【その8】
後味悪い

670: 名無しさん 02/07/13 00:37
両親に厳しく育てられた男がいた。 

いい年して他人とロクなコミュニケーションを取れず、ましてや異性相手には顔を真っ赤にしてしまう始末。親が決めた許婚がいたが、それは実の従姉妹で、男は彼女を愛してはいなかった。 

許婚を置いて6年間もパリに遊学していた男は、とある店で美しいマネキンを見つける。 笑う事も怒る事もしない自己を持たない人形は、彼にとって正に理想の女性像だった。異常だという自覚はあったが、男はマネキンを買い求め、そのマネキン相手にまぁイチャイチャと。
 
そのうちに国に帰る事になったが、帰国してもフィアンセには冷たく当たり、婚約を破棄してしまう。男がマネキンに偏愛している事を知った元フィアンセは、それが男の趣味なのだろうとマネキンの服装や髪型、表情などを真似して気を惹こうとした。 

ある日、男がいつものようにマネキンを愛撫しようと手を触れると、まるで生きているような感覚がする。笑いながら近寄ってくるマネキン。男は驚きのあまり、持っていた拳銃を撃った。 

刹那、上がった悲鳴が男を現実に引き戻すと、目の前には血に濡れた元フィアンセの姿があった。 

「幕屋の人形」という話だったかな。

671: 名無しさん 02/07/13 01:36
以前、探偵ナイトスクープでマネキンに恋した女の依頼があったな。

673: 名無しさん 02/07/13 01:49
>>671
見た見た、オカルトだった。 

結婚式も挙げてた。同人女っぽかった。

676: 名無しさん 02/07/13 01:57
>>673 
お払い箱になったそのマネキンを、マネキン墓場みたいなところへ探しに行くんだよね。 

マネキンなんてどれも同じに見えるのに、その女は数あるマネキンの中から一発で自分の恋したマネキンを見つけ出したもんな。 

怖かった。 

683: 名無しさん 02/07/13 03:38
実話かよ…いるんだね、そんな人。
 
>>670より後味悪っ! 

674: 名無しさん 02/07/13 01:49
原作は読んでないんだけど、阿部寛主演の「人でなしの恋」も後味悪かった。 

682: 名無しさん 02/07/13 03:36
>>674 
乱歩だな。

原作は乱歩節で変態ワールドが短くまとまってるけど、これに限っては映画の方が良かったな。

684: 名無しさん 02/07/13 12:04
>>682 
そうなのか。実は読むのめんどくさいので映画観たんだ(結構原作に忠実そうだったし)。 

映画がなかなか良かったので思い切って原作読もうかと思ったんだけど、なんか後味悪そうでやっぱりやめたのだった…。 

686: 名無しさん 02/07/13 20:18
>>684 
「人でなしの恋」は20ページ程度だから読んでみたらどうかな。映画ほど夫と妻の触れあいが書かれてないし、映画は映像もキレイだったから、映画のが後味悪かったです。 

乱歩なら、「お勢登場」が後味悪かったなあ。「防空壕」も後味悪い。 

「防空壕」は、戦時下で防空壕に逃げ込んだ男が、後から逃げ込んできた女と二人っきりになる。 生きるか死ぬかの瀬戸際に、なーんかそんな気分になって、女とセッ○スする。女は若くて美人で、セッ○スも最高。男は女が忘れられなくなって当てもなく探し歩く。 

ようやく女の情報を見つけて尋ねると、そんな女はいないと老婆に教えられ、とうとう男はあれは幻だったかと不思議に思いながら諦める。 

最後にエピローグとして、老婆の会話が。 

老婆の元に、男が若い女を訪ねてきた。そんな女は知らない。でも話を聞いてみると、防空壕の中でセッ○スした女を探してるらしい。その女は知ってる。自分だ。 

何を勘違いしたか、男は自分を若くて美人と思いこんでる。事実を知らせるのは忍びないので、一夜の夢のまま秘密にしておいた。バレないように冷や汗掻きましたよ…おほほほほ… 。

