名無しさん 02/07/23 12:13
エキスパートになればなるほど撤退やビバークの判断早いよね。 

つい予備日を気にしたり、帰りの交通機関のこと考えたり、またここへ来られるのはいつになるかわからないとか考えたりするみたいだね。

考えるのは現状今置かれている立場だってのに。


663:名無しさん 02/07/23 12:21
>>662 
はげどう!


670:名無しさん 02/07/23 18:34
この遭難者は地形図が全然読めないのは明白。

熊倉山からの尾根はほぼ北にむかっており、途中小ピークもなくずっと落ちていることは、地形図を見れば誰にでも分かる。

頂上と勘違いしたピークからの尾根は北西だし、もし方向が分かりにくかったとしても、1284までには何度も登り返しが出てきているわけだから、熊倉山からの尾根とは違うことはすぐに判別できるはずだ。地形図が普通に読める人間なら。 

この程度の読図ができない人間が単独でヤブ山に入ってはいけないと思う。 

672:名無しさん 02/07/23 18:53
>>671 
>この程度の読図ができない人間が単独でヤブ山に入ってはいけないと思う。
 
全くもって同意

675:648 02/07/23 20:47
今日のテレビでも言ってたけど、迷ったら下らず登れという。

これが納得できない。迷った時は疲れている。登れないよー。ドンドン下ればどこか人里にたどり着けるから、下ったほうがらくだと思うんですが。

やっぱり私はパンパカパン予備軍でしょうか。


676:名無しさん 02/07/23 20:52
>>675 
本気で書いてます?ネタじゃないの? 

もし本気で書いてるなら確実に予備軍確定。


677:名無しさん 02/07/23 20:56
>>675
場所による。地図を見れ。 

高い山などは登山道があるから登れるのであって、やみくもに下ると必ず険しい沢で行き詰ってパンパカする。


678:名無しさん 02/07/23 21:04
>>675
迷ったら先ず登れや。沢を下りるのは絶対にしないほうがいい。奥多摩辺りでも一度沢筋下りると登るのが大変だよ。 

ルートファインディグは高い場所からルートを探す。谷からはルートは探せない。 

681:名無しさん 02/07/23 21:24
地図を見ながら遭難のシミュレーションしてみて、沢添いに下りのルート探してみたけどすぐに滝に遭遇して難儀そうなんですぐに諦めました。 

693:名無しさん 02/07/24 05:37
新田次郎の小説で、西穂山荘からの下山中にルートミスして外ヶ谷に迷い込む、というのがあった。
 
外ヶ谷は上の方は下り易いけど、途中3つの滝があって、主人公は上から2つ目までは何とか下ったけけど、3つ目の滝で行き詰まり…というストーリー。読んでいると結構怖いものがあるよ。

沢は行き詰まった時、もう出られないんだよね。


686:648 02/07/23 23:13
分かったよーん!迷ったら上に行くよ。馬鹿と煙突の煙は上に行くといううからね。 

鷲は丹沢専門だけど、下っちゃいけないというのは実感できないんだよね。心配しないで上に行く。上に行く。上に行く。。


688:名無しさん 02/07/24 00:36
>>686
アシストロープを20メートルくらい持っとけば、沢を下って全然問題ないよ。支点はいくらでもあるし(ついでに飲料水もいくらでもあるし)
 

山の本は、沢を恐れすぎている。太い方へ、下の方へ行けば絶対、安全なところにたどりつけるんだから。

迷ったときは、沢へ。これ原則(でも、ロープないと沢いっちゃダメよ)


692:名無しさん 02/07/24 02:14
>>688 
それが通用するのは東京近郊とかの、沢の切れ込みが浅い山だけだ。もしくは地形図だけで下れる沢か見極められる、沢を歩きなれた奴に限るだろ。 

肩がらみも足がらみも知らない奴がロープ片手に沢下りなんて、パンパカされに行くようなもんだ。ハイカーばかりの「登山板」で危ないこと教えんなよ。 

700:名無しさん 02/07/24 10:12
迷ったとき下っちゃいけないってのは鉄則なのに、知らない人もいるんだね。 

道迷いオロクは崖の上、滝の上にいてで座り込んだままっての結構あるらしいけど、絶望したまま死んじゃったんだろうね。 

704:688 02/07/24 11:58
なんだか場違いなこと書いたようでスマン。 

…でもみんなだって、岩でも沢でも行き詰ったら懸垂で逃げるでしょうに。


708:名無しさん 02/07/24 17:48
>>704 
ハイカーは懸垂なんて出来ません。つーか、知らねーよ! 

