発掘系まとめ

主に10年以上前のスレをあつめています。長編・読み物系が多いです。昔懐かしいまとめ。2000年前後。あと動画!

    山にまつわる怖い話

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    891: 名無しさん 03/05/03 01:18
    あなたは廃火葬場を見たことがあるでしょうか? 

    今では覚えている人もあまりいないのでしょうが、自分が住んでいた田舎では、昔は村落ごとに小さな火葬場がありました。火葬場といっても、小さな納屋くらいの大きさで、石造りの小屋です。中を覗くと、床に人一人を寝かせられるくらいの溝が掘ってあり、亡骸をそこに寝かせて焼いたのだそうです。 

    高い煙突などなかったので、使用した時には肉の焼ける匂いとかが凄かったと思われます。そのような小さな火葬場は、人里を外れて、山の中に入った所に建てられることが多かったそうです。 

    私は山歩きが好きなのですが、地元の山を縦走している時に、何度かそういう廃火葬場に出くわしたことがあります。最初に見た時には、まったく何の廃墟かわからなかったのですが、それでもイヤな雰囲気をひしひしと感じさせる気持ちの悪い場所でした。

    どの場所も使われなくなって久しいようで、草や蔦に覆われていましたが、人を焼く時には油脂分がもの凄く出るのだろうな、と何となく実感できるような有様でした。 

    これは、そんな場所に迷い込んでしまった人の体験談です。 
    【【山怪】山にまつわる怖い話【その13(完)】】の続きを読む

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    【その11】
    山

    818: 名無しさん 03/04/25 01:35
    昔、まだ私が大学生だった頃の話です。当時はよく一人で山に何日もこもっていたものです(今は恐ろしくてとてもできないような気がします…よく一人で夜とか過ごせたよなあ)。 

    中国山地を縦走していた時のこと。山に入って二日目、その日は朝から雨でした。雨の中で山歩きするのは、意外と体力を消耗するものです。へこたれた私は、いつもより早目に野営することにしました。ちょうど良い感じに張り出した岩場を見つけたのです。

    岩の下に入れば、雨風を凌ぐのに十分な広さでした。インスタントラーメンと缶詰、カロリーメイトの簡単な食事を済ませる頃には、雨天のせいかすっかり暗くなっていました。

    ほっと一息ついた私は早々と眠りについたのです。 
    【【山怪】山にまつわる怖い話【その12】】の続きを読む

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    【その9】
    山

    669: 名無しさん 03/04/05 16:10
    自分がまだ小学生くらいの時に、山で遭難した人が遺体で発見されたというニュースがテレビでやってたのね。
     
    で、その時に画面に映っていた、その亡くなった方が作ったと思われる、 木の枝を地面に並べて作られた「SOS」の文字が未だに忘れられないのよ。山の中腹あたりの、ちょっと開けた場所に白い文字で大きく「SOS」って書いているのを、報道のヘリが上から旋回しながら写してたやつなんだけど。 

    その事件の内容はからっきし思い出せないのだが、未だにその映像がトラウマになってて、山が怖い。 

    誰か知ってる人おらんかなー。
    【【山怪】山にまつわる怖い話【その10】】の続きを読む

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    【その8】
    山

    661: 名無しさん 03/04/05 04:00
    子供のころ、家族で山に行ったことがある。 

    山についたのはまだ朝方で、霧が辺りを覆っていた。僕は親の言い付けを守らず、一人で山中に歩き入り、当然のように迷子になってしまった。何時間歩き迷っただろうか。太陽はすでに頭の上にあり、お昼を食べ逃した僕は半ベソをかきながら座り込んだ。 

    ふと気付いたら、泣いている僕の傍らに人が近づいてきた。両親かと期待したのだが、まったくの別人だった。奇妙な姿をしていた。毛皮らしい服と麦藁で編んだ帽子。そして恐ろしく背が高い。僕の父より頭二つは確実に大きかったと思う。 

