オーストリア・ウィーンの大聖堂で行われた、5月20日に70歳で死去したニキ・ラウダの葬儀に、数多くのファンが集まった。彼はフェラーリのレーシングスーツをまとい埋葬されるという…。



1976年ドイツグランプリでのニキ・ラウダの事故…ラウダはヘルメットが脱げてしまった影響で頭部に大火傷を負い、発生した有毒ガスを吸い込んだため、肺に深刻なダメージを受けた。全身のおよそ70%の血液を入れ替え、数日間生死の境を彷徨ったが、臨終儀式の用意のために牧師が病室に訪れた途端にラウダは驚異的なペースで回復。事故発生から6週間後の第13戦イタリアグランプリで奇跡のレース復帰を果たし、4位入賞した。(wiki:ニキ・ラウダ