709:名無しさん 02/07/24 18:22
>>704 
20メートルのロープ=10メートルの懸垂で下りられる滝や側壁ばかりじゃないぞ。

下るなら45のダブルはほしいな。 

710:名無しさん 02/07/24 18:53
>>704 
その先がどうなってるかわからないところへ懸垂なんかで降りたりしないよ。


713:名無しさん 02/07/24 20:50
懸垂って、一番慎重にやらなきゃならない行動だよね。
 
懸垂場が予定されてる場合を除き、緊急避難用だよ。


714:名無しさん 02/07/24 20:59
道に迷ったら懸垂よりも腹筋とか腕立て伏せをやるべきだよ。

715:名無しさん 02/07/24 22:08
>>714 
意味わからんけどワラタ。


716:名無しさん 02/07/25 08:07
>>714 
ごもっともで…何よりも体を鍛えておきましょう。

734:名無しさん 02/07/26 00:57
とにかく沢は下るな。遠くに町が見えても、絶対沢を下るな。これが結論。うだうだ書いて素人惑わすとまたパンパカだぞ。 

どうせそんなこと思いつく奴は、ルートをロストとした段階で読図どころか地図の所持さえ怪しいんだから。ルートがどうしても見つけられなければ、元来た道を見つけ、登り返せ。
 
山頂経由で登り口まで引き返した方が絶対命にとってお買い得。



599:パンパカパ~ン♪ 02/07/20 23:47
北ア・西穂高でさいたま市の59歳女性が滑落死 
ttp://www.yomiuri.co.jp/04/20020720ic48.htm

20日午後4時ごろ、長野県安曇村の北アルプス・西穂高岳(2909m)の頂上近くで、尾根を下っていたさいたま市の会社員女性(59)が石につまずいて約150メートル下の岩場に滑落した。女性は約1時間半後、民間ヘリに発見されたが、頭などを強く打ってすでに死亡していた。 

豊科署によると、女性はこの日、仲間13人で入山し、西穂高岳から宿泊予定の山荘へ向かう途中だった。 


617:名無しさん 02/07/21 20:29
西穂で午後4時っていうと、西穂山荘着くのは5時半から6時ぐらい。ジジババだからもっと遅く到着するわな。普通の感覚なら独標で引きかえすんだけどな。

600:名無しさん 02/07/21 00:10
今年の夏山シーズン、 奥穂~西穂間、南岳~北穂間で、何人が死ぬんだろう? 

さっそくかあ、と思わせる事故。


601:名無しさん 02/07/21 00:19
民間ヘリだと数百万円かかるのかな? 

飛騨側だったらよかったのに。


602:名無しさん 02/07/21 01:40
東邦航空のヘリが、この辺の山小屋に夏休み用の食料燃料など荷揚げに来ていた為呼ばれたと思われ。民間ヘリ1時間60万円位だよ。今回はあまりかからなかったろう。 

しっかし、13人パーティとは…爺婆は群れたがる。


603:名無しさん 02/07/21 02:00
爺婆は歩きながら良くしゃべる。話に夢中になると足下の確認がおろそかになり蹴躓く。場所が岩場なら落ちると…自業自得だね。 

んでもって、奴らは仲間が落ちても手は出さない。君子危うくに近づかないと言うわけ。助けるという行為は携帯で110番するか小屋に助けをも泊める事だと思っている。小屋に駆け込んで救助を求めれば、小屋番が助けるのが当たり前と思ってるから始末が悪い。

小屋番は救急隊じゃねえぞ。 

604:名無しさん 02/07/21 02:09
>>603が良いこと言った。 

けど一般登山客、特に西穂止まりの観光客の意識はその程度だろうな。「パーティーを組む」と言う意味を分かっていない人は意外に多い。 

607:名無しさん 02/07/21 07:22
年配になればなるほどだが、集団登山は危険だという証拠。 

集団登山は団体行動。合わせて行動しなきゃならない部分が一杯。登山+αが要求されるから、体力が落ちてる年寄りにはきつい筈。だからマイペース行動が可能な単独行のほうが、事故に遭う確率がずっと減る。

多くても3人迄のパーティじゃなくちゃね(夫婦で行こうとするとついついこれが難しくなるんだ)


事故しちゃった時の生存率は低くなるが、年寄りが山行く時は3人以下のパーティーでってのはもっと啓蒙されてしかるべきだと思うが。

613:名無しさん 02/07/21 11:19
老人という年齢グループだけで括ることの危なさが、老人自身に良くわかっていないのだろうね。同じように年齢で括った幼稚園児という集団に較べて、体力、知能の開きがものすごく大きいんだ。 

で、しんどくなると「先行っててください」「じゃあ、ゆっくり追いつけばいいからね」これが今生の別れとなる。

ていうよりか保護義務者遺棄だな。


【その6へ】