【その6】
ちょっとだけゾクッとする怖い話

532: 名無しさん  01/12/17 18:32
これは3年前の夏に、私が体験した事です。 

大学も夏休みに入った頃、私は友達(男)2人とキャンプへ行くことにしました。その時、「何処に行くか」を決めるのに私が本をパラパラ…とやって、友達が「ストップ!」って言ったら本をパラパラめくるのをやめ、そこのページの場所へ行くと決めました。 

そこで決まった目的地は「支笏湖」です。以前、「死骨湖」という名前だったという噂があり、それなりに心霊スポットです。 ただ私は行ったこともないし、国立公園に指定されているのでそれなりに綺麗だろうと思い、そこに決定しました。

友達の都合もあって、実際にキャンプへ行けたのはお盆すぎでした。親に「引き込まれるから水には入るな」と言われているので海パンも持っていかず、適当に湖のほとりで「山キャンプ」みたいな事をしていました。 まあ、北海道はその頃になるとちょっと肌寒くなりますから、暑かったらパンツで泳げばいいか。みたいなノリでした。 

それで支笏湖のキャンプ場へ着き、テントを貼ったのですがトラブルの連続でした。大雨は降る、私の母が病院で子宮筋腫が発見される(電話で聞きました)、携帯電話は湖に落とす、蜂は多い、あげくのはてには帰り際に車が岩の上に乗っかってしまい、スコップでその岩を掘り出す始末。 

結局、「心霊現象」と思われる事はなく、「後で良い思い出になるだろう」という感じで帰ってきました。
 
続く。

534: 532 01/12/17 18:41
それから1ヶ月ぐらいたったある日。 

その日も私は友達と夜のドライブを楽しんでました。その時も何事も無く、楽しいひと時を過ごしていたのですが、友達が「おい、あれ何?」と言い出しました。私が「何?」と聞くと、「後ろのガラスに…」と言うので見てみると…。 

そこには「手」…リアガラス一面に「手形」がびっしりと付いていました。
 
私は「うおっ、マジかよ!」とか思いつつ、「これは誰かがいたずらでやったんだ。そうに決まってる。 ちゃんと雑巾で拭けばなくなるよ!」と言い、雑巾でガラスを拭きました。 

ちなみにその手は「車の内側から付けられてる」「なんらかの『脂』を付けたような手形」「小さい、子供のような手」 でした。 

手形の向きも、普通に指先の方が上に付いていました。私の車のトランクはハッチバック式なので、誰かがいたずらで付けたとしても、逆向きに手形が付けるのもおかしいし、第一子供の背では届く高さではない。もちろん、子供なんて乗せてません。 

「気味わりー」とか言いつつ、その時はそれで終わりました。 

535: 532 01/12/17 18:46
そんな事も忘れ、また一ヶ月後…また夜のドライブ中の出来事です(笑)。 

その時、前に乗せてた友達とは違う友達を乗せていたのですが、ふとした拍子に「あれ? 後ろのガラスになんか付いてない?」と言うのです。「もしや」と思った俺の予想を裏切ることもなく、後ろのガラスにはまたびっしりと「手形」が付いていました。 

普通に考えて、子供の手など付くわけがありません。私の手は結構デカイので、私の手ではありません(ガラスについてる手形は私の半分くらい)。それに、男の手でガラスにピタッとくっつけてもあんなにくっきりとした手形がガラスに付くわけ有りません。もちろん、今回も子供など乗せていません 

さすがに気味が悪くなった私ですが、ふとしたことに気が付きました。以前キャンプに行った時、飯ごうで飯を炊いたのですが、その飯ごう、「帰ったら洗おう」と思って、先の支笏湖の水をくんだままそのままにしてありました。 

「霊は水についてくる!」と直感した俺はその水が入ってる飯ごうを掴んで、そこらへんの草むらへぶん投げて、逃げるようにしてその場を去りました。 

それ以来、その車に手形が付くことはありませんでした…。 

536: 532 01/12/17 18:49
後日談 

その車が結局どうなったかと言うと、俺の親父が「車貸してくれ」と言うので「いいよ」と言って貸したのですが、なんと家の塀に車をぶつけて廃車になってしまいました。 

親父も無傷のたいしたこと無い事故です。親父も私が知る限り無事故無違反で、そんな塀にぶつけるような腕前ではありません。 

あの車に、何か残っていたのでしょうか…今となってはわかりませんが。


542: 名無しさん 01/12/17 21:26
私が中学三年だった頃、部活の後輩の女の子が三人が体験した話。

部活で大会が近く、その日は帰りが遅くなり三人で一緒に帰ったらしい。地元では超有名な「複雑系六差路」に差し掛かった時です。その日は寒いが風もなく、いつもはかなりの車が行き交う交差点はまったく通行が途絶え、そこに居たのは彼女らだけだったそうです。 

