2001年
【ガンダム1年戦争記】 実家に電話して一言@明日はボールで初陣【その6】 2001/10/20
「おい! そこのジオンのランチ、何やってるんだ! 早く発進しろ! 爆沈するぞ!」
「はぁ!? 何かが引っかかってて、離脱できない?」
「ああ、こいつだ。このワイヤーがひっかかってたんだ。ちょっと待ってろよ…」
「あん? 離脱しろだろ? バカヤロォ、ここまで来て見捨てて行けるか! ちっと黙ってろ、こいつはもともと作業ポッドなんだから…これくらい…… ジオン製のワイヤーは固いなぁ…」
「焦らせるなよ…。 このっ、このっ…いいかげん切れねーか…! よっしゃ、切れた!」
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「はぁ!? 何かが引っかかってて、離脱できない?」
「ああ、こいつだ。このワイヤーがひっかかってたんだ。ちょっと待ってろよ…」
「あん? 離脱しろだろ? バカヤロォ、ここまで来て見捨てて行けるか! ちっと黙ってろ、こいつはもともと作業ポッドなんだから…これくらい…… ジオン製のワイヤーは固いなぁ…」
「焦らせるなよ…。 このっ、このっ…いいかげん切れねーか…! よっしゃ、切れた!」
【ガンダム1年戦争記】 実家に電話して一言@明日はボールで初陣【その7(完)】 2001/10/26
血の涙、そんなものは嘘だ。
目の前で部下が死にかけているのになにもできずにコンソールを叩くしかできない今こそ、それは流れるべきではないのか?
あたしはいま、乾いた唇を噛締め、救援に呼び寄せた最後の部下の接近軌道を観測するほか成すべき事が無い。
ウィーバー、ルーシーの収容を最優先、いいねっ。
CIC、3057はハッチ陥没、レーザートーチ要、メカニックとドクターを待機させて、与圧作業区にスペースを空けろっ。いいから空けろっ。
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目の前で部下が死にかけているのになにもできずにコンソールを叩くしかできない今こそ、それは流れるべきではないのか?
あたしはいま、乾いた唇を噛締め、救援に呼び寄せた最後の部下の接近軌道を観測するほか成すべき事が無い。
ウィーバー、ルーシーの収容を最優先、いいねっ。
CIC、3057はハッチ陥没、レーザートーチ要、メカニックとドクターを待機させて、与圧作業区にスペースを空けろっ。いいから空けろっ。
【ガンダム1年戦争記】 実家に電話して一言@明日はボールで初陣【その5】 2001/10/18
一件の音声メッセージが録音されております。
再生されますか?
なんだい?司令部かい?あたしゃ今、機嫌が悪いんだ、これ以上バカな命令よこしやがったらこのまま司令部に殴りこみかけるよ。
ちっ、再生しな。
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再生されますか?
