【その6】

狐

・現れた憑き物筋の者

486: 名無しさん 2001/03/09(金) 00:45
突然すみませんが、憑き物筋…かも知れない者です。 

長縄筋と云って、ご理解いただけますでしょうか? 憑き物筋らしいのですが、特に何があるとか使えるとか云ったことは全然ありません。

ただ、この憑き物筋はちょっと変わっていて、特定の家とかじゃなくて「集落の誰か」にくっついてくるもののようで、理由もなく今はわたしが背負ってます(苦笑。 

こういうのって憑き物でも結構特殊な部類らしいんですが…。コレの正体お判りになりますか?

とにかく馬鹿でかい白蛇の「ような」モノ、だそうですが、全然わたしにはわかりませんです。取り合えず背負っとけ、程度の扱いですし。 

すみません、アホかきこですね。逝きます。

488: 名無しさん 2001/03/09(金) 01:57
>>486 
わー逝かないでー! 私はしばらくロムってた者ですが、あなたのその話、ぜひ聞きたいです。

長縄筋って初めて聞くのですが、背負ってるあなたには何も変化はないのですか?

491: 486 2001/03/09(金) 02:26
興味持っていただけて嬉しいんですが、これと言って何もないもので。 

うーん、強いて云えば本能系(犬猫とか赤ん坊とか?)がとっても不思議そうな目で見つめてくるくらいでしょうか。 

長縄筋というのは、平たく言えば「蛇つき」なんですが、わたしの場合は個人とか家とかに憑くのではなくて、「集落に棲む誰か」が引き受けるモノらしくて、背負ってる以外にはホント何の問題も特徴もありません。 

で、その「集落」はすんごい糞田舎(言葉悪過ぎ)の片隅にあって、 1番奥に古い堤が在ります。そこにはオロチみたくでっかい蛇が棲んでいて、それを祀るのに20年毎にお祭をやってる…と言う。 

ホラー小説の設定みたいですが(w。マジネタです、一応。面白いのかなこの話…引き止めていただいてたので書き込んでみましたが、いかがでしょうか?。

493: 名無しさん 2001/03/09(金) 17:54
長縄筋 

特定の個人につくのは、普通は「筋」って言わないんだよな…地方によって違いもあるけど 、集落の特定の人につくって言うのは聞いた事が無いよ。どっちかって言うと依り代
(※)のイメージだね。

アンタ、痣とかほくろとか特徴があるの? それとも占いかなんかで選ばれたの? ちょっと情報少なくってなんとも言えないよ。

※依り代(よりしろ):
神霊が依り憑く(よりつく)対象物のこと。ご神体やご神木、人などを指すほか、神域を指すこともある。

506: 486 2001/03/10(土) 02:09
>>493さん 
すみません、ちょっと詳述を避けるあまり、足りなさ過ぎました。

その集落は1軒の家の親族筋ばかりが住んでるので、何処の家の誰に憑こうが「筋」の中の移動でしかない、こんな事情です。ん…これ以上はちょっと…ヤバイので勘弁して下さい(苦笑。

あ、取り立てて何か特徴が、とかはないです。多分。 

496: 椿の姐さんです 2001/03/09(金) 19:11
>>486
私の知る話では、蛇がつくと、とっても目が悪くなるらしい。視力ががくんと下がってしまうのですって。 筋とかとは関係ないのかも知れないね。ただ、蛇がつくと…って話です。 

506: 486 2001/03/10(土) 02:09
>>496椿の姐さん 
確かに目は最悪に悪いです。ちょうど「その頃」にがっくしと。見事なまでに仰るとおりです。半年で1.2から0.1以下に。 

497: 名無しさん 2001/03/09(金) 19:54
犬神…犬を生き埋めにしたりして苦しみを味あわせ、 死んでからその負のエネルギーとなった魂を使うって聞いた事があります。 絶対そんなこと許せませんよね 

