【その11】
ちょっとだけゾクッとする怖い話

609: 名無しさん 01/12/08 03:08
以前、私が勤めていた会社の同僚の女性から聞いた話です。
 
当時、彼女は体調を崩して入院したご主人の元に、毎日のように通っていました。そんな彼女に、ご主人がこんな不思議な話をしたそうです。 

ある日の昼過ぎ、ベッドでウトウトしていると病室のドアが開き、白い着物を着た男性が一人入ってきました。誰だろうと思っていると、その後からもう一人、またもう一人と列になって次々と静かに入ってきて、一人ずつご主人の左手首にそっと触れるようにしてから出て行った。 

そんな話を聞いてから数日後、彼女が病室のベッドの横でイスに座っていると、ご主人が「また来た」とドアの方を見て言ったそうです。

彼女には何も見えず、ドアも閉まっていたそうですが、ご主人が言うには、今度は一人一人が番号の札を下げていて、ご主人の左手首に触れたあと番号を書いていった、とのことでした。
 
その直後、突然ご主人が「左手首の出血が止まらない、包帯をしてくれ」と騒ぎ始めたそうです。そこで、彼女が傷ひとつない左手首に包帯をしてやると、ご主人は安心したように眠ったといいます。
 
次の日、ご主人の容態を急変して、左手首に包帯をしたまま亡くなったそうです。 

白い着物の行列はお迎えの人たちだったのでしょうか?でも番号の札や、左手の出血の意味などはわからないままだそうです。 

611: 名無しさん 01/12/08 03:17
>>609 
左手首に触れていくってことは、やっぱり「手首を切る」行為に値するのかね?手首切ると血が止まらないもんね。番号の意味はわからんけど。

613: 名無しさん 01/12/08 04:00
このスレ読むと、なぜか視線を感じて眠れん…。

614: 名無しさん 01/12/08 04:11
>>613 
あなた、いい感性してるわよ。

626: 名無しさん 01/12/08 21:52
俺の地元の噂話を一つ。 

あるバイク好きのカップルが、二人乗りをして峠を走ってました。その時に転倒し、男は軽傷で済みましたが、女は亡くなってしまいました。 

あまりの悲しみに家に閉じこもってましたが、二年が過ぎ、男は立ち直り、またバイクに乗り始めました。そして、あの峠を走っていて急なカーブに差し掛かろうとした時、男はあまりの事に驚き、急ブレーキをかけました。 

死んだはずの恋人が立っていたのです。 

カーブギリギリで止まると同時に、対向してきたトラックがセンターラインを越えて猛スピードで通過していきました。多分そのままカーブを曲がっていれば、正面衝突していたかもしれなかったのです。 

男は「あいつが助けてくれたんだな」と思い、後ろを振り向いてみました。 

女はまだそこにいて、振り返ってこう言いました。 

「死ねばよかったのに…」 

628: 名無しさん 01/12/08 21:57
>>626 
あかん…こわい…。

630: 1 01/12/08 23:44
>>626 
道連れにする気マンマンですねぇ…。 

620: 名無しさん 01/12/08 20:09
ドイツのボンで、去年6月下旬の深夜、ある美術館に忍びこんだ男がいた。
 
その男はまんまと美術品を盗んむことに成功したが、警備員の不意の出現に慌てふためいて逃げ出し、通路の角を勢いよく曲がったとたん、目隠しされた騎士の彫像が支え持つ長さ1.2メートルの剣に激突。 

男は口から剣が刺さり、頭を貫通して延髄の辺りから剣が飛び出した無残な状態で死亡してしまった。 

そしてその彫刻の名前は… 「正義の剣」。

623: 名無しさん 01/12/08 20:29
>>620 
カッコイイ話しだぁ。

624: 名無しさん 01/12/08 21:01
長野県での話。 

男女5人で、「出る」と言われてるトンネルに車で行ったそうで。 で、夜中に早速そこへ行ってみたんだけど、トンネルの丁度真ん中で何故かエンストしてしまった。
 
もう使われてないトンネルとかそういうわけではないので、いつ車が来るかわからない。しかも狭い道路なので、前後から車が来る可能性があったわけです。 

仕方ないから1人だけ車に残って、あと5人ずつトンネルの出入り口へ向かった。車が来たら事故にでもなりかねないので、目印の様なものを置いて車が入れないようにしたんですね。 

