【その1】
葬式
【奇々怪々】最近まであった信じられない風習【総集編】
土葬と初夜権についての風習。

147: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/02(水) 02:02
東京でも土葬のところって有るよ。 でっかい丸太に棺を荒縄でくくりつけて運んでいった。


148: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/02(水) 02:47
私の友人の祖父の葬式。

 二、三年前の長野南部。 孫のなかで、年長者二人が棺おけを墓場まで担いでいったらしい。 その際、わらじを履いて行き、わらじはいっしょに埋めてしまう。連れて行かれないようにだって。

154: あなたのうしろに名無しさんが・・・  2001/05/06(日) 04:23
皇室では天皇が崩御すると息子(皇太子)が遺体の側で寝なきゃいけないんだってね。

それも結構長い期間。先代の天皇から魂が抜け出てそれが皇太子に乗り移る(?)ということらしい。今上天皇もおそらくやったであろうと言われている。

※殯(もがり):
死者を本葬するまでのかなり長い期間、棺に遺体を仮安置し、別れを惜しみ、死者の霊魂を畏れ、かつ慰め、死者の復活を願いつつも遺体の腐敗・白骨化などの物理的変化を確認することにより、死者の最終的な「死」を確認すること。皇室では皇族方が交代で約45日間、24時間体制でこのお役目をなさるという。今上天皇はこのお役目のご負担・長い間続く「喪」による経済停滞を心配なされ、生前退位という意向の「お気持ち」を表明した。154さんが言った魂が乗り移るソースはなかったです。(参考:wiki)

191: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/09(水) 00:37
葬式の事なんだけど、東北の方では「通夜→火葬→葬式」が一般的なんだけど、普通は葬式の後に火葬なの?つまり遺体が葬式まであるわけ? 

祖母の葬式の時、東京から来ていた父の同僚が「なにか訳でもあって先に焼いたのか?」と聞かれたもので…そういえばワイドショーなんかでも葬式後に出棺しているような??

192: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/09(水) 00:54
>>191 
東京ですが、こちらでは 「通夜→翌日の昼に告別式(葬式)、終わったら出棺→火葬」というのが一般的だと思います。

195: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/10(木) 05:31
>>191 
福島の会津地方ですが、葬式の後に出棺でした。 

又、うちの地方は出棺の時ドラをならしてお棺を見送ります。そして帰ってきた時に清めの塩の中に五円玉が入っていて、それを財布に入れてると病気にならないといわれてます。

その後歌詠みと言う行事があり、死者を擬似的にお伊勢参りに行かせてあげる為に和歌を読みます。

317: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/06/03(日) 21:22
家の曽祖父の葬式の時に遺体と一緒に小銭を入れて火葬して、その焼けた小銭をみんなに配っていました。今でも焼けて変色した10円玉を持っています。

325: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/06/04(月) 07:39
>>317 
小銭を入れて火葬って今でもけっこうやってますよね? 5円玉の穴に糸を通したものを「三途の川の渡し賃」ってことで持たせてあげてたみたいです。 親族の人や親しい人が、焼け残ったものを形見がわりに持って帰ってたです。

238: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/17(木) 01:16
うちの地方では通夜ー出棺(火葬)ー葬式でした。<鳥取 

出棺の時に血の繋がりが有る子孫の男子が担ぐという風習でした(うちの場合、祖母の葬式で孫がお棺担いで霊柩車まで持っていきました。) 。

関係ないけど茶わん蒸しに春雨入れて作るのもこの地方ならでは、と親は言うが聞いた事なし。

270: 名無し 2001/05/21(月) 09:55
長野県だけど、お通夜に喪服を着ていくとマズイですよ。 

喪服の用意ができている→待っていたみたいな意味合いで、平服で行きます。赤いセーターでもOKです。 「とるものもとりあえず、慌てて来ました」みたいな。

273: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/21(月) 13:13
>>270 
いや、それはDoCoMoそうでないのフツー。お葬式&告別式は喪服だけど・・

