俺が小5の時の夏休みでした。
その頃は田舎の爺ちゃんの家に、家族みんなで住んでました。
婆ちゃんは何年も前に亡くなっています。両親は共働きで忙しく、爺ちゃんは寝たきりというわけではないのですが足腰や心臓が悪く、身の回りの世話は、暇な俺の役目でした。
夏休みで毎日朝から晩まで遊び回っていた俺は、その日も遊びにいくために早く起きました。とは言っても、もう10時すぎくらいで蒸し暑く、仕事が休みの親も寝たままです。服を着替え顔を洗い、いつも通り爺ちゃんの様子を見にいきました。
爺ちゃんの部屋にはいると、すぐに糞尿が夏の暑さで発酵したような臭いが鼻につきました。爺ちゃんのおむつを替えるのも俺の役目だったので、「あぁ、またやったなぁ」と思い、しかたなく爺ちゃんを起こそうとしました。
しかし顔を良く見ると右目だけが半開きで、口も中途半端に開いていました。明らかに様子がおかしいのがわかりました。
すぐに母を起こしにいき、爺ちゃんがおかしいことを伝えると、母は飛び起きて爺ちゃんを見にいきました。
【【屍】死体を処理をした人の話 パート2【その5(完)】】の続きを読む
その頃は田舎の爺ちゃんの家に、家族みんなで住んでました。
婆ちゃんは何年も前に亡くなっています。両親は共働きで忙しく、爺ちゃんは寝たきりというわけではないのですが足腰や心臓が悪く、身の回りの世話は、暇な俺の役目でした。
夏休みで毎日朝から晩まで遊び回っていた俺は、その日も遊びにいくために早く起きました。とは言っても、もう10時すぎくらいで蒸し暑く、仕事が休みの親も寝たままです。服を着替え顔を洗い、いつも通り爺ちゃんの様子を見にいきました。
爺ちゃんの部屋にはいると、すぐに糞尿が夏の暑さで発酵したような臭いが鼻につきました。爺ちゃんのおむつを替えるのも俺の役目だったので、「あぁ、またやったなぁ」と思い、しかたなく爺ちゃんを起こそうとしました。
しかし顔を良く見ると右目だけが半開きで、口も中途半端に開いていました。明らかに様子がおかしいのがわかりました。
すぐに母を起こしにいき、爺ちゃんがおかしいことを伝えると、母は飛び起きて爺ちゃんを見にいきました。