長屋

1: 名無しさん 02/03/31 11:28
かわいいと思ってた女の子の家を発見。

それがもう築40年以上のボロボロの長屋平屋建てで、その瞬間大興奮。

でもかわいい子が貧乏なのってなんかすごく興奮してしまうって感じ、わかりませんか。 

他にそんな人はいないのでしょうか。

12: 名無しさん 02/03/31 19:18
>>1 
判るよスゴク!メチャ興奮するね。 

10: 名無しさん 02/03/31 18:13
このスレたてた人凄い。俺もわかるよ!

20: 名無しさん 02/04/06 21:32
>>1 
わかる。すごくいい。

13: 名無しさん 02/03/31 20:32
そういえば思い出したこと。
 
もうやめてしまったみたいだが、近所の中学校では、在籍する生徒のフルネームの表札をひとりひとり配ってたらしく、みんな玄関の表札に並べてかけていた。

きったないアパートとか、表札がかけられるまでどこかの倉庫かなにかだと思ってたような、ほこりにまみれたような家に、女名前のそういう表札がかけられているとすごいびっくりした。 

貧乏な家は子沢山なのが多いのか、何枚も女名前(男もいたかもしれないが)の表札が並んでる家もあった。 

そのころは、女の子は(かわいい子は特に)みんなきれいな家に住んで、習い事をやりながらお上品に暮らしていると信じていたので、そういう子沢山の家に、ひとりくらいでもめちゃかわいい子がいるかもしれないとか思うと、ものすごく興奮した。

俺の出た中学校でやっていたら、かわいい子みんなの顔と家を確認できたのにと思うと、いまになってすごく悔しい。

15: 1 02/03/31 22:28
俺、女の子が俺の家みたいな狭くて汚い居間で、コタツに入ってるとこなんか想像もつかなかった。だから最初に、ほんと汚い家にきれいな子が住んでるという事実に驚いた。 

貧乏臭い、っていうけど、そういえばその子、ちょっと制服が変な感じに臭かったような(台所臭いっていうか…)。

40: 名無しさん 02/04/12 23:11
>>15 
確かに、わかる…。

家が貧乏だと噂だったT美の制服は、煮物というか味噌汁というか、そんな匂いがぷんぷんしたような。T美がいまさっきまでいた場所って、ニオイでわかったような…(「ここT美いた?」みたいな。)

97: 名無しさん 02/05/03 01:07
ちょっと違うかもしれないけど、お蕎麦屋さんとかパン屋さんとかで働いてる、集団就職で田舎から出てきたような女の子とかも良いと思う。

113: 名無しさん 02/05/03 14:24
>>97 
ソバ屋って、不思議と集団就職風の、まだ中学出たてみたいな子が結構いるんだよね。それも名店とか明るいチェーン店(風の店)とかじゃなくって、ほんとそこらの長寿庵みたいな店に。 

どこからどうやって連れてきたんだろ?

続きは【貧乏そうな家に住んでるかわいい女の子に興奮する・その1】

161: 名無しさん 02/05/17 15:54
私の思い出を。 

中学のころ、飲んだくれの父と市営住宅暮らしの娘がいた。書いて良いのかわからないけど、いわゆる同和地区というやつ。

母親は男つくって逃げちゃったみたいで、たくさんいる兄弟の世話を、全部彼女が見ていると聞いたことがある。顔はかなりの美形なのに、髪は男みたいなショートカット。言葉づかいが荒かった。 

その点では、このスレで好まれている貧乏少女のタイプではないと思う。自分のことを女だと思っていないのか、どこにでも大股開きで座って、いつも白パンを見せてくれた記憶が。

もっとすごかったのは、貧乏+母親不在のせいか中三の夏までノーブラだったこと。体育のときなど発育途上の胸が透け透け。男子はひそかに大喜び(w。体育教師のおっさんもちらちら見てたのには、彼女に同情した。 

結局、ババアの教師に指摘されたのかブラをつけるようになって、男子はみんな悲しんだものだ。でも、そのブラは友達のお下がりだと、別の女子が陰口をきいているのを知ってなんか萌えたな。 