「カツーン…カツーン…」 

何かが鳴る音がします。

最初はあまり気になってはいなかったそうですが、自分達がその音にどんどん近づいていってるのがだんだん分かってきたそうです。三人はその「カツーン」が気になり出して目配せをし、音の正体を目で追いました。 

六差路の一角は自販機が五~六台置いてありました。どうやらそこから聞こえるようで、近付いたそうです。その時、三人は見たんだそうです。そして一目散に逃げたそうです。 

「で、何を見たの?」 

「自販機のお釣り取るトコあるじゃないですか。そこから音が鳴ってるんで見てみたら、人の指が一本だけ出てて弾き続けてたんです」 

552: 名無しさん 01/12/17 23:31
10分前の出来事なんだけど、パソコン起動したらマウスのポインタが中央から左へ平行に動きだした。もちろん触れてもないし、何かの拍子で動いていた気配もない。
 
怖いというより、かなり不思議…これは一体…新手のウィルスか?(w

553: 名無しさん 01/12/18 00:08
>>552 
それ良くある。でも俺の場合は原因が明らか。
 
ワイヤレスマウスを使用してると、大体1ヶ月~1ヶ月半くらいでマウスに仕込まれてる電池が消耗してくる。そしてなぜかポインタが暴走する(w

554: 名無しさん  01/12/18 00:13
私の母の体験をひとつ。
 
私の母方の実家で親戚がよく集まるのですが、10年位前、母方の祖母の家に集まった時のこと。私と同年代の子供(当時10歳くらい)が、男4人女2人いて二階で遊んでいました。大人たちは7、8人で1階で飲んでいました。

その時、私の母はたまたま部屋が見渡せる場所に座っていたのですが、子供が一人降りてきて大人が飲んでいる部屋を通り、別の部屋へ入ったそうです。それは他の大人たち(親戚)も見いていました。

ところがしばらくして、私を含めた子供が、全員二階から降りてきたのです。そこで大人たちが先ほど誰かが入った部屋を見ましたが、誰もいませんでした。 

その時一階にいた大人は、みな誰かが入ったのには気づいていたのですが、入ってきたところを見たはずの母も、誰の顔かはわからなかったと言っていました。 

子供たちはその時皆、二階にいたのですが…。 

(終)

555: 名無しさん  01/12/18 00:15
私が中学生の頃、中島みゆきのオールナイトニッポンを聞きながら、ベッドでマッタリとして居た時の事です。その日は10月の終わりにもかかわらず変に生暖かく、寝苦しい夜でした。番組も中盤を過ぎ、蒸し暑さにたまらなくなった私は、何故かラジオを消してベッドの下の方にある窓を開けました。 

深夜の空気は快く、部屋の空気を入れ替え窓を閉めようとしてふと窓のレールに目をやると、レールの上に毛むくじゃらの右手が乗っていました。私はその瞬間、はるか後ろのベットの上部に飛び退きました。 

すると、その手は「スッ」と引っ込みましたが、今にも上半身が姿を表しそうな感じが物凄く感じられた私は、急いで閉じかけの窓を閉めました。カギをしようと窓の中央部に手をのばした瞬間、見えない何かが私の左手をつねってくるので、怖くてカギが出来ませんでした。