女には後味悪くないけど、男には後味悪いと思われ。

687: 名無しさん 02/07/14 02:27
>>686 
異常な状況下とは言え、おばあさんにもう一度春が…。
 
いいお話だ。男も最高のセッ○スしたとおもてるのなら、オッケーでしょ。

688: 名無しさん 02/07/14 15:14
確かに、おばあさんの思惑通り、男もロマンティックな幻想の思い出として認識してるんだから、オッケーだよな。 

実は男が後味悪いんじゃなくて、読者(特に男の)が我が身に投影して後味悪い話、なのかも。

※リンク先青空文庫(無料で読めます)
江戸川乱歩「人でなしの恋
江戸川乱歩「お勢登場

677: 名無しさん 02/07/13 02:35
作り話だと思うが、聞いて後味が悪かった話を一つ。 

十数年前、とあるカップルが、群馬県と長野県の山中を夜中車で走っていた。すると、山道を年端もいかない女の子が歩いているのを見た。カップルは、こんな山奥に、しかも夜中に女の子がなんでいるんだ?と不審に思ったが、そのまま車を走らせた。
 
しばらくして男がカップルの車を止めた。年は20代後半から30台前半に見えた。そして「女の子を見ませんでしたか?」とカップルに聞いた。カップルは「ちょっと前にすれ違いましたよ」と答えた。男はその後何も言わずカップルが来た道の方へ走っていった。 

後日…カップルの女のほうから男のほうへ電話がかかってきた。女の声は震えていた。「テレビ!テレビ見て!」 テレビのニュース番組にはあの夜山道で出会った男の顔が映っていた。
 
その男の名前は…「T・M」

683: 名無しさん 02/07/13 03:38
>>677 
この板で今まで何回見たかな。 

これからカウントしていこう。

685: 名無しさん 02/07/13 17:38
>>677 
もったいぶらずに、宮崎勤と書いて欲しかった…。 

ありきたりのネタでも、明日があるさ。お互い頑張ろうね。

693: 名無しさん 02/07/14 17:12
ぼんやりと思った事。 

映画であるパターンとして、ハリウッド的危機状況で主人公の男(一見冴えない感じ)が、大活躍で事態を解決。ヒロインも当初は主人公を馬鹿にしてたけど、その活躍を目の当たりにして、「素敵っ」となって、ぶっちゅーとキスして大団円。 

ところが続編では、やっぱり日常では冴えない主人公にヒロインは愛想を尽かして別居状態、ってな導入で始まる。で、また(パターン通り)危機が起こって、主人公再び大活躍。惚れ直すヒロインとまたもやぶっちゅーで大団円。 

でも、こいつら絶対また日常に戻ったら別れるよなぁ、と思う視聴者。

720: 名無しさん 02/07/18 10:52
私の実家近くで実際にあった話。 

小学校の通学路に広い国道が横切っていて、以前からそこには歩道橋が設置されていた。しかしある日の帰り道に、小学中学年の女の子が「階段に虫がいる」との理由で、一緒にいた友達は平気で歩道橋を渡ったのだが、この子は国道を横切ろうとした。 で、そこに車が突っ込んで事故死。 

後日談、加害者は先生(多分小中学校)の卵(実習生か?)だったが、事故を起こした事でもう先生にはなれないらしかった。更に何度もその家の親に謝りに行ったが、「お前も死ね」など罵倒されるだけだった。結局彼は自殺してしまったとのこと。 

実際その現場を知ってるものからすれば、それくらいの女の子の足で車が来ないうちに上手に渡り切れるほど狭い道ではない。 

悪いけど死んだ子も無謀だったと思うので、最後の自殺を聞いたときにはちょっと後味悪かった。

721: 720 02/07/18 10:59
あと全く別のお話。 

公園で毎日鳩に餌をやってるおばあさんがいた。ご近所のみなさんは微笑ましくそれを見ていた。しかしある日おばあさんは亡くなり(原因忘れた)、一人暮らしだったその家には遺書があったが、それは以下の告白文だった。 

「実は鳩の餌には毒(砒素?)が入ってました」 

おばあさんが何故毎日鳩に毒をやってたのかよくわからんが、なんか嫌。

722: 名無しさん 02/07/18 11:06
>>721 
鳩に耐性をつける為では? (砒素ってちょっとずつ摂取すれば、耐性ができるんじゃなかったっけ?)