続く。

続きは【貧乏そうな家に住んでるかわいい女の子に興奮する・その2】

228: 名無しさん 02/05/21 14:52
こんなこと書いちゃうと良識を疑われると思うけど、貧乏な子っていじめやすいんだよね。

変にプライドが高い子が多いから、絶対にちくらないしさ。というか、親に心配をかけたくない気持ちが人一倍強いんだろうけど。 

俺が中2の時に同じクラスにいたのも、そんなタイプ。
 
小さい頃から苦労してきてるからか、なんか大人びてる感じの女子。ちょっとオバサン入ってるような、ほら、やたら人の世話を焼きたがる女。 

俺、当時家が荒れててさ。父親は大会社の重役なんだけど、忙しくてほとんど家に帰ってこない。それをいいことに母親も浮気しまくり。深夜男の車で帰宅するんだから、俺が怒ったら、お父さんも女の人がいるのよ、だってよ。

完全な家庭崩壊。ちょうど性に目覚める頃なのにさ。両親そろって不倫かと思うと腹立ってね。メシはいつも買い食い。顔を合わせれば、いい高校に入りなさいだのとお説教。いつもムシャクシャしてた。だから学校でその女子をいじめたのだと思う。 

その子、貧乏だけど家庭がしっかりしてるっていうの? 貧乏だからこそ、家族が団結してるってあるじゃん。 そういうのって雰囲気でわかる。やたら性格がよくてね。つらいけど前向きに明るくがんばろう!というオーラが出てる。 

うざうざだったのねー、荒れてる厨房の俺には。

229: 228 02/05/21 14:53
きっかけなんて、覚えてもいない。気づいたらいじめてた。

きたない上履きをゴミ箱に捨てたり、お下がりか何かのセーラー服をバカにしたり、何でもやったよ。そういうのが好きな、すさんだダチ数人と。 

でもどんなにいじめても、彼女は「あなたたちは悪い人じゃないのよね」という目をしてるだけ。怒らない。たまに辛そうな顔をするけどすぐ笑顔。いじめの方向が変わったのは、プールの授業が始まってから。 

彼女、水着も誰かのお下がりなのか、生地が薄くなってる&サイズが小さいで、かなりえろえろな体型が浮き出ていてね。こいつ女だったんだと気づいた(w。 

それからはボインタッチ(死語)とかジャージおろしとか、性的ないじめも開始。はじめておま○こ見たのも、彼女のだったし、カイボウごっこのついでに勢いで。

彼女、泣いてたけど、俺たち知ーらねって。今だったら絶対に訴えられていたと思うようなことをやってた。犯罪者だな、俺。

でも、こんなことがいつまでも続くはずがない。やっぱり天罰がくだるわけよ。 

232: 名無しさん 02/05/21 16:47
>>228 
あんまり鬼畜方向に行かないことを願う。

でも、鬼畜→深い改心もありか…。 

続きは【貧乏そうな家に住んでるかわいい女の子に興奮する・その3】

278: 名無しさん 02/05/23 15:40
俺の家は小さなパン屋をしていた。

親父がパンを焼いて、お袋が店で売るという店員2人の小さな店だった。 

俺は幼稚園の頃から店を手伝っていた。すぐ横にはおじさんがやっている豆腐屋もあったので、かけもちで手伝っていた。友達と遊ぶのも良かったが、店でお客さんと話す方が好きだった。 

俺が中学生の頃、うちの店によく来る親子連れがいた。

決まって食パンとラスクとパンの耳を買っていった。お袋は、いつも一緒に来る女の子にアンパンをあげていた。お袋は「あの人は可哀想な人なのよ」と言っていたが、俺にはよく分からなかった。

しかし、アンパンをあげた時の嬉しそうな顔は、本当に絵に描いたような笑顔だった。 


279: 278 02/05/23 15:41
それからしばらくして、お店に来たお客さんの話でお袋の言葉の意味が分かった。

その家庭は母子家庭で、子供が4人もいた。早くに親父さんを亡くして、母親1人で育てていた。しかもその兄弟の1人が、中学生で俺と同じ部活の後輩だということも分かった。
 
その後輩は女の子で普通の子だった。ただ、思い出して見ると、お弁当を忘れて来る日が結構あった。俺はそのことと、聞いた話とが一気に合わさった。 

俺はショックだった、どうして今まで気付かなかったのかと悔やんだ。別に何をしてあげるというわけでもないのに、とにかく自分の無神経さに腹が立った。 

俺は次の日から、その後輩に話しかけるようにした。できるだけ近くにいようとした。そうしないと気がすまなかった。 

俺はお弁当を2人前持って登校するようにしていた。うちの中学は弁当は部室で食べることが基本になっていたので、後輩がお弁当を持っていないと分かった時には「俺もう食えないから1つ食ってくんない?」とあげることにした。 

