173: 名無しさん 05/02/10 22:02:09 ID:tfoQ0Fb00
先輩から聞いた話。
その先輩は悪い意味ではなくて、結構色々遊びに行く人です。繁華街で、とかだけじゃなくて山行ったりサッカーしたりとかする感じで。で、その人が山に行った時の話。
その山は決して「鬱蒼とした木々が陽光を遮る」様なものでもなく、見通しの良い、なんて事の無い山だった。さりとて、日が落ちはじめると地上よりも暗くなる。
そんな夕刻、山をおりる彼等は道の都合上、一旦坂を上がる形になった。それは、頂上へ向う道と下界へ降りる道が分れている辻である。その辻を下界側にまわる時、頂上から何かが来るのが見えた。
なんだろう?結構な速さだ。しかし、車?いや、まさか。
大分に暗くなっていた山の中では判然としない何かは、頂上側から下界に向って、道を辿って降りてくる。やはり、かなり速い。
……車以外に何があるだろう?……それにしてもこの場所で、車をそんなにはしらせれるものか?
その何かは、次第に彼等の方に近付いてくるが未だになんだか分からない。かなり大きい。どんどん近付いてくる。どんどん……まだ何か分からない。単に黒い何かの様に見える。
大分近くまで来た……わからない。ただ、速くてでかい何かが……何か?……「あ。」
彼等は急いで下界に向って走った。それは、本当に「真っ黒い何かの塊」が物凄いスピードで山を降りて言っていたのだ。
結局、その塊が何かとか、どうやって逃げ切ったのかとかは教えてくれませんでした。
その先輩は悪い意味ではなくて、結構色々遊びに行く人です。繁華街で、とかだけじゃなくて山行ったりサッカーしたりとかする感じで。で、その人が山に行った時の話。
その山は決して「鬱蒼とした木々が陽光を遮る」様なものでもなく、見通しの良い、なんて事の無い山だった。さりとて、日が落ちはじめると地上よりも暗くなる。
そんな夕刻、山をおりる彼等は道の都合上、一旦坂を上がる形になった。それは、頂上へ向う道と下界へ降りる道が分れている辻である。その辻を下界側にまわる時、頂上から何かが来るのが見えた。
なんだろう?結構な速さだ。しかし、車?いや、まさか。
大分に暗くなっていた山の中では判然としない何かは、頂上側から下界に向って、道を辿って降りてくる。やはり、かなり速い。
……車以外に何があるだろう?……それにしてもこの場所で、車をそんなにはしらせれるものか?
その何かは、次第に彼等の方に近付いてくるが未だになんだか分からない。かなり大きい。どんどん近付いてくる。どんどん……まだ何か分からない。単に黒い何かの様に見える。
大分近くまで来た……わからない。ただ、速くてでかい何かが……何か?……「あ。」
彼等は急いで下界に向って走った。それは、本当に「真っ黒い何かの塊」が物凄いスピードで山を降りて言っていたのだ。
結局、その塊が何かとか、どうやって逃げ切ったのかとかは教えてくれませんでした。