なんだい?司令部かい?あたしゃ今、機嫌が悪いんだ、これ以上バカな命令よこしやがったらこのまま司令部に殴りこみかけるよ。
ちっ、再生しな。
【ガンダム1年戦争記】 実家に電話して一言@明日はボールで初陣【その4】 2001/10/16
×月×日
今日ボールに配属が決定した。
鬱だ、あんなの棺桶と変わりない
GMになった奴達がいってたけど
元々作業用のMAを戦闘に出してるんだから
民間人に竹槍を持たせてるのと同じだとかいってた
旧世代の歴史で習ったような話だ・・・。
あぁ、やだなぁ。。。死のうかな・・・。
ハハ、でも、もうすぐ死ぬのか
それまでもう少し待っていよう・・・。
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今日ボールに配属が決定した。
鬱だ、あんなの棺桶と変わりない
GMになった奴達がいってたけど
元々作業用のMAを戦闘に出してるんだから
民間人に竹槍を持たせてるのと同じだとかいってた
旧世代の歴史で習ったような話だ・・・。
あぁ、やだなぁ。。。死のうかな・・・。
ハハ、でも、もうすぐ死ぬのか
それまでもう少し待っていよう・・・。
【ガンダム1年戦争記】 実家に電話して一言@明日はボールで初陣【その3】 2001/10/16
UC0079、12/23
拝啓
父さん、母さん、お元気ですか?。
俺は明日いよいよ初陣を迎えます。
あ、でも、この手紙が届く頃には迎えましたって表現になってるだろうな。
本当は電話で話したかったんだけど、心配性の母さんのことだから、きっと母さん変に心配しちゃうと思って手紙にしたんだ。旧世紀の遺物って言われてる手紙だけど、こっちの方が気持ちが伝わるかもね。書いてて今そう思っています。
明日の初陣は、ソロモンってとこでの作戦。
この作戦が成功すればもうすぐ戦争がおわるはず。
そうすれば、また昔みたいに平和な日々がもどってくるんだ。おれもがんばらなくちゃ!。
【ガンダム1年戦争記】 実家に電話して一言@明日はボールで初陣【その2】 2001/10/15
とある艦のMSデッキにて
「お願いします!博士!」
いやしかし、中尉・・・
「今のコイツじゃ、俺の操作に付いてこれないんです!」
それならGMに乗ればいいじゃないか。なんなら上に話を・・・
「いや、俺はコイツじゃなきゃ駄目なんです!」
中尉、どうしてそこまでボールにこだわるのかね
「コイツとは長い付き合いですし・・・コイツの事ならネジ1本でも判ります。今更GMには乗れません」
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「お願いします!博士!」
いやしかし、中尉・・・
「今のコイツじゃ、俺の操作に付いてこれないんです!」
それならGMに乗ればいいじゃないか。なんなら上に話を・・・
「いや、俺はコイツじゃなきゃ駄目なんです!」
中尉、どうしてそこまでボールにこだわるのかね
「コイツとは長い付き合いですし・・・コイツの事ならネジ1本でも判ります。今更GMには乗れません」
【ガンダム1年戦争記】 実家に電話して一言@明日はボールで初陣【その1】 2001/10/11
【醜怖】ブスにまつわる怖い話 パート4【その11(完)】
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- カテゴリ:
- オカルト・まつわるシリーズ
- 2001年
【醜怖】ブスにまつわる怖い話 パート4【その10】
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- カテゴリ:
- オカルト・まつわるシリーズ
- 2001年
この前体験した怖い…と言うよりムカついた話なんですが。
私にはAちゃんというとても美人な友達がいます。本当に勉強もよく出来て人にも優しく、その通り男の子にもよくもてる子です(彼氏はいますが)。
私にはAちゃんというとても美人な友達がいます。本当に勉強もよく出来て人にも優しく、その通り男の子にもよくもてる子です(彼氏はいますが)。
しかし、その子職場のブスな先輩にずっといじめられていて、この間思いつめて自殺を図りました。Aちゃんが新人なのにきちんと仕事をこなし、周囲から好かれていたのが気に入らなかったようなのです。