遠慮しながらも「ありがとうございます」と嬉しそうな顔をしてくれるのが、俺の何よりの楽しみだった。 

280: 278 02/05/23 15:41
ある日、うちの店に後輩といつもの女の子が買い物に来た。

俺の知っている限り、後輩がうちの店に来たのは初めてだった。 

後輩は恥ずかしそうにいつもの買い物をした。その時にボソッと「いつも気を使っていただいてすみません。私のうちは貧乏なもので…」と後輩が言った時、俺は涙が出てきた。お袋も泣いていた。後輩も泣いていた。 

俺は手当たり次第店のパンを袋に詰め、隣のおじさんの店の豆腐もふんだくってきて後輩に渡した。しかし、後輩は受け取らなかった。 

「生活はできているんです。贅沢はできないけど大丈夫です!」と明るく笑顔を見せて言った。俺は恥ずかしくなった。自分が情けなく感じていた。 

すると親父が出てきて「1度袋に入れたパンなんか売り物になるか、その子によくお願いして持って帰ってもらえ!」と一言言って、また引っ込んでいった。頑固親父らしい言葉だった。 

お袋は「重くて大変だから持って行ってあげなさい」と、俺に気を使ってくれたようだった。 

281: 278 02/05/23 15:42
家まで送って行く途中、色々な話をした。

今までの生い立ち、今の生活のこと、亡くなった親父さんのこと、将来のこと、できるだけゆっくり歩いて話した。俺の知らない苦労をしてきているんだと思った。俺がお弁当をわざと2つ持っていっていることは気付かれていた。 

家に送っていった直後、後輩のお袋さんが謝りに来た。「余計なことを言って、乞食のようなまねをしてすみません」と土下座をして謝っていた。 

俺は、俺が余計なことをしてしまった今までのいきさつをお袋さんに話すと、お金だけは支払うと、お金を払うといって聞かない。俺とお袋は困ってしまっていた。 

すると親父が出てきて「うちのパンの値段を決めるのは俺だ、お客さんが決めるんじゃない。俺が金はいらないといったらいらないんだ。それが俺の決めた値段だ。」 

そう言うと親父はまた引っ込んでいった。後輩のお袋さんもやっと納得してくれた。 

298: 名無しさん 02/05/23 22:09
>>281 
>「うちのパンの値段を決めるのは俺だ、お客さんが決めるんじゃない。俺が金はいらないといったらいらないんだ。それが俺の決めた値段だ。」 

親父さんに惚れそうです…はよ続きを…。

続きは【貧乏そうな家に住んでるかわいい女の子に興奮する・その4】

471: 長いよ 02/05/29 20:16
家出少女と一緒に暮らしている。今も。 

彼女と出会ったのは、東京郊外、小○○市という小さな街の繁華街。真冬なのに、彼女はジーンズとブラウス1枚という格好だった。 

当時、俺はフリーターをしていた。その日も俺はパチンコをして、換金所に行った帰りだった。ライター石を現金に代えた俺は、数枚の一万円札をしまおうと、財布を取り出した。その拍子に、余りの玉で貰ったチョコがポケットから落ち、転がった。 

彼女はチョコが転がった先、ゴミと化した放置自転車の山の陰にいた。

472: 長いよ 02/05/29 20:17
じーっとチョコを見ている彼女。危ない目つき。 髪はボサボサで、あちこち小汚い。あからさまに、普通じゃない。まんま、浮浪者。 

だが、俺が見ているうちは、彼女は少しも動かなかった。俺が彼女から視線を外した時、彼女がチョコを拾う気配がした。面白がって、急に振り向く俺。びくっとする彼女。捨て猫みたいで面白かった。 

普通ならそんなのに近づいたりはしないよな? だが俺はなぜか彼女に近づき、言った。 

「何か食べにいかないか?」 

ただのヒマツブシだった。からかい半分の遊びだった。危ない奴かもしれないが、そん時は逃げちまえばいい。そう思っていた。パチンコで勝って、金があったのも理由の一つだろう。
 
実はこの時は、彼女が少女であるということもわかってなかった。女ということは辛うじてわかったが…そのくらい、彼女は汚れていた。いずれにしても、ナンパとかじゃなく、ただの遊びだったんだ。 