そして車に戻ってみると、残っていた1人がどこにもいない。反対側のトンネル出入り口に向かっていた二人も見ていないという。そしてその人は未だに行方不明なんだそうです。

この話は長野の友達から聞いたんだけど。 その友達が言うには、その行方不明の人は友達も知っていた人で、この話を聞いた時、「え!?あの人!?」と非常にビックリしたそうです。 

629: 名無しさん 01/12/08 22:32
学校へ行く途中に太宰治が入水した暗~い上水道があります。
 
先日、夜の七時頃に自転車二人乗りでそこを通ったんです。私が運転して後ろには友人。人一人すれ違うのがやっとの細い橋の上に差し掛かった時。
 
友人「あっ危ない!」 
私 「どうしたの?」 

友人「今向こうから来た人とぶつかりそうだったよ」 
私 「えぇっ!誰も来なかったよ!」 

友人「来てたよ、絶対。無灯火の自転車が」 

で、少し言い合いをしていたのですが、後味が悪いので
 
私 「(絶対にそんなことはないと思いつつ)ごめんね。ぼーっとしてたから気付かなかったのかも」 
友人「こっちこそごめん。だってその人、前から向かっては来てたけど、すれ違わなかったし」 

私 「なんだ、橋の手前で曲がっちゃったんだ。それじゃ本当に私が気付かなかっただけかもね」 
友人「ううん、橋の真ん中辺までは来てたよ。君の前まで来てその後はわかんないや」 

実際は怖かったけど文字にすると怖くないなぁ…つまらない割に長くてごめんなさい。 

633: 名無しさん 01/12/09 00:08
私、たまーにですが動物の思念がわかるんですね。1年に1回もあればいいほうなんですが。

で、今日久しぶりに聞こえちゃいました。猫だったのですが、「今日の晩ごはん何かにゃー?」 って考えながら、とととって小走りに歩いてました(笑)。

636: 名無しさん 01/12/09 00:17
いや、恐いっていうかむしろ胸キュンエピソードでは…。 

644: 名無しさん 01/12/09 05:04
>>633
他にも動物の声きいたことあるの?

646: 633 01/12/09 15:13
>>644 
あるよー。

昔私の家の近所に20基ばかしの小さな墓地があって、その前を通りかかったら、墓地に住みついてる猫と近所のノラ猫が話ししてるの。ちょうどお彼岸の入りのころだった。 

寺猫「明日、○×家がおはぎ持ってくるから楽しみだにゃー」 
ノラ「おはぎ…甘くておいしいんだよね」 
寺猫「いっぱい持ってくるから、キミも来たまえ」 

面白かったので、翌日そのお墓を見に行くと、きれいなお花といっしょに一枚のからっぽの平皿。その皿にはアンコがこびりついてました(笑)。

649: 名無しさん 01/12/09 18:21
>>646 
あ~ん。かわいい。
 
寺猫ちょっとエラそう。

655: 名無しさん 01/12/09 19:39
>>646さん、他に動物達はどんなことを言っていましたか? 

教えてプリーズ。

819: 633 01/12/11 14:11
えーと以前、動物の心が読めると書いた者です。もっと話が聞きたいよ!って書いてくれた方、ありがとうございます。ちょっと怖かった話を書きます。 

動物の声は直接耳に入ってきます。結構大きいです。70ホーンくらい(笑)。大抵は他愛もない声です。耳もとで突然「わはははは」と笑い声がして、びっくりして振り返ると、犬が飼い主と遊んでいたりとか(笑)。 