私や友達は全員ビックリして、お見舞いに行きました。Aちゃんは「皆に相談して嫌な気にさせたくなかった」と謝っていました。彼女の親からも、「心配させるのが嫌で一人で悩んでいたらしい」と聞きました。
ところが、デブでブス(何と言うか、19なのにオバサン顔です。カニみたいなのっぺりした顔で、体型はまさにビヤダルです)な友達Bが、お見舞いの帰り道に「あんだけ恵まれてるんだから、不幸になっても仕方ないよね」 と平然と言いやがりました。
皆いろいろと話をしながら歩いていたのが、この時ピタリと静まりました。
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私や友達は全員ビックリして、お見舞いに行きました。Aちゃんは「皆に相談して嫌な気にさせたくなかった」と謝っていました。彼女の親からも、「心配させるのが嫌で一人で悩んでいたらしい」と聞きました。
ところが、デブでブス(何と言うか、19なのにオバサン顔です。カニみたいなのっぺりした顔で、体型はまさにビヤダルです)な友達Bが、お見舞いの帰り道に「あんだけ恵まれてるんだから、不幸になっても仕方ないよね」 と平然と言いやがりました。
皆いろいろと話をしながら歩いていたのが、この時ピタリと静まりました。
【醜怖】ブスにまつわる怖い話 パート4【その9】
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- カテゴリ:
- オカルト・まつわるシリーズ
- 2001年
皆さんの話に比べると全然怖くないけど、中学生の頃のブス思い出話をさせてください。私が初めてブスの狂気を体験した出来事なので、まぁ息抜き程度に。
私は美術部に所属していましたが、そこのメンバーは一般人とオタクに2分され、派閥が出来ていました。そしてそこのオタク組は、学校中から鼻つまみにされるくらい気味悪がられていたのです。アニメの話しかしないし、異様にハイテンション、情緒不安定なドブスの集まりだったからです。
部長はオタク組でしたが、たまにヘンな事をほざく以外は話していて面白い人でしたので、私達も慕っていました。
自称霊感持ちのその先輩が、ある日「部室の前方、左側の角って、なんか寒気するんだよね~嫌だなぁ」 と漏らしたのです。それを聞いて皆(うそくせー)と思いつつも怪談話で盛り上がり、その日の部活を終えました。
しばらくしたある日、その日は先輩達が1人もおらず、不真面目な私達はトランプにふけっておりました。仲間が今日は来ておらず、その輪から外れていたオタク組のデブス首領(普段は標準語だが、突然アニメキャラ口調でしゃべることがあるキモい人)が、「ねぇ…みんな、黒板の横にある角(先輩が前回指摘した場所)に誰かいる!!」 と騒ぎだしたのです。
そんな妄言より大富豪の行方が気になっていた私達は 「ふーん、そう」 と相手にしていませんでした。すると奴は教卓を例の場所にずるりずるりと移動させ、その上に座り、
「赤い着物を着た女の子がいるの。…みんなには見えなくても、私にはわかるの」
「可哀想…今まで一人ぼっちでずっとここに居たの?さみしかったでしょう?」
「ううっ、私がきっと成仏させてあげるからね、安心して。もう辛くないから」
などと独り言をブツブツ、しかも泣きながら部屋の角に向かって囁いているのです。
でも奴らの気味の悪さはいつもの事。我々は無視してトランプに熱中していました。
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私は美術部に所属していましたが、そこのメンバーは一般人とオタクに2分され、派閥が出来ていました。そしてそこのオタク組は、学校中から鼻つまみにされるくらい気味悪がられていたのです。アニメの話しかしないし、異様にハイテンション、情緒不安定なドブスの集まりだったからです。
部長はオタク組でしたが、たまにヘンな事をほざく以外は話していて面白い人でしたので、私達も慕っていました。
自称霊感持ちのその先輩が、ある日「部室の前方、左側の角って、なんか寒気するんだよね~嫌だなぁ」 と漏らしたのです。それを聞いて皆(うそくせー)と思いつつも怪談話で盛り上がり、その日の部活を終えました。