277: 270 2001/05/23(水) 11:13
通夜に喪服着る場所がレアだったのか。>>273ありがと。

306: 名無しさん 2001/06/01(金) 17:04
>>270 
うち北信なんだけど、こないだ通夜やった。赤いセーターはいなかったけど平服(会社帰り風・ジーパン・黒系服):喪服風が6:4くらいだったかな。

※亡くなったと聞いてすぐさま駆けつける時には喪服は非礼かと思いますが、通常2~3日後に行われるお通夜には喪服で行った方が常識的かと思われます。

271: 霊蔵庫のうしろにななしさん 2001/05/21(月) 10:00
うちの親がよく言うんだけど、「盆まえに死んだら、だごからいになる」って。 お盆まえに亡くなった人達は、まだまだその世界で新参者っていう意味らしいんだけど。 

お団子からって(背負って)先輩方の後をついて歩くのが「だごからい」の仕事らしい。聞いたことありですか?? 風習でなくてスマソ。

※「だごからい」で検索すると、「盆前に死ぬ」と「盆過ぎに死ぬ」の正反対とでもいえる結果でした。271さんの言う様にお団子背負って先輩方について歩く、という意味合いがあるのならば、あちらの世界では初盆(新盆)を迎えて一人前(家に帰って?一人前)という認識があり、それまでは半人前扱いされるのかもしれません。

一般的には、49日法要が済んでからが初盆とされています。

「盆前説」:8月12日にぎりぎりで49日法要ができたとして、迎え火を焚く8月13日を家に帰る日(初盆)とすると、49日前、6月25日以降に亡くなった方は、次の年が初盆になります。400日以上半人前扱いされるわけです。

「盆過ぎ説」:同様にお盆直後に亡くなっても、やはり1年近く半人前扱いされる事になります。

「だごからい」は、たぶんこれが理由で正反対の意味合いになっているのではと思います。そしてどちらの意味合いも正解かと思われます。あくまでも個人的な考察です。

166: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/06(日) 09:53
うちの田舎じゃ、お盆中はプールを閉鎖してたぞ。

275: 名無しさん 2001/05/21(月) 16:50
地元はまだ土葬&屈葬だった。

うちのじいさんが死んだとき。葬式はその家庭のものではなく、その一族郎党と地区のものって感じ。 葬式のあとは、じいさんを直方体の白木でできた棺桶に屈葬状態で入れ、紐と棒を渡してかついで墓場まで。 

穴はすでに決めてあった「穴掘り担当者」が作成済み。その穴に棺桶を入れ、一旦ふたをひらいて棺の中のじいさんに土を掛ける。土をいれて、じいさんが腐りやすくするためだそうだ。 ある程度土を入れたところで改めて蓋をし、本格的に埋めて墓碑を立てる。 

変じゃないかな?でも棺に入っていながら蓋をあけて土を掛けられているじいさんをみて、ちょっとおどろいた。

16: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/04/18(水) 08:09
信じられないというほどではないですが、東京都下のある地域の風習。 

お彼岸には親族全員で先祖のお墓参りをし、最後に一族の長が人をおんぶする格好をしながら家に戻る、というものです。先祖の霊をおぶって家に帰るというわけですね。 

初めて見た時はちょっと怖かったです。 いまでもやっているとのこと。

102: 名無しさん 2001/04/27(金) 18:42
彼岸?の早朝に、一年以内に死者を出した家々が子供達にお菓子を配って、その引き換えとして、子供達に線香上げてもらったり手を合わせてもらう、ってのは普通の風習かな? 

104: 恍惚の人 2001/04/27(金) 20:19
>>102 
初耳です。普通ではないと思います。地蔵盆に似てる気もしますが。お菓子配りだけに、これも名古屋の辺りなのかな? 

