カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたソユーズ宇宙船は、2段目のエンジンに点火できずに打ち上げ失敗するも、乗員2名は無事脱出…映像の0:22~手元の端末を触った直後に大きな揺れ、おそらくこの時ソユーズの緊急脱出システムが作動…。

 

0:25~ソユーズ先っぽのとがった部分は緊急脱出用のロケットモーター。直下の乗員が乗る帰還カプセルに影響がないよう、エンジンは放射状に配置。0:35~エンジンは大小4つずつ。緊急時にはこのカプセルをロケット本体から切り離して脱出。

1:00からにも脱出用ロケットモーターのアップ。無事に軌道に到達すると、分離して廃棄される。このソユーズは今回の打ち上げに使われた機体で、実際に緊急脱出ロケットが作動する事態になってしまった。

 

同じようなロケットモーターを使ったランチ・エスケープシステムは1960年代のアポロ計画から使用され、1983年9月26日、ソユーズが発射台上で爆発した時に搭乗していた2人の宇宙飛行士は、ロケットモーターによる緊急脱出システムで無事脱出に成功している。

脱出システムを持たなかったスペース・シャトル(地球に帰還してからの低高度での非現実的なパラシュート脱出システムは有り)の後継機として開発されているオリオン宇宙船や民間のSpace X社の宇宙船は、同じようなロケットモーターによる緊急脱出システムが搭載される。

1983年、ソユーズ爆発からの脱出