俺の誘いに、彼女はビクビクしながらも、こくんと肯いた。

473: 長いよ 02/05/29 20:18
彼女を連れて歩きはじめてから、俺は気がついた。
 
彼女はかなり汚い。このままじゃどこの店にも入れない。いや、それどころか、一緒に連れて歩くこともできやしない。俺は、彼女をホテルに連れ込むことにした。もし嫌がられれば、この遊びは早々にしておしまい、と思っていた。

だが、彼女は嫌がる様子もなく、俺と一緒にホテルに入った。俺にはそんな気はなかったんだが、彼女は覚悟していたのかもしれない。

ただで食事を食べさせてくれる人はいない、お金は身体で払うもの、と。

474: 長いよ 02/05/29 20:18
とにかく、風呂だ。 

彼女を風呂に入れようと、服を脱がせた。この時になってはじめて、俺は彼女がまだ子供であるということに気がついた。

背は低かったが、それなりに女っぽい身体つきをしていたから、20代だと思っていたんだが…。胸は小さく、痛々しく、陰毛も薄い。高校生か、もしかしたら中学生かも。

張ったお湯はすぐに茶色く濁った。シャワーで彼女の髪を流す。備え付けの小さな石鹸は、泡立つことさえなく消えた。彼女は恥ずかしそうな態度も見せず、されるがままにぼーっとしていた。  

フロントに電話をし、石鹸をたくさんと、新しい下着を売って貰った。下着はあまり実用性のない(Hには実用的なんだろうが)ものだったが、ボロ布と化した彼女の下着よりは、マシだ。 

ダメもとで彼女の服を頼んだら、従業員が近くの○崎屋で買ってきてくれた。トレーナーにジーンズ、それからパーカー。ブラはないが、まぁ仕方がない。

律儀にもレシートを渡されたが、それより多目に払っておいた。

続きは【貧乏そうな家に住んでるかわいい女の子に興奮する・その5】

502: 名無しさん 02/05/30 00:47
中学2年の時、ちょっと不良系のかわいい子を好きになりました。

どこに住んでるか知りたくて、彼女の下校の後をつけたら児童養護施設だったのです。それからもっと好きになってしまい、その後告白して、しばらく付き合いました。交換日記中心の清い付き合いでした。

つまらないプレゼントにもとても喜んでくれました。時々靴下に穴が開いていたりするのが、なんとも言えずいとおしかったのを覚えています。
 
彼女は今どうしているのでしょうか…。

続きは【貧乏そうな家に住んでるかわいい女の子に興奮する・その6】

642: ミノル ◆SH9TJIMw 02/06/03 18:41
タカコと出会ったのは23の冬。バイト先のクリスマスパーティだった。 

当時、僕はパン屋でバイトしていて、仕事もようやく覚え始めた頃だった。多分お察しだろうと思うけど、パン屋のバイトは文字どおり「お花畑」。僕ら厨房の人間より、明らかにカウンターの女の子のほうが多い。僕もバイト仲間の連中と「品定め」しながら、バイトを楽しくこなしていた。 

そんなある日、タカコの同期採用組3人が新しく入ってきた。 

「ミノル、今度の3人見た? マジヘンなのがいるよ」と友人。 
「マジで。どんなふうにヘンなの? スゲエブス?」と僕。 

「いや、ちょっとヘンなの。明日お前とシフト一緒だよ。見てみろよ」 と友人は含み笑いをしながら、どうにも教えてくれない。
 
仕方なく、明日のバイトを待つこととした。


643: ミノル ◆SH9TJIMw 02/06/03 18:47
翌日。友人と話したそんなことはすっかり忘れていて、厳寒の日の出前、僕はバイト先まで自転車を飛ばしていた。
 
まだ真っ暗の街中をくぐり、バイト先に到着。5:30からのシフトだけど、今日はちょっと早く着いてしまったようだ。まだ5:10。シャッターはまだ閉まっている。社員は来ていないみたい。しまった。 

そんな時間のかみ合わないことを呪いつつ、バイト先の自転車置き場に駐輪していると、店の横に女の子がひとりポツンと立っているのに気がついた。見たことがない顔。 

若い頃の反射行動ともいうべきか、すぐさま顔をのぞくと、涼しげな目もとのきれいな子。大きな黒いコートを着ている。もしかすると、この子が昨日友人の話していた彼女かな。 