    話し掛けてきた。ひどく訛っていて、よく分からない。かろうじて「迷子か?」という語だけ聞き取れた。うなずくと、しばらく迷った後、僕を連れ歩き出した。 

    なぜかすぐに見覚えのある場所に出た。親の声も聞こえる。いつのまにかまた一人になっていた。

    親はすぐに僕を見つけてくれた。 

    (続く)
    【【山怪】山にまつわる怖い話【その9】】の続きを読む

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    【その7】
    山

    407: 名無しさん 03/03/12 17:56
    親父に聞いた話。 

    30年くらい前、親父はまだ自分で炭を焼いていた。山の中に作った炭窯で、クヌギやスギの炭を焼く。焼きにかかると、足かけ4日くらいの作業の間、釜の側の小屋で寝泊まりする。 

    その日は夕方から火を入れたのだが、前回焼いた時からあまり日が経っていないのに、どうしたわけか、なかなか釜の中まで火が回らない。ここで焦っては元も子もないので、親父は辛抱強く柴や薪をくべ、フイゴを踏んで火の番をしていた。 

    夜もとっぷり暮れ、辺りを静寂が支配し、薪の爆ぜる音ばかりが聞こえる。 

    パチ…パチ…パチ… 
    ザ…ザザザ… 

    背後の藪で物音がした。獣か?と思い、振り返るが姿はない。

    パチ…パチン…パチ…パチ… 
    ザザッ…ザザ ザ ザ ザ ザ ァ ァ ァ ァ ――――――――――― 

    音が藪の中を凄いスピードで移動し初めた。この時、親父はこれはこの世のモノではないなと直感し、振り向かなかった。 

    ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ  ザ 
      
    音が炭釜の周囲を回りだした。いよいよ尋常ではない。親父はジッと耐えて火を見つめていた。

    ザ… 

    「よお…何してるんだ」 

    音が止んだと思うと、親父の肩越しに誰かが話しかけてきた。

    親しげな口調だが、その声に聞き覚えはない。親父が黙っていると、声は勝手に言葉を継いだ。

    「お前、独りか?」
    「なぜ火の側にいる?」
    「炭を焼いているのだな?」 

    声は真後ろから聞こえてくる。息が掛かりそうな程の距離だ。親父は、必死の思いで振り向こうとする衝動と戦った。
    【【山怪】山にまつわる怖い話【その8】】の続きを読む

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    【その6】
    山

    363: 名無しさん 03/03/06 22:25
    普段使われていない小屋に泊まった時の事。 

    夜明け後の遅い起床に、鼻歌まで出るほど気分良く糞をしながらふと見下ろすと、とんでもない量の蛆虫がうごめいている。蛆虫の下にあるはずの糞が見えないほどの量だった。

    うねうねとした動きの中に、俺の糞は吸い込まれるように姿を消した…かのように記憶している。 

    ラジウス
    (携帯コンロ)用の燃料をぶちまけ、火でも放てばどれほど気分が良いかと考えずにはいられない光景だった。
    【【山怪】山にまつわる怖い話【その7】】の続きを読む

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    【その5】
    山

    318: 名無しさん 03/03/04 00:36
    ちょと切なくなった高校時代の体験談。 

    樽前から風不死に縦走しようとした時の事。ガスがえらいことになって、親父とはぐれちまったんですわ。コース外れて、何となくシャレにならん雰囲気。「やば、こんなんで遭難なんてシャレにならん」って右往左往してる時に「クッ」と袖が引っ張られる感触。 

    当然誰もいないんだけど、依然袖は引っ張られ続ける。ついつい引っ張られる方向へ歩いていくと、親父殿発見。ぶん殴られたけど「無事でよかった」と一安心。 結局その日は入り口まで戻って小屋に泊まりました。 

    で、寝ようと思った時にふと思い出した。無言で袖を引っ張るの、あれ山で死んだ祖母さんの癖だ。 危ないとこ行こうとしたり、なんか変なことやろうとしたら「クッ」。「ちっこい頃とさ同じだべやな。祖母ちゃん」って思わず口走っちまった。隣にいるみたいな感じがして。 