でもたった一回だけ、会話したことがありました。やっぱり猫です。 
じゃあ、ここからが本題。怖い話しです。

820: 633 01/12/11 14:12
今から10年くらい前、中学生の時でした。

道を歩いていると突然、「ああ…あのコかわいそうににゃー、死んじゃうのかにゃー?」 という声が…。びっくりして横を見ると、塀の上に立派な恰幅の猫がいます。
 
「えっ?私の事?」 

突然の出来事に私は思わずその猫に問いかけました。 

「???」 

その時の猫の顔ったらありません(笑)。丸い眼をますます大きく開けて。まぁその猫にしても、人と話すのは初めての経験だったのでしょう。 

その猫はじっと私の顔を見つめ、思い切ったように言いました。
 
「そう。キミの事」 
「なんで…私死んじゃうの?」 
「事故で。交通事故」 

私は気が動転しました。不思議な感覚ですが、決してその猫が嘘を付いているとか、からかっているとか思えないのです。

821: 633 01/12/11 14:13
私は藁にもすがる思いで猫に聞きました。 

「私、どうしたら助かるの?」 

猫は眼をつぶって何か考えてるようでした。いま思うと因果を変えていいのか迷っていたのかもしれません。 

「○○山ってあるじゃん? そこの神社におにぎりを49コ納めな」 
「○○山っていったって…結構広いし、どこの神社?」 
「行けばわかるよ!」 

そう言うと猫は塀の向こう側にさっと飛び下りてしまいました。 

私は泣きながら家に帰って、母親にその不思議な出来事を話しました。母親は笑いも怒りもせず、むしろ真剣な顔で「じゃあ明日おにぎり作って持って行こう!」と言ってくれました。

823: >>633 01/12/11 14:14
翌朝、米を2升炊いて母と一緒におにぎりを49コ作り、電車で○○山まで行きました。しかしその山は大きく、神社だっていくつあるか分かりません。
 
途方もなく母と私はその辺を歩いてる人に尋ねました。
 
「この辺に神社ありますか?」 
「神社ったっていっぱいあるよ。何神社?」
 
「いや…一番近い神社で結構ですが」 
「…ここから向こうに20分ばかし歩くと、ちっちゃな神社があるよ。でも境内も何もない祠みたいなとこだけど」 

その人は不審な顔をしながらもそう言って道を指差してくれました。私達はとりあえずそこに行ってみることにしました。 

20分ばかりも歩くと道脇に小さな祠が見えました。しかし何かが変?近づいてみてようやく分かりました。倒壊してるのです。 

何人か地元の人が祠の修復作業をしてます。私達は近寄って作業をされてる方に話しかけました。

825: 名無しさん 01/12/11 14:15
「どうしたんですか?」 
「いやあー昨日の夜地震があったべ? 古いからなー。あれで壊れちまったんだよ」
 
私は母と顔を見合わせました。なんとなくここで何をするか分かったのです。
 
「あのーこれ…よければ皆さんで食べて下さい」 

母はそう言うとおにぎりが49コ入った重箱の包みを開けました。
 
「あれ?おにぎりじゃない!おーい皆あーちょっと手を休めて、昼飯にすっか!」 

私と母はそこで修復作業をされている方達と一緒におにぎりを食べ、余ったおにぎりは祠に納めて帰ってきました。昼食の際、そこの人達にいきさつを話すと、「いやー世の中には不思議な事もあるんだなー」 とみんな驚いていました。 

その後、交通事故にももちろんあってません。私は大事を教えてくれた猫にお礼の意味で、ネコ缶(最上級品)を持って行き、その塀の辺を数日探しましたが、その猫にはついに会えませんでした。

私の話はこれで終わりです。

826: 名無しさん 01/12/11 14:49
>>825
日本マンガ昔話みたいな体験だな。聞き耳ずきんとおむすびコロリンみたいな…。

966: 名無しさん 01/12/16 07:49
いままでそんな力を持ってる方の話は聞いたことがなかったので、実に興味深く見させてもらってます。いやー、最高ですな。 

私は猫ヲタなもんで、お話の猫の会話には実にリアリティーを感じます。

639: 名無しさん 01/12/09 00:55
さっき起こったことを一つ。 

私は現在受験生で、さっきまで勉強してたのですけど、途中で眠くなってしまったので、まあ、少しならいいか、ということで机にうつ伏せになって寝ました。 

大体十分くらいで起きようと思ってうつ伏せ状態のまま夢うつつになってたのですけど、隣の部屋(私の部屋は二部屋あって狭いほうで勉強してるんですが、隣の部屋とはドアが外してあるので連続してます)から、カタ…っと音がしたんです。 