不安を解消しようと急いでラジオを付けると、何ごとも無かったかのように中島みゆきの脳天気な声が流れはじめ、ようやく叫びだしそうな不安から逃れる事が出来ました。

その窓の外は隣の建物との完全な袋スペースになっていて、人は絶対に入れません。あの毛むくじゃらな手は一体、何じゃーい?まじ怖かった…。

556: 名無しさん 01/12/18 00:29
>>555
毛むくじゃらの手ぇ!?…イヤァァァァァァァ…。

557: 555 01/12/18 00:41
その後、母親に言ったら「んーうち地鎮祭してないきねぇ」と、言ってました。 

そうか、だからなのか安心納得♪…イヤァァァァァァァ…。

559: 名無しさん 01/12/18 01:27
中学の頃、夜遅くまで平日に起きていると次の日辛かったので、深夜のラジオは録音したりして聞いていました。

ある日、いつもの様にエアチェックした番組を独り楽しんでいたところ、突然、「ブツッ…お願いっ助けてぇぇぇっ…ブツッ」 といった感じで、何の前触れも無くいきなり女性の声が入っていました。 

それは新品のテープに初めて録音した物で、それも初めて再生したにも関わらずそのような異音(?)が混入していました。一体、何なんでしょうね?ホントに…。 

562: 名無しさん 01/12/18 04:19
中学生の頃、ふざけて忍び込んだ廃ビルで、作りものの腕をたくさん見つけた。 

中には細い管や模様のついた薄い膜が詰まっていた。指の数が多いのや少ないのがあって、腕ばかり10何対かあるのに他の部分はなかった。 

丸ごと持って帰るのは気持ち悪いので、こぼれていた膜だけ持ちかえった。

564: 名無しさん 01/12/18 06:17
高校時代、部活の帰り道の時の話です。 

友達と別れてから近道するために裏道に入りひとりで歩いていると、 50歳ぐらいのおばさんとすれ違いました。その時、不意にそのおばさんに呼び止められました。
 
「何ですか?」 と答えると、「あなたたち高校生?」と聞かれ、自分はどう見ても普通の高校生にしか見えないので「はい、そうです」と答えました。すると、おばさんはそのまま歩いて行ってしまいました。 

その時は変な人だなと思いましたが、ひとりで歩いていたのに「あなたたち」と言っていたのが少々気になります。あのおばさんには他の人も見えていたのか!?と思いましたが、それから数年経つ今、何もありません。

567: 名無しさん 01/12/18 13:15
部屋の配置から仕方なく、お墓の見下ろせる窓際のベッドで寝起きしていました。窓には黒いブラインドをして、締めたままにして…。夜中、妙な気配を感じたり、しょっちゅう金縛りになっていたので、半ば不眠症気味になっていた頃のことです。 

1時をとっくに回った頃、ようやくうとうとし始めた私は、金縛りになりました。パシッ!というすごい音がして、急にお腹の辺りが重くなりました。体は動かないのに、なぜか白い服を着た長い髪の女性が見えました。その途端、首を締められました。

「うぅぅぅぅぅ…」と、聞こえるのに口はおろか、顔がよく見えません。寝不足と怖さで、「人違いじゃないですか?私はあなたを知りません」ってとんちんかんなことを考えてしまいました。

青白いというよりも透き通ったと言った感じの手が止まり、私の顔を覗き込むような感じで顔を近づけて来ましたが、納得したのか居なくなりました。金縛りも解け、それ以来、妙な気配も無くなりました。
 
その後、幽体離脱したり旅館で見てしまったりと、忘れた頃に怖い目に遭うようになりました。

570: 名無しさん 01/12/18 21:08
あまり夢の話は好まないんですけど、夢だけにとどまらない話を少々。小学校の時、塾に通ってたんです。その時の夢なんです…。
 
「じゃあね、バイバイ!」と、通っていた塾からの帰途につく所から夢は始まりました。通っていた塾は学校の近くだったんで、行くのは全然なんとも無かったんですが、さすがに帰りは時間も時間ゆえに辺りは結構暗くなってました。

私を含め10人位で玄関を後にしたのに、私と同じ方向に進むのは誰もいなくて、皆、右の方に曲がってしまい、左に曲がったのは私だけでした。そのまままっすぐ進むのですが、だんだん街灯も減り、辺りは真っ暗に。夢中で走るんですが、足が思うように動きません。

そのままもがいているとふと、「これは夢なんだ、目を開ければ助かるんだ」と自分で気付いてしばらくもがいた後、「ああっ!」と瞼が開きました。…確かに夢だったんですが、本当の恐怖はそこから始まりました。

部屋全体に黒い影がうごめき、そしてトグロをまいて窓の隙間から「ズルズルルルル...」と這い出していってるではありませんか!全てが出ていくのには2、3秒も掛からなかったと思います。 