276: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/22(火) 02:30
灯籠流しとは別に、お盆にその一年で亡くなった人をかたどった人形+卒塔婆を木の船に乗せて流す行事がある。 毎年10人くらいしかいないのに、祖父の亡くなった年は30人くらいいて船いっぱいだった。 

祖父の好きだったビール、キャラメル、たばこを祖母が縫った小さなカバンに入れた。働き盛りで亡くなった近所の奥さんは、野良着に麦ワラ帽子かぶって笑っていた。 

それぞれの人形を見て、故人を思い出して参列者はジーンとなるのが普通だが、 あの時はどこかの家が勘違いして、ドラゴンボールの悟空の人形を作ってきていてみんなで大爆笑。

衣装もバッチリで、よくできていた悟空だったなあ。

281: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/23(水) 22:31
うちの近所で、昭和30年代まで二箇所で風葬の風習があった。ガキの時、無理やり参加させられた人を知ってます。 

今でも仏さんを放り込んでた穴が残っているそうですよ・・・もう一箇所は仏さんを背負って村を練り歩いてから、山に捨てに行くとか・・・具体的な地名は勘弁して・・・。

※風葬:亡骸を風にさらし、風化させる。

282: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/23(水) 23:43
おいらの田舎だけど、死者を出棺するときには船に乗せて道を転がしていくぜ。「お船でGo!」ってね。

283: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/23(水) 23:45
↑ の地域は宮崎県延岡市だよん

285: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/24(木) 00:19
>>282 
その舟は一人に一艘用意するのですか?それとも使いまわし? 

通夜の死体の側に木の枝を生けておく関西の地域ってあります? なにやら甘い匂いの木だそうな?ほんと? 小説で読んだんだけどその本電車に忘れてきたみたい。

304: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/06/01(金) 13:29
沖縄の「洗骨」の風習は今もあるの?

305: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/06/01(金) 15:16
あるよ~。ちょっとにおいがツライが。

308: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/06/02(土) 03:06
>>305 
女の人が骨を洗わないといけないんだよね。肉がまだついてたらナイフでこそぎ落とさないといけなくて、辛い作業だって聞いた。

※洗骨:一度土葬あるいは風葬などを行った3~5年後に、死者の骨を掘り出し、海水や酒などで洗い、再度埋葬する。今では沖縄の離島の一部でしか行われてないそう。

※与論島の洗骨ドキュメンタリー。掘り出しは30:00~ちょい閲覧注意。男性も洗骨を行っています。
 

39: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/04/22(日) 00:44
以前NYに住んでいた時に知り合ったアフリカのマリ出身の友人が、いつもクビから不格好な物をさげていた。 5cm程の大きさでビーフジャーキーみたいな色で、ずっと気になっていたんだけど何故か聞けなかった。 

ある日その彼も含め複数の友人とBARで飲んでた時、酔った勢いも手伝って思い切って聞いてみた。あのさ、、ずっと気になっていたんだけどそれって、、何?? 

彼曰く 『THIS・・・THIS IS MY MOTHER・・・』 は??? 

詳しく聞くとミイラ化した皮膚の一部だった。 皆退いたのは言う迄もありませんでした。

45: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/04/24(火) 10:50
>>39
すげーな。日本でも流行らそうぜ。

41: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/04/24(火) 09:24
生まれたとき、へその緒ってとっておくよね。へその緒の主が死んで葬られたあとどうするのかな?

遺体を焼いたあともへその緒だけ残されるとすると、なんか変な感じだね。

42: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/04/24(火) 10:03
耳たぶの付け根が切れて化膿したとき、 「癇の虫」っていってじいさんに筆で手のひらに何重にも漢字を書いてもらう。 そうすると治るって。お経か何かだったんだろうか。千葉。

163: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/06(日) 09:31
>>42 
「癇の虫」は民間にこれを治す人が町内に一人はいて(産婆さんみたいな位置付けかな) 母親によると、 

「夜に泣いてしょうがない幼児をつれていくと、手を握らせて食塩水のバケツにひたらせ、出して開く。そしてまた握ってひたす。これを何回か繰り返すうちに、やがて、手を出して開いたときに、全ての指先から銀色の紐が出て行く。これが癇で、そうすると夜泣きが直る」 

らしいよ。俺は小学校の時に聞いた、でも怖くて覚えてる。ちなみにここ、東京のど真ん中だ。

35: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/04/21(土) 23:12
ひとつ思い出したので・・・。 

詳しくは知らないんだけど、長野県の松本近辺に“ハネ親”とかいう風習が、つい最近まで残っていたらしい。ハネ親って言うのは仲人のことなんだけど、確かこの人に初夜権が与えられるっていう風習だったと思う。

つまりムコ殿を差し置いて、仲人のオヤジが新妻に手を付けてしまうということ・・・。 

長野県の人、何か知ってますか? 