そうこうするうちに、社員が来て店のシャッターが開いた。

644: ミノル ◆SH9TJIMw 02/06/03 18:55
今日のシフトは厨房僕を含む3人、カウンターがふたり。週の中盤なので、それほど切羽詰まっていない。前日の仕込みも少ないので、鼻歌交じりの僕ら。

気になっていた僕は、厨房の2人に聞いてみた。 

「さっきさ、店の前に見慣れない子がいたんだけど、新人?」 
「あれ、お前初めてなの? そうそう、この間入った3人のうちのひとりだよ」 
「ちょっとヘンだって聞いたんだけど、どんなふうなの?」 
「そっか、見たことないのか。あ、更衣室から出てきたよ。見てみろよ」 

ガラスを隔てた更衣室から出てきたその子は、包帯で腕を吊っていた。 

「え、あの子骨を折ったのかな。でもなんでそんな時にバイトなんだろ」 
「なんだかよくワカランよな。でも面接の時からそうだったらしいぜ」 
「なんで骨を折っているのにバイト入れるんだろうな、店長」 

その子は腕を吊りながら、いまだ慣れない新しい仕事に悪戦苦闘していた。僕は皆の感想と同じく、「ヘンな女」と思いながら仕事に精を出していた。 

645: ミノル ◆SH9TJIMw 02/06/03 19:04
そんなことで初めてその子を見て、それからも数回シフトを共にしたある日、シフトの予定が入っていた女の子がバイトに来られなくなった。 

もともと販売のバイトからここに移ってきた僕は、店長の命令で、急遽厨房からカウンターへ。「ったくよ、面倒だよな」といいながらも、 頬は緩んでいる僕。カウンターで女の子と思う存分話せるからだ。 

今日の「相方」は誰なのかな、と待っていると、腕を吊った彼女が現れた。 

「うーん、ヤヴェえなあ。しゃべったことないよ……」と思いながら、僕は困惑する彼女にあいさつした。 

「チュウィッス。今日●ちゃんがダメらしいので、僕が入ります。夜露死苦」 
「え、えと、あの、よろしくお願いします」 

か細い、消え入りそうな声。なんだか怖がっているみたい。 

そういえば間近で見るのは初めてだ。よく見ると、ムチャクチャきれい。ほかのヤツの評価は聞いたことがなかったけど、少なくとも、僕のタイプに100%といっていいほど合致するのは確か。

なんだか柄にもなく緊張しながら開店を迎えた。

続きは【貧乏そうな家に住んでるかわいい女の子に興奮する・その7】

680: 文学オタ02/06/04 10:27
中学3年の夏。 

ほんとは受験勉強一色でなければならないはずなのに、俺にはずっと片想いの女子がいたんだよね。
 

その子とは小学3年からずっと同じクラス。といっても小学校自体が田舎の分校みたいなもんで、クラスはひとつしかなかったんだけどさ。でも中学の3年間でのクラス替えにもかかわらず、いつも同じクラスだったのは不思議な偶然かな。 

さらに彼女のお母さんと俺の母が高校時代からの親友だったとかで、小さい頃からお互いの家を行き来していたのよ。

幼なじみというほどではないが、一人っ子の俺には姉みたいな感じ。 

681: 文学オタ 02/06/04 10:29
中学に入る前に、彼女のお母さんがガンで亡くなっちゃったの。まだ若いのに。 

それがお父さんには辛かったんだろうね。小さな運送会社をやっていたんだけど、酒びたりになっちゃって。従業員も辞めて行くは、数台あったトラックも売り払うはで、彼女の家めちゃくちゃになってたみたい。

収入はどうしてたんだろ。たまにそのオッサンが一台だけ残したトラックを運転しているのを見たから、まあ、最低限の収入はあったんだろうな。 彼女が弟二人の面倒やら食事の準備やら掃除洗濯やら、すべてやっていたと聞いた。

俺の母が彼女のことを不憫に思ってか、よく余分に作った食事を、俺に近所の彼女の家まで届けさせていた。壁に穴とか開いてたから、あのオッサン酔うと暴れていたのかも。 

彼女のほうも俺の母を自分の母親のように慕って、うちに来ることもあった。 

682: 文学オタ 02/06/04 10:29
なんで彼女を好きになったんだろう。彼女が母親を亡くしてすぐの、小6の冬だったか。

担任に嫌われていたんだよね、彼女。担任はオバサンだっから、ちょっと美少女入っていた彼女が鼻についたのだと思う。 

その日も、何が原因だか教室の後ろに彼女が立たされていてね。一度彼女、腹痛を訴えたの。でも担任は仮病と一蹴。それから彼女は、もうじっと我慢してた。ちらちら見るとすごい辛そうだった。 

