学生の時の話。 夜中に、突然友達(=M)から1本の電話があった。
M「もしもし、清香(オフラインでは本名だけど)?突然で悪いんだけど、これから会える?」
私「いいけど、どうしたの?」
M「いいからちょっと…実はもう清香の家の近くに来ているんだけど」
Mの声から、いつもと違う雰囲気を感じて、私は急いで家を出て行った。玄関の前でMは待っていた。手に異臭のする小さなゲージを抱えて。
私「…猫?」
M「うん。ちょっと見てくれる?」
ゲージを覗き込んだ私は、思わず声を上げた。
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M「もしもし、清香(オフラインでは本名だけど)?突然で悪いんだけど、これから会える?」
私「いいけど、どうしたの?」
M「いいからちょっと…実はもう清香の家の近くに来ているんだけど」
Mの声から、いつもと違う雰囲気を感じて、私は急いで家を出て行った。玄関の前でMは待っていた。手に異臭のする小さなゲージを抱えて。
私「…猫?」
M「うん。ちょっと見てくれる?」
ゲージを覗き込んだ私は、思わず声を上げた。
私「何、これ!?」
そこにいたのは、小さな子猫。
ただし、両目をタバコで焼かれて、耳を切られ、全ての足を折られ、既に内臓から腐臭を放って、虫の息になっていた猫だった。
そこにいたのは、小さな子猫。
ただし、両目をタバコで焼かれて、耳を切られ、全ての足を折られ、既に内臓から腐臭を放って、虫の息になっていた猫だった。