ん?と思いつつも眠かったのでほっといたのですが、またカタ…カタカタ… カタカタと。

640: 639 01/12/09 00:58
流石に気持ち悪いので、体を起こそうとしたらまったく動かない。かろうじて目だけが開く状態で、机にうつ伏せのまま10秒くらいが過ぎました。 

ふと、脇の下(机にうつ伏せで両手が参考書の上、頭が両手の上に乗ってる状態)から、いすの後ろに目が行ったのですが、首筋がその瞬間ゾワッとしました。女の子?の足が二本そこにあったのです。 

靴下が片方の足にだけ、丸まってて(ルーズかと思った)もう片方は少し紫色。うわ、まずいと思って必死で頭を上げようとしたのですけど、ホント全然動かない。 

すると、その足がススッと前に出てきた瞬間にまた隣部屋でバシッ(書いてる今も鳴った、こえー)と音がしてその瞬間に頭がガバっと動きました。で、足も消えていた。
 
いやー怖かったけど、文にするとそうでもないね~。すまん。

641: 名無しさん 01/12/09 01:08
>>640 
金縛りですか?恐いですね。 

勉強もいいですけど適度に休憩入れましょうね?

642: 名無しさん 01/12/09 02:20
俺が大学生の頃体験した話。 

3月も終わりに近づき、桜のつぼみも膨らみかけた頃。新入生が入ってくるのも近いので、サークルの部室を大掃除した。壁には一枚の、ヤニで真っ黄色になったポスターが貼られていた。 

「この汚いポスター、はがしちゃっていいのかな~?」 
「ん~、別にいいんじゃん」 

俺はその汚れたポスターをはがした。 すると、壁になにやら殴り書きしてあるのが目に入った。
 
そこには「お前らなんか大嫌いだ!死んでやる!死んでやる!死んでやる!」 と書かれていた。 

後日、サークルの先輩にそれとなく話を振ってみた。「あ~、アレ書いたヤツって、今、病院入ってるんじゃねぇかな~」 と。なんでもサークル内でイジメの標的にされていたらしい。 

そこの壁には、そのまま新しいポスターを貼っておいた。
 
そろそろ、そのポスターも黄ばみが目立つ頃…。

645: 名無しさん 01/12/09 12:43
>>642
大学生にもなってサークルでイジメってのが怖い。

664: 名無しさん 01/12/09 20:48
あれは今から10年前、関西の大学生だった私は、同じ大学の友人と天橋立へと遊びに行ったのです。
 
折りしも夏休み中のことで旅館はどこもいっぱい。たまたまキャンセルが出たという民宿を運良く見つけました。雰囲気も別段変わったところも無かったんですが。 

昼間は海水浴を楽しみ、夜になって民宿に帰りました。隣の部屋とは襖で仕切られており、若い男女の声が聞こえてきます。一杯飲んで酔っぱらてたのもあって覗いてみようということになり、襖をほんの何ミリか開け隣を覗いてみたのですが真っ暗。 

あれ?と思いつつよく見ると目玉が。向こうも隙間から、こっちを覗いてるんです。一気に酔いも醒め、その場所から離れました。 

でも本当に怖かったのはこれからでした。 

669: 664 01/12/09 21:18
その後、友人も俺も眠り込んでしまった。 

今でもはっきりと覚えてるけど、その晩に夢を見た。その友人を殺そうとして、追い詰めて逃げ場がなくなったところ。俺が馬乗りになって、首をぐいぐい締め上げていくの。 

渾身の力で締め上げているんだけど、その友人は白目の部分の血管が破れて白目が真っ赤になってるんだけど、それでも抵抗しない。このままでは殺人者になってしまう!と思ったところで目が覚め、飛び起きた。

すると隣で寝てたはずの友人も同じタイミングで飛び起きた。開口一番、「おまえに殺されるところやった…」と…。 

話を聞いてみると内容が細かいところまで同じ。あろうことか、右目が真っ赤。首に痣らしきものまで。そのまま朝まで寝ることができなくて…。 

朝になり帰ろうとして、隣のカップルのことが気になった。民宿の人に、隣が覗いてたって告げ口されたらどうしようと思って。それで民宿の人にそれとなく隣の人のことを聞いてみたら、キャンセルのご家族連れ様で誰もいないとのこと。