5時間目だったから、その授業が終わるとすぐ帰宅。俺が帰ろうとすると、おばさんに用があると彼女がついてくる。おなか痛いの大丈夫?と聞くと、あんなババアに負けてたまるか、と彼女せせら笑っていた記憶が。 

家につくと、俺の母と彼女が何やらごそごそ話しはじめた。
 
しばらくすると彼女が俺の部屋に。トランプか何かしている時、ふとした瞬間にスカートの中が見えた。白いパンツに血がこびりついていた。
 
彼女が家に戻る時、俺の母が何か渡していた。うちの夕飯は赤飯だった。 

その晩、布団に入ると彼女のことが頭から離れない。あんなババアに負けてたまるかと言った時の笑顔、真っ赤な血のあと。 

この日からだと思う。彼女が俺の中で特別な存在になったのは。 

続きは【貧乏そうな家に住んでるかわいい女の子に興奮する・その8】

821: 名無しさん 02/06/16 13:17
インドのベナレス(と今は言わないらしいが)でのこと。 

あまり有名ではないガート
(川へ下りる階段状の施設)に毎朝、沐浴に行っていたオレ。

そこでかわいらしいインド人の少女に、なぜかなつかれた。ミリンダというジュースをおごってあげると喜んだので、「ミリンダ娘」とか自分の中で呼んでたんだけど。

その子、観光客に教えられたのか片言の英語が話せたので、年を聞いてみると12歳とのこと。でも、日本の12歳とは比べ物にならないくらい小さかったな。家が貧しいのか、いつもオレンジのワンピースを着てたっけ。妹がいたらこんな感じなのかと、しだいに打ち解けていった。 

ベナレスには2週間ほどいたけど、そこを発つ日の朝。

オレが沐浴をして上がってくると、ミリンダ娘が待っている(その子はもっと早朝に沐浴をすませているらしい)。いつものようにミリンダを2本買って、体育座りみたいな感じで座っているミリンダ娘のところへ。 

固まったよオレ。スカートの中が見えたのだが、パンツをはいていないのだ。自分、ロリの気はまったくないのだが、目が吸い寄せられたな。無毛の縦一本筋。きれいだな、なんかわかんないけど、きれいだなと思った。

ミリンダを渡しても、その子、姿勢を変えようとしなかった。笑ってた。 

その日はほとんど何も話さなかった。別れ際、無言で袋に入った果物を渡された。カルカッタ行きの電車で、その袋を見てみたらぺらぺらの紙が入ってた。へたくそな字で「I love you」とか書かれてた。

きっと大人に教わったんだろうな。住所とか何も書かれてなかった。なんか無性に切なくなって、せっかくの好意なのだからとその果物を食べたよ。腹こわしてカルカッタでは地獄だったけど……。 

あれは何だったのだろうと、今でも考えることがある。わざとだったのだろうか。インド人だってパンツぐらいはくよな。 

インドへはそれ以来、行っていない。

今、ミリンダ娘はいくつになるのか……。 

続きは【貧乏そうな家に住んでるかわいい女の子に興奮する・その9】

850: 1/6 02/06/21 05:27
一昨日、日本戦(※当時2002年、サッカーワールドカップ日韓大会)終わってから近所のスーパーにメシ買いに行った時のこと。 

駐車場にある自販機でセブンスター買って、店内に入ったら小学3か4年くらいの女の子がいてさ、お菓子ずーと見てるの。で、意を決したかのようにポッキーを手に取ったかと思ったら、凄い勢いで駆けてっちゃって。 

おいおい豪快な万引きだな、とか思いつつ目で追ってたら、中学生の子(制服着てた)に抱きついてた。「おねーちゃん、これかってー!」って。 

オレもガキの頃はお袋にようせがんでたよなー。ああ、なんか微笑ましい光景だなぁ、なんてノスタルジーに浸ってたら、すげえ冷たい声で、「絶対ダメッ!!」って。あんまりピシャッというもんだから、思わずまじまじと見てしまった。 