黒い影さん達がお帰りになった後は、ポカンと口を開けたままの私と、握りこぶし一つ分くらいに開いている窓の隙間だけが残されていました。 

573: 名無しさん 01/12/18 21:43
高校の時の友人の話。 

中学校の体育館で、ある部活が練習をしていました。そのうちの一人をA君とします。練習も終わり、最後に顧問がお話をするという体育会的終礼をしていた時です。

顧問を囲む様に半円になってA君は話を聞いてました。A君の居る場所は丁度顧問の真横。対面の奴の横の壁の先はA君しか見えない状態でした。 

いきなりバコーンという音がして壁がドアの様に開き、中から変な人物が出てきました。ヘルメットに全身つなぎ。全て真っ黒。うろたえて周りを見ても、皆気づいてないのか顧問を見てる。 

そのうちに怪人物は先程とは違った方向の壁に何かを発見した素振り。そしてダッシュ!バッコーンとぶつかる瞬間、またしてもドアの様に開く壁。そして怪人物は去っていった。気づくと顧問の話が終わり解散に。壁も元通りに。皆に聞いても誰も音にさえ気づかなかったと言う。
 
しかし今でもその中学の体育館の壁には、人型でぶち当たっている様なシミがあるそうな。

574: 名無しさん 01/12/18 22:49
小学校3年生の時の話です。 

当時、父親の仕事(土木の仕事)の関係で、佐渡島の赤泊という所に住んでいました。赤泊は古ぼけた港町で、私が通っていた小学校も海沿いにあって、大きな小学校の分校で全校生徒が8人だけという木造の小さな学校でした。 当然みんな仲良しで、遊ぶ時も全員で遊ぶことが多かったです。 

私が住んでいた所は港から離れた山奥の集落にあって、山道を越えて田んぼ道を越えて、子供の足で通うには本当に大変な所にありました。また、当然田舎なもので街灯などあるはずもなく、特に山道は恐ろしかったです。木々で覆われて夕方には十分薄暗い山道を、一緒に通っていた司君と逃げるようにいつも走り帰っていました。
 
司君はとても体の弱い子でした。学校で見る分には元気そうに見えるのですが、持病があるらしく、よく学校を休むことがありました。私も当時体が弱くてひょろひょろで、お互いにシンパシーを感じる ところもあったのか、司君とは本当に仲良しでした。
 
妖怪とか幽霊の本とか貸してくれる本当に良いやつでした。 

577: 574 01/12/18 23:10
九月のことです。 

夏休みの間、実家の石川の方に帰っていた私は、夏休みが終わり久しぶりに司君に会えると喜び、いつものように司君の家に迎えに行きました。ところが、司君の家に行っても誰もいなかったんです。「あれれぇ、残念」と思ったんですが、その日は一人で学校に行きました。
 
学校に行って先生にそのことを聞くと、司君は休みの間に持病が悪化したらしく、新潟市の病院に入院していると聞かされました。びっくりしました。なんだか寂しかったことと理不尽な怒りを感じたことを覚えています。
 
そして、その日の帰り道のことです。いつもなら恐ろしくて激走して帰る山道を、司君のことを考えながらとぼとぼと一人で歩いていました。

あまり舗装の行き届いていない山道で、足元を見ながら歩いていて、ふと前を見ると私と同じ位の年の男の子が、こちらに後ろを向けてうずくまっていたんです。ランドセルを担いでいたので私は学校の誰かだと思い、「おおぃ」って声をかけました。 

その子が振り返ると、それは司君だったんです。 

578: 577 01/12/18 23:35
私はびっくりしながらも嬉しくて司君に駆け寄りました。 

司君はニコニコしていて、二人で一緒に帰ることになりました。道々、入院のこととか病気のこととかも聞いたのですが、司君は「大丈夫や」としか言ってくれませんでした。
 
そして、山道が過ぎて道がやっと田んぼに開けた時です。司君は急に訳の分からないことをつぶやき始め、その場にうずくまったんです。私はびっくりして、「どうしたの?」とか「大丈夫?」と聞くのですが、司君は何も言ってくれません。助けを呼びに行こうともしたのですが、司君が僕の手を握って離してくれません。 