506: 486 2001/03/10(土) 02:09
>>497さん 
多分わたしのことだろうと思い拝見しました。

うーん、こゆことはデキませんね。その代わり大抵の「モノ」は、ばくばくと美味しく食しているとの指摘を、以前に「見える」人に受けました。やっぱり蛇だけによく食う…でも何処で拾ってくるのか判りませんです。 

あんまり詳細語れなくて申し訳ないです。でも地域とか特定できちゃうと色々問題があるもので。ホント興味を持ってくださった方にはお詫びしますです。あと、見える方が無理に土地を見ようとすると色々… トラップが(笑。

表ざたにならない事件が昔からあるところなので、多分焦点を絞るのは難しいのではないかと思うのですが、でもわたしには全然そう言う霊能とかないので断言はできません。が、やめといた方がイイです。はい。

あ、今は別の土地に住んでますので、ウチの住所からは割れないと思いますです。

507: 名無しさん 2001/03/10(土) 03:57
>>486さん、差し障りの無い程度で構いませんので、色々お話聞かせて下さい。お互い専門家?じゃないので、言葉の定義等にはあまり拘る必要はないと思います。

513: 椿の姐さんです 2001/03/10(土) 22:22
>>486 
たぶんだけど、私も似たようなものを背負っていると思うのよ。うちの場合は一族の中の『長女の血』にでるみたい。

祖母も母も私も、直観力(第六感)はあって、我が強くて、頑固で…ってものが、物凄く似てる。 ま、血が繋がっているから当たり前か。

視力云々は、母が死んだ途端に、私の視力が、1.2から0.002になったことと、誰かから聴いたのね。 

私の友人に、龍付きの奴がいる(本人の自称。ただ、私も白い煙として目撃した) 。彼女の家には、龍をかしこみ、鎮める手段が伝わっているのに、私は自分の血族からそんな話を聞いたことがない。 

彼女と話し合った仮説の中に、『祭る(鎮める)方法を、歴史の中に取り落としてきてしまったのではないか』というものがある。多分、これ、正解だと思うのよ。だって人生の節目節目に、面白いほど厄が降りかかってくるのだから。 

ついこの間だけど、33の厄に白血病が出たときは、マジに怒り狂ったわ。 本気で殺すつもりかチョッカイかと問うなら、チョッカイの方なんだろうけどさ(じゃなきゃ、今、生きている筈がない)。 

私の中に巣くう『何か』を浄化させるために、どうしたらいいのか…は思索中。「一緒に滅びてなんかやらん。どうせなら一緒に成仏が望ましい。長い人生の航海の後にね」と言い聞かせている今日この頃。 

そんなわけで、マジレス希望。色々と教えても欲しいの。宜しく! (あ、病気だから何かを背負っていると考えた訳ではなくてよ。念のため)。

514: 名無しさん 2001/03/10(土) 23:49
龍付き…日本にそんな人は多く無いですよね。 

前述のyahooの掲示板の書き込みのなかで、「友人の中に龍を使う人がいます」みたいな事を書かれている方がいらっしゃいました。

セーラー服のかわいらしい女子高生が、ひとたび念じると足下から龍が登り、悪霊に憑かれた人の除霊を行う…終わったらまた元の愛らしい女子高生に、みたいな。(すみません 私のイメージでマンガチックに書いております) 

> 祭る(鎮める)方法を、歴史の中に取り落としてきてしまったのではないか 
しろうと考えですけど、いいです? 椿の姐さん、その方法を然るべき人に習うため、様々な修行や旅や行脚をすべし! って事では? 

「憑き物」さんが、「はよ正しい方法を知れ~」って言ってる&急かしてるのかも…。

月と蛇と縄文人
大島 直行
寿郎社
2014-01-28


518: 486 2001/03/11(日) 23:55
>>513椿の姐さん 

そうなんですか…大変ですね。

わたしも長女ですが、この際あんまり関係ないと思います。見たり感じたりも全然。寧ろ妹の方がいろいろデキるみたいですが、わたしは「背負ってる」以外は何もないです。て云うか「背負ってる」こと自体実感ないですね(苦笑。

強いて云えば「水と墓があるところ」を好んで住み着いているような感じです。今まで住んでたとこ全部、水源地とか湖とか元・沼沢地だった、とか、そう言う場所ばかりで、通常のオカルト的見地から云えば「マズイ」場所が好きらしいのが、何だか如何にも「蛇っぽい」と思うんですよね。

椿の姐さんはそんなことございませんか? 