743:名無しさん 02/07/18 13:50
砒素だとしたら、確かに耐性はある程度付くらしい。 

昔の中国の王朝では、女性が肌を白くするために、料理に微量の砒素を入れて常用していたらしい。

724: 720 02/07/18 11:11
>>722 
う~ん、この話どこで聞いたか忘れたが、そんな方向にはいかなかったと思う… 鳩に害を与えようとして毒を与えてたのは確かで、ただ何故鳩に毒を与えてるのかってのが分からん。 

729: 名無しさん 02/07/18 11:44
>>722 
重金属だから、ゆっくりのませても体内にたまっていってやがて死ぬ。
 
毒が科学的に検出できない頃は、急激に与えると毒殺だとばれるので、ゆっくり毒を混ぜていって、まるで病気のように暗殺する、というのが手だったとか。 

731: 名無しさん 02/07/18 12:20
筒井康隆「母子像」

古い家に妻子と住む歴史学者が、玩具店で一匹だけ白かったシンバル猿の人形を買ってきた。それを家の1歳にも満たない赤ん坊に与えると喜んで遊ぶようになるが、ある日仕事から帰ると、妻も赤ん坊もいなくなっている。 

特に状況に何もおかしなところ(強盗の跡とか)はないのだが、学者はふと嫌なことに気付く。お気に入りの猿人形も一緒になくなっている。 

数日前にあった不審な出来事を思い出す。
 
遊んでいる赤ん坊をふと見ると、片腕がボウと霞んでいて見えなくなっている。驚いて思わずその腕を引っ張ると赤ん坊の腕は戻ったが、その手には猿の人形が握られていた。 

その時、赤ん坊の泣き声と一緒にシンバルの音が聞こえる。廊下に出ると、ぼんやりと赤ん坊の背中が見えたが、すぐに空気に揺らめいて消えてしまう。 

732: 731 02/07/18 12:23
その夜、警察に失踪を連絡した後、庭の木立の中にまた妻子の姿を見る。
 
赤ん坊は猿人形を掴んでいる。妻は学者の呼ぶ声に気付くが、見えないらしい。そのうち二人の姿が消えるのと同時に猿人形だけ浮き上がってきて、それを学者は掴み取る。 

この猿が二人をある空間に消してしまっている、そう考えた学者は、猿をずっと握っていることにする。 

翌昼、家の庭で再び赤ん坊の声を聞く。猿を掴んでいる自分の右手を見ると、手首から先が消えている。見えないままその手を上に差し上げると、異空間の中で妻の体と思われるものに触れられた。 

学者は妻と呼び合いながら左手もその空間に入れて、一生懸命左手でだけで体を引っ張る。右手の猿を放すとその状態で消えてしまうのではと思ったからだ。
 
だんだん妻の足、腰、赤ん坊の足…と見えてくる。焦ってきた学者はついに猿を放し、両手で一気に引っ張った。

733: 731 02/07/18 12:35
「しまった、放すのが早すぎた…」 

猿人形は消え、残ったのは共に首のない 妻と赤ん坊だった。 

その後、猿は二度と現れなかった。赤ん坊を抱いた妻はずっと古い家の奥の間に座っている。学者は妻との会話も赤ん坊の声も聞く事は出来ないが、体に触れることは出来る。
 
たまに学者が赤ん坊を抱こうとすると、妻は分からず驚くが、腕を軽くたたいて安心させると渡してくれる。首から上が異空間に行っているせいか、何年経っても妻子とも年を取らない。 

ここで初めて明記されるが、実は赤ん坊も猿人形と同じ白子(アルビノ)だった。妻はその子を生んでから外出も庭の手入れもしなくなった。 

学者は思う。妻にとっても赤ん坊にとっても、この状態の方が幸せなのではないかと。ただ気になるのは、私が死んだ後も二人はこの古い家で、誰かが見つけるまでひっそり生き続けるのだろうか。 

734: 731 02/07/18 12:42
あ、ちなみにタイトル「母子像」とは、妻子が首無しになった後、一度だけ学者が空中に浮かぶ二人の首を見るんですよね。

青ざめて目を瞑った妻が眠っている赤ん坊に頬寄せている、それが名画の中の「母子像」のようだと。

735: 名無しさん 02/07/18 12:45
しかし純愛小説に思えるのは俺だけか…? 