    書いてる最中に我が事ながら陳腐だなーと思ったけど、案外そんなもんなんかな。 
    【【山怪】山にまつわる怖い話【その6】】の続きを読む

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    【その4】
    山

    232: 名無しさん 03/02/10 11:42
    先月のことです。Aと俺は山へ測量に入りました。 

    山の測量に行く時は、最低3人で行くようにしていたんですけど、行くはずだった奴がインフルエンザで倒れて他に手の空いてる人も居なかったんで、しょうがなく2人で行くことになったわけです。

    でもやっぱり不安だったんで、境界を案内してくれる地元のおっさんについでに測量も手伝ってくれるように頼みました。おっさんは賃金くれればOKという事で、俺たちは3人で山に入りました。 

    前日からの雪で山は真っ白でした。でも、ポールがよく見えるので測量は意外にサクサク進みました。 

    午前中一杯かかって尾根の所まで測ったところで、おっさんの携帯が鳴りました。おっさんはしばらく話をしていましたが、通話を終えると、急に用事ができたので下りると言い出したのです。 

    おいおいって思ったんですけど、あとは小径に沿って土地の境界やから、そこを測っていけばいいからって言われて、小径沿いだったら大丈夫かもな、まぁしゃーないか、みたいなムードで、結局Aと俺の二人で続きをやることになりました。 

    ところが、おっさんと別れてすぐに急に空が曇ってきて、天候が怪しくなってきました。このまま雪になるとヤバイよな、なんて言いながら、Aと俺は早く済まそうと思ってペースを上げました。 
    【【山怪】山にまつわる怖い話【その5】】の続きを読む

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    【その3】
    山

    187: 名無しさん 03/02/02 01:31
    学生時代一人で山に行き、適当な場所で勝手にテントを張った。近くにはキャンプ場があり、悪い事ながらこそこそと水など汲むには丁度良い。

    ふと散歩を思い立ち、川にかかる橋を渡ると地面が締まった平坦な場所に出たが、そこはかなり古い墓地だった。鎌倉時代を思わせる石塔を眺めるうち、その墓地にテントを張りたくなってしまった。墓地での露営など考えたくもないし、気色悪いという思いは無論あった。 

    テントを張った場所に戻る頃には雨が降り始め、先ほどの巨木に囲まれた、平坦な地面がどうにも恋しい。 テントを大雑把にたたみ、その墓地に向かおうとした瞬間、ふと思った。 

    なぜ墓地で一夜を明かしたいんだ?なぜそんな気持になったんだ? 

    恐怖とは違う不思議な感情に捉えられ、下山を決意した。

    すでにバスは無い。夜の雨の中、麓まで歩けば3時間はかかるだろう。それでも俺は麓を目指して歩き始め、最後はほとんど走り出さんばかりになっていた。 

    なぜ、あの時に限って墓地で露営したくなったのか。怖いというより不思議な感じだ。 
    【【山怪】山にまつわる怖い話【その4】】の続きを読む

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    【その1】
    山

    90: 名無しさん 03/01/07 20:29
    俺は霊体験も無いが、ただ一つ不思議な話を親父から聞いた。 

    毎朝、山仕事で家の近くにある山に行くのが日課になっており、その日も山で作業をしていた。人の声が聞こえるから声のする方に向かったが、声のする方との距離は縮まらず姿形は全く見えないが、聞こえる声は「今日は三人の客が来るから大急ぎで支度をしなきゃならない」と言っている。

    一体何事なのかと訝しんでどんどん山奥に入っていくと、突然声は聞こえなくなり辺りはシーンと静まり返り、今いる所が何処か全く分からない。 

    ふと川の流れる音が聞こえ、その方向に進んでいくと、小川の向こう岸に蛇・蛙・鼠・鳥など色々な動物の屍骸が三つ、こんもりとした山の形に積まれている光景が現れた。

    それを見た親父はどこをどう走ったか、もう無我夢中で駆け、蒼白の顔をして家に辿り着いた。それ以来、親父はその光景を見た山に入ろうとはしなかったんだ。 

    親父は真面目で嘘をつく様な人間ではない。 【【山怪】山にまつわる怖い話【その2】】の続きを読む

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    山

    1: 名無しさん 02/12/12 01:03
    教えてくだされ。
    【【山怪】山にまつわる怖い話【その1】】の続きを読む

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    山

    ・平標山の遭難

    4: 名無しさん 2000/12/03(日) 09:48
    吹雪の時によく出会う幽霊のパーティとすれ違っても、絶対に振り向いては駄目。
    【【山怪】山にまつわる怖い話【総集編】】の続きを読む

