本

1: 名無しさん 05/01/11 19:13:16 ID:Ft3KSmj/
身内の人や、身近な人から聞いた怖い話や不思議な話、体験談、言い伝え、伝説、御呪いなどを語ってゆくスレです。 

15: 名無しさん 05/01/17 02:44:10 ID:rgMXff8V
数年前、祖母が亡くなった。 

癌が見つかって、あっという間だった。母は祖母がすぐに亡くなってしまった事に、責任を感じて憔悴していた。自分がもっと気をつけていれば。お葬式は自宅で行われた。

母の友人達は、母を慰めようとした。 

「長患いして苦しまずに楽に逝けたのだから」 
「きっと幸せだったとおもう」 

「そうなのかな。そうだと良いけれど」 

その時だった。

「ガシャーン!」とすごい音を立てて、ベランダの窓が一斉に割れた。 

きっと、祖母は、苦しまずに楽に死にたくなんて無かったのだ。ベッドで苦しんでも、できるだけ長く生きていたかったんだ。そう思う。 

34: 名無しさん 05/01/22 12:44:40 ID:9MKCX19l0
>>15 
なんてわがままな婆だと、読んでるこっちが薄ら寒くなった。

長患いして家族に迷惑かけんでよかったな。

38: 名無しさん 05/01/24 01:09:37 ID:I6fOyIWN0
>>34 
自分もそう思った。

ワガママ勝手すぎ。オニババって感じ。お母さんかわいそう。

続きは 【身近な人から聞いた怖い話・不思議な話・その1】

170: 名無しさん 05/02/10 21:00:59 ID:9671NkLr0
知人が中学の頃に、宿直中の先生が亡くなったらしいが 、亡くなり方がとても不自然だったという 。

飛び降り自殺だったそうなんだが、宿直室のTVつけっぱなし、ラーメン食いかけ、靴は宿直室の入り口に脱ぎっぱなし。 

つまり、先生はTV見ながらラーメン食ってたら死にたくなったから、裸足で屋上まで上がって行って、そのまま遺書も書かずに飛び降りたらしい。 

しかも、地面のコンクリートではなく、向かいの体育館の壁に頭から激突して死亡。勢いつけて突っ走って飛んだとしか思えないとか。 

知人がぽそっと言ってたよ、「呼ばれちゃったんだね」って。

171: 名無しさん 05/02/10 21:48:00 ID:ajON1kDy0
>>170 
「呼ばれた」んじゃなくて、得体の知れないナニモノかに追われたんじゃないのか? 

屋上で追い詰められて、体育館の屋根に飛び移ろうとして失敗。結果、壁に激突。じゃねえのか?

174: 名無しさん 05/02/10 22:23:42 ID:HmIgQUfC0
>>171 
コワヒ…。

続きは【身近な人から聞いた怖い話・不思議な話・その2】

176: 名無しさん 05/02/10 23:29:54 ID:/tUvCbkq0
6年前の話。

母が昼間うたた寝をしている時、頭の周りをパタパタと騒がしく動き回る音がして、なんだうるさいなと思っていたら、突然耳元で「じゃあね、行って来るね」と声が聞こえたそうです。 

土曜日だったので、てっきり私が学校から早く帰ってきて遊びに行くのだと思ったらしく、家に帰って来てから母に文句を言われましたが、その日家に帰った来たのはそれが初めてでした。 

疲れていて夢でも見ていたんじゃないかと話は終わったんですが、その後、一週間位して父と母の共通の友人Eさん(独身が)が脳卒中で自宅で孤独死していたらしく、亡くなった時間がちょうど母がその夢?らしきものを見た時間と同じだった、という事がありました。
 
母曰く、「あんただと思って『うるさいから早く行きなさい!』って言っちゃった」と、思い出しては後悔しています。

180: 名無しさん 05/02/11 00:14:42 ID:Qbv2esdH0
>>176 
 う~ん「うるさいから早く行きなさい!」ってのは、キツイ一言だな。

続きは【身近な人から聞いた怖い話・不思議な話・その3】

272: 名無しさん 05/02/17 14:16:17 ID:tFTXuF9EO
母の田舎では狐が人を化かす事が多くて、母自身も子供の頃に化かされた事があるそうな。 

庭の木の下に黄色と赤の鮮やかな浴衣のおかっぱの子が立っていて、一緒に遊ぶことになったらしい。子供はお手玉を一つだけ持っていて、母は遊ぶのに一つだけでは足りないから、家の中に取りに行った。 

夕方になり、別れを告げて家に入り、お手玉で一人遊んでいると、なんか重い。

お手玉の中身が、小豆から小石に変えられてたそうだ。

274: 名無しさん 05/02/17 14:31:28 ID://S6g4480
>>272 
狐のコと遊んでみたいな。

281: 名無しさん 05/02/17 21:10:05 ID:yrX4w//q0
>>272 
遊んでもらって小豆まで取られちゃったの?w なんかすっごく可愛いこのレス♪ 