じゃあ誰が覗いてたのか…今も不思議です。 

670: 名無しさん 01/12/09 21:21
ひぃ…。
672: 名無しさん 01/12/09 21:48
アメリカのとある学校の寮に、女の子の日本人留学生が数名住んでいました。 

ある日、学校のテストが近くなり、寮生はみんな実家に勉強のため帰ってしまいました。日本人留学生達はそういうわけにもいかないので、数名で広い寮に残って勉強することになりました。 

彼女達はそれぞれ現地の寮生と同室だったのですが、その内のひとり、仮にA子さんとします。A子さんのルームメイトが、実家に帰る時にこう言いました。 

「ここは夜に変なモノが出るみたいだから、気をつけてね」

673: 672 01/12/09 21:48
他の寮生が皆帰ってしまい、寮には日本人留学生と管理人さんしかいなくなったその夜。
 
日本人留学生達は、皆で集まって一部屋で勉強しようとも考えましたが、「集中できなくなる」とのことで、それぞれの部屋で勉強していました。A子さんももちろん、1人になってしまった部屋でせっせと勉強。夜もふけ、それでも机に向かっていたのですが…。 

コンコン…。 

ふと、机のすぐ前の窓を何かが叩く音がしました。もちろん窓にはカーテンが引いてあったのですが。 

コンコン…。 

音は止みません。ひょっとして誰かが叩いているのかもしれない。まさか強盗?A子さんは心配になりました。でも、そこで気付いてはいけないことに気付いてしまったのです。 

「この部屋は3階で、この窓の下には足をかける場所なんてない!」 

A子さんは急に怖くなり、急いで友達の部屋へ行こうと、部屋のドアを開けました。

674: 672 01/12/09 21:49
ドアを開けると、そこには金髪の女の子が立っていました。
 
体中ずぶ濡れで、長い髪で顔は隠れています。その髪からは、ポタポタと水が滴り落ちていました。A子さんは、その女の子がこの世のものではないと悟り、とっさにその横をすり抜けて走り出しました。 

早く、早く友達の所まで行かなくては!A子さんは必死に走りました。

後ろからは、ずる…ピチャ、ずる…ピチャ、という音が近付いてきます。 

「追いかけてきている!!」 

A子さんは泣き出しそうになりながら、とにかく走りました。しかし、いくら走っても友達の部屋にたどり着きません。この廊下はこんなに長かったのか?音は一向に止みません。 

ずる…ピチャ、ずる…ピチャ、ずる…ピチャ…。 

A子さんは後ろを振り向かないようにしながら、とにかく走りました。すると、ようやく明かりの漏れたドアが見えてきたのです。 

「あそこまで走れば助かる!!」 

あと少し…あと少し!!

676: 672 01/12/09 21:51
突然、足が動かなくなりました。右足首に、ぬるりとした感触。

恐る恐る、A子さんは振り向きました…。 

そこには、自分の足首をつかむ金髪の女の子の姿が…濡れた髪の間から、青い目が自分を見つめています。そしてその女の子はニヤリと笑い、言いました。 

「Shall we…?」 

「行こう」という意味です。
 
いやだ!いやだ!いやだ!A子さんは必死でそう思い、そのまま気を失ってしまいました。

677: 672 01/12/09 21:53
気が付くと、友達の部屋のベッドで寝ていました。 

友達が言うには、A子さんの声がしたのでドアを開けてみると、彼女がドアの前で倒れていたというのです。 

A子さんは、自分の身に起こったことを友達に言いました。 友達はすぐに信じてくれました。A子さんの足首はびっしょりと濡れていて、つかまれた跡がしっかりと残っていたからです。二人は震えながら、朝が来るのを待ちました。 

朝になり、急いで管理人さんの所へ向かいました。あったことを言うと、管理人さんは「またか…」といった顔をして一冊のアルバムを見せてくれました。そこには、A子さんが見た金髪の女の子の写真があったのです。 

何でも彼女はここの学生だったのですが、ある日失恋を苦に入水自殺してしまった、とのことです。

写真の彼女は、とても幸せそうに笑っていました。

終わり。 

679: 名無しさん 01/12/09 22:04
「Shall we…?」 ていう台詞がとても印象的。
 
英語だと日本語とはまた違った恐さがあるね。 

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