しばらくしたある日、その日は先輩達が1人もおらず、不真面目な私達はトランプにふけっておりました。仲間が今日は来ておらず、その輪から外れていたオタク組のデブス首領(普段は標準語だが、突然アニメキャラ口調でしゃべることがあるキモい人)が、「ねぇ…みんな、黒板の横にある角(先輩が前回指摘した場所)に誰かいる!!」 と騒ぎだしたのです。
そんな妄言より大富豪の行方が気になっていた私達は 「ふーん、そう」 と相手にしていませんでした。すると奴は教卓を例の場所にずるりずるりと移動させ、その上に座り、
「赤い着物を着た女の子がいるの。…みんなには見えなくても、私にはわかるの」
「可哀想…今まで一人ぼっちでずっとここに居たの?さみしかったでしょう?」
「ううっ、私がきっと成仏させてあげるからね、安心して。もう辛くないから」
などと独り言をブツブツ、しかも泣きながら部屋の角に向かって囁いているのです。
でも奴らの気味の悪さはいつもの事。我々は無視してトランプに熱中していました。
【醜怖】ブスにまつわる怖い話 パート4【その8】
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- 2001年
俺が中2の時の話。
まだ童貞だったけれどそのまんまガキだったから、別に女よりも男友達と遊ぶほうが楽しかったんだ。見た目的には多分酷くは無かったから、告白された事もあった。付き合ってみた事もあるけれど、やっぱ友達と会っている方が気が楽だったので別れる時には揉めたりもした。
でもなんかその別れた女が、何もされなかった事に対して「私を大事にしてくれていた」とか言ったお陰で、どうやら俺の株は上がっていたらしい。
そんで、俺の友達のTと言う奴の姉ちゃん当時18歳、これが俺が話そうとしているクリーチャーだ。
顔は膨らんだ泉ピン子体型は野暮ったい太めで、俺等が遊びに行くと妙にハイテンションになって中に入ってくる。そんで人の身体をベタベタと、いつも汗をかいている油っぽい手で触ってきて嫌だった。
でもなんかその別れた女が、何もされなかった事に対して「私を大事にしてくれていた」とか言ったお陰で、どうやら俺の株は上がっていたらしい。
そんで、俺の友達のTと言う奴の姉ちゃん当時18歳、これが俺が話そうとしているクリーチャーだ。
顔は膨らんだ泉ピン子体型は野暮ったい太めで、俺等が遊びに行くと妙にハイテンションになって中に入ってくる。そんで人の身体をベタベタと、いつも汗をかいている油っぽい手で触ってきて嫌だった。
今、あれが逆セクハラなんだって思う。
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【醜怖】ブスにまつわる怖い話 パート4【その7】
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- オカルト・まつわるシリーズ
- 2001年
個人のサイトのBBSの常連でオフ会を開くことになった。
そのBBSの常連は男女の割合が極端で、女性は麗子(仮名)と花子(仮名)だけ。麗子は発言も多くて、恋愛に関する話題でもサバサバと語る姉御タイプだが、花子は恋愛関係の話しになるとたまに発言する程度で、あまり印象になかった。
個人的にオフラインで麗子に会ったことをBBSで報告する奴もいた。麗子はそれに対して「一応、付き合ってる彼がいるのに○○さんとバーで飲んでドキドキ」と返してくるからなかなか大胆だ。
そのBBSの常連は男女の割合が極端で、女性は麗子(仮名)と花子(仮名)だけ。麗子は発言も多くて、恋愛に関する話題でもサバサバと語る姉御タイプだが、花子は恋愛関係の話しになるとたまに発言する程度で、あまり印象になかった。
個人的にオフラインで麗子に会ったことをBBSで報告する奴もいた。麗子はそれに対して「一応、付き合ってる彼がいるのに○○さんとバーで飲んでドキドキ」と返してくるからなかなか大胆だ。
そんな麗子と初めて常連合同オフ会で会えることになり、俺は股間を期待で膨らませながら花子のことをすっかり忘れてオフ会に向った。
集合場所にぞくぞくと集まる初対面のオフの常連の中に一人、OL風の女性がいた。
ミュールから伸びた細い脚、パステルカラーのシンプルなワンピース、ブランド物の小さいハンドバック、白い二の腕、大きすぎず小さすぎないバスト、そして淡い栗色の髪、男性に囲まれて微笑んでる彼女は高田マユコ風の美人。