直前のやり取りのせいか、お姉さんはちょっときつそうな顔つきに見えた。メガネを掛けてて学級委員とかやってそうな感じ。いかにも男子に煙たがられてそうって言うか…。 

で、妹さんの方はオレが多少、ロリ傾向にあるのを差っ引いてもかわいかった(w。そんな妹さん、ずっと下向いて黙っちゃってる…。 

泣き出しちゃうかな?とちょっとハラハラしたんだけど、「うん、………ごめんなさい」なんて謝って、箱を元の棚に戻してた。 

けどその子、戻した後もお菓子見てんだよ、じ~って。なんか見てらんなくて、お姉さんの方に視線戻したら、下向いてるんだよ。…ちょっと唇、噛み締めて。


851: 2/6 02/06/21 05:28
それでオレ、その姉妹がちょっと気になっちゃって、お総菜のコーナーで再び発見した時、隣に行ってみちゃった。 

フライとか、揚げ物類を自分でパックに入れて持っていくやつ。姉妹二人であれだこれだって選んでる。でも妹さんがエビフライとかチーズ豚カツとか指さすと、「それはダメ!」ってな感じでお姉さんが許さない。 

よく見るとスーパーのかご、妹さんが重そうに持ってる。かごぐらい姉貴が持ってやれよ、とか思いつつお姉さんを見ると、筆算してた。……しかも、馬券を買う時のマークカードの裏面使って。 

一生懸命ひっ算してたお姉さん、ため息ひとつ吐いて、「コロッケにしようね…」だって。

明らかに不満顔の妹さん、気持ちは分かる(w。あーだ、こーだ、とだらだら選んで結局コロッケかよ。なんて、声に出ないように心の中でツッコミ入れてたら、「ごめんね……」と、今度はお姉さんが謝ってる。また、軽く唇を噛みながら。 

そしたら妹さん、かごを床においてパックにコロッケ入れ始めた。コロッケ四つ入れて、蓋がちゃんと閉まらないパックに輪ゴムをかけながら、 「のぞみ、ころっけすきだよ!まいにちだってたべれるもん! おねいちゃんはきらい?」って、笑顔で。 

「ワタシは…」って一寸言いよどんだ後、にっこり笑って、「お姉ちゃんも好きよ。…のぞみ、いこっ」 妹さん促して、またマークカードの裏で計算しながら歩いていくお姉さんを、買い物かご抱えた妹さんがトコトコ追いかけてった。 

その時のお姉ちゃんの笑顔、当然心から笑ってたわけじゃ無いと思ったけど、すげえ魅力的に見えた。なんか、そこで笑える彼女が無性にかわいく感じた。 

何となくオレもコロッケを三つ買っちまった。

852: 3/6 02/06/21 05:29
で、他にも食料を色々物色した後、会計しようと思ってレジの列に並ぼうとしたら、発見!いました、例の姉妹。迷うことなく後ろにならんでしまいました(w。 

お姉さん、並んでる間もマークカード見て金額を確認してる。テスト終了3分前に、答案を最終確認するみたいに。よく見えなかったけど、マークカード三枚くらいがびっしり数字で埋まってた。 

なんか、いつまでも盗み見してるのも悪いと思って、なにげに妹さんが持ってるカゴに視線を移したら、入ってた。イチゴのポッキー。なぜか、ホッとしてる自分に気づいて苦笑い。 

そのまま、その姉妹のレジも観察してた。
 
その子らの買い物は材料ばかり。ジャガイモとか大根とか、魚とか。調理しなくても食えそうなのは、コロッケとポッキーと醤油くらい。おいらの買い物とは大違い。酒のつまみみたいなのしか入れてない自分にちくと呆れつつ、姉妹の会計が終わるのを待った。 

そしたら…、やっちゃったみたい、お姉さん。

計算ミスか?なんか懸命にババ臭い財布あさってるんだ。レジの受け皿の金を見ると小銭がいっぱい。遠目からざっと数えて、レジの会計表示とで暗算してみると46円(!)くらいりないみたい。こんなに脳味噌フル回転させたの何年ぶりだ? 

レジのババア、苛ついてる。お姉さん、焦りまくり。妹さん、泣き出しそう。 

オレ、正直アタマ抱えちまったよ。あーって。

続きは【貧乏そうな家に住んでるかわいい女の子に興奮する・その10(完)】