キツネと油揚げは、人間の食べるものでは比較的キツネさんの口に合うというほどの話で、何も好物というわけでもないという説。 こぎつねこんこんやまのなか~♪

続きは 【身近な人から聞いた怖い話・不思議な話・その4】

410: 名無しさん 05/02/26 17:03:36 ID:ZvZ/Kl2c0
身内の話だからあえて書かせていただきます。 

俺が10歳の時、大好きだった同じ歳の従兄弟が交通事故で亡くなった。車にはねられ、12年たった今でも犯人は捕まらず。葬儀は一同が悲しみに包まれ、おばさんは取り乱し、救急車が来るほどでした。 

葬儀のほうも終盤に差し掛かり、棺に従兄弟の大好きだったおもちゃ、食べ物、手紙等を入れ皆で棺を囲み、最後のお別れをしていました。 

そして俺が従兄弟にサヨナラの声をかけながら、冷たく固くなった手をギュッとしていたら、従兄弟が「グゥ」と、なんとも言えないうめき声をあげるとともに血反吐を吐きました。 

瞬間的に俺はおじさん(?)に手を引っ張られ後ろに行かされ、俺が見た時は嘔吐物と血に染まる従兄弟でした。葬儀場は何かが腐った臭いで充満してました。 

あれはなんだったんでしょう。親に聞いても誰に聞いても結局はわからず。死んだ人間が嘔吐物を吐くことってあるんですかね?そのおかげで嘔吐と血にトラウマがあります。 

この原因がわかる方教えてください。 

続きは 【身近な人から聞いた怖い話・不思議な話・その5】

450: 名無しさん 05/03/03 17:09:25 ID:nNzqUifR0
クラスで姉御肌の女の子が居て、一人娘だった。 

その家は代々続く商家でデカイのなんのって、その子の誕生日だっつーんで家に呼ばれたら、クラスメイトやら何やら30名以上来てて、2段ケーキ3つ頼んで、法事のような長い机でお祝いしてたんだ。 

その子が「まだ誰にも私の部屋見せたことないんだ。来て」って言うんでついて行ったら、ぬいぐるみがいっぱいある女の子らしい部屋で、その子は和田アキコみたいなタイプだったんで驚いた。 

そしたら、階段の壁から「うう~うう~」って唸り声が聞こえてきて、「ちょっと待って、お兄ちゃんにご飯あげないといけないから」って、ドックフード入れる皿に雑炊みたいなの盛り付けて、階段の横の壁ガラガラって開いたんだ。

真っ暗な部屋に鉄格子と光る獣のような目があって、私と目が合うと「うがが~~」と、激しく格子や壁にぶつかって音を立てていた。 

その子に「ごめん、興奮してるからやっぱ、下居りよう。みんなの所に戻ろう」 と言われて、みんなのところに戻った。

すんげぇ広い家だから、その部屋でどんな大きい音してもみんなの所には聞こえないらしい。もう1人お兄ちゃんが居て、同じように別部屋に居るとも言っていた。 

今まで伸び伸びしてて活発で無敵だと思っていたのに、家でこういうことがあるなんて全然知りもしなかった。人って深いね。

451: 名無しさん 05/03/03 18:30:57 ID:teHmBeRs0
>>450 
もう一人の兄も同じように変ってこと?

455: 450 05/03/03 19:53:31 ID:nNzqUifR0
>>451 
そうそう。もう1人は、とてもその子の部屋の近くになんて置けない位、もっと重症なんだとか。 

452: 名無しさん 05/03/03 18:35:47 ID:LhtCcCLC0
座敷牢か…今でもあるんだ。

455: 450 05/03/03 19:53:31 ID:nNzqUifR0
>>452 
私がその時見たのは昭和56年前後だったかなぁ。今はどうか分かりませんが。 

453: 名無しさん 05/03/03 19:32:10 ID:2mNRCEbx0
>>450 
専門医に言わせると、悪化させる前にさっさと連れて来いってんだけど、兄二人とも発症したということは遺伝性疾患かな? 