「あのー、麗子さんですか?」俺は思いきって声をかけた。
【醜怖】ブスにまつわる怖い話 パート4【その6】
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- 2001年
男のブサイコってなんて言うのかな?私の大学時代のサークル仲間の話をします。
彼はかなりのシャクレで、オモロ顔でした。そして性格は一見温厚で気弱なのですが、酒が入ると説教→理由無くキレて暴力を振るうというちょっと嫌な男でした。でも一応4年間それなりに仲間として付かず離れずの関係でした。
そんな彼が、就職1年目の秋くらいから毎晩電話してくるようになったのです。
彼はロッカーというポリシーがあり(笑)、長髪のまま就職活動をしていたので、氷河期だった就職戦線でもちろん惨敗。ウチの大学の卒業生としては、かなり不本意な勤め先&仕事内容だったようです。勤め先や上司&同僚に対するグチを延々と…。
そんなに仲が良かったわけでもないのですが、初回はまあウンウンと聞いていたのです。
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彼はかなりのシャクレで、オモロ顔でした。そして性格は一見温厚で気弱なのですが、酒が入ると説教→理由無くキレて暴力を振るうというちょっと嫌な男でした。でも一応4年間それなりに仲間として付かず離れずの関係でした。
そんな彼が、就職1年目の秋くらいから毎晩電話してくるようになったのです。
彼はロッカーというポリシーがあり(笑)、長髪のまま就職活動をしていたので、氷河期だった就職戦線でもちろん惨敗。ウチの大学の卒業生としては、かなり不本意な勤め先&仕事内容だったようです。勤め先や上司&同僚に対するグチを延々と…。
そんなに仲が良かったわけでもないのですが、初回はまあウンウンと聞いていたのです。
【醜怖】ブスにまつわる怖い話 パート4【その5】
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- 2001年
今も少し交友を続けている友人がいるのですが、高校時代のそいつは本当に凄まじかったです。今までに出てきたクリーチャー達には足元にも及ばない小話ですが、どうぞお付き合いください。
見かけはそんなに強烈なブスではありません。並みのやや下の方でしょうか。あまりデブには見えないのですが、B・W・Hがほぼ一緒で、くびれのない脅威のドラム缶体型でした。
本当に平凡な、髪型を変えてきても誰にも気づかれないような地味顔ですが、かなり挙動不審なブリッコです。いえ、本人は可愛い立ち方、歩き方、喋り方をしているつもりなんでしょうが、歩き方がとても怖いのです。なんと説明すれば良いのか、上下に揺れているというか、跳ねてるように歩くんです。
そんな彼女を仮にMとしましょう。
Mの話す内容は一方的に自分の事ばかりです。中学の頃いじめられていただのなんだの…しかもその顔をどんどんこちらに近づけながら話すのです。隣同士で座って喋っても、彼女は私の顔を覗き込むように、脈絡もオチもない話を夢中で延々とするのです。
私は普段人と喋る時、その人の目を見て話すほうなのですが、Mとはいまだに目を合わせて話ができません。
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見かけはそんなに強烈なブスではありません。並みのやや下の方でしょうか。あまりデブには見えないのですが、B・W・Hがほぼ一緒で、くびれのない脅威のドラム缶体型でした。
本当に平凡な、髪型を変えてきても誰にも気づかれないような地味顔ですが、かなり挙動不審なブリッコです。いえ、本人は可愛い立ち方、歩き方、喋り方をしているつもりなんでしょうが、歩き方がとても怖いのです。なんと説明すれば良いのか、上下に揺れているというか、跳ねてるように歩くんです。
そんな彼女を仮にMとしましょう。
Mの話す内容は一方的に自分の事ばかりです。中学の頃いじめられていただのなんだの…しかもその顔をどんどんこちらに近づけながら話すのです。隣同士で座って喋っても、彼女は私の顔を覗き込むように、脈絡もオチもない話を夢中で延々とするのです。
私は普段人と喋る時、その人の目を見て話すほうなのですが、Mとはいまだに目を合わせて話ができません。