確かに何とも言えない読後感と物語自体の暗さは「後味の悪い話」でした。 

738: 名無しさん 02/07/18 13:15
ある冬の日、母親が赤ん坊と留守番している家に強盗が入り、強盗は母親だけ柱に縛り付けて金品を奪って出て行く、その後の話。 

母親は必死で縄を解こうとするが難しく、猿轡もされており声も出せない。赤ん坊はハイハイするようになった頃で、現在の状況など知ることもなくあちこち這い回っている。 

赤ん坊はそのうち座っている母親に近付き、ひざによじ登って顔を撫で始める。無邪気に母親の目を突いたりする。母親はどうすることも出来ない。そのうち飽きたのか赤ん坊は離れて移動する。 

母親はホッとするが、赤ん坊の向かった先は、部屋のまん中で赤く燃えている石油ストーブ。
 
母親の目の前で赤ん坊はストーブに手を掛け、ゆらゆら揺らしだす…。 

739: 738 02/07/18 13:18
>>738のお話、これ作者が谷川俊太郎なんですよね。実家にあった、かなり古い雑誌の特集で読みました。 

それも合わせて後味悪くないですか? 

740: 名無しさん 02/07/18 13:29
>>738 
うろ覚えだけど、たぶん「眠れ我が子よ」じゃないかなあ…。 

でも、何で谷川だと後味悪いの?

741: 738 02/07/18 13:35
>>740 
そうそうそれです。

私のイメージだと、谷川って人は子供が健全に育つような、教科書に載るような詩を書く人、だから…こんなものを過去書いていたのか、って。 

私が間違って覚えたか…。

742: 名無しさん 02/07/18 13:43
>>741 
そうか、そう言う意味か。 

750: 名無しさん 02/07/18 23:19
谷川俊太郎といえばこれ。この後味の悪さ。

うちゅうせんペペペペラン
village.infoweb.ne.jp/~fwie4125/sonota/pepepepe.html 
 
宇宙船ぺぺぺぺらん 谷川俊太郎:作

ある日のこと、町に見たこともないおじいさんがやってきました。白いひげは地面に届くくらい長く、手には変な 形の楽器を持っています。遊んでいた子供たちがすぐに周りを取り囲みました。

「おじいさん、歳はいくつ?」
「さあ、いくつになるかな。たしか、世界で一番高いヒマラヤさんと同じ歳だから、とても歳を取ってるんだよ」

「おじいさんどこから来たの?」
「さあ、どこからだったかな。たしか砂漠を歩いて来たのだが」

「おじいさん誰なの?」
「誰だっけな。たしか歌は歌えたと思うが」

「じゃあ歌って、歌ってよおじいさん」

 ペペペペランは うちゅうせん
 むらさきいろの あかつきに
 アンドロメダへ とびたった
 のりこむ こども 27にん
 たちまち ちきゅうは
 くもの かなた

「ペペペペランだって!変な名前!いったいどこの国の宇宙船なの」
「どこの国ってね、このころにはもう国なんてものは ないんだよ。世界中が一つになってるんだ」

「おじいさん、乗ってるのは子供だけなの?」
「そうだよ」

「どうして?」
「アンドロメダは遠い遠いところにあるから、そこに着くまでには何年も何年もかかるんだ。大人では歳を取って死んでしまう」

「でも、子供だけで大丈夫かしら?」
「大丈夫だよ。操縦は自動操縦なんだよ。それに子供たちは学校に行く代わりに、コンピューターと地球からのテレビを先生にして、毎日勉強できるようになっているんだ」

 ペペペペランは うちゅうせん
 くるひ くるとし とびつづけ
 いつか こどもは としをとり
 つぎから つぎへ けっこんしきだ
 なつかしい ちきゅうは
 ほしの かなた

白いひげのおじいさんは、何かを思い出そうとするように、青い空に向かって顔をあげました。それまで誰も気が付かなかったのですが、おじいさんは目が見えないのでした。

湖の方から涼しい風が吹いてきて、子供たちの汗を乾かし、おじいさんのひげを揺らしました。おじいさんは低い声でまた歌い始めました。

 ペペペペランは うちゅうせん
 ひとりぼっちの りょうりばん
 よわむしロンは ししっぱな
 そのとき ぶつかる だいほうきぼし
 ふるさとの ちきゅうは
 はるか かなた