地方の商家というといろいろあるだろうけど、家族の不調を恥として外へ出さずに内へ押し込めるものだから逆にドツボに…今でもよく聞くけどね、こんな話。 山岸涼子にもあったし。

455: 450 05/03/03 19:53:31 ID:nNzqUifR0
>>453 
多分遺伝性疾患だと思う。
 

親戚では暗黙の了解らしいけど、近所は知らない。その子のお父さんの兄も似たような感じで、戸籍にはないけど、その辺うろついている。こっちは攻撃性低い。 

「あの子二人お兄ちゃんが居て、小さい頃までは表で見かけたけど、病気で死んじゃってねー、お気の毒に」と近所の婆さまが言っていた。「いや、死んでないって牢屋に居ます」って思ったけど、子供心にこれは口に出してはいかんのだと思いました。 

多いらしいですね。

456: 名無しさん 05/03/03 20:10:44 ID:VS58nqDX0
代々男が狂う一族か…でもその狂人に、小学生の妹に食事を与えさせる親もどうかと思う。

458: 名無しさん 05/03/03 21:01:51 ID:CQfAX/m9O
>>450 
ものっそい興味ある。そういう話。 

面白い話を聞いたなぁ。俺が若いから、そういう話を聞かないのかな。一昔前はそういう事は多かったんだろうか? あと、商屋だから~って意味もわからない。説明キボン。

続きは 【身近な人から聞いた怖い話・不思議な話・その6】

560: 名無しさん 05/03/16 02:01:34 ID:afzxekXW0
古い話なのですが、昔会社の同僚から聴いた話です。 

同僚がまだ子供だった時、両親が念願の一戸建てを購入。新しい家に神棚を置こうと、父親と彼が買いに行きました。 父親が彼に、「どれにしようか」と尋ねるので、彼は、「折角だから一番立派なのにしようよ」と、そのお店で一番立派なものを買いました。 

家に戻り、お祀りしました。その時、彼は神棚の真下にいたそうですが、急に肩を何かに押さえ付けられました。 

一緒にお祀りした父親が、何かの弾みで彼を押さえたのかと思い、「父さん、何するんだよ!」と抗議したのですが、父親はかなり離れたところにいて、息子が妙な事になっているのにも気付かない様子。 

後で彼が父親に、こういう事があったと告げると、「お前が立派な神棚を買おうと言ったから、神様が喜んで神棚に入ったんだ。その時、お前を踏み台にしたんだな」と父親は言ったそうです。

561: 名無しさん 05/03/16 03:14:52 ID:at4kvG4S0
>>560 
ナイス推理パパン。日頃から素敵なパパンじゃありませんか?

563: 名無しさん 05/03/16 20:53:15 ID:ezyx+XQ70
>>560 
ビンボー神の可能性は?

577: 560 05/03/18 02:25:25 ID:FKguy+x20
>>563 
その可能性なきにしもあらず、なんですよ実は。 

同僚はその後会社をやめ、何故か工場の工員に。給料は前の会社のよりがくんと減った。そのお父さんは50歳前でがんになり、一時は助からないとまで言われ…。 

神様、折角一番いい神棚買ったんだから、何とかしてやってくれ。

続きは 【身近な人から聞いた怖い話・不思議な話・その7】

734: 名無しさん 2005/04/07(木) 21:29:51 ID:4DfCnAGM0
私の母は一度だけ火の玉を見たことがある。 

毎年、地域の小さな社務所で盆踊りをやるのだけれど、母が小学生だったある年(昭和20年代)、盆踊り大会がそろそろ終わろうかという時にぼーっと火の玉が出てきて、皆の上をゆっくりと低く回った。 

その時、皆が「Aさんだ!」と、口々にある男性の名前を叫んだらしい。

それは長い闘病の末に、数ヶ月前に亡くなった男性の名前だった。母もなんとなく「あのおじさんだ」と思ったらしい。 

なぜかその地域では、「火の玉に股をくぐられたら死ぬので、火の玉を見たら下駄を頭にのせて走って逃げよ」という変な言い伝えがあって、皆が頭に下駄を乗せて走って逃げていく中、Aさんの小学生の娘だけが「おとうさーん、おとうさーん」と言いながら、火の玉の後を追いかけてたらしい。 

母も頭に下駄を乗せて家に逃げようとしたのだけど、なんと火の玉が母の家の方へ飛んでいったので、どうしていいかわからずに座り込んで泣いてしまったとか。 

それから火の玉はゆっくり母の家の上を一周まわった後、Aさんの家の上の高い場所で、明け方ちかくまで光っていたそうだ。 

盆踊り大会の時に出てきたのは、皆にお別れを言いに来たのだろう。 

火の玉が母の家の上を一周回ったのは、大黒柱の長い闘病生活のために貧困にあえいでいたAさん家に、母の祖父がわずかではあるけどずっと生活の援助をしていたので、Aさんが祖父にお礼を言っていたのだろう、と大人たちが話していたらしい。

735: 名無しさん 2005/04/07(木) 21:58:54 ID:IE3EPfra0
>>734 
なんかジーンとしてしまったよ。

736: 名無しさん 2005/04/08(金) 00:34:54 ID:dOCiNhLB0
>>734 
こういうまともに不思議な話にありつけると心が洗われるようだ。