そのままどれくらい経ったのでしょうか、急に司君は立ち上がると、僕の手を掴んだまま今来た山道を戻ろうとしました。私は本当に困惑していて、「何で戻るの?」と聞くのですが司君は何も言ってくれませんでした。

司君は無表情でした。急に恐ろしくなった私は、嫌だと叫びながら手を無茶苦茶に振りました。司君は手を離してくれて、「やめた」って言ってそのまま山道へ戻って行きました。

呆然としていたのですが、早くこのことを誰かに伝えなくちゃと思い急いで家に帰ると、母が泣きながら私のことを待っていました。
 
「今ね、司君が亡くなったんだって」 

その後の私の混乱ぶりはひどかったそうです。 

司君、寂しかったんだよな。一緒に行ってやれなくてごめんな。 

579: 名無しさん 01/12/18 23:45
>>574
コワっ! 

連れてかれなくてよかったね。

585: 名無しさん 01/12/19 00:14
>>574
こんな糞スレにはもったいなかったかも。

ここは糞ガキが「こえーよ、こえーよ」っていう話のスレですから。

580: 名無しさん 01/12/18 23:49
10年前、公園で先の尖った水風船を拾った。それを友達が膨らませてみせた。 

今 思うとあれは…(以下略。

589: 名無しさん 01/12/19 01:06
俺の家は結構田舎の方にあって、夜になると街灯があまり無く人通りも少なくて、それだけで結構怖かったりします。近所の(といっても歩いて15分くらい)友人の家に行っていて、その帰りのことでした。夜中の一時過ぎくらいだったと思います。 

歩きだった俺は近道しようとある神社の敷地内を通ったんです。 すると、カツーン、カツーンという音が聞こえたんです。まさか、丑の刻参りってやつか…? 怖いのと興味が半分ずつぐらいで、結局、音のする方へ行ってみることにしました。

そーっと近づいていってみると、ぼんやりと地面に置いた蝋燭の光が見えてきました。その光の中に浮かび上がったのは、人形を木に打ちつけている一人の女でした。年齢は30くらいのように思えました。 

その目は憎悪に満ちているにもかかわらず、無表情なのが恐ろしさを増していました。俺は怖くなって後ずさりし始めたんです。そしたら、しくじって音を立ててしまったんです。女がこちらを振り向きました。
 
さっきまで無表情っだったのが、カッと目を見開いて、鬼のような表情をしていました。俺は走って無我夢中で逃げました。すると、なんとその女が追いかけてきたんです。女は何かを口走ってましたが、何を言っていたかはよく覚えてません。
 
必死になって再び友人宅に辿り着きました。どうやら、あの女を途中で振り切ることが出来たみたいです。友人に訳を話して、その晩は泊めてもらうことにしました。やっと落ち着いて友人の部屋でくつろいでいると、またもや心臓が止まる思いをすることとなったんです。 

ふと、部屋の窓から階下にある通りを見ると、あの女がじーっとこちらを見ていたんです…。
 
「うわーーーーーっ! 」

思わず俺は悲鳴を上げてしまいました。 

友人と再び窓の外を見た時には女はいなくなっていました。その後、その女を見かけたことはありません。

590: 名無しさん 01/12/19 01:27
これまでの私の人生の中で唯一のオカルティックな体験です。 

もう10年以上前のことになりますが、海外のヨットレースで日本人女性が亡くなる事故がありました。当時マスコミでも大きな話題となっていましたから、ご記憶の方もいるかと思います。

ビデオ制作関連の会社に在籍していた私は、そのレースのプロモの編集に携わっていました。事故後もレース自体は中止されることなく、プロモも事故を起こしたヨットの映像は一切使用しないと言う条件で制作が続行されました。 

さて編集作業ですが、素材となるテープはレース開催前の練習風景から撮影されていますから膨大な量です。当然、事故を起こしたヨットも亡くなられた方も相当に映り込んでいました。中でも印象的なのは開催レセプション風景。様々な関係者達にインタビューをしているのですが、件のクルー達にもカメラが向けられます。

はじめは他の仲間たちと口々に豊富や意気込みを喋っていた彼女でしたが、一人また一人とカメラの前を離れていき、最後には彼女一人きりになってしまいます。それに気付いた彼女はカメラに向かって寂しそうに笑い、ひと言、「…あたし…ひとりになっちゃった…なんで…」と…。 