「ねえ、どうして?どうして1人ぼっちなの?」
「ペペペペランは男の子が 14人と女の子が13人乗っていたんだ。そうすると、男の子が1人余っちゃうんだよ。弱虫ロンは弱虫だったので誰も結婚してくれなかった。だから、1人だけ残ってしまった」

「あら、かわいそう」
「でも、しょうがないよ。弱虫だったんだもん」
「私なら結婚してあげる」
「そしたらまた他の誰かが余っちゃう」
「それで、それで、それからどうなったの?ねえ、ほうき星がぶつかってさ」

 どうたいにあいた おおあなを
 なおす ゆうきは だれのもの
 よわむしロンは べそをかき
 かなづち かたて みごとに なおす
 なつかしい ちきゅうは
 はるか かなた

 ペペペペランは うちゅうせん
 だいじな じかん むだに できぬ
 よわむしロンを おきざりに
 ゆくえも しれず まっしぐら
 ふるさとの ちきゅうは
 はるか かなた

おじいさんは疲れたように歌を止め、ぼんやり座っていました。湖から風が、今度は少し強く吹いてきて、お菓子屋さんの看板をがたがたと揺らしました。

ここは地球の上なのに、みんな揃っているのに、子供たちはなぜか取り残された弱虫ロンになったような気持ちでしばらくしいんとしていました。一番小さい子なんかは、少しべそをかいているみたいでした。

「弱虫ロンには気の毒だったが、そうするより他なかったんだ。ペペペペランのコンピューターが壊れてしまってどうすることもできなかったんだ」

「それで、ペペペペランは どうなったの?アンドロメダに着いた?」
「さあ、どうなったかな。着いたと言う者もあるし、行方不明になったと言う者もある」

「じゃ、ロンは?弱虫ロンは?」

 ペペペペランは うちゅうせん
 ギラギラひかる ほしのなか
 よわむしロンは きがふれた
 ほしの あいだを ただよって
 おおきな こえで うたを うたう
 なつかしい ちきゅうは
 ほしの かなた

いつのまにか白いひげのおじいさんはどこへともなく姿を消していました。ふと気が付くと、湖の上に一番星が一つ小さく輝きだしていて、遠くから子供たちを呼ぶお母さんの声が聞こえてきました。
 
751: 738 02/07/19 02:07
>>750
ムウ…やっぱりこんなだったか…。

ペ ショートショート集 (ランダムハウス講談社文庫 た 7-1)
谷川 俊太郎
武田ランダムハウスジャパン
2008-10-10





694: 名無しさん 02/07/14 19:17
痴呆の方がいる老人施設に勤めてます。 

ある日、1人の利用者が2泊3日の短期入所してきました。今まで老いた妻が介護してきて初めての入所でした。1泊目が順調に過ぎた朝、朝食の時間に彼は町を指差して何かを訴えます。言語障害があるためなかなかわかりませんでしたが、どうも「帰りたい」と訴えているようでした。
 
施設に勤めた事がある人はわかると思いますが、朝食の時間は介助しないといけない人がいたり、盗食や異食などのトラブルがあったりですごくバタバタします。私はその人の訴えを適当に「はいはい」と流し、業務に追われていました。 

そんなやり取りがあった15分くらい後に、その人と同じテーブルに座ってる方が「あの人、変やで」と言うのです。 見ると、食事が詰まったのか、白目をむいて意識がない! 

必死で人工呼吸や心臓マッサージしましたが、その人はそのまま亡くなってしまいました。 

訴えをきちんと聞いてあげれば良かったと思いました。そして知らせを聞いて駆けつけた奥様が「もう少し頑張って家で見てあげればよかった」 と話すのを聞いた時、やるせない気持ちになりました。

697: 名無しさん 02/07/14 20:06
>>694に罪はない。 

悲しくてやりきれないだろうけど、運命だったと思おう。 

696: 名無しさん 02/07/14 19:26
>>694 
そういう時は背骨折る気持ちで叩き上げて吐かせるんだぞ。
 
吐かせてなんぼだからな、そういう時は。

699: 名無しさん 02/07/14 21:16
>>696 
老人相手に思いっきり叩いたら、確実に、簡単に折れるよ。 

702: 名無しさん 02/07/15 11:41
>>699 
それはそれで後味が悪くてネタになる。

695: 名無しさん 02/07/14 19:22
なんまいだぶなんまいだぶ。

【その10へ】