54: 長野県民 2001/04/24(火) 11:48
>>35 
長野県であったなんて始めて聞きました。

49: ぁのさ 2001/04/24(火) 11:07
>>35 
新婚夫婦の初夜のことですが、今検索してみたら、そういう話はやはりあるみたいです。以下コピぺです。

◎初夜権については近代の日本の一部地域にも似たような風習があった。新婦は仲人から夜の手ほどきを受けるのだが、はじめの晩は先ず仲人夫婦の行為を見学する。 

次の晩には「新郎と初めてでは緊張して痛いだろうから」という事で(大きなお世話だ)仲人の男の方と練習する。新郎と寝るのはその次の晩。 

因みに「仲人夫婦」が「権力者(名主・村長など)」になる事もしばしばあった。てぇ事はやっぱり、ただやりたいだけなんだな。 
 
若い人の婚前交渉の横行のについて古い方方が眉をしかめていますが、昔の方が、かなりエグイことをしていたようです。権力者の初夜権保持というのは本当に腹立たしい限りです。

53: ぁのさ 2001/04/24(火) 11:22
もぉおお、このスレをロムってル人がいるんだったら 初夜権の話の感想を聞かせてよ、せっかく言いネタを発見したんだからさ!!!! 

でも、「新婦がいきなり新郎とヤルと痛くて可愛そうだから」、っていう理由のひどいよねぇ・・・。
 
60: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/04/24(火) 13:25
結婚する嫁が既に処○でない場合に問題にならない様に、権力者が初夜権を行使したという事にしてうやむやにしたのだろう。

62: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/04/24(火) 13:41
>>60 
あ、それ一理あるな。

64: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/04/24(火) 14:07
>>60 
巫女とか神への生け贄とかそういう神聖なもの(ていうのか?)につては処○性が重要視されてたりするけどけど、昔は一般女性の処○性っていうのにあんまこだわらなかったから、初夜権行使なんて平気でやってたんじゃないかな~? 

適齢期の娘を集めて婿探しの旅に出す風習もあったらしいし、旅先で泊まった村の若者と夜這いを繰り返すんだよね。 で、気に行った相手がいたら男の家から娘の家に使いのものが来て、縁談成立ってことになるらしい。 

これだと処○どころが何人も男と経験があるってことだし、仲人のオッサンとするより楽しそうだけどな(w 

179: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/07(月) 06:13
外国にも、初夜権の行使ってあったみたいね。 アイルランドかスコットランドかどっちかで、領主が領民の新婚初夜に、新妻の処○を奪っていたらしい。 

ただ、今はそういう風習はないそうだ。

211: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/12(土) 16:06
>>179 
オペラ「フィガロの結婚」で、先進派を気取る領主が初夜権を放棄した後、家来の花嫁がえらく美しいのでなんとか初夜を横取りしようとする様が描かれていました。

193: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/09(水) 01:33
初夜権ではないけど、訪れた旅人に馳走がわりに、夜に女をあてがうってのもあるよね?

194: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/10(木) 04:46
>>193 
いい町じゃないか。どこ? すぐに訪れるよ。

196: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/10(木) 06:30
>>193 
それは、山間の村や、閉鎖的な村だと、血が濃くなるから、外部からの血を取り入れて、遺伝的な問題をクリアするため…と、どっかで読んだ。 ようするに、種つけですな。

209: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/11(金) 01:40
>>193 
今もそうなのかは分からないが、エスキモーにそういう風習があったらしい。>>196の言うような理由だったと思う。

286: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/05/24(木) 01:28
初夜権の話しなら、フレイザーって人の金枝篇ってのに詳しく書かれていたと思う。 西洋も東洋も神から授けられた王権を持った地上の代理人が若い夫婦を、血の穢れから守ると言う意味で行われていたらしい。 

図説 金枝篇
サー ジェームズ ジョージ フレーザー
東京書籍
1994-10-31