>祀る方法… 
うちは特に何もないですねぇ。「集落のもの」と言う認識があるので、御祭くらいしか心当たりがありません。それも20年単位で催す類なので、実際どんな意味があるのか問われたら答えようがないのが実情で(苦笑。役立たずですね。 

>龍と言えば。 
「見える人」の何人かは、わたしの背負ってる「モノ」を龍のように感じてるみたいです。長物同士、似てると云えば似てますが、わたしとしては「別物じゃないの?」と言う感じ。

龍と蛇の違いってどの辺なんでしょうね???

520: 名無しさん 2001/03/12(月) 00:24
>>518
どうしてあなたに憑いていると言う事がわかったのですか? 

>>410に書かれているのは、極めて特殊な筋の例ですね。いくつか報告はあったと思いますが、通常はその一族にしか伝えられておらず、外からは窺い知れない場合が多く、話題にもなりにくいものですねぇ。 

>>486さんのモノと似たような出現のしかたですね。

522: 486 2001/03/14(水) 02:37
>>520 
憑いてるのが判った…時期?は自分でもよく覚えてないです。ただ>>518で書いたように「年祭」と言うのが実家の土地にありまして、多分そのときに「次の代」がわたしにくっ付いてきた、と言う感じでしょうか。

お祭は20年に1度ですが、そのうち何回かに1度、代替わりがあるようで、わたしは着々と次代の「主」を育てていると。 

>>410の話。 
こんな感じの家がわたしの集落にもありました。もう、はっきりと「連れてゆかれ」てるんですね、その家の場合は。

ちょっと驚いたのは「○○屋」の表記。わたしの集落は全戸「○○屋」です(苦笑)。ま、田舎には良くある「屋号」ですけど、何となく引っかかりまして。ただそんだけです。糞レス失礼しました。

※410: 名無しさん 2001/02/10(土) 11:37
憑き物とはちょっと違うけど、402さんのお話を読んでいて思い出した話があります。私の高校の時の友達に変わった家の子がいて、その子の家系には『●●屋』と呼ばれる子供が時々産まれるそうです。

男女問わず物凄く整った容姿が特徴で、親にもあまり似てないそうです。しかしその●●屋が産まれた家は必ず不幸になるんだそうです。莫大な借金を抱えたり重い病気にかかったり家族バラバラになったり。

詳しい名前を失念しましたが、●●には、普通の名字みたいな名前が入ったと思います。つい何代か前まで近親婚をくり返していたというのが主な原因らしいです。

そのせいで精神的な病を持った人もたまに産まれるらしく、その友人自身も普段は明るくていい子なのですが、 ときどきスイッチが入るときがあって、いきなり激しい被害妄想に駆られる子でした。 

ここからはこのスレにあまり関係ない話ですが、私はその子には何故か慕われていたので、私がちょっときつい一言を言うだけで、よく夜中に「ねえ…腕、すごい血なの…どうしよう…」と電話をかけてきました。

ためらい傷程度でしたが、いつもいっっっぱい腕に切った痕が残ってました。髪の毛を無意識に引き抜く癖もあって、禿げた部分が見えないように結ってました。でも普段は本当に面白い子なので私もつきあっていられたんだと思います。 

●●屋の話は彼女の母親(いたって普通のいい人)にも聞いたので、騙りではないでしょう。卒業してからはほとんど連絡をとらなくなりましたが、また詳しく聞いてみようかなと思います。

※詳しいやり取りは【その5】に。

523: 410 2001/03/14(水) 02:57
>>522 
糞レスなんてことは決してありません!レス嬉しいです。 その、>>522さん御存じの「連れてゆかれ」る家も、 >>410で書いた○○屋(とその家族)に起こった現象のようなものが起こっていたのでしょうか?