自らのその後を暗示するかのような言葉に、哀れさと同時に少なからず背筋が寒くなる思いでした。彼女は転覆したヨットの下から出られなくなった仲間を助けに行き、足にロープが絡まり亡くなったのです。そして亡くなったのは彼女一人きりだったのです。 

続きます。

591: 590 01/12/19 01:28
冗長な未編集テープを見続けると言うのは想像以上に疲れるものです。深夜三時を回った頃だったでしょうか、私ともう一人の編 集マンは何度目かの休憩をとり、編集機の前を離れたのです。 

と、その時。「ズ…ズズ…ズ…」編集機の前のビデオプリンタがひとりでに何かをプリントし始めたのです。しかもプリントするためのコード付きのリモコンは、コードの絡まりを直すためにジャックを抜き、編集マンがその手に持っているのです。 

思わずモニタを見ると、オフにしたはずなのに再生と早送りを不規則に繰り返しながらテープが廻っています。何を映しているシーンなのかはノイズが多く判然とはしません。その間もビデオプリンタは、焦れったいほどの速度で何かをプリントしています。
 
「ズズ…ズ…ビシッ」

深夜の編集室に吐き出されたプリント紙がカットされる音が響きました。私たちは恐る恐るそれを手に取りました。やはり、と言うべきなのでしょうか。そこには質の粗いモノクロの映像でもはっきりと判る、亡くなった彼女の姿が映し出されていました。

そして言葉もなく立ちつくす私たちの前で、滅茶苦茶な再生、早送りを繰り返していた編集機も、まるで何かに満足したかのようにゆっくりと動きを止め、プリントされた彼女の姿をより鮮明にモニタに写し、動きを止めました。 

モニタの中で彼女は、ヨットの先端に一人きりで座り、遠い水平線をじっと見つめているのでした…。 

604: 名無しさん 01/12/19 10:47
>>590 
なんかちょっと悲しくなるお話だねー。 

読み応えあって良かったですよ~



623: 名無しさん 01/12/20 17:35
数年前、とある集合住宅に引っ越した日のこと。

夜遅くまで片づけをしていて、そろそろ戸締りして寝ようとしたら、遠くから「おー」とか「うおー」とか男の人のわめくような声が聞こえてきました。そして「ドカン!!ドカン!!」という音とともにその声が近づいてきたのです。

私たち家族は何事かと思い、そっと窓の外を見てみると、体の大きな男性が暴れていたのです。ただの酔っ払いだったのですが、壁や人の家のドアを蹴りながら熊のような男性が近寄ってくることを想像してください。結構ビビリます。 

その後、彼は自宅に入り午前3時頃まで暴れていました。

この年の瀬、皆様被害者加害者にならぬようお気をつけください。

630: 名無しさん 01/12/21 03:59
ついさっき起きた話。 

俺の部屋は自分の部屋のドア→ソファ→こたつ→PCって具合に家財が配置してあって、ソファにもたれかかりながらこのスレ読んでたんです。丁度中盤あたりだったかなぁ、色んな話見ながら鳥肌立ててドキドキしながら読んでたら、ふと背後に気配を感じたんです。 

真夜中、家の中には俺一人。何とも言いようのない悪寒が背筋をなめつけてくるのが、はっきりとわかりました。実際恐慌状態に陥ってみると、人って全く動けなくなるみたいです。首だけを後ろに向けて、ソファの上から見える上半分だけのドアを凝視するしかなかったんです。 

蛇に睨まれたカエル状態で物言わぬドアとにらめっこしていたその時でした。ギギ……ってゆっくりとドアが嫌な音を立てて開いて行くのです…もう全身総毛だって心臓も爆発寸前です…。
 
ゆっくりとドアが開いていってその先の暗闇には…何もありませんでした。 

もう完全に理解不能、パニックの中でも体は全く動きません。どれだけ時間が経ったでしょうか、俺は意を決して立ち上がろうと思い、体を動かしました。 

バッと音がしてソファの下から何かが飛び出て来たのです。良く見るとそれは……

飼っているにゃんこでした。

634: 名無しさん 01/12/21 18:56
ウチにもにゃんこ居るんだけど、背後に来ていたとしても気配全然感じないんだよね…。