737: 名無しさん 2005/04/08(金) 00:49:21 ID:nfUCd6XD0
>>734 
最後の三行目くらいで、微妙に鳥肌立った。

738: 名無しさん 2005/04/08(金) 01:29:17 ID:2IpKDCBs0
>>734 
お祖父さん、人格者ですね。気持ちの上だけでもそうありたいです。

続きは 【身近な人から聞いた怖い話・不思議な話・その8】

739: 名無しさん 2005/04/08(金) 04:45:06 ID:0DHiaIxUO
お客さん(Aさん)とその友達(Bさん)の話。 

Aさんは三日連続で同じ夢を見たそうです。夢の内容はふたりで車に乗っていて、Aさんは助手席、Bさんが運転している。交差点でトラックが飛び出してくる。「あっ!」と思ったところで目が覚める。 

Bさんは当時、免許を取るため教習所に通っていた。だからそんな夢を見たのだとAさんは思っていた。 

三日目、また同じシチュエーション。ところが今回は視点が少しだけ違う。後部座席から、自分達を客観的に見ている。そしていつもトラックが飛び出してくる交差点にさしかかる。 

(あぁ、またぶつかるよ)と思ったその時、助手席の自分がこちらを振り返り、「早く知らせろよ」と言い放ったらしい。そこでAさんは目覚め、Bさんに急いで連絡をしたそうです。 

Aさんは「あれは警告だったのかな。幸いBは今のとこ何もないし。自分がこっち振り向いた時は少しゾッとしたよ」と笑って言いました。 

740: 名無しさん 2005/04/08(金) 07:30:03 ID:U8kpatDrO
>>739
こえーよこえーよ…。

「おまえ誰だよ!俺かよ!」って感じやね。

続きは 【身近な人から聞いた怖い話・不思議な話・その9】

90: まお 05/02/03 00:38:06 ID:OP3Xrerm0
これは叔父から聞いた話。

叔父は団塊の世代で、小学生の頃は町内がガキで溢れていたそうだ。寺の境内や墓場が遊び場で、本堂の横にある、防火用水池に張ってある金網の上を渡るのが、仲間から一目置かれるお遊びだった。

ある日、とうとう悪ガキの一人が、網の破れ目から用水池に落ちた。叔父たちは、最初は笑って見ていたが、必死になってもがいていた奴が、真っ赤に錆びて折れた鉄枠と一緒に用水池に沈んでいくのを見たら怖くなって、家へ逃げ帰ってしまった。

その途中で、叔父ともう一人が「親に話したらぶん殴られるから黙ってよう」って事にしてしまった。

翌日になっても、誰も騒ぐ者はいなかったので、叔父はアイツは自分で這い上がって、家に帰ったんだなと思ったそうだ。

ところが、あいつは学校に来なかったし、寺の境内にも遊びに来なかった。用水池を見ても、昨日と同じ様に、真ん中にポッカリと大きな穴が開いているだけだった。 

そして、親父は二度とアイツにお目に掛かる事はなかった。 

92: まお 05/02/03 00:38:57 ID:OP3Xrerm0
落ちたガキの一家は、戦時中に山腹に掘られた「防空壕」に住んでいた。

母親はリヤカーを引いて、町内を周ってくず鉄や雑誌を商っていた。父親は身体をこわして、防空壕の奥で寝たっきり。この家族は、町内では乞食以下の扱いだった。やっかいものだ。

特に親たちは「このガキどもが大きくなったら、なんになるんだか」と言って、蔑んだり怖れたりもしていた。そんな一家のガキがいなくなったとしても、誰も特別な関心は払わない。 

弟は池沼で、ボロ雑巾のような垢だらけの服を着ていて、いつも青っ鼻を二本垂らしていた。妹もいたが、近くに来ると頭が臭いので、誰にも相手にして貰えなかった。

叔父は、理由もなく、そいつの妹を殴った事があると言っていた。ワァーワァーと大声を出して泣き喚くので、胸がスッとするのだと言っていた。

ある時に、誰も見てないので、すれ違いざまにゲンコで思い切り顔面を殴ったら、ひっくり返るようにして地面に倒れて、ワァーワァー泣き喚いた。夕方家に帰る時に、その妹と出くわして「ギョッ」とした。

右目の瞼が青黒くなって、ゆでタマゴを入れたようにプックリと膨らんでいた。

108: 名無しさん 05/02/05 01:04:47 ID:6QXJ/Q9r0
>>92 
おそろしい。

叔父の行いといい、かわいい甥に話して聞かせる事といい、違和感を感じない甥といい。まさにスレタイ通り、怖くて不思議な話だ。 

続きヨロ。

続きは【身近な人から聞いた怖い話・不思議な話・その10】

244: まお 05/02/16 02:00:07 ID:QCsvDewS0
これは、身内から聞いた話。人殺しの甥っ子のまおです。 

続きは 【身近な人から聞いた怖い話・不思議な話・その11(完)】