それにしても依然として「○○屋」の○○が思い出せなくて悔しい…。その当時は不謹慎にも「かっこいい!」なんてはしゃいでしまって、何回もその話を聞いたんですが…。

524: 486 2001/03/15(木) 00:51
>>410さん 
わたしの知っている「○○屋」には同い年の女の子が居たのですが、>>410さんのかきこと同じような感じで、躁鬱の激しい人でした。

 ちなみに「連れてゆかれる」と言うのはですね、>>410さんの事例とはちょっと違ってるのですが、「不幸が重なった揚げ句、本人が自殺してしまう」という。

1人2人なら話は別ですが、それはもう何人も。1代で最低3人は逝ってますし、その前後の逸話もかなり凄まじいので、集落では誰云うともなく「連れてゆかれる」家だと噂しているわけです。

そこは件の「蛇」に昔何か悪いことをしたとかしないとか、まぁはっきりしないんですが、因果めいたことも噂されてます。でも蛇絡みだとしたら、下手するとわたしもヤバイんじゃないかと思ったり。

あー、うまく書けなくてすみませんです。

499: 椿の姐さんです 2001/03/10(土) 00:05
恐竜が関東に生息していた昔、私が学校で聴いた話(民俗学だったかなぁ?)。 

村社会では、殆どの地域で、不幸に遭いやすい一家を人身御供のように村八分にし、彼らが不遇に遭えば遭うほど、他の者は安全に暮らせると考えた。

そんな家がない村では、モガリゴヤ?を作り、穢れを払った。そんな意識が現代にも生きており、団地等の集合住宅でも、厄災に遭い続ける一軒を生み出している。

あかん…あんまり昔なモンで、脳細胞が記憶を再生してくれない…。上記は、あいまいな記憶の産物です。

でもさ、当時は人間って厭らしいとしか思えなかったけど、これもりっぱな筋ものじゃないかしら?他人が不幸になればなるほど、自分達は安全でいられると信じられる心理って…コワい

502: 名無しさん 2001/03/10(土) 01:09
>>499 
恐竜がいた時代には、人類はいまだ現れてなかったはずでは? ってゆうか、明らかに時代が異なるだろ。

511: 名無しさん 2001/03/10(土) 13:04
恐竜云々は冗談っしょ。記憶が曖昧なほど昔々の話って事で。

516: hyoeee 2001/03/11(日) 22:46
春ですねえ 。

電波の交信が盛んになる季節でもありますが。

【その8へ】 

【その6】最後のほうの続き  

隣のクラスの担任の目は空を睨み、手は何かをひっかくような動き、足は自転車をこいでいるような動作を繰り返していました。「フーッ、フーッ」とか、何か唸りながら、口からは白いよだれを流していました。誰が見ても明らかにおかしい状態になっていました。ただならぬ気配にみんな恐怖を感じ、遠巻きに見ていました。

「●●先生!大丈夫?●●先生!」私のクラスの担任はそう繰り返すも言葉は返ってこず、●●先生は同じ動作を繰り返すだけでした。私たちの担任の先生は「●●先生どうしたの?」と、隣のクラスの生徒に聞いてみるも「授業中に突然倒れてこうなった」と。突然大人が倒れ子供だけになった、その瞬間を目撃した隣のクラスの生徒はさぞかし怖かった事でしょう。

先生は何かに気付いたのか、「マサジ先生と保健の先生呼んできて!」と生徒に指示し、数人の男子が職員室と保健室にそれぞれ走りました。マサジ先生が教室来るまで、1分か2分位だったと思うのですが、ものすごい長い時間に感じました。「マサジ先生、早く来て!」「マサジ先生なら何とかしてくれる!」きっと誰もがそう思っていたと思います。

【その8】 最後のほうへ続く・・・