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    【その7】
    山

    935: 名無しさん 04/11/05 02:43:19
    あの日は本当に怖い思いをしました。 

    私はその日、一人で美濃戸口から八ヶ岳の赤岳を目指していました。その日の天気はうす曇で、翌日も天気はすっきりしなさそうでした。しかし私はせっかく来たのだからと登ることに決め、樹林帯を歩き始めました。 

    行者小屋を経由し、地蔵尾根を登り、地蔵尾根を登りきった時には12時を回っていました。その日は赤岳展望荘に泊まることにしました。泊まっていたのは私と他2グループだったと思います。 中高年の夫婦が1組と、おじさん2人が1組。 翌日の日の出を期待し、就寝しました。

    明け方、私はごそごそと起き出し、日の出を見ることにしました。その日は少しもやっていましが、窓から見た朝日はそれはそれはすばらしいものでした。 

    私は荷物を用意せずに一旦建物の外に出ました。あたりの気温は多分5度くらいだったろうと思います。寒かったのでジャンパーを着ました。そして何気なく、今まで上ってきた地蔵尾根側を見たのです。すると、霧の向こうに人影が見えたような気がしました。 

    最初は気のせいかなと思いました。しばらくきょろきょろと見ていると、霧の向こうに確かに自分よりもずっと大きな怪しい人影があり、しかもその人影は動くのです。 

    しかしその影がある位置は立てるはずがないのです。私より数歩先は崖になっていて、人間が立てるわけがありません。私は恐ろしくなって建物内に戻り、誰とも話さず震えていました。結局その日は、赤岳頂上に登らず帰りました。 

    いま考えてみても、あれは得体の知れない体験でした。あの人影はもしかしたら滑落した人の亡霊かもしれません。 

    あれ以来八ヶ岳には一度も行っていません。
    【【山怪】山にまつわる怖い話 パート3【その8(完)】】の続きを読む

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    【その6】
    山

    743: 名無しさん 04/09/30 07:27:00
    丁度今頃の時期です。丹波川をハニワ男と遡行した時に人魂を見たよ。 

    翌日は先行パーティーの女が流されて、ハニワ男が引き揚げなかったら、釜に飲まれてた。水泳して身体が冷えた俺が、大キジを撃った
    (うんこ)場所が花魁淵。 

    後で知ったんだけど、花魁淵って超一級の心霊スポットなんだね。 
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    【その5】
    山

    625: 名無しさん 04/09/09 23:06
    3月の鹿島槍・天狗尾根に登った時。

    快適な雪稜を終えて下山ルートを爺・東尾根にしたので、冷池小屋の前にテントを張った。自分たちだけしかいない月明かりの晩、周りには銀世界が広がっていた。

    眠りについて5時間ほどして足音で目が覚めた。こんな時間にテントの周りを歩いている奴がいるのだ。その足音はテントの周りを時計回りに雪を踏みしめて歩いている。

    10周、20周、「オイオイ、いいかげんにしてくれよ」と言おうと、テントから首を出そうとしたところで鳥肌が立った。本能が「外を見るな」と告げている。なぜなら、月明かりでテントの外は明るいのに、影がまったくテントに映らないのだ。

    仲間は寝たまま起きない。その足音は途切れることなく続いていた。シュラフに頭を潜らせて、両耳をふさいでなんとか眠りに付こうとした。いつのまにか朝になっていた。

    あれは何だったんだろう、と仲間に聞いても知らないという。夢ではない。なぜなら、自分たちのプラ山靴とは異なる足跡が無数に残っていたのだから。
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